シラバス情報

授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード   Course Code 1CF0080001
授業開講年度   Year of Class 2024年度
授業形態   Course Mode 講義(対面授業)
授業名称   Class Name 近現代の文学A
テーマ   Theme
科目名   Name of Subject 近現代の文学A
英字科目名
English Name of Subject
Modern and Contemporary Literature A
身につく能力
Ability to be Acquired in This Class
◎=科目に最も関連する能力
〇=科目に関連する能力
知識・理解 フランス語圏の言語・文化についての広範な知識
知識・理解 フランス語圏の言語や文化についての個別的知識の習得
汎用的技能 情報収集力
汎用的技能 フランス語の実践的な運用能力及び知識をもとにした思考の相対化
態度・志向性 多様な文化のあり方を追求する姿勢
統合的な学習経験と創造的思考力 問題提起力
統合的な学習経験と創造的思考力 論理的かつ説得的見解を述べる力
科目単位数   Credit 2
履修期   Term 春学期
教員氏名   Name of Teacher 坂本 さやか
開講キャンパス   Campus 白金
曜時   Day and Period 火曜2時限(春学期)
授業概要   Course Description 民衆が政治活動に積極的に参加したフランス革命において、女性たちもヴェルサイユ行進といった歴史的事件や公共空間ならびに私的空間においてさまざまな役割を果たしています。革命において女性はなにを考え、なにを行ったのでしょうか。また女性を政治の場から排除しようとする流れが強まるなかで、男性たちは、女性たちにどのような役割を担わせようとしたのでしょうか。
この授業では、ロマン主義を代表する歴史家ジュール・ミシュレの『フランス革命史』(1847-1853年)における女性にかかわる叙述を、フランス語の原文で精読していきます。女性の参加した、いくつかの重要な歴史的事件の描写を丁寧に読み解き、ミシュレが政治・社会の活動に参加する女性たちをどのように描き、どのように評価しているのかを探ります。必要に応じて、現代の革命史研究も参照する予定です。
到達目標   Class Goals ・フランス革命期の女性について19世紀に書かれた歴史書をフランス語で丁寧に読み解き、フランス革命の歴史と当時の女性についての理解を深める。
・歴史家が伝記や肖像を通して描き出す理想化された女性像を、その背景にある歴史家の思想や、当時の女性観と関連させながら、分析・解釈する。
授業言語   Language 日本語
アクティブ・ラーニング   Active Learning アクティブ・ラーニング対応
授業計画
Daily Class Schedule
【第1回】 授業内容
Content/Topic
導入:フランス革命と女性
予習内容
Preparation for Class
フランス革命について、自分が知っている内容を整理しましょう。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業のプリントを読み返し、疑問点について調べましょう。 目安時間
Hours
2 時間
【第2回】 授業内容
Content/Topic
マリ=アントワネットの肖像:王政下における女性
予習内容
Preparation for Class
授業で読む箇所をきちんと予習し、フランス語の原文を日本語に訳せるようにすること。 目安時間
Hours
3 時間
復習内容
Review of Class
授業のプリントを読み返し、疑問点について調べましょう。 目安時間
Hours
1 時間
【第3回】 授業内容
Content/Topic
ヴェルサイユ行進(1):庶民の女性と政治参加
予習内容
Preparation for Class
授業で読む箇所をきちんと予習し、フランス語の原文を日本語に訳せるようにすること。 目安時間
Hours
3 時間
復習内容
Review of Class
授業のプリントを読み返し、疑問点について調べましょう。 目安時間
Hours
1 時間
【第4回】 授業内容
Content/Topic
ヴェルサイユ行進(2):女性の貧困と窮状
予習内容
Preparation for Class
授業で読む箇所をきちんと予習し、フランス語の原文を日本語に訳せるようににすること 目安時間
Hours
3 時間
復習内容
Review of Class
授業のプリントを読み返し、疑問点について調べましょう。 目安時間
Hours
1 時間
【第5回】 授業内容
Content/Topic
ヴェルサイユ行進(3):国王一家を連れてのパリへの帰還
予習内容
Preparation for Class
授業で読む箇所をきちんと予習し、フランス語の原文を日本語に訳せるようにすること。 目安時間
Hours
3 時間
復習内容
Review of Class
授業のプリントを読み返し、疑問点について調べましょう。 目安時間
Hours
1 時間
【第6回】 授業内容
Content/Topic
連盟祭における女性:女性と公共生活
予習内容
Preparation for Class
授業で読む箇所をきちんと予習し、フランス語の原文を日本語に訳せるようにすること。 目安時間
Hours
3 時間
復習内容
Review of Class
授業のプリントを読み返し、疑問点について調べましょう。 目安時間
Hours
1 時間
【第7回】 授業内容
