シラバス情報

授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード   Course Code 11Y4016100
授業開講年度   Year of Class 2024年度
授業形態   Course Mode 講義(対面授業)
授業名称   Class Name MGSOS103社会科学概論3/D1293社会科学概論3
テーマ   Theme 現代社会と社会学(1)
科目名   Name of Subject MGSOS103社会科学概論3
英字科目名
English Name of Subject
Introduction to Social Sciences 3
身につく能力
Ability to be Acquired in This Class
◎=科目に最も関連する能力
〇=科目に関連する能力
知識・理解 現代社会が抱える諸問題を捉えるための幅広い基礎知識
汎用的技能 多面的思考・判断力、コミュニケーション力
態度・志向性 多様性の尊重、他者貢献、自律的学習態度
統合的な学習経験と創造的思考力 課題発見力
統合的な学習経験と創造的思考力 解決策提示力、社会参画による他者貢献
科目単位数   Credit 2
履修期   Term 春学期
教員氏名   Name of Teacher 中田 英樹
開講キャンパス   Campus 白金
曜時   Day and Period 火曜3時限(春学期)
授業概要   Course Description  授業では、ラテンアメリカを意識しつつ、「グローバル・サウス」などともいわれる、世界的な不正義や不自由をもたらした近代社会科学に関して、下記の諸参考書などを用いながら、概観を解説する。
 いっぽうで、授業外では受講生は、バイトや通学といった身近な範囲での授業で指示していく「近代」を考えるためのお題をめぐって授業を応用しながら考えて貰いリアクションペーパーを書いてもらう代わりに提出してもらう。
到達目標   Class Goals  この私たちの暮らす、グローバリゼーションの資本主義社会を日常生活から見渡す眼力を養う。「新世界」が世界地図に現れ、資本主義が西洋で誕生し、グローバルに展開して今に至る、この私たちの「近代」である。
 「大航海時代」などといった高校世界史での基礎知識から始めて、「ネオリベラリズム」や「新人世」「Z世代」といった、これからの社会に飛び込んでいくための諸単語や考え方を身につける。
授業言語   Language 日本語
アクティブ・ラーニング   Active Learning アクティブ・ラーニング非対応
授業計画
Daily Class Schedule
【第1回】 授業内容
Content/Topic
イントロダクション:本授業の指針や注意事項など
(※:シラバスにある授業の進行予定内容は、学生の反応に基づき変更がありえる。すべて受講生はこのシラバスをみながら授業の際には掲示板をサイトをチェックすること)

授業に関する注意事項・成績評価に関する詳細な説明
(肝心のポイントはサイトに掲示します)
予習内容
Preparation for Class
自分の将来と社会の行く先について問題だと思う点を三点考えてアップする 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業の内容を踏まえて、「今週のお題(大学の勉強とはそれまでとなにが違うのか)」に関してコメントペーパーを書いてアップする 目安時間
Hours
2 時間
【第2回】 授業内容
Content/Topic
学期最終回までの総合レポートに関する説明
・授業に関する注意事項・成績評価に関する詳細な説明
・本授業が独特に設定するレポート「今週のお題」と「期末レポート」のお題の詳説
予習内容
Preparation for Class
「大学の授業とは高校までの授業とは何か違うのか」ということに関して、コメントペーパーを書いてアップする。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
「今週のお題」に対してレポートのまとめ、提出する。また、これ以降も同じく、授業を休んだ回や、積極的に参加しなかった回のリアクションペーパーは、追って提出すること。ただし期限を過ぎているので大幅な減点はあると理解いただきたい。 目安時間
Hours
2 時間
【第3回】 授業内容
Content/Topic
はたして日本は先進国なのか
予習内容
Preparation for Class
配布されたテキストを熟読してくる。授業では読んできたものとして進める。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
「今週のお題」に対してレポートのまとめ、提出する。また、これ以降も同じく、授業を休んだ回や、積極的に参加しなかった回のリアクションペーパーは、追って提出すること。ただし期限を過ぎているので大幅な減点はあると理解いただきたい。 目安時間
Hours
2 時間
【第4回】 授業内容
Content/Topic
生き辛い今の日本社会① ──なぜ、どのようにこんなになったのかを考える
