授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード Course Code |
1CC0135101
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授業開講年度 Year of Class |
2024年度
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授業形態 Course Mode |
講義(対面授業)
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授業名称 Class Name |
アメリカ文化研究A
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テーマ Theme |
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科目名 Name of Subject |
アメリカ文化研究A
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英字科目名 English Name of Subject |
American Culture A
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身につく能力
Ability to be Acquired in This Class
◎=科目に最も関連する能力
〇=科目に関連する能力
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知識・理解
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英語圏の文学・文化の基礎知識と幅広い教養
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知識・理解
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英語の科学的基礎知識、応用知識
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汎用的技能
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グローバル化社会で使える英語の技能
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汎用的技能
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異文化理解と分析力
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◎
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汎用的技能
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課題解決の為の分析力・構想力・表現力
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〇
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態度・志向性
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よりよい社会の構築に結びつける志向
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態度・志向性
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グローバル化社会への対応能力
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〇
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統合的な学習経験と創造的思考力
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専門領域において新たに問題提起する力
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統合的な学習経験と創造的思考力
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専門領域において解決を提案する力
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〇
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科目単位数 Credit |
2
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履修期 Term |
春学期
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教員氏名 Name of Teacher |
石川 千暁
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開講キャンパス Campus |
白金
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曜時 Day and Period |
水曜4時限(春学期)
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授業概要 Course Description |
傷つきやすさを知るーー愛のフェミニズム1 私たちの社会では人間には性別によって生まれつき異なる属性が備わっていると考えられており、人々はそれにしたがった役割を果たすことが期待されます。「女らしさ/男らしさ」、「女子力」、「男のくせに」などといった身近な表現にも表れている、この差別的な規範のことをジェンダーと呼びます。皆が不自由を感じているにもかかわらず、ジェンダーにとらわれず、誰もが自分らしくいられる社会を構築することはなぜこれほどに困難なのでしょうか。
それを理解するためには、私たちの内面の「傷つきやすさ/無防備さ」(vulnerability)に目を向ける必要があると、人間の感情を<語り>の観点から研究するBrené Brown は言います。Brownは2010年のTed talk ”The Power of Vulnerability”で一躍有名になった後、数々の著作がベストセラーとなり、講演がNetflixでドキュメンタリーとして配信されるなど、現代のアメリカで最も影響力のある研究者の一人です。
この授業では、主にBrownの著作を通して「傷つきやすさ/無防備さ」について学び、<愛のフェミニズム>を実践します。Brownにも影響を与えた理論家hooksの文章を読んでフェミニズムの理想を確認した上で、毎回少しずつ英語の文章を講読していきます。授業はあらかじめ決められた担当グループの発表にもとづいて進行します。難しい理論ではなく、誰もが抱く感情の話をしますから、発言やリアクションペーパーを通して、皆さん自身の経験や考えを積極的に共有して下さい。テクストごとに少なくとも一回はコメントを提出し、最終回には全体を振り返る期末レポートを提出します。
なお、皆が落ち着いて授業に臨めるよう、マインドフルネスの実践として授業開始時に目を閉じて呼吸を整える瞑想の時間を設けます。アメリカでは常識となりつつあるその重要性についても、授業内でお話しします。
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到達目標 Class Goals |
目標は、①vulnerabilityという視点から人間や文化を理解できるようになる、②辞書を使いながら一般向けの洋書を読めるようになることです。
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授業言語 Language |
日本語
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アクティブ・ラーニング Active Learning |
アクティブ・ラーニング対応
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授業計画 Daily Class Schedule
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【第1回】
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授業内容 Content/Topic
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イントロダクション および intention setting
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予習内容 Preparation for Class
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シラバスを読んでおく。
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目安時間 Hours
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0.5 時間
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復習内容 Review of Class
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Intention Setting・・・初回授業を受けた上で、何についての答えやヒントが欲しいかを明確な文章にする。(詳しくは授業内で説明します)
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第2回】
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授業内容 Content/Topic
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フックス「愛ふたたび フェミニズムの心」
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予習内容 Preparation for Class
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テクストの該当箇所を読み、疑問点を挙げておく。発表担当者はグループで話し合い、プリントを作成する。
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目安時間 Hours
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4 時間
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復習内容 Review of Class
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テクストを読み返し、疑問点が明らかになったかを確認する。コメントを書く。
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目安時間 Hours
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3 時間
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【第3回】
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授業内容 Content/Topic
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Brown, “Debunking the Vulnerability Myths”
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予習内容 Preparation for Class
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テクストの該当箇所を読み、疑問点を挙げておく。発表担当者はグループで話し合い、プリントを作成する。
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目安時間 Hours
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4 時間
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復習内容 Review of Class
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テクストを読み返し、疑問点が明らかになったかを確認する。
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目安時間 Hours
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1 時間
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【第4回】
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授業内容 Content/Topic
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Brown, “Debunking the Vulnerability Myths”
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予習内容 Preparation for Class
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テクストの該当箇所を読み、疑問点を挙げておく。発表担当者はグループで話し合い、プリントを作成する。
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目安時間 Hours
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4 時間
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復習内容 Review of Class
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テクストを読み返し、疑問点が明らかになったかを確認する。
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目安時間 Hours
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1 時間
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【第5回】
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授業内容 Content/Topic
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Brown, “Debunking the Vulnerability Myths”
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予習内容 Preparation for Class
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テクストの該当箇所を読み、疑問点を挙げておく。発表担当者はグループで話し合い、プリントを作成する。
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目安時間 Hours
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4 時間
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復習内容 Review of Class
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テクストを読み返し、疑問点が明らかになったかを確認する。
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目安時間 Hours
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1 時間
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【第6回】
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授業内容 Content/Topic
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Brown, “Debunking the Vulnerability Myths”
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予習内容 Preparation for Class
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テクストの該当箇所を読み、疑問点を挙げておく。発表担当者はグループで話し合い、プリントを作成する。
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目安時間 Hours
