シラバス情報

授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード   Course Code 1CH0092000
授業開講年度   Year of Class 2024年度
授業形態   Course Mode 講義(対面授業)
授業名称   Class Name LAMED321芸術メディア論特講2A/芸術メディア論特別演習
テーマ   Theme
科目名   Name of Subject LAMED321芸術メディア論特講2A
英字科目名
English Name of Subject
Special Topics in Arts & Media 2A
身につく能力
Ability to be Acquired in This Class
◎=科目に最も関連する能力
〇=科目に関連する能力
知識・理解 芸術・表現活動、文化・社会の基礎的教養
知識・理解 芸術に関する個別専門領域の体系的知識
汎用的技能 問題解決を提案する分析力・構想力・表現力
態度・志向性 社会志向、知的好奇心、柔軟な感性
統合的な学習経験と創造的思考力 専攻領域で新たに問題提起する力
統合的な学習経験と創造的思考力 専攻領域で新たに問題解決を提案する力
科目単位数   Credit 2
履修期   Term 春学期
教員氏名   Name of Teacher 鈴木 裕美子
開講キャンパス   Campus 白金
曜時   Day and Period 木曜5時限(春学期)
授業概要   Course Description この講座では、学期中に起きた時事問題・社会的トピックを取り上げながら、芸術・表現活動、文化・社会の基礎教養を身に着けます。同時に、芸術学科で学ぶ皆さんにとって大切な「自由」について一緒に考えていきます。“自由な表現”とは何なのでしょうか。“人が自由に生きる”とはどういうことなのでしょうか。講師はテレビ局勤務42年。その内30年間は報道局で、ディレクター、プロデューサーとして番組制作に携わってきました。この講座ではテレビを軸として、様々なメディアの特性とその役割、社会との関係を学びます。自分の思いを伝えるためにどのようにメディアと向き合い、どのように使いこなせばよいのか…。人が自由に生きる為の手段として、メディア論を学びます。
到達目標   Class Goals 自分の考えを自分の言葉で表現できるようになり、相手の話に耳を傾け、お互いに意見を交わすことができるようにしましょう。そして、メディアという切り口で、社会的課題を解決できる思考方法を身に着けます。
授業言語   Language 日本語
アクティブ・ラーニング   Active Learning アクティブ・ラーニング対応
授業計画
Daily Class Schedule
【第1回】 授業内容
Content/Topic
◇◇シラバスは予定稿です。この順序で進まない場合もありますが、総合的には内容は網羅します。 
◆◆毎授業終了前、授業のリアクションペーパーを記入してください。
4月11日 『自己紹介と他己紹介』。
「自分というメディア」について考える。☆ワークショップ「他己紹介」
予習内容
Preparation for Class
「人が自由に生きるとはどういうことか」考える。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
配布プリントを再読の事。 目安時間
Hours
2 時間
【第2回】 授業内容
Content/Topic
◆◆第2回目以降、授業の最初に毎週のトピックスを皆さんに問いながら解説します。
4月18日『テレビの創成期とインターネット』
テレビの歴史と特性を学ぶ。☆関連VTRを視聴
予習内容
Preparation for Class
各自がその週に気になった時事問題・出来事を何か一つ考えておくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
配布プリントを再読の事。 目安時間
Hours
2 時間
【第3回】 授業内容
Content/Topic
4月25日 『テレビと日本社会』『テレビ番組を作るという事』
テレビの日本社会における役割と課題。「表現の自由」はどこまで許されるのか。憲法と放送法。
☆関連VTRを視聴。
予習内容
Preparation for Class
各自がその週に気になった時事問題・出来事を何か一つ考えておくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
配布プリントを再読の事。 目安時間
Hours
2 時間
【第4回】 授業内容
Content/Topic
5月2日 『電信とラジオの歴史・ラジオの創成期』
ラジオの歴史、ラジオがどのように発達してきたのか。
☆ワークショップ「ナレーション原稿を読んでみよう」…テレビの復習を兼ねて、実際のナレーション原稿を読んでみましょう。
予習内容
Preparation for Class
各自がその週に気になった時事問題・出来事を何か一つ考えておくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
配布プリントを再読の事。
ナレーション原稿を読んだ体験をもとに、テレビやラジオのナレーションを傾聴してください。
目安時間
Hours
2 時間
【第5回】 授業内容
Content/Topic
5月9日『ラジオ・マスメディアの誕生と草の根民主主義とインターネット』
ラジオが社会に果たした役割と、今のSNSと比較します。
☆「草の根民主視主義って何だろう」グループ討議
予習内容
Preparation for Class
各自がその週に気になった時事問題・出来事を考えておくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
配布プリントを再読の事。 目安時間
Hours
2 時間
【第6回】 授業内容
Content/Topic
5月16日◆◆◇リポート提出 『自分が好きな、あるいは気になる、作品、出来事について』
あなたが好きな作品、あるいは出来事などを、A4用紙、1~2枚程度にまとめ提出してください。作品の内容や背景、どんなメディア(本、映画、新聞etc)でもたらされたものか、あなたが好きな、気になる理由も含めて、リポートしてください。提出方法提出先は、後程お伝えします。
予習内容
Preparation for Class
「自分が好きな、気になる、作品や出来事」を洗い出しておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
『自分が好きな、あるいは気になる、作品、出来事について』はあなた自身を表現するものです。第14週の授業では、クラスの仲間にあなたの思いを表現してもらいます。今回リポートで取り上げた作品や出来事ではなくても構いませんが、「自分は人に何を伝えたいのか」「自分の思いを伝える方法は何が良いのか」、この期の後半はそんなことを念頭に、色々考えてみてください。 目安時間
Hours
2 時間
【第7回】 授業内容
Content/Topic
5月23日 『取材するとは何か』
そもそも取材とは何か。現実を切り取るとは何か。また、報道機関が行う取材とは?
