授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
| 授業コード Course Code |
12T2016000
|
| 授業開講年度 Year of Class |
2024年度
|
| 授業形態 Course Mode |
講義(対面授業)
|
| 授業名称 Class Name |
TCKNO902日本史B /日本史B（近現代2）/日本史2
|
| テーマ Theme |
|
| 科目名 Name of Subject |
TCKNO902日本史B
|
英字科目名
English Name of Subject |
Japanese History B
|
| 科目単位数 Credit |
2
|
| 履修期 Term |
秋学期
|
| 教員氏名 Name of Teacher |
大久保 文彦
|
| 開講キャンパス Campus |
白金
|
| 曜時 Day and Period |
木曜５時限(秋学期)
|
| 授業概要 Course Description |
幕末の王政復古を原点とする明治政府は、独立を維持する為、当時の欧米諸列強を強く意識しつつ、所謂「近代」国家の建設に邁進した。非欧米諸国では世界初の憲法制定に依る「立憲政治」の開始は、その最たるものである。しかし、俗に『天皇制国家』とも呼ばれる戦前の明治立憲体制に於て、天皇が統治機構の中に如何に位置づけられ、法律・命令等となって結実する「国家意思」の形成に、どのように関わっていたかは、さほど明らかではない。そこで、本講では明治憲法体制の成立過程を、立憲体制導入以前の『明治太政官』時代と云う現代人には馴染みのない時代からの連続性の中に位置づけ、統治機構の発展・変遷を辿ることを目的とする。
|
| 到達目標 Class Goals |
太平洋戦争での敗北と占領によって成立した、現在の日本国憲法体制は、戦前の所謂「明治国家」とは全く異なった体制とみなされている。しかし、現在の政治を省みるならば、戦前の大日本帝国憲法体制以来の伝統・慣習が、良くも悪しくも政治の在り方に大きな影響を与えている点は否めない。そこで本講では歴史というより広い視野から現代を見つめ直す為の何らかの切っ掛けを、受講者が獲得することを目標としたい。
|
| 授業言語 Language |
日本語＋フランス語
|
| アクティブ・ラーニング Active Learning |
アクティブ・ラーニング非対応
|
授業計画
Daily Class Schedule
|
|
【第1回】
|
授業内容
Content/Topic
|
事前に配布するレジュメに従い行います。
春学期の講義内容の確認
|
予習内容
Preparation for Class
|
国立公文書館のWEBサイト http://www.digital.archives.go.jp/で、戦前の公文書を一覧されることをお奨めする。特に『御裁可原本』など。
|
目安時間
Hours
|
2 時間
|
復習内容
Review of Class
|
レジュメの確認
|
目安時間
Hours
|
2 時間
|
|
【第2回】
|
授業内容
Content/Topic
|
伊藤博文の憲法調査１
欧州各国での伊藤博文の活動
|
予習内容
Preparation for Class
|
同上
|
目安時間
Hours
|
2 時間
|
復習内容
Review of Class
|
同上
|
目安時間
Hours
|
2 時間
|
|
【第3回】
|
授業内容
Content/Topic
|
伊藤博文の憲法調査２
欧州各国での伊藤博文の活動
|
予習内容
Preparation for Class
|
同上
|
目安時間
Hours
|
2 時間
|
復習内容
Review of Class
|
同上
|
目安時間
Hours
|
2 時間
|
|
【第4回】
|
授業内容
Content/Topic
|
太政官制から内閣制へ１
所謂「近代的内閣制度」の導入
|
予習内容
Preparation for Class
|
同上
|
目安時間
Hours
|
2 時間
|
復習内容
Review of Class
|
同上
|
目安時間
Hours
|
2 時間
|
|
【第5回】
|
授業内容
Content/Topic
|
太政官制から内閣制へ２
所謂「近代的内閣制度」の導入
|
予習内容
Preparation for Class
|
同上
|
目安時間
Hours
|
2 時間
|
復習内容
Review of Class
|
同上
|
目安時間
Hours
|
2 時間
|
|
【第6回】
|
授業内容
Content/Topic
|
帝国憲法の起草と制定１
伊藤博文が目指した国家体制とは何か
|
予習内容
