シラバス情報

授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード   Course Code 11J1066000
授業開講年度   Year of Class 2024年度
授業形態   Course Mode 講義(対面授業)
授業名称   Class Name MGPSY101心理学入門1/D1061心理学1
テーマ   Theme 心理学入門(1)
科目名   Name of Subject MGPSY101心理学入門1
英字科目名
English Name of Subject
Introduction to Psychology 1
身につく能力
Ability to be Acquired in This Class
◎=科目に最も関連する能力
〇=科目に関連する能力
知識・理解 現代社会が抱える諸問題を捉えるための幅広い基礎知識
汎用的技能 多面的思考・判断力、コミュニケーション力
態度・志向性 多様性の尊重、他者貢献、自律的学習態度
統合的な学習経験と創造的思考力 課題発見力
統合的な学習経験と創造的思考力 解決策提示力、社会参画による他者貢献
科目単位数   Credit 2
履修期   Term 春学期
教員氏名   Name of Teacher 平田 裕美
開講キャンパス   Campus 白金
曜時   Day and Period 金曜2時限(春学期)
授業概要   Course Description 心理学は、自己を知り、他者を理解するという、人そのものの理解を促す学問である。本講義では、日常生活で役立つ知識・判断・技術を養う教養を身につけることを目的として、個人と社会の関係やこころのメカニズムなどについて、幾つかのトピックを紹介しながら、社会行動、人格、感覚・知覚、記憶・学習、思考・言語、感情・動機づけ、臨床、発達の8領域を春学期と秋学期を通じて学ぶ。
到達目標   Class Goals 本講義の受講より、1.心理学の学問領域に関するイメージを具体的に説明することができる。2.人間の心理的側面、行動的側面から、個々の「自己の可能性」と他者への理解力を検討することができる。3.心理、実験(面接、調査、観察など)を自ら実施し、コミュニケーション力を高めることができる。
授業言語   Language 日本語
アクティブ・ラーニング   Active Learning アクティブ・ラーニング対応
授業計画
Daily Class Schedule
【第1回】 授業内容
Content/Topic
心理学の領域
  現在の心理学の動向より、社会行動、人格、感覚・知覚、記憶・学習、思考・言語、感情・動機づけ、臨床、発達などの心理学における領域を紹介する。同時に、本講義の流れ、進め方、目的を説明する。
予習内容
Preparation for Class
1.授業内容を深める文献や書籍に関する自修をする。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
1.授業の流れ、進め方、目的を理科資する。
2.授業内容の基本的な知識や手法理解などに関する復習をする。
目安時間
Hours
2 時間
【第2回】 授業内容
Content/Topic
社会行動(1)集団心理の作用と個人
特殊集団心理に見られる、同調行動、傍観者効果、スケープゴード、そしてリーダーシップについて解説すると共に、ヒトは
他者との関係性から、どれだけ自己を判断し、イメージしているのかについて考える。
予習内容
Preparation for Class
1.配布資料を事前に読んでおく。
2.授業内容を深める文献や書籍に関する自修をする。
目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
1.授業内容をノート整理する。
2.授業内容の基本的な知識や手法理解などに関する復習をする。
目安時間
Hours
2 時間
【第3回】 授業内容
Content/Topic
社会行動(2)断りきれない「こころ」の不可思議さ
報道などにより注意喚起されていても、悪徳商法や勧誘、そしてカルト集団に関わる報道は多い。その断りきれない「こころ」の不可思議について、説得的コミュニケーションの視点から解説する。
予習内容
Preparation for Class
1.配布資料を事前に読んでおく。
2.授業内容を深める文献や書籍に関する自修をする。
目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
1.授業内容をノート整理する。
2.授業内容の基本的な知識や手法理解などに関する復習をする。
目安時間
Hours
2 時間
【第4回】 授業内容
Content/Topic
事例検討
 これまでの講義と関連した事例を紹介し、検証する。
予習内容
Preparation for Class
1.配布資料を事前に読んでおく。
2.授業内容を深める文献や書籍に関する自修をする。
目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
1.授業内容をノート整理する。
2.授業内容の基本的な知識や手法理解などに関する復習をする。
目安時間
Hours
2 時間
【第5回】 授業内容
Content/Topic
人格(1)人格(パーソナリティ)の基礎
   人格(パーソナリティ)に関する基礎と類型論・特性論のそれぞれの特徴について説明する。
予習内容
Preparation for Class
1.配布資料を事前に読んでおく。
2.授業内容を深める文献や書籍に関する自修をする。
目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
1.授業内容をノート整理する。
2.授業内容の基本的な知識や手法理解などに関する復習をする。
目安時間
Hours
2 時間
【第6回】 授業内容
Content/Topic
人格(2)測定の測定
   質問紙法、投影法、面接法、観察法についての体験をする。
予習内容
Preparation for Class
1.配布資料を事前に読んでおく。
2.授業内容を深める文献や書籍に関する自修をする。
目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
1.授業内容をノート整理する。
2.授業内容の基本的な知識や手法理解などに関する復習をする。
目安時間
Hours
2 時間
【第7回】 授業内容
Content/Topic
感覚と知覚(1):五感と日常生活
   ゲシュタルト、錯視(ミューラーリヤーなど)、奥行き、恒常性、運動の知覚(動いて見える世界と、静止して見える世界)についての認識を深める。
予習内容
Preparation for Class
1.配布資料を事前に読んでおく。
2.授業内容を深める文献や書籍に関する自修をする。
目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
1.授業内容をノート整理する。
