シラバス情報

授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード   Course Code 1CH0096000
授業開講年度   Year of Class 2024年度
授業形態   Course Mode 講義(対面授業)
授業名称   Class Name LATHE318パフォーマンス理論B
テーマ   Theme
科目名   Name of Subject LATHE318パフォーマンス理論B
英字科目名
English Name of Subject
Theory of Performance B
身につく能力
Ability to be Acquired in This Class
◎=科目に最も関連する能力
〇=科目に関連する能力
知識・理解 芸術・表現活動、文化・社会の基礎的教養
知識・理解 芸術に関する個別専門領域の体系的知識
汎用的技能 問題解決を提案する分析力・構想力・表現力
態度・志向性 社会志向、知的好奇心、柔軟な感性
統合的な学習経験と創造的思考力 専攻領域で新たに問題提起する力
統合的な学習経験と創造的思考力 専攻領域で新たに問題解決を提案する力
科目単位数   Credit 2
履修期   Term 秋学期
教員氏名   Name of Teacher 宮下 寛司
開講キャンパス   Campus 白金
曜時   Day and Period 水曜4時限(秋学期)
授業概要   Course Description この授業では欧米圏における広い意味でのコンテンポラリー・ダンスを概観していきます。一口にそうは言ってもどのような舞踊がそこに含まれるかについては常に議論が続いています。この授業では実験的試みを特徴とする舞踊を中心に紹介していきます。
欧米圏における舞踊とは、19世紀末にバレエから逸脱する身体表現を模索することでモダンの時代が始まりました。これ以降は舞踊家や振付家の数と同じだけの多様なジャンルや表現が生み出されてきました。舞踊家たちはある時は美術や演劇と交流し、またある時は時には舞台を超えて街頭や映像において舞踊を示していきました。そして90年代に入るとさらなる転換点を迎えるようになります。舞踊の定義そのものを深く問い直そうとする試みが増えてきたためです。これらの試みは「コンセプチュアル・ダンス」と呼称されることもありますが、この授業ではこれに至る過程を追っていきます。
コンテンポラリー・ダンスを定義付けようとする学問的方法論は多様です。それはまた、何を舞踊と呼ぶかについての説明それ自体が常に必要であることも意味します。この授業では、上演分析による美学の観点から舞踊とは何かについて考えていきます。実際の上演映像を確認しながら、舞踊家や振付家のビオグラフィーを紹介し、作品ごとの美学的特徴を説明していきます。
到達目標   Class Goals 西洋における近代から現代にかけての理論と実践の両面からみた舞踊史の理解を獲得する。
現代の多様な舞踊・パフォーマンスの特徴を、授業内のディスカッションや期末のレポート課題において習ったことを用いて説明できることを目指す。
授業言語   Language 日本語
アクティブ・ラーニング   Active Learning アクティブ・ラーニング対応
授業計画
Daily Class Schedule
【第1回】 授業内容
Content/Topic
イントロダクション(現代のダンス・シーンおよび舞踊学のについて)
予習内容
Preparation for Class
シラバスを読む 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
講義内容を整理して、提示した参考文献を読み進める 目安時間
Hours
2 時間
【第2回】 授業内容
Content/Topic
ロマンティック・バレエの舞踊美学
予習内容
Preparation for Class
講義内容を整理して、提示した参考文献を読み進める 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
講義内容を整理して、提示した参考文献を読み進める 目安時間
Hours
2 時間
【第3回】 授業内容
Content/Topic
モダンダンスとポストモダンダンスⅠ:舞踊美学の成立
予習内容
Preparation for Class
講義内容を整理して、提示した参考文献を読み進める 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
講義内容を整理して、提示した参考文献を読み進める 目安時間
Hours
2 時間
【第4回】 授業内容
Content/Topic
モダンダンスとポストモダンダンスⅡ:身体と社会が持つ関係の変遷
予習内容
Preparation for Class
講義内容を整理して、提示した参考文献を読み進める 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
講義内容を整理して、提示した参考文献を読み進める 目安時間
Hours
2 時間
【第5回】 授業内容
Content/Topic
ピナ・バウシュ:タンツテアターとは何か
予習内容
Preparation for Class
講義内容を整理して、提示した参考文献を読み進める 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
講義内容を整理して、提示した参考文献を読み進める 目安時間
Hours
2 時間
【第6回】 授業内容
Content/Topic
ウィリアム・フォーサイスⅠ:フランクフルトバレエ団からフォーサイス・カンパニーまで
予習内容
Preparation for Class
講義内容を整理して、提示した参考文献を読み進める 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
講義内容を整理して、提示した参考文献を読み進める 目安時間
Hours
2 時間
【第7回】 授業内容
Content/Topic
ウィリアム・フォーサイスⅡ:Choreographic Objectシリーズ
