シラバス情報

授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード   Course Code 1CC0172000
授業開講年度   Year of Class 2024年度
授業形態   Course Mode 講義(対面授業)
授業名称   Class Name LELIN311語用論A
テーマ   Theme
科目名   Name of Subject LELIN311語用論A
英字科目名
English Name of Subject
Pragmatics A
身につく能力
Ability to be Acquired in This Class
◎=科目に最も関連する能力
〇=科目に関連する能力
知識・理解 英語圏の文学・文化の基礎知識と幅広い教養
知識・理解 英語の科学的基礎知識、応用知識
汎用的技能 グローバル化社会で使える英語の技能
汎用的技能 異文化理解と分析力
汎用的技能 課題解決の為の分析力・構想力・表現力
態度・志向性 よりよい社会の構築に結びつける志向
態度・志向性 グローバル化社会への対応能力
統合的な学習経験と創造的思考力 専門領域において新たに問題提起する力
統合的な学習経験と創造的思考力 専門領域において解決を提案する力
科目単位数   Credit 2
履修期   Term 春学期
教員氏名   Name of Teacher 山本 多恵子
開講キャンパス   Campus 白金
曜時   Day and Period 金曜3時限(春学期)
授業概要   Course Description 日常会話で発せられる発話は、ほとんどの場合、言葉が意味している内容以上の意味を伝達します。例えば、「雨が降っている」という表現は、「買い物に行ってきて」という依頼に対する返答として発せられた場合には、単に「雨が降っている」というだけでなく、それ以上の意味(買い物には行きたくない、など)を聞き手に伝えます。語用論は、人がどのように言葉が意味している内容以上の意味を(ことばが意味していないことまで)理解するのか、そのしくみを解明しようとします。本講義では、語用論が扱う主なトピックを概観し、語用論の基本的知識を得ることを目指します。授業では、理論を日常と関連付けて理解するために、自分のコミュニケーション場面を振り返る機会を多く持ちます。
到達目標   Class Goals ● 語用論の目的を理解する
● 語用論の基本的用語や概念を理解する
● 語用論の各理論の基本的考えを理解する
● 日常のコミュニケーションでの言葉のやりとり(言葉の選択、発話意図の理解や誤解)を語用論的視点から説明できるようにする
授業言語   Language 日本語
アクティブ・ラーニング   Active Learning アクティブ・ラーニング対応
授業計画
Daily Class Schedule
【第1回】 授業内容
Content/Topic
ガイダンス(授業で扱うトピックを概観)
予習内容
Preparation for Class
シラバスをよく読んでおく 目安時間
Hours
1 時間
復習内容
Review of Class
レジュメを見直す 目安時間
Hours
1 時間
【第2回】 授業内容
Content/Topic
語用論とは
予習内容
Preparation for Class
参考文献1(Yule) pp.3-8 を読む 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内で配布したレジュメを見直し、小テストに備える。 目安時間
Hours
2 時間
【第3回】 授業内容
Content/Topic
直示(1) 人称直示
予習内容
Preparation for Class
参考文献 1 (Yule) pp.9-12を読む 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内で配布したレジュメを見直し、小テストに備える。 目安時間
Hours
2 時間
【第4回】 授業内容
Content/Topic
直示(2) 空間と時間の直示
予習内容
Preparation for Class
参考文献 1 (Yule) pp.12-16 および 参考文献2(小泉) pp.19-22を読む 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内で配布したレジュメを見直し、小テストに備える。 目安時間
Hours
2 時間
【第5回】 授業内容
Content/Topic
前提と含意
予習内容
Preparation for Class
参考文献 1 (Yule) pp.25-30を読む 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内で配布したレジュメを見直し、小テストに備える。 目安時間
Hours
2 時間
【第6回】 授業内容
Content/Topic
会話推意、グライスの語用論
予習内容
Preparation for Class
配布した資料(「協調の原理」)を読む 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内で配布したレジュメを見直し、小テストに備える。 目安時間
Hours
2 時間
【第7回】 授業内容
Content/Topic
公理の逆用と修辞的発話
予習内容
Preparation for Class
参考文献2 (小泉) pp. 41-48 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内で配布したレジュメを見直し、小テストに備える。 目安時間
Hours
2 時間
【第8回】 授業内容
Content/Topic
Hedges / 一般化された会話推意
予習内容
Preparation for Class
参考文献1 (Yule) pp. 38-44を読む 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内で配布したレジュメを見直す 目安時間
Hours
2 時間
【第9回】 授業内容
Content/Topic
中間試験(第2回から第8回の授業内容)
予習内容
Preparation for Class
授業内で配布したレジュメ(第2回から第8回)を見直し、中間試験に備える 目安時間
Hours
3 時間
復習内容
Review of Class
試験問題を見直す 目安時間
Hours
2 時間
【第10回】 授業内容
Content/Topic
中間試験返却と解説・Austinの発話行為理論
予習内容
Preparation for Class
参考文献2 (小泉) pp.81-88を読む 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内で配布したレジュメを見直し、小テストに備える。 目安時間
Hours
2 時間
【第11回】 授業内容
Content/Topic
Searleの発話行為理論
予習内容
Preparation for Class
参考文献2 (小泉) pp. 88-100を読む 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内で配布したレジュメを見直し、小テストに備える。 目安時間
Hours
2 時間
【第12回】 授業内容
Content/Topic
ポライトネス(1)
予習内容
Preparation for Class
参考文献2 (小泉) pp.124-133を読む 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内で配布したレジュメを見直し、小テストに備える。 目安時間
Hours
2 時間
【第13回】 授業内容
Content/Topic
ポライトネス(2)
予習内容
Preparation for Class
参考文献2 (小泉) pp. 133-137 を読む 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内で配布したレジュメを見直し、小テストに備える。 目安時間
Hours
2 時間
【第14回】 授業内容
Content/Topic
ポライトネス(3)
予習内容
Preparation for Class
第13回のレジュメを復習し、理解が不十分な点を確認する 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
第10回から第14回までのレジュメを復習し、理解が不十分な点を確認する 目安時間
Hours
2 時間
【第15回】 授業内容
Content/Topic
特別学修(授業総括)
予習内容
Preparation for Class
第10回から第14回までのレジュメ、Reading資料を復習 目安時間
Hours
3 時間
復習内容
Review of Class
第10回から第14回までのレジュメ 、資料の理解を確実にする 目安時間
Hours
2 時間
授業に関する注意事項   
Remarks for Class
授業の中で行う練習問題、アクティビティ、ペアワーク、グループワークに積極的に参加してください。
授業の中だけでなく外でも自分が行なっている日々のコミュニケーションの一語一語を意識するよう心がけてください。
授業の録画、板書の撮影は禁止します。必要な事情がある場合は担当教員に相談してください。
教科書   Texts 授業内で資料を配布します。
参考書   Reference Books 参考文献1 George Yule (1986) Pragmatics, Oxford Introduction to Language Studies Series, Oxford University Press
参考文献2 小泉保 (2001) 『入門語用論研究—理論と応用』 研究社
課題フィードバック方法区分
Assignment Feedback Method
授業時間内に講評・解説を行う
課題フィードバック方法内容
Assignment Feedback Method Content
成績評価の基準   
Evaluation Criteria
授業参加(10%)+中間試験(45%)+定期試験(45%) 
>授業参加点は、授業中に行なうアクティビティや練習問題への取り組み、授業内小テストの得点によって評価します。
関連URL   Related URL
備考   Notes
添付ファイルの注意事項   Notice
更新日時   Date of  Update 2024年02月10日 14時55分02秒