2.授業内容の基本的な知識や手法理解などに関する復習をする。
目安時間
Hours
2 時間
【第8回】 授業内容
Content/Topic
記憶(1)記憶の方法
 学習との関連から取り上げられることが多い「記憶」について、記憶の仕方を学ぶ。
予習内容
Preparation for Class
1.配布資料を事前に読んでおく。
2.授業内容を深める文献や書籍に関する自修をする。
目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
1.授業内容をノート整理する。
2.授業内容の基本的な知識や手法理解などに関する復習をする。
目安時間
Hours
2 時間
【第9回】 授業内容
Content/Topic
記憶(2)記憶の種類
 エラーや改ざんの視点から報告されている「記憶」について、ヒトの記憶が、いかに都合よく書きかえられているのかに関する現時点での研究成果や動向を理解する。
予習内容
Preparation for Class
1.配布資料を事前に読んでおく。
2.授業内容を深める文献や書籍に関する自修をする。
目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
1.授業内容をノート整理する。
2.授業内容の基本的な知識や手法理解などに関する復習をする。
目安時間
Hours
2 時間
【第10回】 授業内容
Content/Topic
思考と言語:批判的思考(critical thinking)
 限られた情報(知識)から物事を推理し、判断しようとするヒトは、常に、合理的、かつ正しい判断をしているのか。そのような疑問に、「うわさはウソ?本当?」を題材に、言語による情報の捉え方、処理の仕方、そして自分の行動が言葉により、どのように変化するのかについてを考える。
予習内容
Preparation for Class
1.配布資料を事前に読んでおく。
2.授業内容を深める文献や書籍に関する自修をする。
目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
1.授業内容をノート整理する。
2.授業内容の基本的な知識や手法理解などに関する復習をする。
目安時間
Hours
2 時間
【第11回】 授業内容
Content/Topic
事例検討
 これまでの講義と関連した事例を紹介し、検証する。
予習内容
Preparation for Class
1.配布資料を事前に読んでおく。
2.授業内容を深める文献や書籍に関する自修をする。
目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
1.授業内容をノート整理する。
2.授業内容の基本的な知識や手法理解などに関する復習をする。
目安時間
Hours
2 時間
【第12回】 授業内容
Content/Topic
学習(1)正の強化・負の強化
 「学習」の視点から、正の強化(賞)と負の強化(罰)に関する経験を思い起こし、途中で、目の前の課題を投げ出してしまう心理と投げ出さずに課題を遂行する心理についてを理解する。
予習内容
Preparation for Class
1.配布資料を事前に読んでおく。
2.授業内容を深める文献や書籍に関する自修をする。
目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
1.授業内容をノート整理する。
2.授業内容の基本的な知識や手法理解などに関する復習をする。
目安時間
Hours
2 時間
【第13回】 授業内容
Content/Topic
学習(2)万能感と有能感
「おもしろい」「楽しい」などの知的好奇心に対応した「自ら学ぶ意欲」は学習行動には重要である。だが「自分は何でも出来る」という万能感覚を取り違えると、自分の可能性を試す機会を取り逃がしてしまう恐れがある。この感覚についてを検証する。
予習内容
Preparation for Class
1.配布資料を事前に読んでおく。
2.授業内容を深める文献や書籍に関する自修をする。
目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
1.授業内容をノート整理する。
2.授業内容の基本的な知識や手法理解などに関する復習をする。
目安時間
Hours
2 時間
【第14回】 授業内容
Content/Topic
授業内定期試験
予習内容
Preparation for Class
1.試験に向けて、配布資料を事前に理解しておく。
2.授業内容を深める文献や書籍に関する自修をする。
目安時間
Hours
3 時間
復習内容
Review of Class
1.試験内容について、振り返る。 目安時間
Hours
3 時間
【第15回】 授業内容
Content/Topic
本授業における課題
  講義での解説に関する振り返りを行う。
予習内容
Preparation for Class
1.教員の指示に基づき、自主学習する。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
1.授業時の試験結果について、授業内容を主として振り返る。
2.授業内容の基本的な知識や手法理解などに関する復習をする。
目安時間
Hours
2 時間
授業に関する注意事項   
Remarks for Class
知的好奇心にあふれる受講生を歓迎するが、私語や他教科の準備(作業)、携帯スマートフォンなどの操作(ゲーム、SNS、ラインなど)は認めません。
またChatGPTなどの生成系AIやウィキペディア等の文章をほとんどそのまま書き写して、レポートや論文を作成することは、剽窃(不正行為)にあたり、場合によっては著作権侵害にもなります。
課題作成で生成系AIを利用する際には、教員の指示を受けてください。
教科書   Texts テキストなし。
授業にて、受講生の皆さんがそれぞれに作成したノートが本授業のテキストとなり、試験対策ノートとなります。
参考書   Reference Books 平田裕美・伊藤美奈子(2015)『心理学入門ーこころの仕組みを理解する』建帛社.東京(2200円)。
授業時に、各章に関連した参考図書を事前事後学習教材として随時紹介する。その中から、受講生のみなさんが自ら選択して読むことを奨励する。
課題フィードバック方法区分
Assignment Feedback Method
授業時間内に講評・解説を行い、授業時間外はmanabaで行う
課題フィードバック方法内容
Assignment Feedback Method Content
成績評価の基準   
Evaluation Criteria
明治学院大学成績基準評価に従い、授業への参加態度(小テスト、レポート含む)40%、授業内定期試験60%を総合して評価する。
関連URL   Related URL
備考   Notes 以上は予定である。学生のみなさんの興味、関心、グループワークの進度により変更される。
添付ファイルの注意事項   Notice
更新日時   Date of  Update 2024年02月21日 15時57分24秒