シラバス情報

授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード   Course Code 1293131001
授業開講年度   Year of Class 2024年度
授業形態   Course Mode 講義(対面授業)
授業名称   Class Name E2422中国語研究1B
テーマ   Theme
科目名   Name of Subject E2422中国語研究1B
英字科目名
English Name of Subject
Studies in Chinese 1B
科目単位数   Credit 2
履修期   Term 秋学期
教員氏名   Name of Teacher 宮岸 雄介
開講キャンパス   Campus 白金
曜時   Day and Period 月曜5時限(秋学期)
授業概要   Course Description 春学期に引き続き、中国の現代小説の小品集を読んでいく。中国語基礎のテキストで、会話などを学ぶことは多いが、どうしてそのような話題の展開になるのか、日本人の感覚では理解できないことにしばしば出くわす。本講義では、現代中国人の生活を描いた小説を読解することで、会話だけでは見えてこない、中国の文化やその思考様式を深く分析していきたい。
到達目標   Class Goals 中国語の基礎的な文法事項をすべて習得すること。また、コミュニケーションで必要な中国語の基本的な単語を一定量身につけることもめざす。以上のような互角の技術的側面のみならず、この講義では、中国の現代小説の読解を通じて、現代中国の生活、その背後にある文化や思考様式について考察できる視野の涵養も目標とする。
授業言語   Language 日本語と中国語
アクティブ・ラーニング   Active Learning アクティブ・ラーニング対応
授業計画
Daily Class Schedule
【第1回】 授業内容
Content/Topic
06「人生不是演习」を読む① 主人公はみなさんと同世代の若者。大学進学を果たしたものの、経済的な事情で中退。しかし、彼女は復学できるようにスパーでアルバイトをしてその資金を貯めようとする。
予習内容
Preparation for Class
58ページと60ページの本文を、辞書を引きながら自分で読んでみる。単語テスト(初回配布の単語帳から出題)の準備をする。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
学習コンテンツにある「読書の栞」(ここには本文の解釈、単語調べ、内容分析などの項目がある)を講義内容を思い出しながら仕上げていく。 目安時間
Hours
2 時間
【第2回】 授業内容
Content/Topic
06「人生不是演习」を読む② アルバイトを始めた呉艶紅に、不運は続く。母が入院することに。今もらっている給料ではその費用を払うことができない。さて、彼女の運命やいかに。
予習内容
Preparation for Class
60ページの途中からと62ページ、64ページの本文を、辞書を引きながら自分で読んでみる。単語テスト(初回配布の単語帳から出題)の準備をする。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
学習コンテンツにある「読書の栞」(ここには本文の解釈、単語調べ、内容分析などの項目がある)を講義内容を思い出しながら仕上げていく。 目安時間
Hours
2 時間
【第3回】 授業内容
Content/Topic
06「人生不是演习」を読む③ 予想だにできない大事件が起きる。それから始まる奇想天外な連鎖の連続。こうした話の展開は中国小説には伝統的に見られる常套的なものである。
予習内容
Preparation for Class
64ページの途中からと66ページの本文を、辞書を引きながら自分で読んでみる。単語テスト(初回配布の単語帳から出題)の準備をする。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
学習コンテンツにある「読書の栞」(ここには本文の解釈、単語調べ、内容分析などの項目がある)を講義内容を思い出しながら仕上げていく。話し全体をもう一度見直し、物語の構造から中国人の論理展開の方法を考えてみる。 目安時間
Hours
2 時間
【第4回】 授業内容
Content/Topic
07「洗澡」を読む① 刑期を終えた人物が主人公。なかなか仕事も見つけられない中、刑務所で知り合った友だちから仕事を紹介してもらい車に乗りこんだ。
予習内容
Preparation for Class
68ページと70ページの本文を、辞書を引きながら自分で読んでみる。単語テスト(初回配布の単語帳から出題)の準備をする。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
学習コンテンツにある「読書の栞」(ここには本文の解釈、単語調べ、内容分析などの項目がある)を講義内容を思い出しながら仕上げていく。 目安時間
