シラバス情報

授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード   Course Code 1CH0039000
授業開講年度   Year of Class 2024年度
授業形態   Course Mode 講義(対面授業)
授業名称   Class Name LAMUS315音楽学特講7/音楽学特講7A/音楽学特講7B
テーマ   Theme
科目名   Name of Subject LAMUS315音楽学特講7
英字科目名
English Name of Subject
Lecture of Musicology 7
身につく能力
Ability to be Acquired in This Class
◎=科目に最も関連する能力
〇=科目に関連する能力
知識・理解 芸術・表現活動、文化・社会の基礎的教養
知識・理解 芸術に関する個別専門領域の体系的知識
汎用的技能 問題解決を提案する分析力・構想力・表現力
態度・志向性 社会志向、知的好奇心、柔軟な感性
統合的な学習経験と創造的思考力 専攻領域で新たに問題提起する力
統合的な学習経験と創造的思考力 専攻領域で新たに問題解決を提案する力
科目単位数   Credit 2
履修期   Term 秋学期
教員氏名   Name of Teacher 吉原 奈美
開講キャンパス   Campus 白金
曜時   Day and Period 金曜3時限(秋学期)
授業概要   Course Description 音楽療法とは何だろう。音楽はどのように個人に働き、どのように個人の役に立つのだろう。現代社会における音楽療法の役割とは何だろう。そもそも、『人を助ける』とは、何だろう。
本講義では、音楽療法の定義・理論を学ぶだけではなく、映像や体験を通して実際に音楽療法に触れ、なぜ現代社会において音楽療法が必要なのかを理解していく。
到達目標   Class Goals 自分自身の音楽への理解を深め、自己理解につなげる
現代社会における音楽療法(定義、対象者、実践、現場など)を理解し、音楽療法について自らの言葉で説明できるようになる
これから社会における音楽療法(もしくは音楽)の価値について考える
授業言語   Language 日本語
アクティブ・ラーニング   Active Learning アクティブ・ラーニング対応
授業計画
Daily Class Schedule
【第1回】 授業内容
Content/Topic
音楽療法のイントロダクション
シラバス、ルーブリックの確認
予習内容
Preparation for Class
「音楽療法」という言葉から、どのような内容の療法なのかを考える 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
音楽療法に関わる動画を見たり記事を調べたりしてみる 目安時間
Hours
2 時間
【第2回】 授業内容
Content/Topic
音楽とは何か。音楽療法の概要・定義・歴史を学ぶ
音楽療法士になるためにはどのような教育が必要か。音楽療法士はどこで働いているか。どのような対象者にどのような事をするのか、など身近なところから音楽療法を知る
予習内容
Preparation for Class
音楽療法士がどのような場所で働き、どのような活動をしているのかを調べる 目安時間
Hours
1 時間
復習内容
Review of Class
音楽療法の対象者について考え、その視点で音楽療法を定義する 目安時間
Hours
1 時間
【第3回】 授業内容
Content/Topic
健康とは何か、「人を助ける」とは何かを考え、議論する
音楽療法ではどのような健康観に基づいて行われるのか学ぶ
予習内容
Preparation for Class
健康とは何かを考える。どのような状態が自分にとっての健康なのか、考えをまとめておく 目安時間
Hours
1 時間
復習内容
Review of Class
授業内容を踏まえ、健康とは一体何なのかを改めて考え、人を助けるという意味について考える 目安時間
Hours
1 時間
【第4回】 授業内容
Content/Topic
高齢者の音楽療法①
発表①:高齢者の抱える問題や難しさについて調べ、どのような支援が必要かを発表する
予習内容
Preparation for Class
授業で学ぶ4領域から、高齢者を選んだ学生は発表の準備をする
それ以外の学生は、高齢者と関わった体験を振り返りまとめる
目安時間
Hours
10 時間
復習内容
Review of Class
高齢者のニーズを理解し、音楽療法がどのように高齢者の役に立つか、考えをまとめる 目安時間
Hours
1 時間
【第5回】 授業内容
Content/Topic
高齢者の音楽療法②体験
高齢者のニーズや強みについて復習し、実際に音楽療法を体験して理解を深める
予習内容
Preparation for Class
高齢者のニーズや強みについて、前回の授業を踏まえて考える 目安時間
Hours
1 時間
復習内容
Review of Class
音楽療法を体験して、理論だけでは分からなかったことや実際に体験して分かったことをまとめる 目安時間
Hours
1 時間
【第6回】 授業内容
Content/Topic
子どもの音楽療法①
発表①:子どもの抱える問題や難しさについて調べ、どのような支援が必要かを発表する
予習内容
Preparation for Class
授業で学ぶ4領域から、子どもを選んだ学生は発表の準備をする。
それ以外の学生は、子どもと関わった体験を振り返りまとめる。
目安時間
Hours
1 時間
復習内容
Review of Class
様々な障がいを理解した上でニーズについて考え、音楽がどのように子どもの役に立つかまとめる 目安時間
Hours
1 時間
【第7回】 授業内容
Content/Topic
