シラバス情報

授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード   Course Code 1CH0102001
授業開講年度   Year of Class 2024年度
授業形態   Course Mode 講義(対面授業)
授業名称   Class Name メディア実践論B
テーマ   Theme
科目名   Name of Subject メディア実践論B
英字科目名
English Name of Subject
Media Practice B
身につく能力
Ability to be Acquired in This Class
◎=科目に最も関連する能力
〇=科目に関連する能力
知識・理解 芸術・表現活動、文化・社会の基礎的教養
知識・理解 芸術に関する個別専門領域の体系的知識
汎用的技能 問題解決を提案する分析力・構想力・表現力
態度・志向性 社会志向、知的好奇心、柔軟な感性
統合的な学習経験と創造的思考力 専攻領域で新たに問題提起する力
統合的な学習経験と創造的思考力 専攻領域で新たに問題解決を提案する力
科目単位数   Credit 2
履修期   Term 秋学期
教員氏名   Name of Teacher 李 明喜
開講キャンパス   Campus 白金
曜時   Day and Period 金曜5時限(秋学期)
授業概要   Course Description 「メディア」とは何でしょう。「メディア」という言葉には「媒体、媒介するもの」という意味がありますが、何と何のあいだを媒介するのでしょうか。そして何を媒介するのでしょうか。
生成AIやIoTなどの情報通信技術(ICT)の進展とコミュニケーションの多様化により、わたしたちは、重層的で複合的なメディア環境に囲まれています。そして、新型コロナウイルスの感染拡大が、メディア環境を大きく揺るがしています。こうした現在進行系の変化の中でメディアを考察すること、メディアをつくることに大きな意義があると考えます。
この授業では、「メディア」として、本、画像、音声、空間、アート、インターネット、生成AI等を対象とします。これら、わたしたちの世界を形成する「メディア」の特性について理解し、社会と「メディア」の関係について学びます。そしてメディア実践として、「アナログとデジタルが融合したメディア」の創造演習(ワークショップ)に取り組みます。
到達目標   Class Goals ①「メディア」について、繰り返し問いを立て、考察することができる
②「メディア」により世界の見方を広げ、ウィズコロナ/ポストコロナにおける人と世界の関係を再構成する
③「メディア」をつくる(創造)ことで、自分自身を更新する
④大きなコラボレーション(協働創造)を通して、アートと共創する社会を創造する
授業言語   Language 日本語
アクティブ・ラーニング   Active Learning アクティブ・ラーニング対応
授業計画
Daily Class Schedule
【第1回】 授業内容
Content/Topic
オリエンテーション:自己紹介/この授業で何を学びたいか、何を学べるかを考える
予習内容
Preparation for Class
あらためてシラバスを読み込む 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
他の学生の自己紹介を振り返って、あらためて「この授業で何を学びたいか」を考える 目安時間
Hours
2 時間
【第2回】 授業内容
Content/Topic
レクチャー&ダイアローグ:「メディア」について、「メディア」をつくることについて話そう
予習内容
Preparation for Class
「メディア」をつくることについてリサーチを行う 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
「メディア」をつくるとはどういうことか考える 目安時間
Hours
2 時間
【第3回】 授業内容
Content/Topic
レクチャー&ダイアローグ:「メディア芸術/メディアアート」を考える
予習内容
Preparation for Class
自分の好きな「メディア芸術/メディアアート」を1つセレクトし、作品のテーマや概要についてリサーチを行う 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
セレクトした「メディア芸術/メディアアート」からどんな影響を受けたかを考える 目安時間
Hours
2 時間
【第4回】 授業内容
Content/Topic
レクチャー&ダイアローグ:「アートプロジェクト×メディア」を考える1
予習内容
Preparation for Class
「アートプロジェクト」とは何かリサーチを行う 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
アート作品と「アートプロジェクト」の違いについて考察する 目安時間
Hours
2 時間
【第5回】 授業内容
Content/Topic
レクチャー&ダイアローグ:「アートプロジェクト×メディア」を考える2
予習内容
Preparation for Class
「アートプロジェクト」とは何かさらにリサーチを行う 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
「アートプロジェクト」で気になるものを探してみる 目安時間
Hours
2 時間
【第6回】 授業内容
Content/Topic
レクチャー&ダイアローグ:「アートプロジェクト×メディア」を考える3
予習内容
Preparation for Class
セレクトした「アートプロジェクト」のテーマや概要についてリサーチを行う 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
セレクトした「アートプロジェクト」について何が気になったのか考察する 目安時間
Hours
2 時間
【第7回】 授業内容