Hours
2 時間
【第5回】 授業内容
Content/Topic
07「洗澡」を読む② 乗った車は途中で故障。仕方なく近くの家に一晩泊めてもらうように頼むと、そこの女主人は温かく迎え入れてくれた。
予習内容
Preparation for Class
70ページと72ページの本文を、辞書を引きながら自分で読んでみる。単語テスト(初回配布の単語帳から出題)の準備をする。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
学習コンテンツにある「読書の栞」(ここには本文の解釈、単語調べ、内容分析などの項目がある)を講義内容を思い出しながら仕上げていく。 目安時間
Hours
2 時間
【第6回】 授業内容
Content/Topic
07「洗澡」を読む③ なぜここでこんなに温かく迎え入れてもらえたのであろうか。そのなぞを最後の結末から読み取っていく。
予習内容
Preparation for Class
74ページと76ページの本文を、辞書を引きながら自分で読んでみる。単語テスト(初回配布の単語帳から出題)の準備をする。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
学習コンテンツにある「読書の栞」(ここには本文の解釈、単語調べ、内容分析などの項目がある)を講義内容を思い出しながら仕上げていく。最後の主人公の行動を理解するため、話し全体をもう一度見直して、この物語の意味を考える。 目安時間
Hours
2 時間
【第7回】 授業内容
Content/Topic
08「习惯」を読む① 近年日本には中国からの観光客が多く来る。「爆買い」は一時流行語になっていた。見たところ中国の人はマナーが悪い。今回の小説はその原因を考えるヒントとなるであろう。
予習内容
Preparation for Class
78ページと80ページの本文を、辞書を引きながら自分で読んでみる。単語テスト(初回配布の単語帳から出題)の準備をする。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
学習コンテンツにある「読書の栞」(ここには本文の解釈、単語調べ、内容分析などの項目がある)を講義内容を思い出しながら仕上げていく。 目安時間
Hours
2 時間
【第8回】 授業内容
Content/Topic
08「习惯」を読む② 習慣の違いについて詳しく読解をしていこう。
予習内容
Preparation for Class
80ページと82ページの本文を、辞書を引きながら自分で読んでみる。単語テスト(初回配布の単語帳から出題)の準備をする。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
学習コンテンツにある「読書の栞」(ここには本文の解釈、単語調べ、内容分析などの項目がある)を講義内容を思い出しながら仕上げていく。 目安時間
Hours
2 時間
【第9回】 授業内容
Content/Topic
08「习惯」を読む③ マナーが悪いというのも実は日本人からの一方的な見方であり、その背後にある理由を知ると、ある程度納得できることもあるようである。異文化理解のために、その具体的内容を読み取ってみる。
予習内容
Preparation for Class
84ページと86ページの本文を、辞書を引きながら自分で読んでみる。単語テスト(初回配布の単語帳から出題)の準備をする。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
学習コンテンツにある「読書の栞」(ここには本文の解釈、単語調べ、内容分析などの項目がある)を講義内容を思い出しながら仕上げていく。中国からは旅行客、留学生と、近年多くの人が日本に来ている。しかし、お互いには理解をし合っておらず、なかなかうまく交流もできていない。その原因をこの小説からは考えていきたい。 目安時間
Hours
2 時間
【第10回】 授業内容
Content/Topic
09「遗产」を読む① 中国も親の老後の介護が問題になっている。また、中国も日本以上にネットワーク社会が都会部では浸透している。老人とネットワーク。今回の小説はそれをつなぎ合わせた物語である。
予習内容
Preparation for Class
88ページと90ページの本文を、辞書を引きながら自分で読んでみる。単語テスト(初回配布の単語帳から出題)の準備をする。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
学習コンテンツにある「読書の栞」(ここには本文の解釈、単語調べ、内容分析などの項目がある)を講義内容を思い出しながら仕上げていく。 目安時間
Hours
2 時間
【第11回】 授業内容
Content/Topic
09「遗产」を読む② 息子と会えない寂しさを母はコンピュータを買ってもらうことで埋めようとする。
予習内容
