シラバス情報

授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード   Course Code 1CH0106001
授業開講年度   Year of Class 2024年度
授業形態   Course Mode 講義(対面授業)
授業名称   Class Name 芸術メディア論特講1B
テーマ   Theme
科目名   Name of Subject 芸術メディア論特講1B
英字科目名
English Name of Subject
Special Topics in Arts & Media 1B
身につく能力
Ability to be Acquired in This Class
◎=科目に最も関連する能力
〇=科目に関連する能力
知識・理解 芸術・表現活動、文化・社会の基礎的教養
知識・理解 芸術に関する個別専門領域の体系的知識
汎用的技能 問題解決を提案する分析力・構想力・表現力
態度・志向性 社会志向、知的好奇心、柔軟な感性
統合的な学習経験と創造的思考力 専攻領域で新たに問題提起する力
統合的な学習経験と創造的思考力 専攻領域で新たに問題解決を提案する力
科目単位数   Credit 2
履修期   Term 秋学期
教員氏名   Name of Teacher 飯田 崇雄
開講キャンパス   Campus 白金
曜時   Day and Period 火曜3時限(秋学期)
授業概要   Course Description この授業では春学期・秋学期をとおして、芸術をメディアやコミュニケーションの視点からとらえるみかたを学ぶことで、芸術を身近な日常的実践として把握しなおすことをめざします。秋学期では、春学期に学んだ鶴見俊輔の「限界芸術」の考え方を応用し、聞いたり、書いたり、つくったりすることを含む、さまざまな文化的行為を分析します。対象となる行為は鶴見の『限界芸術論』を中心に選びますが、ほかのテクストも適宜利用します。毎回ディスカッションする時間を設け、受講者の関心の方向や理解度を確認しながら進めます。課題や発表があります。できるだけ春学期からの継続受講が望ましいですが、秋学期からの履修も歓迎します。
到達目標   Class Goals ・メディアやコミュニケーションの視点からわたしたちの生活をとらえる能力を獲得する
・日常的実践としての芸術の可能性と必要性について説明できる
・本の読み方のコツを身につける
授業言語   Language 日本語
アクティブ・ラーニング   Active Learning アクティブ・ラーニング対応
授業計画
Daily Class Schedule
【第1回】 授業内容
Content/Topic
オリエンテーション
予習内容
Preparation for Class
シラバスを読みこんできてください。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
オリエンテーションでの説明を踏まえ、限界芸術について復習してください。 目安時間
Hours
2 時間
【第2回】 授業内容
Content/Topic
漫才①
予習内容
Preparation for Class
「漫才の思想」(『限界芸術論』p92-4)を読んできてください。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容をふりかえり、紋切り型(ステレオタイプ)の必要性について考えてください。 目安時間
Hours
2 時間
【第3回】 授業内容
Content/Topic
漫才②
予習内容
Preparation for Class
漫才にかんする配布資料を読んできてください。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容をふりかえり、ディスコミュニケーションの可能性について考えてください。 目安時間
Hours
2 時間
【第4回】 授業内容
Content/Topic
落書き①
予習内容
Preparation for Class
「らくがきと綴り方」(『限界芸術論』p94-109)を読んできてください。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容をふりかえり、みたことのある落書きの内容と書かれた背景を考えてください。 目安時間
Hours
2 時間
【第5回】 授業内容
Content/Topic
落書き②
予習内容
Preparation for Class
ストリートアートにかんする配布資料を読んできてください。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容をふりかえり、ストリートアートの可能性について考えてください。 目安時間
Hours
2 時間
【第6回】 授業内容
Content/Topic
身ぶり①
予習内容
Preparation for Class
「円朝における身ぶりと象徴」(『限界芸術論』p256-84)を読んできてください。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容をふりかえり、「言語としての身ぶり」という考え方の理解を深めてください。 目安時間
Hours
2 時間
【第7回】 授業内容
Content/Topic
身ぶり②
予習内容
Preparation for Class
身ぶりにかんする配布資料を読んできてください。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容をふりかえり、「身ぶりから象徴を考える」という捉え方の理解を深めてください。 目安時間
Hours
2 時間
【第8回】 授業内容
Content/Topic
カルタ
予習内容
Preparation for Class
「勅語・カルタ・じゃんけん」(『限界芸術論』p90-2)を読んできてください。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容をふりかえり、子どものころにした遊びについて考えてください。 目安時間
Hours
2 時間
【第9回】 授業内容
Content/Topic
ラジオ
予習内容
Preparation for Class
「ラジオ文化」(『限界芸術論』p116-35)とラジオにかんする配布資料を読んできてください。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容をふりかえり、身の回りにある「限界芸術としてのラジオ」について考えてください。 目安時間
Hours
2 時間
【第10回】 授業内容
Content/Topic
データベース消費
予習内容
Preparation for Class
データベース消費にかんする配布資料を読んできてください。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容をふりかえり、データベース消費の可能性と限界について考えてください。 目安時間
Hours
2 時間
【第11回】 授業内容
Content/Topic
二次創作
予習内容
Preparation for Class
二次創作にかんする配布資料を読んできてください。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容をふりかえり、「限界芸術としての二次創作」について考えてください。 目安時間
Hours
2 時間
【第12回】 授業内容
Content/Topic
コミュニケーション志向
予習内容
Preparation for Class
コミュニケーション志向のメディアにかんする配布資料を読んできてください。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容をふりかえり、自分の日常にもコミュニケーション志向があるかを考えてください。 目安時間
Hours
2 時間
【第13回】 授業内容
Content/Topic
ヴァナキュラーアート
予習内容
Preparation for Class
ヴァナキュラーアートにかんする配布資料を読んできてください。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容をふりかえり、ヴァナキュラーアートの可能性と限界について考えてください。 目安時間
Hours
2 時間
【第14回】 授業内容
Content/Topic
ふりかえり/現代社会と趣味
予習内容
Preparation for Class
趣味にかんする配布資料を読んできてください。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容をふりかえり、日常生活において趣味の果たす役割について考えてください。 目安時間
Hours
2 時間
【第15回】 授業内容
Content/Topic
まとめ/限界芸術と現代文化
予習内容
Preparation for Class
これまでの授業内容や考えたことを整理してきてください。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
これまでの授業内容をふりかえり、「生きる姿勢としての限界芸術」について考えてください。 目安時間
Hours
2 時間
授業に関する注意事項   
Remarks for Class
・受講希望者は初回の授業を必ず受けてください
・答えのないことやわかりにくいことも根気強く考える姿勢が求められます
・感じたことや思ったことはどんどん発言してください
教科書   Texts 『限界芸術論』(鶴見俊輔著、ちくま学芸文庫)。必要に応じて別のテクストも配布する予定です。
参考書   Reference Books 授業の中で適宜指示します。
課題フィードバック方法区分
Assignment Feedback Method
授業時間内に講評・解説を行う
課題フィードバック方法内容
Assignment Feedback Method Content
成績評価の基準   
Evaluation Criteria
授業への積極的参加度40%、課題・発表・コメント・ディスカッション40%、レポート20%
関連URL   Related URL
備考   Notes
添付ファイルの注意事項   Notice
更新日時   Date of  Update 2024年03月19日 15時00分33秒