授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード Course Code |
11G6014000
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授業開講年度 Year of Class |
2024年度
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授業形態 Course Mode |
講義(対面授業)
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授業名称 Class Name |
MGLOG212現代論理学2/D1046論理学6
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テーマ Theme |
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科目名 Name of Subject |
MGLOG212現代論理学2
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英字科目名 English Name of Subject |
Mathematical Logic 2
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身につく能力
Ability to be Acquired in This Class
◎=科目に最も関連する能力
〇=科目に関連する能力
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知識・理解
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現代社会が抱える諸問題を捉えるための幅広い基礎知識
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〇
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汎用的技能
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多面的思考・判断力、コミュニケーション力
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◎
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態度・志向性
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多様性の尊重、他者貢献、自律的学習態度
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〇
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統合的な学習経験と創造的思考力
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課題発見力
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〇
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統合的な学習経験と創造的思考力
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解決策提示力、社会参画による他者貢献
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科目単位数 Credit |
2
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履修期 Term |
秋学期
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教員氏名 Name of Teacher |
奥村 大介
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開講キャンパス Campus |
白金
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曜時 Day and Period |
金曜2時限(秋学期)
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授業概要 Course Description |
この授業は現代論理学の概説的講義である。「論理」とはそもそも何であるか。論理は言語あるいは記号とどうかかわり、それは歴史的にどのように探求されてきたもので、哲学のなかで、さらに文化のなかでいかなる位置を占め、現代の論理学においては、いかなる知識形態をとっているのか。極度に形式的な表現をとる現代論理学はどのような哲学的問題を解決するために要請され、そしてその成立によって新たに浮上してきた哲学的問題は何であったか。本講義は現代論理学の背景・構造・帰趨を概観することで、これらの問題を探求する。
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到達目標 Class Goals |
現代の記号論理学(数理論理学)を概観し、この学問に特有の形式的思考法・表現法を身につける。同時に、哲学・思想における論理(学)の役割について概観的知識を得ることを目標とする。
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授業言語 Language |
日本語
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アクティブ・ラーニング Active Learning |
アクティブ・ラーニング非対応
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授業計画 Daily Class Schedule
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【第1回】
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授業内容 Content/Topic
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ガイダンス
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予習内容 Preparation for Class
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シラバスに目を通しておく。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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授業で配布した資料を読み返す。余裕があれば、配布資料に示した参考文献に目を通す。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第2回】
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授業内容 Content/Topic
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哲学にとって論理とは何か
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予習内容 Preparation for Class
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前回の授業内容を確認しておく。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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授業で扱った演習問題を自力で解けるか確認する。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第3回】
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授業内容 Content/Topic
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命題論理の概説
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予習内容 Preparation for Class
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前回の授業内容を確認しておく。教科書の第1章に目を通しておく。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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授業で扱った演習問題を自力で解けるか確認する。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第4回】
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授業内容 Content/Topic
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述語論理(1)――概要
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予習内容 Preparation for Class
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前回の授業内容を確認しておく。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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授業で扱った演習問題を自力で解けるか確認する。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第5回】
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授業内容 Content/Topic
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述語論理(2)――意味論
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予習内容 Preparation for Class
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前回の授業内容を確認しておく。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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授業で扱った演習問題を自力で解けるか確認する。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第6回】
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授業内容 Content/Topic
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述語論理(3)――構文論
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予習内容 Preparation for Class
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前回の授業内容を確認しておく。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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授業で扱った演習問題を自力で解けるか確認する。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第7回】
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授業内容 Content/Topic
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パラドックス(1)
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予習内容 Preparation for Class
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前回の授業内容を確認しておく。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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授業で扱った演習問題を自力で解けるか確認する。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第8回】
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授業内容 Content/Topic
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パラドックス(2)
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予習内容 Preparation for Class
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前回の授業内容を確認しておく。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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授業で扱った演習問題を自力で解けるか確認する。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第9回】
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授業内容 Content/Topic
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形式主義(1)
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予習内容 Preparation for Class
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前回の授業内容を確認しておく。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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授業で扱った演習問題を自力で解けるか確認する。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第10回】
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授業内容 Content/Topic
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形式主義(2)
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予習内容 Preparation for Class
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前回の授業内容を確認しておく。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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授業で扱った演習問題を自力で解けるか確認する。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第11回】
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授業内容 Content/Topic
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メタ論理
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予習内容 Preparation for Class
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前回の授業内容を確認しておく。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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授業で扱った演習問題を自力で解けるか確認する。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第12回】
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授業内容 Content/Topic
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直観主義論理
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予習内容 Preparation for Class
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前回の授業内容を確認しておく。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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授業で扱った演習問題を自力で解けるか確認する。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第13回】
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授業内容 Content/Topic
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不完全性定理(1)
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予習内容 Preparation for Class
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前回の授業内容を確認しておく。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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授業で扱った演習問題を自力で解けるか確認する。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第14回】
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授業内容 Content/Topic
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不完全性定理(2)
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予習内容 Preparation for Class
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前回の授業内容を確認しておく。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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授業で扱った演習問題を自力で解けるか確認する。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第15回】
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授業内容 Content/Topic
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総括・課題提出
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予習内容 Preparation for Class
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前回の授業内容を確認しておく。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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授業で扱った演習問題を自力で解けるか確認する。
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目安時間 Hours
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2 時間
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授業に関する注意事項 Remarks for Class |
常識的な日常生活が送れる程度の日本語能力と理解力を備えていることは当然ながら必須である。命題論理の知識をもっていることが望まれるので、論理学5をあわせて受講するか、教科書の第1章を独習しておくことを強く勧める。ただし、命題論理についても或る程度の説明を行なう。
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教科書 Texts |
野矢茂樹『論理学』東京大学出版会、1994年【必須】
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参考書 Reference Books |
野矢茂樹『まったくゼロからの論理学』岩波書店、2020年 E.ナゲール&J.R.ニューマン『数学から超数学へ』白揚社、1968年 D.R.ホフスタッター『ゲーデル、エッシャー、バッハ』白揚社、1985年 *その他、授業内で随時指示する。
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課題フィードバック方法区分 Assignment Feedback Method |
授業時間内に講評・解説を行う
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課題フィードバック方法内容 Assignment Feedback Method Content |
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成績評価の基準 Evaluation Criteria |
期末レポート80%、授業への参加度20%で評価する。レポートは複数の課題のなかから一つを選択して解答するものとし、課題は授業期間の中頃に配布する。評価方法の詳細については初回ガイダンスで案内する。
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関連URL Related URL |
https://sites.google.com/site/daisouquet/top/ 授業に関する補足情報、緊急連絡などを掲載する場合がある。適宜確認されたい。
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備考 Notes |
第2回授業までに教科書を入手し、授業には毎回持参すること(教科書を入手せずに履修することは認めない)。履修上の詳細な注意事項等を説明するのでガイダンスには必ず出席されたい。 質問等は授業後に直接、またはメール(okumuradaisuke1884[at]gmail.com)で受け付ける。メールには氏名、所属(大学・学部・専攻などの名称)、履修授業名を明瞭・正確に記載し、内容がはっきりとわかる件名にされたい(そのように書かれていないメールには応答しない場合がある)。
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添付ファイルの注意事項 Notice |
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更新日時 Date of Update |
2024年02月16日 18時53分04秒
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