シラバス情報

授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード   Course Code 11P1086200
授業開講年度   Year of Class 2024年度
授業形態   Course Mode 講義(対面授業)
授業名称   Class Name MGJPS101日本文化論入門1/D1121日本文化論1
テーマ   Theme カミと日本文化
科目名   Name of Subject MGJPS101日本文化論入門1
英字科目名
English Name of Subject
Introduction to Japanese Cultural Studies 1
身につく能力
Ability to be Acquired in This Class
◎=科目に最も関連する能力
〇=科目に関連する能力
知識・理解 現代社会が抱える諸問題を捉えるための幅広い基礎知識
汎用的技能 多面的思考・判断力、コミュニケーション力
態度・志向性 多様性の尊重、他者貢献、自律的学習態度
統合的な学習経験と創造的思考力 課題発見力
統合的な学習経験と創造的思考力 解決策提示力、社会参画による他者貢献
科目単位数   Credit 2
履修期   Term 春学期
教員氏名   Name of Teacher 吉村 均
開講キャンパス   Campus 白金
曜時   Day and Period 金曜3時限(春学期)
授業概要   Course Description 明治以降の学校教育は、西洋の知識や技術を取り入れることを基本発想としているため、日本文化について総合的に捉え、理解することができなくなってしまっている。講義では柳田国男と折口信夫の民俗学を手がかりに、神とそのまつりの構造とその性格、歌や物語との関係など、現代とのつながりを意識しつつ近代以前の人々の心を探る。
到達目標   Class Goals 国際社会においては自国の文化を説明することが求められる。日本の宗教と文化について理解し、説明できる能力を養うことを目指す。
授業言語   Language 日本語
アクティブ・ラーニング   Active Learning アクティブ・ラーニング非対応
授業計画
Daily Class Schedule
【第1回】 授業内容
Content/Topic
春学期の授業内容や授業の進め方についての説明
はじめに:近代教育の問題点・神仏分離
予習内容
Preparation for Class
『神と仏の倫理思想〔改訂版〕』一章1 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
manabaの教材を使って復習。 目安時間
Hours
2 時間
【第2回】 授業内容
Content/Topic
民俗学と日本の神:手がかりとしての民俗学・『常陸国風土記』のまつりの開始の記事・日本人が「カミ」という言葉で呼んだもの・神と日本文化
予習内容
Preparation for Class
『神と仏の倫理思想〔改訂版〕』一章3、三章1 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
manabaの教材を使って復習。 目安時間
Hours
2 時間
【第3回】 授業内容
Content/Topic
宗教と文芸・芸能①:「唱導文芸」という捉え方・柳田国男と折口信夫の対立、相違点・和歌の発生・なぜ人は「あの世」を想定するか・文化のふたつのレベル
予習内容
Preparation for Class
『神と仏の倫理思想〔改訂版〕』一章3 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
manabaの教材を使って復習。 目安時間
Hours
2 時間
【第4回】 授業内容
Content/Topic
宗教と文芸・芸能②:「貴種流離」・物語という形式・『竹取物語』を読む
予習内容
Preparation for Class
『神と仏の倫理思想〔改訂版〕』三章2 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
manabaの教材を使って復習。 目安時間
Hours
2 時間
【第5回】 授業内容
Content/Topic
仏教の伝来と定着①:柳田国男と折口信夫の仏教の捉え方の違い・旅人への教え・古代国家と仏教
予習内容
Preparation for Class
『神と仏の倫理思想〔改訂版〕』三章1、三章2、一章3 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
manabaの教材を使って復習。 目安時間
Hours
2 時間
【第6回】 授業内容
Content/Topic
仏教の伝来と定着②:因果を見通す仏の眼・旅をして自然のなかで修行する僧と、神まつり・死者のまつりへの関与
予習内容
Preparation for Class
『神と仏の倫理思想〔改訂版〕』三章1 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
manabaの教材を使って復習。 目安時間
Hours
2 時間
【第7回】 授業内容
Content/Topic
神仏習合と芸道①:伝統仏教の性格と神仏習合・芸道
予習内容
Preparation for Class
『神と仏の倫理思想〔改訂版〕』一章1、三章3 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
manabaの教材を使って復習。 目安時間
Hours
2 時間
【第8回】 授業内容
Content/Topic
神仏習合と芸道②:世阿弥と夢幻能1
予習内容
Preparation for Class
『神と仏の倫理思想〔改訂版〕』三章3 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
manabaの教材を使って復習。 目安時間
Hours
2 時間
【第9回】 授業内容
Content/Topic
神仏習合と芸道②:世阿弥と夢幻能2
予習内容
Preparation for Class
『神と仏の倫理思想〔改訂版〕』三章3 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
manabaの教材を使って復習。 目安時間
Hours
2 時間
【第10回】 授業内容
Content/Topic
神仏習合と芸道②:世阿弥と夢幻能3
予習内容
Preparation for Class
『神と仏の倫理思想〔改訂版〕』三章2 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
manabaの教材を使って復習。 目安時間
Hours
2 時間
【第11回】 授業内容
Content/Topic
神仏習合と芸道④:中世の知のありかた
予習内容
Preparation for Class
『神と仏の倫理思想〔改訂版〕』三章3、「その後の展開」 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
manabaの教材を使って復習。 目安時間
Hours
2 時間
【第12回】 授業内容
Content/Topic
キリスト教の伝来とその影響を探る
予習内容
Preparation for Class
『神と仏の倫理思想〔改訂版〕』「その後の展開」 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
manabaの教材を使って復習。 目安時間
Hours
2 時間
【第13回】 授業内容
Content/Topic
新しい知のあり方:儒学・国学
予習内容
Preparation for Class
『神と仏の倫理思想〔改訂版〕』「その後の展開」 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
manabaの教材を使って復習。 目安時間
Hours
2 時間
【第14回】 授業内容
Content/Topic
近代化とその問題点・和辻倫理学を手がかりに考える
予習内容
Preparation for Class
『神と仏の倫理思想〔改訂版〕』一章1、一章2、「その後の展開」「補論」 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
manabaの教材を使って復習。 目安時間
Hours
2 時間
【第15回】 授業内容
Content/Topic
まとめ(manabaを使っておこなう。教室での授業はない)
予習内容
Preparation for Class
授業全体を見直しておくこと 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
manabaの教材を使って全体を復習。 目安時間
Hours
2 時間
授業に関する注意事項   
Remarks for Class
定期試験期間に試験を実施する。原則的に毎回manabaに課題(小テスト)を出すので、教室で授業を受けている学生も、次の授業までに復習をして解答してほしい(平常点に反映される)。
教科書   Texts 吉村均『神と仏の倫理思想 日本仏教を読み直す(改訂版)』北樹出版。
参考書   Reference Books 吉村均『日本人なら知っておきたい日本の伝統文化』ちくま新書
課題フィードバック方法区分
Assignment Feedback Method
授業時間外にmanabaで行う
課題フィードバック方法内容
Assignment Feedback Method Content
成績評価の基準   
Evaluation Criteria
平常点30%定期試験70%の割合で評価する。
関連URL   Related URL
備考   Notes
添付ファイルの注意事項   Notice
更新日時   Date of  Update 2024年02月16日 13時23分40秒