予習内容
Preparation for Class
講義内容を整理して、提示した参考文献を読み進める 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
講義内容を整理して、提示した参考文献を読み進める 目安時間
Hours
2 時間
【第8回】 授業内容
Content/Topic
振付(コレオグラフィー)・記譜(ノーテーション)・スコアの多様な展開Ⅰ
予習内容
Preparation for Class
講義内容を整理して、提示した参考文献を読み進める 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
講義内容を整理して、提示した参考文献を読み進める
レポートに向けて課題を見つける
目安時間
Hours
2 時間
【第9回】 授業内容
Content/Topic
振付(コレオグラフィー)・記譜(ノーテーション)・スコアの多様な展開Ⅱ
予習内容
Preparation for Class
講義内容を整理して、提示した参考文献を読み進める
レポートに向けて課題を見つける
目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
講義内容を整理して、提示した参考文献を読み進める 目安時間
Hours
2 時間
【第10回】 授業内容
Content/Topic
舞踊と/の過去(記憶・歴史・アーカイヴ):川口隆夫・マルティン・ナッハバー
予習内容
Preparation for Class
講義内容を整理して、提示した参考文献を読み進める 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
講義内容を整理して、提示した参考文献を読み進める
レポートを書き進める
目安時間
Hours
2 時間
【第11回】 授業内容
Content/Topic
コンセプチュアル・ダンス①:ジェローム・ベル
予習内容
Preparation for Class
講義内容を整理して、提示した参考文献を読み進める 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
講義内容を整理して、提示した参考文献を読み進める
レポートを書き進める
目安時間
Hours
2 時間
【第12回】 授業内容
Content/Topic
コンセプチュアル・ダンス②:グザヴィエ・ル・ロワおよびボリス・シャルマッツ
予習内容
Preparation for Class
講義内容を整理して、提示した参考文献を読み進める 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
講義内容を整理して、提示した参考文献を読み進める
レポートを書き進める
目安時間
Hours
2 時間
【第13回】 授業内容
Content/Topic
アーティスティック・リサーチという方法について:チーム・チープロを中心に
予習内容
Preparation for Class
講義内容を整理して、提示した参考文献を読み進める 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
講義内容を整理して、提示した参考文献を読み進める
レポートを書き進める
目安時間
Hours
2 時間
【第14回】 授業内容
Content/Topic
ワークショップという方法について
予習内容
Preparation for Class
講義内容を整理して、提示した参考文献を読み進める 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
講義内容を整理して、提示した参考文献を読み進める
レポートを完成させる
目安時間
Hours
2 時間
【第15回】 授業内容
Content/Topic
課題提出および総括
予習内容
Preparation for Class
授業内の総括をおこなう 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
レポートへのレビューを受ける 目安時間
Hours
2 時間
授業に関する注意事項   
Remarks for Class
授業中は講義だけではなく、作品をビデオ映像で鑑賞したりテクストを講読し、それらについて簡単な意見交換も行う予定です。また、観るべき公演情報もお知らせし、観劇された方がいればその公演についても自由な意見交換をすることも考えています。そのため、現代のアートや演劇に関心のある方の参加をお待ちしております。
教科書   Texts スライドを用いて説明します。必要な資料があれば適宜プリントアウトして説明をします。
参考書   Reference Books Johannes Odenthal(eds): „Das Jahrhundert des Tanzes = The century of dance" Alxander Verlag, 2019.
Eddie Chambers and Stacey Prickett(eds): „The Routledge companion to dance studies" Routledge, 2020.
Jo Butterworth and Liesbeth Wildschut: „Contemporary choreography : a critical reader" Routledge, 2018.
課題フィードバック方法区分
Assignment Feedback Method
授業時間内に講評・解説を行い、授業時間外はmanabaで行う
課題フィードバック方法内容
Assignment Feedback Method Content
成績評価の基準   
Evaluation Criteria
授業回数全体の2/3以上の出席を前提とした参加態度:30%
期末レポートの提出:70%
関連URL   Related URL
備考   Notes
添付ファイルの注意事項   Notice
更新日時   Date of  Update 2024年02月09日 16時43分18秒