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授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード   Course Code 1CH0080001
授業開講年度   Year of Class 2024年度
授業形態   Course Mode 講義(対面授業)
授業名称   Class Name 美術史の理論と方法A
テーマ   Theme
科目名   Name of Subject 美術史の理論と方法A
英字科目名
English Name of Subject
Theories and Methods of Art History A
身につく能力
Ability to be Acquired in This Class
◎=科目に最も関連する能力
〇=科目に関連する能力
知識・理解 芸術・表現活動、文化・社会の基礎的教養
知識・理解 芸術に関する個別専門領域の体系的知識
汎用的技能 問題解決を提案する分析力・構想力・表現力
態度・志向性 社会志向、知的好奇心、柔軟な感性
統合的な学習経験と創造的思考力 専攻領域で新たに問題提起する力
統合的な学習経験と創造的思考力 専攻領域で新たに問題解決を提案する力
科目単位数   Credit 2
履修期   Term 春学期
教員氏名   Name of Teacher 天野 知香
開講キャンパス   Campus 白金
曜時   Day and Period 月曜3時限(春学期)
授業概要   Course Description 美術史学の歴史とそれに伴う理論や方法の展開、それぞれの諸問題を学び、現在の視点からどのように視覚表象を捉えるか考察する。西欧の伝統の中で培われた「芸術」の概念とその変化、それに伴う諸制度の確立とその変質、18~20世紀における美術の歴史をめぐる学問の成立、さらに人文主義的な人間観を前提とした学問に対する、1970年代以降における批判的な再検討や、社会における支配的イデオロギーと視覚表象の関係、ジェンダーやポストコロニアリズムの視点などが理解できるようになることを目指す。適宜スライドなどを交えながら論じる。
到達目標   Class Goals 美術史という学問領域の展開に沿ってもたらされた理論や方法を歴史的に検討し、それに伴う諸問題の考察を通して視覚表象に向き合うための基本的な意識を養う。単なる方法論や理論の知識の習得が目的ではなく、自分自身が日常の様々な視覚表象を前にしたときいかなる姿勢で捉えるか、「見る」ということがどういうことなのかを自ら考えられるようになることを目標とする。
授業言語   Language 日本語
アクティブ・ラーニング   Active Learning アクティブ・ラーニング非対応
授業計画
Daily Class Schedule
【第1回】 授業内容
Content/Topic
序論 「見る」とはどういう体験か。私達は何を見ているのか。
予習内容
Preparation for Class
自身の関心にもとづいて美術史の研究書や論文に触れ、方法や理論の理解を深める。また自身の関心にもとづいて日頃から積極的に作品に触れ、それにどのようにアプローチしたらよいかという問題意識を養う。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
毎回ノートした授業内容を十分に理解しておく。疑問点は次回に質問する。 目安時間
Hours
2 時間
【第2回】 授業内容
Content/Topic
基本文献紹介。文献リストの配布と説明を通して美術史の問題を概観する。
予習内容
Preparation for Class
シラバスを参照し内容に即した文献などで予習をする。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容を関連する文献などを参考にしながら復習する。 目安時間
Hours
2 時間
【第3回】 授業内容
Content/Topic
美術史はどのように成立したか。今回から歴史を追って美術史の展開を辿ります。
予習内容
Preparation for Class
シラバスを参照し内容に即した文献などで予習をする。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容を関連する文献などを参考にしながら復習する。 目安時間
Hours
2 時間
【第4回】 授業内容
Content/Topic
列伝から美術史へ。
予習内容
Preparation for Class
シラバスを参照し内容に即した文献などで予習をする。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容を関連する文献などを参考にしながら復習する。 目安時間
Hours
2 時間
【第5回】 授業内容
Content/Topic
様式としての美術史
予習内容
Preparation for Class
シラバスを参照し内容に即した文献などで予習をする。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容を関連する文献などを参考にしながら復習する。 目安時間
Hours
2 時間
【第6回】 授業内容
Content/Topic
イコノグラフィーとイコノロジー
予習内容
Preparation for Class
シラバスを参照し内容に即した文献などで予習をする。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容を関連する文献などを参考にしながら復習する。 目安時間