子どもの音楽療法②体験
予習内容
Preparation for Class
発達障がいを持つ子どもの強みとニーズについて、前回の授業を踏まえて考える 目安時間
Hours
1 時間
復習内容
Review of Class
音楽療法を体験して、理論だけでは分からなかったことや実際に体験して分かったことをまとめる
課題:次回の授業までにペーパーを提出
目安時間
Hours
10 時間
【第8回】 授業内容
Content/Topic
精神科の音楽療法①
発表①精神病を持つ個人の抱える問題や難しさについて調べ、どのような支援が必要かを発表する
予習内容
Preparation for Class
授業で学ぶ4領域から、精神科を選んだ学生は発表の準備をする
それ以外の学生は、精神疾患を持つ方と関わった体験を振り返りまとめる
目安時間
Hours
1 時間
復習内容
Review of Class
精神病が身近なものである事を理解し、自分の中にある偏見を探る。自分の視点で、この社会における精神疾患を持つ患者の支援について考える 目安時間
Hours
1 時間
【第9回】 授業内容
Content/Topic
精神科の音楽療法②体験
予習内容
Preparation for Class
精神科患者の強みとニーズについて、前回の授業を踏まえて考える 目安時間
Hours
1 時間
復習内容
Review of Class
音楽療法を体験して、理論だけでは分からなかった事、実際に体験して分かったことをまとめる 目安時間
Hours
1 時間
【第10回】 授業内容
Content/Topic
病院の音楽療法①
身体的病を持つ個人の抱える問題や難しさについて調べ、どのような支援が必要かを発表する
予習内容
Preparation for Class
授業で学ぶ4領域から、病院を選んだ学生は発表の準備をする。
それ以外の学生は、医療的な問題を抱えた方と関わった体験を振り返りまとめる。
目安時間
Hours
1 時間
復習内容
Review of Class
3回目の授業で学んだ「健康観」を振り返り、身体の健康が損なわれた場合、どのような支援が必要かを考える 目安時間
Hours
1 時間
【第11回】 授業内容
Content/Topic
病院の音楽療法②体験
予習内容
Preparation for Class
医療患者の強みとニーズについて、前回の授業を踏まえて考える 目安時間
Hours
1 時間
復習内容
Review of Class
音楽療法を体験して、理論だけでは分からなかったことや実際に体験して分かったことをまとめる 目安時間
Hours
1 時間
【第12回】 授業内容
Content/Topic
発表②
予習内容
Preparation for Class
manabaのレポートに沿って課題を提出、発表する 目安時間
Hours
10 時間
復習内容
Review of Class
クラスメイトの発表を聞き、自分との共通点や違いを理解する 目安時間
Hours
1 時間
【第13回】 授業内容
Content/Topic
音楽療法の現場5:その他の場所での音楽療法
学生の知りたい現場について話す予定。そこから日本で必要とされている現場について考える。
予習内容
Preparation for Class
刑務所やセルフケアグループなど、音楽療法を必要としている現場について考える 目安時間
Hours
1 時間
復習内容
Review of Class
音楽がどのように人々の役に立つか、考えをまとめる 目安時間
Hours
1 時間
【第14回】 授業内容
Content/Topic
まとめのテスト
予習内容
Preparation for Class
これまでの授業の内容を振り返る 目安時間
Hours
20 時間
復習内容
Review of Class
間違えた箇所を振り返る 目安時間
Hours
1 時間
【第15回】 授業内容
Content/Topic
リフレクション(各自)
音楽療法に関して何を学んだかを振り返り、これからの音楽療法について考える
予習内容
Preparation for Class
特になし 目安時間
Hours
0 時間
復習内容
Review of Class
音楽療法のこれからについて、考えをまとめる 目安時間
Hours
3 時間
授業に関する注意事項   
Remarks for Class
授業内容は、学生のニーズに合わせて変更となる可能性がある。 履修に関して、音楽経験の有無や演奏技術などは一切問わない。
音楽や音楽療法について、積極的に知りたいという姿勢を重視する。
また、授業では適切なコミュニケーションが必須となる。
教科書   Texts なし・適宜プリント使用
参考書   Reference Books 音楽療法ケーススタディ上・下 ケネス・E・ブルシア(著、編集)、(よしだじゅんこ、酒井智華 翻訳)音楽之友社(2004年出 版)
ハウ・キャナイ・ヘルプ?—助け合うときに起こること ラム・ダス、P・ゴーマン(1994)平河出版社 (1994/06)
音楽療法を定義する ケネス・E・ブルシア(著)(生野里花訳)東海大学出版会(2001)
課題フィードバック方法区分
Assignment Feedback Method
授業時間内に講評・解説を行い、授業時間外はmanabaで行う
課題フィードバック方法内容
Assignment Feedback Method Content
成績評価の基準   
Evaluation Criteria
manabaに掲載するルーブリックを参照。
授業への積極参加度・リフレクションペーパーなど(40%)、発表(2回・各10%)、レポート・まとめテスト(2回・各20%)
関連URL   Related URL
備考   Notes
添付ファイルの注意事項   Notice
更新日時   Date of  Update 2024年01月19日 19時06分49秒