予習内容
Preparation for Class
配布されたテキストを熟読してくる。授業では読んできたものとして進める。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
「今週のお題」に対してレポートのまとめ、提出する。また、これ以降も同じく、授業を休んだ回や、積極的に参加しなかった回のリアクションペーパーは、追って提出すること。ただし期限を過ぎているので大幅な減点はあると理解いただきたい。 目安時間
Hours
2 時間
【第5回】 授業内容
Content/Topic
生き辛い今の日本社会② ──なぜ、「あのころは良かったのか」を考える
予習内容
Preparation for Class
配布されたテキストを熟読してくる。授業では読んできたものとして進める。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
「今週のお題」に対してレポートのまとめ、提出する。また、これ以降も同じく、授業を休んだ回や、積極的に参加しなかった回のリアクションペーパーは、追って提出すること。ただし期限を過ぎているので大幅な減点はあると理解いただきたい。 目安時間
Hours
2 時間
【第6回】 授業内容
Content/Topic
「資本主義システム」という考え方 ──斉藤幸平『人新世の「資本論」』を紐解く
予習内容
Preparation for Class
配布されたテキストを熟読してくる。授業では読んできたものとして進める。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
「今週のお題」に対してレポートのまとめ、提出する。また、これ以降も同じく、授業を休んだ回や、積極的に参加しなかった回のリアクションペーパーは、追って提出すること。ただし期限を過ぎているので大幅な減点はあると理解いただきたい。 目安時間
Hours
2 時間
【第7回】 授業内容
Content/Topic
人類の課題「SDGs」を批判的に考える① ──大企業による「エコの押し売り」
予習内容
Preparation for Class
配布されたテキストを熟読してくる。授業では読んできたものとして進める。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
「今週のお題」に対してレポートのまとめ、提出する。また、これ以降も同じく、授業を休んだ回や、積極的に参加しなかった回のリアクションペーパーは、追って提出すること。ただし期限を過ぎているので大幅な減点はあると理解いただきたい。 目安時間
Hours
2 時間
【第8回】 授業内容
Content/Topic
『人新世の「資本論」』のSDGs批判とは結局のところ何を言っているのか
予習内容
Preparation for Class
配布されたテキストを熟読してくる。授業では読んできたものとして進める。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
「今週のお題」に対してレポートのまとめ、提出する。また、これ以降も同じく、授業を休んだ回や、積極的に参加しなかった回のリアクションペーパーは、追って提出すること。ただし期限を過ぎているので大幅な減点はあると理解いただきたい。 目安時間
Hours
2 時間
【第9回】 授業内容
Content/Topic
人類の課題「多文化共生」を考える① ──グァテマラにおける「コーヒーの先住民」
予習内容
Preparation for Class
配布されたテキストを熟読してくる。授業では読んできたものとして進める。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
「今週のお題」に対してレポートのまとめ、提出する。また、これ以降も同じく、授業を休んだ回や、積極的に参加しなかった回のリアクションペーパーは、追って提出すること。ただし期限を過ぎているので大幅な減点はあると理解いただきたい。 目安時間
Hours
2 時間
【第10回】 授業内容
Content/Topic
人類の課題「多文化共生」を考える② ──メキシコにおける「トウモロコシの女性たち」を考える
予習内容
Preparation for Class
配布されたテキストを熟読してくる。授業では読んできたものとして進める。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
「今週のお題」に対してレポートのまとめ、提出する。また、これ以降も同じく、授業を休んだ回や、積極的に参加しなかった回のリアクションペーパーは、追って提出すること。ただし期限を過ぎているので大幅な減点はあると理解いただきたい。 目安時間
Hours
2 時間
【第11回】 授業内容
Content/Topic
グローバル資本主義に対抗するための身構え① ──「バルサローナ・ウン・クムー」運動
予習内容
Preparation for Class