Preparation for Class
|
同上
|
目安時間
Hours
|
2 時間
|
復習内容
Review of Class
|
同上
|
目安時間
Hours
|
2 時間
|
|
【第7回】
|
授業内容
Content/Topic
|
帝国憲法の起草と制定２
伊藤博文が目指した国家体制とは何か
|
予習内容
Preparation for Class
|
同上
|
目安時間
Hours
|
2 時間
|
復習内容
Review of Class
|
同上
|
目安時間
Hours
|
2 時間
|
|
【第8回】
|
授業内容
Content/Topic
|
帝国憲法の起草と制定３
伊藤博文が目指した国家体制とは何か
|
予習内容
Preparation for Class
|
同上
|
目安時間
Hours
|
2 時間
|
復習内容
Review of Class
|
同上
|
目安時間
Hours
|
2 時間
|
|
【第9回】
|
授業内容
Content/Topic
|
初期議会期１
藩閥政府と帝国議会との全面対決
|
予習内容
Preparation for Class
|
同上
|
目安時間
Hours
|
2 時間
|
復習内容
Review of Class
|
同上
|
目安時間
Hours
|
2 時間
|
|
【第10回】
|
授業内容
Content/Topic
|
初期議会期２
藩閥政府と帝国議会との全面対決
|
予習内容
Preparation for Class
|
同上
|
目安時間
Hours
|
2 時間
|
復習内容
Review of Class
|
同上
|
目安時間
Hours
|
2 時間
|
|
【第11回】
|
授業内容
Content/Topic
|
帝国議会と政党政治１
議会政治と政党政治との隔り
|
予習内容
Preparation for Class
|
同上
|
目安時間
Hours
|
2 時間
|
復習内容
Review of Class
|
同上
|
目安時間
Hours
|
2 時間
|
|
【第12回】
|
授業内容
Content/Topic
|
帝国議会と政党政治２
議会政治と政党政治との隔り
|
予習内容
Preparation for Class
|
同上
|
目安時間
Hours
|
2 時間
|
復習内容
Review of Class
|
同上
|
目安時間
Hours
|
2 時間
|
|
【第13回】
|
授業内容
Content/Topic
|
帝国陸海軍と統帥権の独立１
所謂『軍部』とは何か
|
予習内容
Preparation for Class
|
同上
|
目安時間
Hours
|
2 時間
|
復習内容
Review of Class
|
同上
|
目安時間
Hours
|
2 時間
|
|
【第14回】
|
授業内容
Content/Topic
|
帝国陸海軍と統帥権の独立２
所謂『軍部』とは何か
|
予習内容
Preparation for Class
|
同上
|
目安時間
Hours
|
2 時間
|
復習内容
Review of Class
|
同上
|
目安時間
Hours
|
2 時間
|
|
【第15回】
|
授業内容
Content/Topic
|
総括
大日本帝国体制とは何だったのか
|
予習内容
Preparation for Class
|
同上
|
目安時間
Hours
|
2 時間
|
復習内容
Review of Class
|
同上
|
目安時間
Hours
|
2 時間
|
授業に関する注意事項
Remarks for Class |
日本近代史のみならず、日本史全般に充分な基礎知識を有していることが履修の前提となる。
|
| 教科書 Texts |
特になし。
講義内容・参考史料を記載したプリントを配布する。
|
| 参考書 Reference Books |
『明治天皇の一日 皇室システムの伝統と現在 (新潮新書)』
『天皇陛下の全仕事 (講談社現代新書)』
|
課題フィードバック方法区分
Assignment Feedback Method |
授業時間内に講評・解説を行い、授業時間外はmanabaで行う
|
課題フィードバック方法内容
Assignment Feedback Method Content |
|
成績評価の基準
Evaluation Criteria |
期末のレポート（100％）。
課題については後日、指示する。
|
| 関連URL Related URL |
|
| 備考 Notes |
本授業は、教員免許状取得のために必要とされる科目です。
|
| 添付ファイルの注意事項 Notice |
|
| 更新日時 Date of Update |
2024年02月06日 02時46分19秒
|