シラバス情報

授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード   Course Code 11E3016000
授業開講年度   Year of Class 2024年度
授業形態   Course Mode 講義(対面授業)
授業名称   Class Name MGPHI201哲学各論1/D1023哲学3
テーマ   Theme
科目名   Name of Subject MGPHI201哲学各論1
英字科目名
English Name of Subject
Advanced Study of Philosophy 1
身につく能力
Ability to be Acquired in This Class
◎=科目に最も関連する能力
〇=科目に関連する能力
知識・理解 現代社会が抱える諸問題を捉えるための幅広い基礎知識
汎用的技能 多面的思考・判断力、コミュニケーション力
態度・志向性 多様性の尊重、他者貢献、自律的学習態度
統合的な学習経験と創造的思考力 課題発見力
統合的な学習経験と創造的思考力 解決策提示力、社会参画による他者貢献
科目単位数   Credit 2
履修期   Term 春学期
教員氏名   Name of Teacher 阿部 文彦
開講キャンパス   Campus 白金
曜時   Day and Period 火曜1時限(春学期)
授業概要   Course Description この授業では、私たちが人生の重要な場面で立てている問いをすくい上げる実存哲学を扱います。春学期は、主にニーチェとハイデガーを取り上げます。ニーチェを通じて、宗教や生きる意味といった問題を考え、ハイデガーを通じて私たちの日常生活や生と死といった問題を考えます。以上のことから、柔軟な思考能力と、出来事に対して多様な視点からアプローチする方法を身につけます。授業内容をふまえたレポートを提出してもらいます。
到達目標   Class Goals 哲学の主たる目的は、知識の習得ではなく、考えることです。
この授業では、哲学者の提起するいろいろな問題を身近に引き寄せて考え、そのことを通じて、知らず知らずのうちに身につけてきた価値観や常識、固定的な視点を乗り越えることができます。
授業言語   Language 日本語
アクティブ・ラーニング   Active Learning アクティブ・ラーニング非対応
授業計画
Daily Class Schedule
【第1回】 授業内容
Content/Topic
哲学とは何か
哲学の始まりから現代までの哲学の流れを扱います
予習内容
Preparation for Class
配付資料に記載されている文献を読んでおくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業時に紹介した関連文献を読むこと。ノートを整理すること。 目安時間
Hours
2 時間
【第2回】 授業内容
Content/Topic
実存哲学概観(1)
実存哲学が登場した時代背景について考えます
予習内容
Preparation for Class
配付資料に記載されている文献を読んでおくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業時に紹介した関連文献を読むこと。ノートを整理すること。 目安時間
Hours
2 時間
【第3回】 授業内容
Content/Topic
実存哲学概観(2)
実存哲学に属するとされる哲学者たちの主要な考え方に触れます
予習内容
Preparation for Class
配付資料に記載されている文献を読んでおくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業時に紹介した関連文献を読むこと。ノートを整理すること。 目安時間
Hours
2 時間
【第4回】 授業内容
Content/Topic
ニーチェの思想展開
ノーチェの思想の概略を捉えます
予習内容
Preparation for Class
配付資料に記載されている文献を読んでおくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業時に紹介した関連文献を読むこと。ノートを整理すること。 目安時間
Hours
2 時間
【第5回】 授業内容
Content/Topic
アポロ的なものとディオニュソス的なもの
当初、ニーチェにとって何が問題だったのかを考えます
予習内容
Preparation for Class
配付資料に記載されている文献を読んでおくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業時に紹介した関連文献を読むこと。ノートを整理すること。 目安時間
Hours
2 時間
【第6回】 授業内容
Content/Topic
ニヒリズム
否定的な意味のニヒリズムと肯定的な意味でのニヒリズムの対比から、ニーチェの主張の核心を探ります
予習内容
Preparation for Class
配付資料に記載されている文献を読んでおくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業時に紹介した関連文献を読むこと。ノートを整理すること。 目安時間
Hours
2 時間
【第7回】 授業内容
Content/Topic
神の死
流布している解釈やハイデガーの解釈を通じて、「神の死」の意味について考えます
予習内容
Preparation for Class
配付資料に記載されている文献を読んでおくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業時に紹介した関連文献を読むこと。ノートを整理すること。 目安時間
Hours
2 時間
【第8回】 授業内容
Content/Topic
道徳の系譜学
「善」と「悪」の対立の起源、そしてその先にあることに触れます
予習内容
Preparation for Class
配付資料に記載されている文献を読んでおくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業時に紹介した関連文献を読むこと。ノートを整理すること。 目安時間
Hours
2 時間
【第9回】 授業内容
Content/Topic
超人・運命愛・永劫回帰
ニーチェの晩年の思想。ニーチェの到達地点について考えます
予習内容
Preparation for Class
配付資料に記載されている文献を読んでおくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業時に紹介した関連文献を読むこと。ノートを整理すること。 目安時間
Hours
2 時間
【第10回】 授業内容
Content/Topic
ハイデガーの思想展開
そもそもハイデガーが実存哲学の範疇に入れて良いのかという問題
ハイデガーが目指したものを扱います
予習内容
Preparation for Class
配付資料に記載されている文献を読んでおくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業時に紹介した関連文献を読むこと。ノートを整理すること。 目安時間
Hours
2 時間
【第11回】 授業内容
Content/Topic
時間と存在了解
『存在と時間』の問題設定とその解答の方法性を扱います
予習内容
Preparation for Class
配付資料に記載されている文献を読んでおくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業時に紹介した関連文献を読むこと。ノートを整理すること。 目安時間
Hours
2 時間
【第12回】 授業内容
Content/Topic
気分
『存在と時間』の人間分析の重要なテーマ
怖いとか不安だというのはどういうことかという問題
予習内容
Preparation for Class
配付資料に記載されている文献を読んでおくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業時に紹介した関連文献を読むこと。ノートを整理すること。 目安時間
Hours
2 時間
【第13回】 授業内容
Content/Topic
日常性の分析
忙しい日常を過ごしている私たちは、ハイデガーの目にどう映るのか
予習内容
Preparation for Class
配付資料に記載されている文献を読んでおくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業時に紹介した関連文献を読むこと。ノートを整理すること。 目安時間
Hours
2 時間
【第14回】 授業内容
Content/Topic
先駆的覚悟性
私たちは「死への存在」であること
そのことは私たちにとって何を意味するのか

課題の提出
予習内容
Preparation for Class
配付資料に記載されている文献を読んでおくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業時に紹介した関連文献を読むこと。ノートを整理すること。 目安時間
Hours
2 時間
【第15回】 授業内容
Content/Topic
総括(manabaで行う)
予習内容
Preparation for Class
配付資料に記載されている文献を読んでおくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
公開開始日時は授業の中で知らせます。 目安時間
Hours
2 時間
授業に関する注意事項   
Remarks for Class
出席は毎回かならずとります。質問があれば授業内容にかかわらず受け付けます。授業中はもちろん、授業の前後やmanabaの「個別指導コレクション」等を使用して何でも質問して下さい。
なお授業中の動画撮影は禁止です。
教科書   Texts 原典(翻訳)の抜粋集を配布しそれにそって授業を行います。
参考書   Reference Books 授業時に随時紹介します。
課題フィードバック方法区分
Assignment Feedback Method
授業時間外にmanabaで行う
課題フィードバック方法内容
Assignment Feedback Method Content
成績評価の基準   
Evaluation Criteria
授業への参加度50%、レポート50%
関連URL   Related URL
備考   Notes
添付ファイルの注意事項   Notice
更新日時   Date of  Update 2024年02月10日 23時19分19秒