☆関連VTR視聴
予習内容
Preparation for Class
各自がその週に気になった時事問題・出来事を考えておくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
配布プリントを再読の事 目安時間
Hours
2 時間
【第8回】 授業内容
Content/Topic
5月30日『印刷物の歴史』・『新聞と報道』
印刷物の歴史をごく簡単に確認し、検閲や「言論の自由」について考えます。
予習内容
Preparation for Class
各自がその週に気になった時事問題・出来事を考えておくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
配布プリントを再読の事 目安時間
Hours
2 時間
【第9回】 授業内容
Content/Topic
6月6日『表現するための構成力~物語をどう構成するか』
構成は創作物をより効果的に仕上げる大切な仕事です。「構成がすべて」という作品もある程です。
☆構成作家をお招きし、構成の仕事を紹介します。
予習内容
Preparation for Class
各自がその週に気になった時事問題・出来事を考えておくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
配布プリントを再読のこと 目安時間
Hours
2 時間
【第10回】 授業内容
Content/Topic
6月13日『ネット社会であなたは自由になりましたか』
表現の自由・誹謗中傷・著作権・プライバシー・フェイクニュース・生成AI等。利点と課題を洗い出します。
☆グループ討議
予習内容
Preparation for Class
各自がその週に気になった時事問題・出来事を考えておくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
配布プリントを再読の事 目安時間
Hours
2 時間
【第11回】 授業内容
Content/Topic
6月20日『映画について 記録性・作家性』
世界で初めて上映された映画とは?人は何をどう表現するのか。
☆関連VTR視聴
予習内容
Preparation for Class
各自がその週に気になった時事問題・出来事を考えておくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
配布プリントを再読の事。 目安時間
Hours
2 時間
【第12回】 授業内容
Content/Topic
6月27日『私たちを取り囲むメディア』
☆「グループワーク・メディアパズル」7つのメディアを挙げ、自分との関係を図に仕上げていきます。グループごとに発表します。
予習内容
Preparation for Class
自分の周りのメディアを挙げたメモを作っておいてください。
各自がその週に気になった時事問題・出来事を考えておくこと。
目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
各班のメディアパズルの内容を反芻してみてください。私たちは様々なメディアに囲まれていることをあらためて確認し、自分とメディアの関わりについて考えてみてください。 目安時間
Hours
2 時間
【第13回】 授業内容
Content/Topic
7月4日『戦争とメディア』
ウクライナ戦争が続く今、戦時のメディアはどうなっているのか。日本の先の大戦下では何が起きていたのか。そして終戦の際に「玉音放送」の果たした役割とは。
☆関連VTR視聴
予習内容
Preparation for Class
各自がその週に気になった時事問題・出来事を考えておくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
配布プリントを再読の事。8月15日には終戦の日となります。授業期間は終わりますが、このクラスを受講した皆さんは、メディアが先の戦争をどう報じているか、そして、現在進行中のウクライナ戦争やガザのニュースがどう報じられているのか、注目してください。 目安時間
Hours
2 時間
【第14回】 授業内容
Content/Topic
7月18日 発表『自分が好きな、あるいは気になる、作品、出来事について』
口頭のプレゼンでも、パワポを使って解説しても、詩を朗読しても、ショートVTRを作成しても、パフォーマンスを披露しても結構です。クラスの仲間に、自分の思いを表現してみましょう。発表後、お互いに講評します。
予習内容
Preparation for Class
各自がその週に気になった時事問題・出来事を考えておくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
配布プリントの再読の事・仲間の発表を反芻してみましょう。 目安時間
Hours
2 時間
【第15回】 授業内容
Content/Topic
『特別学習日』自主学習の日です。教室では行いません。
予習内容
Preparation for Class
14週の授業の際に、資料をお渡しします。これまで学んだメディアの特性や役割などを復習しながら、自分をうまく表現できるようになっているのか、相手の話を傾聴できるようになっているのか、対話の後に一歩進んだ関係を築くことができるようになったか、など、事前に考えておいてください。。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
“表現の自由”とは何か、“人が自由に生きる”とはどういうことか、学期前半と比べて、考えは深まりましたか。あなたなりの結論をまとめて、頭の引き出しの中に入れてみてください。危機一髪(?)の時にいつでも引き出せるように。 目安時間
Hours
2 時間
授業に関する注意事項   
Remarks for Class
①グループワークなど以外では、私語厳禁。
②原則、スマートフォンの使用は禁止。授業の録画・板書の撮影禁止。必要な場合は、講師に相談してください。
③毎回授業の最後にその日の「リアクション・ペーパー」を提出して頂きます。「リアクション・ぺーパー」は授業の内容を深めるためのもので、次回以降授業中に紹介します。プライバシーに関することなど人に知られたくない事などは書かないよう、ご注意下さい。
教科書   Texts 必要に応じて、プリント資料を配布します。
参考書   Reference Books 必要に応じて案内します。
課題フィードバック方法区分
Assignment Feedback Method
授業時間内に講評・解説を行う
課題フィードバック方法内容
Assignment Feedback Method Content
成績評価の基準   
Evaluation Criteria
出席回数・受講態度・リポート内容(採点)・学生個人が学期中にどの位、成長したか、努力点(他者との比較ではありません)
関連URL   Related URL
備考   Notes
添付ファイルの注意事項   Notice
更新日時   Date of  Update 2024年02月22日 13時20分40秒