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4 時間
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復習内容 Review of Class
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テクストを読み返し、疑問点が明らかになったかを確認する。コメントを書く。
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目安時間 Hours
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3 時間
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【第7回】
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授業内容 Content/Topic
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review および Q&A
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予習内容 Preparation for Class
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これまでの範囲を見直し、疑問点を挙げておく。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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テクストを読み返し、疑問点が明らかになったかを確認する。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第8回】
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授業内容 Content/Topic
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Brown, “Cultivating Authenticity”
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予習内容 Preparation for Class
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テクストの該当箇所を読み、疑問点を挙げておく。発表担当者はグループで話し合い、プリントを作成する。
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目安時間 Hours
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4 時間
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復習内容 Review of Class
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テクストを読み返し、疑問点が明らかになったかを確認する。
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目安時間 Hours
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1 時間
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【第9回】
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授業内容 Content/Topic
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Brown, “Cultivating Authenticity”
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予習内容 Preparation for Class
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テクストの該当箇所を読み、疑問点を挙げておく。発表担当者はグループで話し合い、プリントを作成する。
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目安時間 Hours
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4 時間
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復習内容 Review of Class
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テクストを読み返し、疑問点が明らかになったかを確認する。
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目安時間 Hours
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1 時間
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【第10回】
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授業内容 Content/Topic
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Brown, “Cultivating Authenticity”
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予習内容 Preparation for Class
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テクストの該当箇所を読み、疑問点を挙げておく。発表担当者はグループで話し合い、プリントを作成する。
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目安時間 Hours
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4 時間
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復習内容 Review of Class
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テクストを読み返し、疑問点が明らかになったかを確認する。コメントを書く。
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目安時間 Hours
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3 時間
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【第11回】
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授業内容 Content/Topic
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Brown, “The Reckoning”
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予習内容 Preparation for Class
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テクストの該当箇所を読み、疑問点を挙げておく。発表担当者はグループで話し合い、プリントを作成する。
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目安時間 Hours
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4 時間
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復習内容 Review of Class
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テクストを読み返し、疑問点が明らかになったかを確認する。
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目安時間 Hours
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1 時間
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【第12回】
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授業内容 Content/Topic
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Brown, “The Reckoning”
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予習内容 Preparation for Class
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テクストの該当箇所を読み、疑問点を挙げておく。発表担当者はグループで話し合い、プリントを作成する。
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目安時間 Hours
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4 時間
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復習内容 Review of Class
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テクストを読み返し、疑問点が明らかになったかを確認する。
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目安時間 Hours
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1 時間
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【第13回】
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授業内容 Content/Topic
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Brown, “The Reckoning”
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予習内容 Preparation for Class
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テクストの該当箇所を読み、疑問点を挙げておく。発表担当者はグループで話し合い、プリントを作成する。
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目安時間 Hours
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4 時間
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復習内容 Review of Class
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テクストを読み返し、疑問点が明らかになったかを確認する。
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目安時間 Hours
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1 時間
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【第14回】
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授業内容 Content/Topic
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Brown, “The Reckoning”
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予習内容 Preparation for Class
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テクストの該当箇所を読み、疑問点を挙げておく。発表担当者はグループで話し合い、プリントを作成する。
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目安時間 Hours
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4 時間
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復習内容 Review of Class
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テクストを読み返し、疑問点が明らかになったかを確認する。コメントを書く。
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目安時間 Hours
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3 時間
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【第15回】
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授業内容 Content/Topic
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まとめ
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予習内容 Preparation for Class
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授業で紹介された図書や映像資料を参照し、学びを深める。初回授業で書いたintentionを見返し、得た答えを明確な文章にする。
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目安時間 Hours
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10 時間
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復習内容 Review of Class
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疑問点が明らかになったかを確認する。コメントを書く。
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目安時間 Hours
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2 時間
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授業に関する注意事項 Remarks for Class |
マインドフルネスの実践として授業開始時に目を閉じて呼吸を整える瞑想の時間を設けます。アメリカでは常識となりつつあるその重要性についても、授業内でお話しします。
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教科書 Texts |
プリントまたはPDFで配布
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参考書 Reference Books |
授業内で指示します
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課題フィードバック方法区分 Assignment Feedback Method |
授業時間内に講評・解説を行う
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課題フィードバック方法内容 Assignment Feedback Method Content |
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成績評価の基準 Evaluation Criteria |
受講態度(予習状況を含む)40%、発表20%、コメント20%、期末レポート20%
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関連URL Related URL |
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備考 Notes |
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添付ファイルの注意事項 Notice |
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更新日時 Date of Update |
2024年03月19日 15時00分31秒
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