シラバス情報

授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード   Course Code 1CC0294102
授業開講年度   Year of Class 2024年度
授業形態   Course Mode 講義(対面授業)
授業名称   Class Name Technology and Language Learning
テーマ   Theme
科目名   Name of Subject Technology and Language Learning
英字科目名
English Name of Subject
Technology and Language Learning
科目単位数   Credit 2
履修期   Term 春学期
教員氏名   Name of Teacher 関口 幸代
開講キャンパス   Campus 白金
曜時   Day and Period 火曜4時限(春学期)
授業概要   Course Description グローバル化と情報化の大波は英語教育の分野にも押し寄せてきています。文科省も「GIGAスクール構想」「教員のICT活用指導力チェックリスト」などを打ち出し、学校でのICT活用の促進に取り組んでいます。ICT活用に関するコアカリキュラム案「情報通信技術を活用した教育に関する理論及び方法(仮称)」も示され、教職課程でもICT活用に特化したカリキュラムの重要性が議論されるようになりました。この科目では、そんなちょっと未来の教室に対応できる人材育成を目指しています。Educational technology (EdTech)が、どのように教育、学習、評価を改善することができるかをさまざま角度から探求します。具体的には、現場で一般的に使われているツールを実際に教える視点で利用する方法も学びます。教育実習でみなさんが「クロームブックって何?、ロイロノート?、グーグルクラスルームで教材どうやって共有するの?・・・」などと途方に暮れないように準備したいと思います。タブレットも貸し出します。

テクノロジーの教育利用を考えるとき、なんだかコンピュタラボや電子黒板など想像するかもしれませんが、実際は、様々な形の英語学習に役立つツールがすでにeveryday technology として私たちの生活に根付いています。Netflixで海外ドラマをエンドレスで見たり、kindleで無料でShakespeareの原書を読んだりすることもできます。自分の英語会話力をチェックしたかったらこっそり“Hey Siri”と話しかけると延々と英会話の練習もできます。海外の大学のコースにもMOOCsから参加できますし、また、海外にいる同年代の大学生とも授業交流の形で、LINEやFacebookなどのSNSを使って場所や時間の制限なく交流ができるようになりました。

反面、コロナ禍では、教育現場はどのように遠隔で教育を適切に実施するかという課題に取り組み、その際、Online technology 活用に関連するさまざまな問題点が表面化しました。教育養成過程におけるICT活用指導力を持つ人材の育成はこれまで以上に注目されています。みなさんも教育を受ける側として感じたことも多かったのではないでしょうか。これからの社会で英語教員として活躍するみなさんには、これからの社会を生きる子供たちの情報活用能力を育むことができる学習活動を支援できるスキルが必要となります。そんなみなさんをサポートするために、この科目では、ただ単にツールの使い方を勉強するだけではなく、設定した学習目的を達成するために、Educational technologyを導入し、どのようなサポートが適切かを探求していきます。教育と学習のためのdigital technologiesを適切に評価・取捨選択でき、実際の使用に関連する知識とスキルを育成することを目指します。また、英語とテクノロジーを駆使し、オーストラリアの大学生の日本語学習のお手伝いもします。詳細は科目紹介サイト https://bit.ly/edtech_2024 を参照してください。

この授業では、クラス内外の課題を通じて、実際にどのようにテクノロジーを学習に活用するか、教材作成・カリキュラム作成に取り組みます。また、授業は参加型の形式で、グループ課題にも取り組みます。授業は主に英語で行います。文献・資料・教材は英語・日本語です。
到達目標   Class Goals Current Topics in ELT A/Technology and Language Learningでは
1) Educational technology (EdTech)を活用した英語教育について基本的な知識を得ることを目指します。
2) Educational technology (EdTech)の教育と学習への影響について知識を得ることを目指します。

