授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード Course Code |
1CH0092001
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授業開講年度 Year of Class |
2024年度
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授業形態 Course Mode |
講義(対面授業)
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授業名称 Class Name |
芸術メディア論特講2A
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テーマ Theme |
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科目名 Name of Subject |
芸術メディア論特講2A
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英字科目名 English Name of Subject |
Special Topics in Arts & Media 2A
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身につく能力
Ability to be Acquired in This Class
◎=科目に最も関連する能力
〇=科目に関連する能力
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知識・理解
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芸術・表現活動、文化・社会の基礎的教養
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〇
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知識・理解
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芸術に関する個別専門領域の体系的知識
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◎
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汎用的技能
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問題解決を提案する分析力・構想力・表現力
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態度・志向性
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社会志向、知的好奇心、柔軟な感性
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〇
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統合的な学習経験と創造的思考力
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専攻領域で新たに問題提起する力
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統合的な学習経験と創造的思考力
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専攻領域で新たに問題解決を提案する力
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科目単位数 Credit |
2
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履修期 Term |
春学期
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教員氏名 Name of Teacher |
鈴木 裕美子
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開講キャンパス Campus |
白金
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曜時 Day and Period |
木曜5時限(春学期)
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授業概要 Course Description |
この講座では、学期中に起きた時事問題・社会的トピックを取り上げながら、芸術・表現活動、文化・社会の基礎教養を身に着けます。同時に、芸術学科で学ぶ皆さんにとって大切な「自由」について一緒に考えていきます。“自由な表現”とは何なのでしょうか。“人が自由に生きる”とはどういうことなのでしょうか。講師はテレビ局勤務42年。その内30年間は報道局で、ディレクター、プロデューサーとして番組制作に携わってきました。この講座ではテレビを軸として、様々なメディアの特性とその役割、社会との関係を学びます。自分の思いを伝えるためにどのようにメディアと向き合い、どのように使いこなせばよいのか…。人が自由に生きる為の手段として、メディア論を学びます。
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到達目標 Class Goals |
自分の考えを自分の言葉で表現できるようになり、相手の話に耳を傾け、お互いに意見を交わすことができるようにしましょう。そして、メディアという切り口で、社会的課題を解決できる思考方法を身に着けます。
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授業言語 Language |
日本語
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アクティブ・ラーニング Active Learning |
アクティブ・ラーニング対応
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授業計画 Daily Class Schedule
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【第1回】
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授業内容 Content/Topic
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◇◇シラバスは予定稿です。この順序で進まない場合もありますが、総合的には内容は網羅します。 ◆◆毎授業終了前、授業のリアクションペーパーを記入してください。 4月11日 『自己紹介と他己紹介』。 「自分というメディア」について考える。☆ワークショップ「他己紹介」
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予習内容 Preparation for Class
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「人が自由に生きるとはどういうことか」考える。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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配布プリントを再読の事。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第2回】
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授業内容 Content/Topic
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◆◆第2回目以降、授業の最初に毎週のトピックスを皆さんに問いながら解説します。 4月18日『テレビの創成期とインターネット』 テレビの歴史と特性を学ぶ。☆関連VTRを視聴
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予習内容 Preparation for Class
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各自がその週に気になった時事問題・出来事を何か一つ考えておくこと。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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配布プリントを再読の事。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第3回】
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授業内容 Content/Topic
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4月25日 『テレビと日本社会』『テレビ番組を作るという事』 テレビの日本社会における役割と課題。「表現の自由」はどこまで許されるのか。憲法と放送法。 ☆関連VTRを視聴。
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予習内容 Preparation for Class
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各自がその週に気になった時事問題・出来事を何か一つ考えておくこと。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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配布プリントを再読の事。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第4回】
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授業内容 Content/Topic
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5月2日 『電信とラジオの歴史・ラジオの創成期』 ラジオの歴史、ラジオがどのように発達してきたのか。 ☆ワークショップ「ナレーション原稿を読んでみよう」…テレビの復習を兼ねて、実際のナレーション原稿を読んでみましょう。
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予習内容 Preparation for Class
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各自がその週に気になった時事問題・出来事を何か一つ考えておくこと。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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配布プリントを再読の事。 ナレーション原稿を読んだ体験をもとに、テレビやラジオのナレーションを傾聴してください。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第5回】
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授業内容 Content/Topic
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5月9日『ラジオ・マスメディアの誕生と草の根民主主義とインターネット』 ラジオが社会に果たした役割と、今のSNSと比較します。 ☆「草の根民主視主義って何だろう」グループ討議
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予習内容 Preparation for Class
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各自がその週に気になった時事問題・出来事を考えておくこと。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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配布プリントを再読の事。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第6回】
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授業内容 Content/Topic
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5月16日◆◆◇リポート提出 『自分が好きな、あるいは気になる、作品、出来事について』 あなたが好きな作品、あるいは出来事などを、A4用紙、1~2枚程度にまとめ提出してください。作品の内容や背景、どんなメディア(本、映画、新聞etc)でもたらされたものか、あなたが好きな、気になる理由も含めて、リポートしてください。提出方法提出先は、後程お伝えします。
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予習内容 Preparation for Class
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「自分が好きな、気になる、作品や出来事」を洗い出しておく。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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『自分が好きな、あるいは気になる、作品、出来事について』はあなた自身を表現するものです。第14週の授業では、クラスの仲間にあなたの思いを表現してもらいます。今回リポートで取り上げた作品や出来事ではなくても構いませんが、「自分は人に何を伝えたいのか」「自分の思いを伝える方法は何が良いのか」、この期の後半はそんなことを念頭に、色々考えてみてください。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第7回】