配布されたテキストを熟読してくる。授業では読んできたものとして進める。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
「今週のお題」に対してレポートのまとめ、提出する。また、これ以降も同じく、授業を休んだ回や、積極的に参加しなかった回のリアクションペーパーは、追って提出すること。ただし期限を過ぎているので大幅な減点はあると理解いただきたい。 目安時間
Hours
2 時間
【第12回】 授業内容
Content/Topic
サパティスタ民族解放軍のNAFTAに抗した武装蜂起
予習内容
Preparation for Class
配布されたテキストを熟読してくる。授業では読んできたものとして進める。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
「今週のお題」に対してレポートのまとめ、提出する。また、これ以降も同じく、授業を休んだ回や、積極的に参加しなかった回のリアクションペーパーは、追って提出すること。ただし期限を過ぎているので大幅な減点はあると理解いただきたい。 目安時間
Hours
2 時間
【第13回】 授業内容
Content/Topic
「闘い "pelear"」と「戦い "luchar"」 ──サパティスタ民族解放軍とサパティスタ民族解放運動
予習内容
Preparation for Class
配布されたテキストを熟読してくる。授業では読んできたものとして進める。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
「今週のお題」に対してレポートのまとめ、提出する。また、これ以降も同じく、授業を休んだ回や、積極的に参加しなかった回のリアクションペーパーは、追って提出すること。ただし期限を過ぎているので大幅な減点はあると理解いただきたい。 目安時間
Hours
2 時間
【第14回】 授業内容
Content/Topic
国民国家を考えることの必要性 ──「草の根」の市民運動と近代の危機
予習内容
Preparation for Class
配布されたテキストを熟読してくる。授業では読んできたものとして進める。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
「今週のお題」に対してレポートのまとめ、提出する。また、これ以降も同じく、授業を休んだ回や、積極的に参加しなかった回のリアクションペーパーは、追って提出すること。ただし期限を過ぎているので大幅な減点はあると理解いただきたい。 目安時間
Hours
2 時間
【第15回】 授業内容
Content/Topic
総括
予習内容
Preparation for Class
総括レポートを授業開始時までに提出する 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
なし 目安時間
Hours
2 時間
授業に関する注意事項   
Remarks for Class
✓ 上記シラバスの進行は、学生の理解度や授業での反応に応じて、繰り上がったり下がったりする。必ず授業の内容は改めてMANABAで毎週告知していくので、「掲示板」はつねに注意すること。
✓ 私語厳禁。即刻名指しで退出してもらう。寝る・スマホで遊ぶなど他の学生の邪魔にならない行為は一切問題ない。
✓ 授業の出席はとらない。ただ毎回、授業の内容を踏まえた「今週のお題」をだし、それに対してリアクションペーパーを書いてもらう。リアクションペーパーは原則次回授業の開始時刻までとする。欠席した者は「今週のお題」に対して自分で調べて書くこと。ただの持論やたんなる優等生ぶった意見などは評価の対象としない。
✓ この授業は「自由」である。ただこれは「授業の目標に向かってそれを達成するための選択肢が多様に用意されている」という意味であって、何もしないという意味ではないので注意すること。
✓ 以上は、初回「イントロダクション」にて詳説する。とりわけ高評価が欲しい学生は必ず出席すること。きちんと積極的に授業に取り組んだと判断すれば公正に評価する。大学とは自ら積極的に学ぶ場である。これがわかっていない学生は、単位は取得できないと思ってもらいたい。
教科書   Texts 指定なし
参考書   Reference Books 必要に応じて事前に配布する。その際には必ず目を通しておくこと。授業はそのように進行する。
課題フィードバック方法区分
Assignment Feedback Method
授業時間内に講評・解説を行う
課題フィードバック方法内容
Assignment Feedback Method Content
成績評価の基準   
Evaluation Criteria
毎回の授業におけるリアクションペーパーを総合的に評価する(配分50%、最低600字以上)。2回目の授業の際に「総合レポート」(A4、4枚以上)のお題を提示し、詳説する。ただこれは授業内に行われるものとし、締め切りは最終授業の終了時刻までとする(配分50%)。
関連URL   Related URL
備考   Notes
添付ファイルの注意事項   Notice
更新日時   Date of  Update 2024年02月20日 11時41分55秒