Preparation for Class
90ページと92ページの本文を、辞書を引きながら自分で読んでみる。単語テスト(初回配布の単語帳から出題)の準備をする。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
学習コンテンツにある「読書の栞」(ここには本文の解釈、単語調べ、内容分析などの項目がある)を講義内容を思い出しながら仕上げていく。 目安時間
Hours
2 時間
【第12回】 授業内容
Content/Topic
09「遗产」を読む③ 買ってもらったコンピュータで単に楽しんでいると思えた母は意外なものを残していた。
予習内容
Preparation for Class
94ページと96ページの本文を、辞書を引きながら自分で読んでみる。単語テスト(初回配布の単語帳から出題)の準備をする。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
学習コンテンツにある「読書の栞」(ここには本文の解釈、単語調べ、内容分析などの項目がある)を講義内容を思い出しながら仕上げていく。最後の結びからもたらされる感動。これも中国小説の常套的な構成である。話し全体をもう一度見直しその構成について考察をしていこう。 目安時間
Hours
2 時間
【第13回】 授業内容
Content/Topic
10「元城锁王」を読む① 最後は鍵を開けることを生業とする人物の物語である。
予習内容
Preparation for Class
98ページと100ページの本文を、辞書を引きながら自分で読んでみる。単語テスト(初回配布の単語帳から出題)の準備をする。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
学習コンテンツにある「読書の栞」(ここには本文の解釈、単語調べ、内容分析などの項目がある)を講義内容を思い出しながら仕上げていく。 目安時間
Hours
2 時間
【第14回】 授業内容
Content/Topic
10「元城锁王」を読む② この特殊な商売の特徴を正確に読み取ろう。
予習内容
Preparation for Class
100ページと102ページの本文を、辞書を引きながら自分で読んでみる。単語テスト(初回配布の単語帳から出題)の準備をする。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
学習コンテンツにある「読書の栞」(ここには本文の解釈、単語調べ、内容分析などの項目がある)を講義内容を思い出しながら仕上げていく。 目安時間
Hours
2 時間
【第15回】 授業内容
Content/Topic
特別学修日で、各自自習形式で講義を進める。詳細はmanabaで指示をするが、主に以下の内容を予定している。10「元城锁王」を読む③ 商売柄危険な目にも遭うが、最後は意外なものの鍵を開けることができた、という内容をまとめる。また、秋学期の読解した小説すべてのまとめを行う(レポートか試験)。
予習内容
Preparation for Class
104ページと106ページの本文を、辞書を引きながら自分で読んでみる。単語テスト(初回配布の単語帳から出題)の準備をする。秋学期の読解の総まとめをする。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
学習コンテンツにある「読書の栞」(ここには本文の解釈、単語調べ、内容分析などの項目がある)を講義内容を思い出しながら仕上げていく。 目安時間
Hours
2 時間
授業に関する注意事項   
Remarks for Class
対面講義で実施。オンライン講義になった場合は、学内のシステムを使って、オンラインによる双方向の講義形式を予定。毎回単語のテストを行うので、きちんと準備をして講義に参加をすること。なお毎回中国語の小説を読解していくので、予習も欠かせない。
教科書   Texts 相原茂・蘇紅編著『ハッピーエンドの中国ショートショート』(朝日出版社)ISBN9784255453484
参考書   Reference Books 『中日辞典』(小学館)単語の意味調べを毎回するので、中日辞典は必ず用意しておくこと。その他の参考文献は講義のおりに紹介する。
課題フィードバック方法区分
Assignment Feedback Method
授業時間内に講評・解説を行い、授業時間外はmanabaで行う
課題フィードバック方法内容
Assignment Feedback Method Content
成績評価の基準   
Evaluation Criteria
平常点(小テスト・レポート課題など)50%、学期末のまとめ(レポートか試験)50%で評価する。それぞれで5割以上の点数を獲得しておくこと。
関連URL   Related URL
備考   Notes
添付ファイルの注意事項   Notice
更新日時   Date of  Update 2024年03月19日 15時00分30秒