シラバス情報

授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード   Course Code 1CC0173000
授業開講年度   Year of Class 2024年度
授業形態   Course Mode 講義(対面授業)
授業名称   Class Name LELIN312語用論B
テーマ   Theme
科目名   Name of Subject LELIN312語用論B
英字科目名
English Name of Subject
Pragmatics B
身につく能力
Ability to be Acquired in This Class
◎=科目に最も関連する能力
〇=科目に関連する能力
知識・理解 英語圏の文学・文化の基礎知識と幅広い教養
知識・理解 英語の科学的基礎知識、応用知識
汎用的技能 グローバル化社会で使える英語の技能
汎用的技能 異文化理解と分析力
汎用的技能 課題解決の為の分析力・構想力・表現力
態度・志向性 よりよい社会の構築に結びつける志向
態度・志向性 グローバル化社会への対応能力
統合的な学習経験と創造的思考力 専門領域において新たに問題提起する力
統合的な学習経験と創造的思考力 専門領域において解決を提案する力
科目単位数   Credit 2
履修期   Term 秋学期
教員氏名   Name of Teacher 山本 多恵子
開講キャンパス   Campus 白金
曜時   Day and Period 金曜3時限(秋学期)
授業概要   Course Description 日常会話で発せられる発話は、ほとんどの場合、言葉が意味している内容以上の意味を伝達します。例えば、「雨が降っている」という表現は、「買い物に行ってきて」という依頼に対する返答として発せられた場合には、単に「雨が降っている」というだけでなく、それ以上の意味(買い物には行きたくない、など)を聞き手に伝えます。語用論は、人はどのように言葉に表されていない意味を理解するのか、そのしくみを解明しようとします。本授業では「関連性理論」を紹介し、関連性理論の枠組みで、発話解釈に含まれるさまざまな語用論的作業を考察します。授業では、理論を日常と関連付けて理解するために自分のコミュニケーション場面を振り返る機会を多く持ちます。
到達目標   Class Goals ● 関連性理論の基礎的知識を身に付ける
● 普段何気なく行っている「言葉のやりとり」を語用論的視点から見ることができるようになる。
● 日常のコミュニケーションでの発話意図の理解(誤解)を関連性理論の枠組みで説明できるようになる。
授業言語   Language 日本語
アクティブ・ラーニング   Active Learning アクティブ・ラーニング対応
授業計画
Daily Class Schedule
【第1回】 授業内容
Content/Topic
ガイダンス、各授業のトピックを概観
予習内容
Preparation for Class
シラバスを読んでおく 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
配布されたレジュメを確認し、これからの授業のトピックを確認する 目安時間
Hours
2 時間
【第2回】 授業内容
Content/Topic
語用論とは/発話の意味/意図明示的伝達
予習内容
Preparation for Class
配布されたReading資料を読んでおく 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内で配布したレジュメを見直し、小テストに備える。 目安時間
Hours
2 時間
【第3回】 授業内容
Content/Topic
グライスの発話解釈理論
予習内容
Preparation for Class
配布されたReading資料を読んでおく 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内で配布したレジュメを見直し、小テストに備える。 目安時間
Hours
2 時間
【第4回】 授業内容
Content/Topic
関連性の原理1 ー認知の原理
予習内容
Preparation for Class
配布されたReading資料を読んでおく 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内で配布したレジュメを見直し、小テストに備える。 目安時間
Hours
2 時間
【第5回】 授業内容
Content/Topic
関連性の原理2ー伝達の原理
予習内容
Preparation for Class
配布されたReading資料を読んでおく 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
第2回から第5回の授業の講義ノートを見直し、中間試験に備える。 目安時間
Hours
2 時間
【第6回】 授業内容
Content/Topic
中間試験(第2回から第5回の授業内容について)
予習内容
Preparation for Class
第2回から第5回の授業内で配布したレジュメを見直し、中間試験に備える。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
中間試験の問題を見直し復習する。 目安時間
Hours
2 時間
【第7回】 授業内容
Content/Topic
中間試験返却と解説・発話解釈の洗練度
予習内容
Preparation for Class
配布されたReading資料を読んでおく 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内で配布したレジュメを見直し、小テストに備える。 目安時間
Hours
2 時間
【第8回】 授業内容
Content/Topic
表意と推意
予習内容
Preparation for Class
配布されたReading資料を読んでおく 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内で配布したレジュメを見直し、小テストに備える。 目安時間
Hours
2 時間
【第9回】 授業内容
Content/Topic
表意の理解1(指示対象の付与、脱曖昧化、飽和)
予習内容
Preparation for Class
配布されたReading資料を読んでおく 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内で配布したレジュメを見直し、小テストに備える。 目安時間
Hours
2 時間
【第10回】 授業内容
Content/Topic
表意の理解2(自由拡充、アドホック概念の構築)
予習内容
Preparation for Class
配布されたReading資料を読んでおく 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内で配布したレジュメを見直し、小テストに備える。 目安時間
Hours
2 時間
【第11回】 授業内容
Content/Topic
高次表意(発話行為と命題態度)の理解
予習内容
Preparation for Class
配布されたReading資料を読んでおく 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内で配布したレジュメを見直し、小テストに備える。 目安時間
Hours
2 時間
【第12回】 授業内容
Content/Topic
高次表意の理解(記述的態度/解釈的態度)
予習内容
Preparation for Class
配布されたReading資料を読んでおく 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内で配布したレジュメを見直し、小テストに備える。 目安時間
Hours
2 時間
【第13回】 授業内容
Content/Topic
発話の解釈的使用とアイロニー
予習内容
Preparation for Class
配布されたReading資料を読んでおく 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内で配布したレジュメを見直し、小テストに備える。 目安時間
Hours
2 時間
【第14回】 授業内容
Content/Topic
心の理論の発達と発話解釈の推論
予習内容
Preparation for Class
配布されたReading資料を読んでおく 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内で配布したレジュメを見直し、小テストに備える。 目安時間
Hours
2 時間
【第15回】 授業内容
Content/Topic
特別学修(授業総括)
予習内容
Preparation for Class
第7回から第14回までのレジュメ、Reading資料を復習 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
第7回から第14回までのレジュメ、Reading資料の理解を確実にする 目安時間
Hours
2 時間
授業に関する注意事項   
Remarks for Class
● 授業の中だけでなく外でも、自分が行なっている日々のコミュニケーションの一語一語を意識するよう心がけてください。
● 練習問題、Activityに積極的に参加してください。
● 授業の録画、板書の撮影を禁止します。必要な場合は担当教員に相談してください。
教科書   Texts プリントを配布します
参考書   Reference Books ディアドリ・ウィルソン&ティム・ウォートン著(2009)『最新語用論入門12章』
課題フィードバック方法区分
Assignment Feedback Method
授業時間内に講評・解説を行う
課題フィードバック方法内容
Assignment Feedback Method Content
成績評価の基準   
Evaluation Criteria
授業参加(10%)中間テスト(45%)定期試験(45%) >授業参加点は、授業中に行なうアクティビティや練習問題への取り組み、授業内小テストの得点によって評価します。
関連URL   Related URL
備考   Notes
添付ファイルの注意事項   Notice
更新日時   Date of  Update 2024年02月10日 14時55分18秒