Content/Topic
ミニワークショップ:「共創としてのメディア芸術/メディアアート」を体験する
予習内容
Preparation for Class
「共創としてのメディア芸術/メディアアート」についてリサーチを行う 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
「共創」の社会的な可能性について考察する 目安時間
Hours
2 時間
【第8回】 授業内容
Content/Topic
ワークショップ1:「生成AI時代のアートプロジェクト」をつくる1〈リサーチ編〉
予習内容
Preparation for Class
あらためて興味を持つ「アートプロジェクト」を探す 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
グループで共有したリサーチ内容と方向性を、自分なりに考えてみる 目安時間
Hours
2 時間
【第9回】 授業内容
Content/Topic
ワークショップ2:「生成AI時代のアートプロジェクト」をつくる2〈構想編1〉
予習内容
Preparation for Class
リサーチした内容と方向性を基にテーマを絞り込む 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
グループで分担した作業を進める 目安時間
Hours
2 時間
【第10回】 授業内容
Content/Topic
ワークショップ3:「生成AI時代のアートプロジェクト」をつくる3〈構想編2・制作1〉
予習内容
Preparation for Class
グループで分担した作業を進める 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
グループで分担した作業を進める 目安時間
Hours
2 時間
【第11回】 授業内容
Content/Topic
ワークショップ4:「生成AI時代のアートプロジェクト」をつくる4〈制作編2〉
予習内容
Preparation for Class
グループで分担した作業を進める 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
グループで分担した作業を進める 目安時間
Hours
2 時間
【第12回】 授業内容
Content/Topic
ワークショップ5:「生成AI時代のアートプロジェクト」をつくる5〈制作編3〉
予習内容
Preparation for Class
グループで分担した作業を進める 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
発表の準備制作 目安時間
Hours
2 時間
【第13回】 授業内容
Content/Topic
ワークショップ6:「生成AI時代のアートプロジェクト」をつくる6〈発表・共有編〉
予習内容
Preparation for Class
発表の準備制作 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
ワークショップの体験をふまえてレポートの構想を考える(レポートのテーマは授業内でお知らせします) 目安時間
Hours
2 時間
【第14回】 授業内容
Content/Topic
ダイアローグ:新たな問い「    」からはじめよう
予習内容
Preparation for Class
レポートをまとめて提出(レポートのテーマは授業内でお知らせします) 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
メディアと創造を意識して世界を見直してみる 目安時間
Hours
2 時間
【第15回】 授業内容
Content/Topic
総括:まとめ資料(動画含む)の提示
予習内容
Preparation for Class
レポートをまとめて提出(レポートのテーマは授業内でお知らせします) 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
メディアを意識して世界を見直してみる 目安時間
Hours
2 時間
授業に関する注意事項   
Remarks for Class
授業に積極的に体験することで、確実に世界の見方(見え方)が変わるはずです。この授業は学生のみなさんと私が共同でつくる創造的プロジェクトです。一緒に楽しみながら創造しましょう。創る(つくる)ことで実践的な学びが体験できます。
本科目は対面授業となります。あらためて対面で行うことの意義をふまえながら授業を行っていきたいと思います。
※相互的なコミュニケーションを大切にする授業ですので、学生のみなさんとのやり取りによって、予定している内容から変更される可能性があります。
教科書   Texts 特にありません。
参考書   Reference Books 門林岳史・増田展大 編著『クリティカル・ワード メディア論 理論と歴史から〈いま〉が学べる』(フィルムアート社)
ドミニク・チェン『未来をつくる言葉 わかりあえなさをつなぐために』(新潮社)
馬定延『日本メディアアート史』(アルテスパブリッシング)
笹原和俊『フェイクニュースを科学する 拡散するデマ、陰謀論、プロパガンダのしくみ』(化学同人)
清水亮『検索から生成へ 生成AIによるパラダイムシフトの行方』(エムディエヌコーポレーション)
その他、授業の中で適宜指示します。
課題フィードバック方法区分
Assignment Feedback Method
授業時間内に講評・解説を行い、授業時間外はmanabaで行う
課題フィードバック方法内容
Assignment Feedback Method Content
成績評価の基準   
Evaluation Criteria
授業への参加度 50%、制作(ワークショップ) 30%、レポート 20%
関連URL   Related URL
備考   Notes
添付ファイルの注意事項   Notice
更新日時   Date of  Update 2024年03月19日 15時00分33秒