シラバス情報

授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード   Course Code 11E4016001
授業開講年度   Year of Class 2024年度
授業形態   Course Mode 講義(対面授業)
授業名称   Class Name D1024哲学4
テーマ   Theme
科目名   Name of Subject D1024哲学4
英字科目名
English Name of Subject
Philosophy 4
科目単位数   Credit 2
履修期   Term 秋学期
教員氏名   Name of Teacher 阿部 文彦
開講キャンパス   Campus 白金
曜時   Day and Period 火曜1時限(秋学期)
授業概要   Course Description この授業では、私たちが人生の重要な場面で立てている問いをすくい上げる実存哲学を扱います。秋学期は、主にサルトルとメルロ=ポンティを取り上げます。サルトルを通じて、自由や他者との関係といった問題を考え、メルロ=ポンティを通じて身体や人間の成長といった問題を考えます。授業内容をふまえたレポートを提出してもらいます。
到達目標   Class Goals 哲学の主たる目的は、知識の習得ではなく、考えることです。
この授業では、哲学者の提起するいろいろな問題を身近に引き寄せて考え、そのことを通じて、知らず知らずのうちに身につけてきた価値観や常識、固定的な視点を乗り越えることができます。
授業言語   Language 日本語
アクティブ・ラーニング   Active Learning アクティブ・ラーニング非対応
授業計画
Daily Class Schedule
【第1回】 授業内容
Content/Topic
サルトルの思想概観
現象学がフランス哲学にもたらした衝撃やマルクス主義の影響にも触れます
予習内容
Preparation for Class
配付資料に記載されている文献を読んでおくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業時に紹介した関連文献を読むこと。ノートを整理すること。 目安時間
Hours
2 時間
【第2回】 授業内容
Content/Topic
対自存在と即自存在
サルトルの哲学の批判となる二元論
その功罪を考えます
予習内容
Preparation for Class
配付資料に記載されている文献を読んでおくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業時に紹介した関連文献を読むこと。ノートを整理すること。 目安時間
Hours
2 時間
【第3回】 授業内容
Content/Topic
自由とは何か(1)
自由という概念の歴史的変遷について考えます
予習内容
Preparation for Class
配付資料に記載されている文献を読んでおくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業時に紹介した関連文献を読むこと。ノートを整理すること。 目安時間
Hours
2 時間
【第4回】 授業内容
Content/Topic
自由とは何か(2)
サルトルの「自由」という概念の特異性に触れます
自由ってそもそも何?
予習内容
Preparation for Class
配付資料に記載されている文献を読んでおくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業時に紹介した関連文献を読むこと。ノートを整理すること。 目安時間
Hours
2 時間
【第5回】 授業内容
Content/Topic
自由と自己欺瞞
サルトル的な視点からすると自由というのはとても厄介なこと
その厄介なことから逃れようとする人間の姿を考えます。
予習内容
Preparation for Class
配付資料に記載されている文献を読んでおくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業時に紹介した関連文献を読むこと。ノートを整理すること。 目安時間
Hours
2 時間
【第6回】 授業内容
Content/Topic
他者との関係
サルトルにとって私と他者とは融和的な関係ではありません。
それでは融和的ではない関係とは何か。
予習内容
Preparation for Class
配付資料に記載されている文献を読んでおくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業時に紹介した関連文献を読むこと。ノートを整理すること。 目安時間
Hours
2 時間
【第7回】 授業内容
Content/Topic
自由と状況
自由はある状況からの脱出を実現しますが、そのような自由の行使もある状況に身を置くことで現実化されます。
この微妙な関係について考えます。
予習内容
Preparation for Class
配付資料に記載されている文献を読んでおくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業時に紹介した関連文献を読むこと。ノートを整理すること。 目安時間
Hours
2 時間
【第8回】 授業内容
Content/Topic
メルロ=ポンティの思想概観
身体論・政治論・絵画論など多様な論点も扱います。
予習内容
Preparation for Class
配付資料に記載されている文献を読んでおくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業時に紹介した関連文献を読むこと。ノートを整理すること。 目安時間
Hours
2 時間
【第9回】 授業内容
Content/Topic
サルトルとメルロ=ポンティ(1)
二人の差異を通じて、メルロ=ポンティの考え方の独自性を明らかにします。
予習内容
Preparation for Class
配付資料に記載されている文献を読んでおくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業時に紹介した関連文献を読むこと。ノートを整理すること。 目安時間
Hours
2 時間
【第10回】 授業内容
Content/Topic
サルトルとメルロ=ポンティ(2)
二人の哲学者の差異が明確に見て取れるのは他者についての考え方
メルロ=ポンティの他者論を扱います。
予習内容
Preparation for Class
配付資料に記載されている文献を読んでおくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業時に紹介した関連文献を読むこと。ノートを整理すること。 目安時間
Hours
2 時間
【第11回】 授業内容
Content/Topic
現象学とは何か(1)
『知覚の現象学』の序論で扱われている様々なテーマについて考えます。
予習内容
Preparation for Class
配付資料に記載されている文献を読んでおくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業時に紹介した関連文献を読むこと。ノートを整理すること。 目安時間
Hours
2 時間
【第12回】 授業内容
Content/Topic
現象学とは何か(2)
『知覚の現象学』の序論で扱われている様々なテーマについて考えます。
予習内容
Preparation for Class
配付資料に記載されている文献を読んでおくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業時に紹介した関連文献を読むこと。ノートを整理すること。 目安時間
Hours
2 時間
【第13回】 授業内容
Content/Topic
身体的存在としての人間
人間が身体をもつという当たり前なことをどう考えるか、という問題。
予習内容
Preparation for Class
配付資料に記載されている文献を読んでおくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業時に紹介した関連文献を読むこと。ノートを整理すること。 目安時間
Hours
2 時間
【第14回】 授業内容
Content/Topic
幼児における対人関係
身体的な存在として生まれた人間がどうのように他者と関わるのか。
そもそも「他者」とは何か
予習内容
Preparation for Class
配付資料に記載されている文献を読んでおくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業時に紹介した関連文献を読むこと。ノートを整理すること。 目安時間
Hours
2 時間
【第15回】 授業内容
Content/Topic
総括(manabaで行います)
予習内容
Preparation for Class
配付資料に記載されている文献を読んでおくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
公開日時は授業で知らせます。 目安時間
Hours
2 時間
授業に関する注意事項   
Remarks for Class
授業の中で触れる様々な問題を、自分の問題として考える姿勢をもって授業にのぞんでほしいと思っています。そうすれば、いろいろな事柄がよく見えてくるようになるでしょうし、柔軟な思考ができるようになるでしょう。それを踏まえて、レポート提出してもらいます。
なお授業中の動画撮影は禁止です。
教科書   Texts 原典(翻訳)の抜粋集を配布しそれにそって授業を行います。
参考書   Reference Books 授業時に随時紹介します。
課題フィードバック方法区分
Assignment Feedback Method
授業時間外にmanabaで行う
課題フィードバック方法内容
Assignment Feedback Method Content
成績評価の基準   
Evaluation Criteria
授業への参加度50%、レポート50%
関連URL   Related URL
備考   Notes
添付ファイルの注意事項   Notice
更新日時   Date of  Update 2024年03月19日 15時00分29秒