Content/Topic
サロンやクラブにおける女性:ルソーの影響
予習内容
Preparation for Class
授業で読む箇所をきちんと予習し、フランス語の原文を日本語に訳せるようにすること。 目安時間
Hours
3 時間
復習内容
Review of Class
授業のプリントを読み返し、疑問点について調べましょう。 目安時間
Hours
1 時間
【第8回】 授業内容
Content/Topic
オランプ・ド・グージュ
予習内容
Preparation for Class
授業で読む箇所をきちんと予習し、フランス語の原文を日本語に訳せるようにすること。 目安時間
Hours
3 時間
復習内容
Review of Class
授業のプリントを読み返し、疑問点について調べましょう。 目安時間
Hours
1 時間
【第9回】 授業内容
Content/Topic
ロラン夫人(1):共和国と女性政治家
予習内容
Preparation for Class
授業で読む箇所をきちんと予習し、フランス語の原文を日本語に訳せるようにすること。 目安時間
Hours
3 時間
復習内容
Review of Class
授業のプリントを読み返し、疑問点について調べましょう。 目安時間
Hours
1 時間
【第10回】 授業内容
Content/Topic
ロラン夫人(2):ルソーのヒロインとの比較
予習内容
Preparation for Class
授業で読む箇所をきちんと予習し、フランス語の原文を日本語に訳せるようにすること。 目安時間
Hours
3 時間
復習内容
Review of Class
授業のプリントを読み返し、疑問点について調べましょう。 目安時間
Hours
1 時間
【第11回】 授業内容
Content/Topic
学生発表(1):マリ=アントワネット、ヴェルサイユ行進、女性革命家など
予習内容
Preparation for Class
発表者は発表を準備すること。さらに授業で読む箇所をきちんと予習し、フランス語の原文を日本語に訳せるようにすること。 目安時間
Hours
3 時間
復習内容
Review of Class
発表者は授業中に交わされた議論や質問などをもとに、発表内容について考察を深め、レポート執筆の準備をすること。 目安時間
Hours
1 時間
【第12回】 授業内容
Content/Topic
ヴァンデの反乱における女性(1):女性と反革命
予習内容
Preparation for Class
授業で読む箇所をきちんと予習し、フランス語の原文を日本語に訳せるようにすること。 目安時間
Hours
3 時間
復習内容
Review of Class
授業のプリントを読み返し、疑問点について調べましょう。 目安時間
Hours
1 時間
【第13回】 授業内容
Content/Topic
ヴァンデの反乱における女性(2)
予習内容
Preparation for Class
授業で読む箇所をきちんと予習し、フランス語の原文を日本語に訳せるようにすること。 目安時間
Hours
3 時間
復習内容
Review of Class
授業のプリントを読み返し、疑問点について調べましょう。 目安時間
Hours
1 時間
【第14回】 授業内容
Content/Topic
まとめと学生発表(2):ロラン夫人などの女性革命家、ヴァンデの反乱など
予習内容
Preparation for Class
発表者は発表を準備すること。さらに授業で読む箇所をきちんと予習し、フランス語の原文を日本語に訳せるようにすること。 目安時間
Hours
3 時間
復習内容
Review of Class
発表者は授業中に交わされた議論や質問などをもとに、発表内容についての考察を深め、レポート執筆の準備をすること。 目安時間
Hours
1 時間
【第15回】 授業内容
Content/Topic
総括、レポートに対するコメント
予習内容
Preparation for Class
これまでの授業内容を復習すること。 目安時間
Hours
3 時間
復習内容
Review of Class
レポートへのコメントを読み返し、今後の学習に生かせる部分をまとめる。 目安時間
Hours
1 時間
授業に関する注意事項   
Remarks for Class
・毎回仏和辞典を持参してください。
・授業では毎回、フランス語の訳読に参加すること。
・授業内容に関連した発表を各自、学期中に一回行うこと。発表内容と授業で交わされた議論をもとにレポートを準備すること。
教科書   Texts Jules Michelet, Histoire de la Révolution française, édition publiée sous la direction de Paule Petitier, Paris, Gallimard, « Bibliothèque de la Pléiade », 2019, 2 vol.からの抜粋をプリントで配布します。
参考書   Reference Books 授業中に適宜指示します。
課題フィードバック方法区分
Assignment Feedback Method
授業時間内に講評・解説を行い、授業時間外はmanabaで行う
課題フィードバック方法内容
Assignment Feedback Method Content
成績評価の基準   
Evaluation Criteria
授業参加(訳読・課題・発表)60% レポート 40%
関連URL   Related URL
備考   Notes
添付ファイルの注意事項   Notice
更新日時   Date of  Update 2024年03月19日 15時00分32秒