シラバス情報

授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード   Course Code 1CC0281000
授業開講年度   Year of Class 2024年度
授業形態   Course Mode 講義(対面授業)
授業名称   Class Name LECRS313言語学A
テーマ   Theme
科目名   Name of Subject LECRS313言語学A
英字科目名
English Name of Subject
General Linguistics A
身につく能力
Ability to be Acquired in This Class
◎=科目に最も関連する能力
〇=科目に関連する能力
知識・理解 英語圏の文学・文化の基礎知識と幅広い教養
知識・理解 英語の科学的基礎知識、応用知識
汎用的技能 グローバル化社会で使える英語の技能
汎用的技能 異文化理解と分析力
汎用的技能 課題解決の為の分析力・構想力・表現力
態度・志向性 よりよい社会の構築に結びつける志向
態度・志向性 グローバル化社会への対応能力
統合的な学習経験と創造的思考力 専門領域において新たに問題提起する力
統合的な学習経験と創造的思考力 専門領域において解決を提案する力
科目単位数   Credit 2
履修期   Term 春学期
教員氏名   Name of Teacher 川島 るり子
開講キャンパス   Campus 白金
曜時   Day and Period 金曜2時限(春学期)
授業概要   Course Description 子どもは、誰が教えるわけでもないのに、生まれて4〜5年のうちに民族や人種に一切関係なく、成育する環境で話されている言語を、明示的・意識的な説明なしに獲得してしまう。なぜそのようなことが可能なのであろうか。この問いに答えることが、生成文法理論の目標である。このクラスでは、生成文法理論が採択する言語研究モデルの基本概念及び指導仮説を中心に学ぶ。
到達目標   Class Goals 言語の知識とは何か、言語はどのように獲得されるのか、言語はどのように使用されるのか、という3つの問いに対する生成文法の考え方への理解を深める。具体的な言語データから説明することを目指す。
授業言語   Language 日本語
アクティブ・ラーニング   Active Learning アクティブ・ラーニング対応
授業計画
Daily Class Schedule
【第1回】 授業内容
Content/Topic
ガイダンス/子どもはどのように言語を獲得するのか①ー言語に見られる特徴を概観する。
予習内容
Preparation for Class
受講希望者はシラバスをしっかり読み、言語学に関する問題意識をもって1回目の授業に参加すること。 目安時間
Hours
0 時間
復習内容
Review of Class
授業内容を振り返る。 目安時間
Hours
2 時間
【第2回】 授業内容
Content/Topic
子どもはどのように言語を獲得するのか②ー言語獲得に見られる特徴を学ぶ。
予習内容
Preparation for Class
配布した資料を熟読する。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容を振り返る。
赤ちゃんの音の獲得に関する動画を視聴し、課題に取り組む。
目安時間
Hours
2 時間
【第3回】 授業内容
Content/Topic
子どもはどのように言語を獲得するのか③ー言語の構造について学ぶ。
予習内容
Preparation for Class
配布した資料を熟読する。
ゴールデンウィークの休みを利用して『メノン』を読み始める。
目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容を振り返る。 目安時間
Hours
3 時間
【第4回】 授業内容
Content/Topic
子どもはどのように言語を獲得するのか④ー手話について学ぶ。
予習内容
Preparation for Class
手話について配布した資料を熟読する。
手話についての提出課題に取り組む。
目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業の内容を自分で説明できるよう復習する。 目安時間
Hours
2 時間
【第5回】 授業内容
Content/Topic
言語の普遍性と多様性①ーいくつかの言語データを比較する。
予習内容
Preparation for Class
配布した資料を熟読する。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容を振り返る。 目安時間
Hours
2 時間
【第6回】 授業内容
Content/Topic
言語の普遍性と多様性②ー音形をもたない代名詞の解釈を考える。
予習内容
Preparation for Class
配布した資料を熟読する。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容を振り返る。 目安時間
Hours
2 時間
【第7回】 授業内容
Content/Topic
1960年代生成文法の出現により、言語研究がそれ以前と比べどう変わったのかを学ぶ。
予習内容
Preparation for Class
『言語と認知』109頁〜112頁まで読む。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業のノートを熟読する。 目安時間
Hours
4 時間
【第8回】 授業内容
Content/Topic
17世紀デカルト派言語学
予習内容
Preparation for Class
『言語と認知』113頁〜118頁まで読む。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業のノートを熟読する。 目安時間
Hours
2 時間
【第9回】 授業内容
Content/Topic
知識獲得とプラトンの問題
『メノン』に関する質問への考えを小レポートにし、それをもとに小グループで発表・意見交換する
予習内容
Preparation for Class
プラトン著『メノン』を読む。
『メノン』に関する課題に取り組む。
目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業のノートを熟読する。 目安時間
Hours
2 時間
【第10回】 授業内容
Content/Topic
言語研究における3つの中心的問いをめぐって①
予習内容
Preparation for Class
『言語と認知』119頁〜128頁まで読む。 目安時間
Hours
4 時間
復習内容
Review of Class
授業のノートを熟読する。 目安時間
Hours
2 時間
【第11回】 授業内容
Content/Topic
言語研究における3つの中心的問いをめぐって②
予習内容
Preparation for Class
『言語と認知』138頁〜146頁まで読む。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業のノートを熟読する。 目安時間
Hours
2 時間
【第12回】 授業内容
Content/Topic
生成文法の変遷ー規則から原理へ①
予習内容
Preparation for Class
配布資料を熟読する。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業のノートを熟読する。 目安時間
Hours
2 時間
【第13回】 授業内容
Content/Topic
生成文法の変遷ー規則から原理へ②
予習内容
Preparation for Class
『言語と認知』147頁〜149頁まで読む。
春学期の授業のまとめ
目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業のノートを熟読する。 目安時間
Hours
2 時間
【第14回】 授業内容
Content/Topic
復習テスト/まとめ
予習内容
Preparation for Class
これまでの授業内容を振り返る。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
テスト内容を振り返る。 目安時間
Hours
2 時間
【第15回】 授業内容
Content/Topic
まとめ/復習テスト解説
予習内容
Preparation for Class
これまでの授業内容を復習する。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
これまでの授業のノートを使って授業内容を振り返る。 目安時間
Hours
2 時間
授業に関する注意事項   
Remarks for Class
言語学の知識は必要としないが、積極的な授業参加を希望する。
授業は各回の内容をふまえて積み上げていく形となるので、毎回出席することが望ましい。
毎回リアクションペーパーを提出してもらう。
教科書   Texts 必要に応じてプリントを配布する。
参考書   Reference Books 『言語と認知ー心的実在としての言語』ノーム・チョムスキー(加藤泰彦・加藤ナツ子訳)秀英書房, 2004.
『メノンー徳について』プラトン(渡辺邦夫訳)光文社古典新訳文庫, 光文社, 2012.
『心のパターン 言語の認知科学入門』レイ・ジャッケンドフ(水光雅則訳)岩波書店, 1993.
課題フィードバック方法区分
Assignment Feedback Method
授業時間内に講評・解説を行い、授業時間外はmanabaで行う
課題フィードバック方法内容
Assignment Feedback Method Content
成績評価の基準   
Evaluation Criteria
授業内復習テスト1回(60%)、課題(30%)、および小グループでの発表(10%)
関連URL   Related URL
備考   Notes
添付ファイルの注意事項   Notice
更新日時   Date of  Update 2024年02月02日 13時05分21秒