シラバス情報

授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード   Course Code 1CH0074000
授業開講年度   Year of Class 2024年度
授業形態   Course Mode 講義(対面授業)
授業名称   Class Name LAFAH308日本・東洋美術史研究B
テーマ   Theme
科目名   Name of Subject LAFAH308日本・東洋美術史研究B
英字科目名
English Name of Subject
Study of Japanese & Asian Art History B
身につく能力
Ability to be Acquired in This Class
◎=科目に最も関連する能力
〇=科目に関連する能力
知識・理解 芸術・表現活動、文化・社会の基礎的教養
知識・理解 芸術に関する個別専門領域の体系的知識
汎用的技能 問題解決を提案する分析力・構想力・表現力
態度・志向性 社会志向、知的好奇心、柔軟な感性
統合的な学習経験と創造的思考力 専攻領域で新たに問題提起する力
統合的な学習経験と創造的思考力 専攻領域で新たに問題解決を提案する力
科目単位数   Credit 2
履修期   Term 秋学期
教員氏名   Name of Teacher 笠嶋 忠幸
開講キャンパス   Campus 白金
曜時   Day and Period 火曜3時限(秋学期)
授業概要   Course Description 日本の書道文化は、中国の文字文化および書法の請来を始まりとし、平安期には独自の「和様」表現を創造するまでに至りました。その後、漢字、仮名、漢字仮名交じりという三つの表現形式を用いて、現在まで筆墨表現を継承しています。この間、社会の近代化と文化芸術の国際化の波にのって、作品制作の方向性は絵画的な領域にも踏み込み、表現の幅を拡大してきました。本講義では、日本の書道文化、書表現の特質について俯瞰します。さまざまな事例からの分析をほどこしながら、理解を深めます。
到達目標   Class Goals 日本の書道文化にかかる歴史的な展開を学び、現代の私たちの日常にある書表現への眼差しについて再確認します。また現代における文化芸術観と書道との相関性についても、理解を深めます。
授業言語   Language 日本語
アクティブ・ラーニング   Active Learning アクティブ・ラーニング対応
授業計画
Daily Class Schedule
【第1回】 授業内容
Content/Topic
ガイダンス:本講義の展開と内容の概説
予習内容
Preparation for Class
日本における「書道」の語の意味について、WEB検索等で確認しておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
講義内容と配布したレジュメを熟読し、私見と感想をまとめておく。 目安時間
Hours
2 時間
【第2回】 授業内容
Content/Topic
日本書道史と中国書法の関係性
予習内容
Preparation for Class
中国の書聖「王羲之」、日本の書聖「空海」について、WEB検索等で確認しておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
講義内容と配布したレジュメを熟読し、私見と感想をまとめておく。 目安時間
Hours
2 時間
【第3回】 授業内容
Content/Topic
平安時代の書道(1)和様の誕生
予習内容
Preparation for Class
能書「小野道風」「藤原行成」の事歴を、WEB検索等で確認しておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
講義内容と配布したレジュメを熟読し、私見と感想をまとめておく。 目安時間
Hours
2 時間
【第4回】 授業内容
Content/Topic
平安時代の書道(2)仮名の書表現
予習内容
Preparation for Class
「変体仮名」の語と事例について、WEB検索等で確認しておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
講義内容と配布したレジュメを熟読し、私見と感想をまとめておく。 目安時間
Hours
2 時間
【第5回】 授業内容
Content/Topic
平安時代の書道(3)能書の口伝
予習内容
Preparation for Class
「世尊寺流」「法性寺流」の語について、WEB検索等で確認しておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
講義内容と配布したレジュメを熟読し、私見と感想をまとめておく。 目安時間
Hours
2 時間
【第6回】 授業内容
Content/Topic
鎌倉時代の書道(1)書写活動の工房化
予習内容
Preparation for Class
「藤原定家」「定家流」の書作の画像を、WEB検索等で確認しておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
講義内容と配布したレジュメを熟読し、私見と感想をまとめておく。 目安時間
Hours
2 時間
【第7回】 授業内容
Content/Topic
鎌倉時代の書道(2)宮廷の流儀
予習内容
Preparation for Class
「伏見天皇」の書作について、事例画像を、WEB検索等で確認しておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
講義内容と配布したレジュメを熟読し、私見と感想をまとめておく。 目安時間
Hours
2 時間
【第8回】 授業内容
Content/Topic
室町時代の書道 ~ 尊円親王と『入木抄』
予習内容
Preparation for Class
能書としての尊円親王に関する事歴を、WEB検索等で確認しておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
講義内容と配布したレジュメを熟読し、私見と感想をまとめておく。 目安時間
Hours
2 時間
【第9回】 授業内容
Content/Topic
桃山時代の書道 ~ 雅の復古と革新
予習内容
Preparation for Class
能書としての本阿弥光悦に関する事歴を、WEB検索等で確認しておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
講義内容と配布したレジュメを熟読し、私見と感想をまとめておく。 目安時間
Hours
2 時間
【第10回】 授業内容
Content/Topic
江戸時代の書道(1)唐様の書の実態
予習内容
Preparation for Class
江戸時代における「唐様」書の展開について、WEB検索等で確認しておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
講義内容と配布したレジュメを熟読し、私見と感想をまとめておく。 目安時間
Hours
2 時間
【第11回】 授業内容
Content/Topic
江戸時代の書道(2)筆墨表現の諸相
予習内容
Preparation for Class
禅僧の書について、2,3の事例を引き、WEB検索等で確認しておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
講義内容と配布したレジュメを熟読し、私見と感想をまとめておく。 目安時間
Hours
2 時間
【第12回】 授業内容
Content/Topic
現代書の特質(1)戦前戦後、書壇の諸相
予習内容
Preparation for Class
書作品における「抽象表現」への賛否を、WEB検索等で確認しておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
講義内容と配布したレジュメを熟読し、私見と感想をまとめておく。 目安時間
Hours
2 時間
【第13回】 授業内容
Content/Topic
現代書の特質(2)漢字仮名交じりの書と無形文化遺産
予習内容
Preparation for Class
学校教育における「書写」について、WEB検索等で確認しておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
講義内容と配布したレジュメを熟読し、私見と感想をまとめておく。 目安時間
Hours
2 時間
【第14回】 授業内容
Content/Topic
本講義の振り返りとまとめ(レポート実記)
予習内容
Preparation for Class
13回分をふり返り、講義メモとレジュメに再度、目を通しておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
講義内容と配布したレジュメを熟読し、私見と感想をまとめておく。 目安時間
Hours
2 時間
【第15回】 授業内容
Content/Topic
本講義の総括(まとめ資料の提示)
予習内容
Preparation for Class
まとめ 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
講義でまとめた内容を再読し、理解を深める。 目安時間
Hours
2 時間
授業に関する注意事項   
Remarks for Class
提出していただくレポートは返却しません。
PPT掲示スライドおよび板書の撮影は禁止。
教科書   Texts 下記、参考書の内容にしたがう任意
参考書   Reference Books 笠嶋忠幸『日本美術における「書」の造形史』 笠間書院 2013
課題フィードバック方法区分
Assignment Feedback Method
授業時間内に講評・解説を行う
課題フィードバック方法内容
Assignment Feedback Method Content
成績評価の基準   
Evaluation Criteria
講義への参加度60%、期末のレポート40%(第14回)
関連URL   Related URL
備考   Notes 講義内容の進捗状況によって、シラバス内容の調整を図ることがあります。
添付ファイルの注意事項   Notice
更新日時   Date of  Update 2024年01月23日 14時47分57秒