Current Topics in ELT B/Technology and Language Learningでは
3) Educational technology (EdTech)を使い、学習者が主体的に授業に参加できるような英語の授業を計画できるスキルを得ることを目指します。
4) 教育、学習、評価におけるeducational technology (EdTech)の効果的な活用方法を理解し、適切かつ創造的な方法で選択して使用できることを目指します。
授業言語   Language 英語
アクティブ・ラーニング   Active Learning アクティブ・ラーニング対応
授業計画
Daily Class Schedule
【第1回】 授業内容
Content/Topic
授業概要、到達目標、成績評価方法、コースツールについての説明
ICTの教育活用の可能性とは?日本・各国の取り組み例を参考に世界のトレンドを理解しよう
予習内容
Preparation for Class
シラバスを参照しておくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業後、クラス活動・課題についてを資料を見て確認しておくこと 目安時間
Hours
2 時間
【第2回】 授業内容
Content/Topic
ICTの教育利用の現状:英語教育にどのようにテクノロジーが活用されているか、取り組み例分析(1)
電子黒板・ロイロノート・クロームブック・オンラインテスト・英語学習アプリ
予習内容
Preparation for Class
授業前に今週の講義資料を読み、課題を授業前に科目サイトに提出しておくこと 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業後、事前学習活動で理解が不足している部分を確認しておくこと 目安時間
Hours
2 時間
【第3回】 授業内容
Content/Topic
ICTの教育利用の現状:英語教育にどのようにテクノロジーが活用されているか、取り組み例分析(2)
電子黒板・ロイロノート・クロームブック・オンラインテスト・英語学習アプリ
予習内容
Preparation for Class
授業前に今週の講義資料を読み、課題を授業前に科目サイトに提出しておくこと 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業後、事前学習活動で理解が不足している部分を確認しておくこと 目安時間
Hours
2 時間
【第4回】 授業内容
Content/Topic
ICTの教育活用実践:Listening力育成のためのテクノロジー利用を考えよう(1)
予習内容
Preparation for Class
授業前に今週の講義資料を読み、課題を授業前に科目サイトに提出しておくこと 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業後、事前学習活動で理解が不足している部分を確認しておくこと 目安時間
Hours
2 時間
【第5回】 授業内容
Content/Topic
ICTの教育活用実践:Listening力育成のためのテクノロジー利用を考えよう(2)
予習内容
Preparation for Class
授業前に今週の講義資料を読み、課題を授業前に科目サイトに提出しておくこと 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業後、事前学習活動で理解が不足している部分を確認しておくこと 目安時間
Hours
2 時間
【第6回】 授業内容
Content/Topic
発表課題1・レポート
予習内容
Preparation for Class
授業前に今週の講義資料を読み、課題を授業前に科目サイトに提出しておくこと 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業後、事前学習活動で理解が不足している部分を確認しておくこと 目安時間
Hours
2 時間
【第7回】 授業内容
Content/Topic
ICTの教育活用実践:Reading力育成のためのテクノロジー利用を考えよう(1)
予習内容
Preparation for Class
授業前に今週の講義資料を読み、課題を授業前に科目サイトに提出しておくこと 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業後、事前学習活動で理解が不足している部分を確認しておくこと 目安時間
Hours
2 時間
【第8回】 授業内容
Content/Topic
ICTの教育活用実践:Reading力育成のためのテクノロジー利用を考えよう(2)
予習内容
Preparation for Class
授業前に今週の講義資料を読み、課題を授業前に科目サイトに提出しておくこと 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業後、事前学習活動で理解が不足している部分を確認しておくこと 目安時間
Hours
2 時間
【第9回】 授業内容
Content/Topic
ICTの教育活用実践:Writing力育成のためのテクノロジー利用を考えよう(1)
予習内容
Preparation for Class
授業前に今週の講義資料を読み、課題を授業前に科目サイトに提出しておくこと 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業後、事前学習活動で理解が不足している部分を確認しておくこと 目安時間
Hours
2 時間
【第10回】 授業内容
Content/Topic
ICTの教育活用実践:Writing力育成のためのテクノロジー利用を考えよう(2)
予習内容
Preparation for Class
授業前に今週の講義資料を読み、課題を授業前に科目サイトに提出しておくこと 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業後、事前学習活動で理解が不足している部分を確認しておくこと 目安時間
Hours
2 時間
【第11回】 授業内容
Content/Topic
ICTの教育活用実践:英語発信力・Speaking力育成のためのテクノロジー利用を考えよう(1)
予習内容
Preparation for Class
授業前に今週の講義資料を読み、課題を授業前に科目サイトに提出しておくこと 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業後、事前学習活動で理解が不足している部分を確認しておくこと 目安時間
Hours
2 時間
【第12回】 授業内容
Content/Topic
ICTの教育活用実践:英語発信力・Speaking力育成のためのテクノロジー利用を考えよう(2)
予習内容
Preparation for Class
授業前に今週の講義資料を読み、課題を授業前に科目サイトに提出しておくこと 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業後、事前学習活動で理解が不足している部分を確認しておくこと 目安時間
Hours
2 時間
【第13回】 授業内容
Content/Topic
発表課題2・レポート
予習内容
Preparation for Class
授業前に今週の講義資料を読み、課題を授業前に科目サイトに提出しておくこと 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業後、事前学習活動で理解が不足している部分を確認しておくこと 目安時間
Hours
2 時間
【第14回】 授業内容
Content/Topic
ICTを教育現場でこれから活用するために: ICT活用・環境導入の利点・問題点
予習内容
Preparation for Class
授業前に今週の講義資料を読み、課題を授業前に科目サイトに提出しておくこと 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業後、事前学習活動で理解が不足している部分を確認しておくこと 目安時間
Hours
2 時間
【第15回】 授業内容
Content/Topic
授業の総括
予習内容
Preparation for Class
これまでの内容理解が不足している部分を確認しておくこと 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
理解が不足している部分を確認しておくこと 目安時間
Hours
2 時間
授業に関する注意事項   
Remarks for Class
教員の授業関連ホームページ https://bit.ly/edtech_2024 から初回授業に関する情報をご確認ください。また科目に関する質問もこちらから受け付けています(メールでも構いません)。
教科書   Texts テキスト:使用しない 教育指針・論文資料から最新の文献を科目サイトから配信する
参考書   Reference Books Integrating Information and Communication Technologies in English for Specific Purposes (English Language Education) Rosa Mu?oz Luna出版社: Springer ISBN-10: 3319689258

デジタル社会の学びのかたちVer.2: 教育とテクノロジの新たな関係, A.コリンズ , R.ハルバーソン , Allan Collins, Richard Halverson, 稲垣 忠 (編集, 翻訳) ISBN-10 : 4762831263

21世紀型スキル: 学びと評価の新たなかたちP.グリフィン B.マクゴー E.ケア 三宅 なほみ出版社: 北大路書房 ISBN-10: 4762828572
課題フィードバック方法区分
Assignment Feedback Method
授業時間内に講評・解説を行い、授業時間外はmanabaで行う
課題フィードバック方法内容
Assignment Feedback Method Content
成績評価の基準   
Evaluation Criteria
授業参加(10%)
課題 (20%)
発表課題 (30%)
レポート (40%)
関連URL   Related URL https://bit.ly/edtech_2024
備考   Notes
添付ファイルの注意事項   Notice
更新日時   Date of  Update 2024年03月21日 15時58分31秒