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授業内容 Content/Topic
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5月23日 『取材するとは何か』 そもそも取材とは何か。現実を切り取るとは何か。また、報道機関が行う取材とは? ☆関連VTR視聴
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予習内容 Preparation for Class
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各自がその週に気になった時事問題・出来事を考えておくこと。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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配布プリントを再読の事
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第8回】
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授業内容 Content/Topic
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5月30日『印刷物の歴史』・『新聞と報道』 印刷物の歴史をごく簡単に確認し、検閲や「言論の自由」について考えます。
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予習内容 Preparation for Class
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各自がその週に気になった時事問題・出来事を考えておくこと。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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配布プリントを再読の事
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第9回】
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授業内容 Content/Topic
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6月6日『表現するための構成力~物語をどう構成するか』 構成は創作物をより効果的に仕上げる大切な仕事です。「構成がすべて」という作品もある程です。 ☆構成作家をお招きし、構成の仕事を紹介します。
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予習内容 Preparation for Class
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各自がその週に気になった時事問題・出来事を考えておくこと。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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配布プリントを再読のこと
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第10回】
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授業内容 Content/Topic
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6月13日『ネット社会であなたは自由になりましたか』 表現の自由・誹謗中傷・著作権・プライバシー・フェイクニュース・生成AI等。利点と課題を洗い出します。 ☆グループ討議
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予習内容 Preparation for Class
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各自がその週に気になった時事問題・出来事を考えておくこと。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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配布プリントを再読の事
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第11回】
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授業内容 Content/Topic
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6月20日『映画について 記録性・作家性』 世界で初めて上映された映画とは?人は何をどう表現するのか。 ☆関連VTR視聴
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予習内容 Preparation for Class
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各自がその週に気になった時事問題・出来事を考えておくこと。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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配布プリントを再読の事。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第12回】
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授業内容 Content/Topic
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6月27日『私たちを取り囲むメディア』 ☆「グループワーク・メディアパズル」7つのメディアを挙げ、自分との関係を図に仕上げていきます。グループごとに発表します。
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予習内容 Preparation for Class
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自分の周りのメディアを挙げたメモを作っておいてください。 各自がその週に気になった時事問題・出来事を考えておくこと。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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各班のメディアパズルの内容を反芻してみてください。私たちは様々なメディアに囲まれていることをあらためて確認し、自分とメディアの関わりについて考えてみてください。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第13回】
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授業内容 Content/Topic
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7月4日『戦争とメディア』 ウクライナ戦争が続く今、戦時のメディアはどうなっているのか。日本の先の大戦下では何が起きていたのか。そして終戦の際に「玉音放送」の果たした役割とは。 ☆関連VTR視聴
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予習内容 Preparation for Class
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各自がその週に気になった時事問題・出来事を考えておくこと。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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配布プリントを再読の事。8月15日には終戦の日となります。授業期間は終わりますが、このクラスを受講した皆さんは、メディアが先の戦争をどう報じているか、そして、現在進行中のウクライナ戦争やガザのニュースがどう報じられているのか、注目してください。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第14回】
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授業内容 Content/Topic
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7月18日 発表『自分が好きな、あるいは気になる、作品、出来事について』 口頭のプレゼンでも、パワポを使って解説しても、詩を朗読しても、ショートVTRを作成しても、パフォーマンスを披露しても結構です。クラスの仲間に、自分の思いを表現してみましょう。発表後、お互いに講評します。
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予習内容 Preparation for Class
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各自がその週に気になった時事問題・出来事を考えておくこと。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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配布プリントの再読の事・仲間の発表を反芻してみましょう。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第15回】
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授業内容 Content/Topic
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『特別学習日』自主学習の日です。教室では行いません。
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予習内容 Preparation for Class
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14週の授業の際に、資料をお渡しします。これまで学んだメディアの特性や役割などを復習しながら、自分をうまく表現できるようになっているのか、相手の話を傾聴できるようになっているのか、対話の後に一歩進んだ関係を築くことができるようになったか、など、事前に考えておいてください。。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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“表現の自由”とは何か、“人が自由に生きる”とはどういうことか、学期前半と比べて、考えは深まりましたか。あなたなりの結論をまとめて、頭の引き出しの中に入れてみてください。危機一髪(?)の時にいつでも引き出せるように。
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目安時間 Hours
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2 時間
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授業に関する注意事項 Remarks for Class |
①グループワークなど以外では、私語厳禁。 ②原則、スマートフォンの使用は禁止。授業の録画・板書の撮影禁止。必要な場合は、講師に相談してください。 ③毎回授業の最後にその日の「リアクション・ペーパー」を提出して頂きます。「リアクション・ぺーパー」は授業の内容を深めるためのもので、次回以降授業中に紹介します。プライバシーに関することなど人に知られたくない事などは書かないよう、ご注意下さい。
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教科書 Texts |
必要に応じて、プリント資料を配布します。
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参考書 Reference Books |
必要に応じて案内します。
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課題フィードバック方法区分 Assignment Feedback Method |
授業時間内に講評・解説を行う
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課題フィードバック方法内容 Assignment Feedback Method Content |
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成績評価の基準 Evaluation Criteria |
出席回数・受講態度・リポート内容(採点)・学生個人が学期中にどの位、成長したか、努力点(他者との比較ではありません)
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関連URL Related URL |
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備考 Notes |
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添付ファイルの注意事項 Notice |
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更新日時 Date of Update |
2024年03月19日 15時00分33秒
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