Hours
2 時間
【第7回】 授業内容
Content/Topic
芸術と社会
予習内容
Preparation for Class
シラバスを参照し内容に即した文献などで予習をする。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容を関連する文献などを参考にしながら復習する。 目安時間
Hours
2 時間
【第8回】 授業内容
Content/Topic
モダニズムの諸問題
予習内容
Preparation for Class
シラバスを参照し内容に即した文献などで予習をする。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容を関連する文献などを参考にしながら復習する。 目安時間
Hours
2 時間
【第9回】 授業内容
Content/Topic
フェミニズムと美術史−1
予習内容
Preparation for Class
シラバスを参照し内容に即した文献などで予習をする。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容を関連する文献などを参考にしながら復習する。 目安時間
Hours
2 時間
【第10回】 授業内容
Content/Topic
フェミニズムと美術史ー2
予習内容
Preparation for Class
シラバスを参照し内容に即した文献などで予習をする。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容を関連する文献などを参考にしながら復習する。 目安時間
Hours
2 時間
【第11回】 授業内容
Content/Topic
フェミニズムと美術史ー3 フェミニズム・アートの時代
予習内容
Preparation for Class
シラバスを参照し内容に即した文献などで予習をする。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容を関連する文献などを参考にしながら復習する。 目安時間
Hours
2 時間
【第12回】 授業内容
Content/Topic
オリエンタリズム、プリミティヴィスムからポスト=コロニアリズムへー1
予習内容
Preparation for Class
シラバスを参照し内容に即した文献などで予習をする。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容を関連する文献などを参考にしながら復習する。 目安時間
Hours
2 時間
【第13回】 授業内容
Content/Topic
オリエンタリズム、プリミティヴィスムからポスト=コロニアリズムへー2
予習内容
Preparation for Class
シラバスを参照し内容に即した文献などで予習をする。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容を関連する文献などを参考にしながら復習する。 目安時間
Hours
2 時間
【第14回】 授業内容
Content/Topic
美術をめぐる諸問題
予習内容
Preparation for Class
シラバスを参照し内容に即した文献などで予習をする。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容を関連する文献などを参考にしながら復習する。 目安時間
Hours
2 時間
【第15回】 授業内容
Content/Topic
まとめと課題 各自実際に美術館などで作品を調査し、授業で学んだ見方を実践する
予習内容
Preparation for Class
シラバスを参照し内容に即した文献などで予習をする。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容を関連する文献などを参考にしながら復習する。 目安時間
Hours
2 時間
授業に関する注意事項   
Remarks for Class
受動的な姿勢では何も得られません。自分で問題を意識し、積極的に「見る」と言う体験をし、またそれについて考えてください。質問は歓迎しますので、理解できるまで積極的に質問してください。
教科書   Texts 特になし。
参考書   Reference Books ヴァーノン・ハイド・マイナー著、『美術史の歴史』、北原恵、吉城寺尚子、田中久美子、保井亜弓訳、ブリュッケ、2003年。ダナ・アーノルド著、『美術史』、鈴木杜幾子訳・解説、岩波書店、2006年。ロバート・ネルソン、リチャード・シフ編、『美術史を語る言葉』、ブリュッケ、2002年。
課題フィードバック方法区分
Assignment Feedback Method
その他
課題フィードバック方法内容
Assignment Feedback Method Content
特に授業内で課題は課さないが学期末レポートの内容、特に授業内容を的確に理解しているかを重視して成績に反映させる。
成績評価の基準   
Evaluation Criteria
レポート50%、授業への参加50%。レポートから読み取れる授業内容の理解を特に重視するので、毎回の授業内容を理解した上でレポートを作成する必要がある。授業回数の3分の2以上出席することがレポート提出の条件となるが、出席を満たしただけでは単位取得の条件とはならない。
関連URL   Related URL なし
備考   Notes なし
添付ファイルの注意事項   Notice
更新日時   Date of  Update 2024年03月19日 15時00分33秒