シラバス情報

授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード   Course Code 1CH0153000
授業開講年度   Year of Class 2024年度
授業形態   Course Mode 講義(対面授業)
授業名称   Class Name LAGEN103ドイツ文学A
テーマ   Theme
科目名   Name of Subject LAGEN103ドイツ文学A
英字科目名
English Name of Subject
German Literature A
身につく能力
Ability to be Acquired in This Class
◎=科目に最も関連する能力
〇=科目に関連する能力
知識・理解 芸術・表現活動、文化・社会の基礎的教養
知識・理解 芸術に関する個別専門領域の体系的知識
汎用的技能 問題解決を提案する分析力・構想力・表現力
態度・志向性 社会志向、知的好奇心、柔軟な感性
統合的な学習経験と創造的思考力 専攻領域で新たに問題提起する力
統合的な学習経験と創造的思考力 専攻領域で新たに問題解決を提案する力
科目単位数   Credit 2
履修期   Term 春学期
教員氏名   Name of Teacher 森本 康裕
開講キャンパス   Campus 白金
曜時   Day and Period 月曜4時限(春学期)
授業概要   Course Description ドイツ文学・哲学入門

21世紀の現代日本において、文学・哲学の文献に実際に触れたことのある日本人はますます少なくなりつつあります。ゲーテやシラー、トーマス・マンやヘルマン・ヘッセなどのドイツを代表する文学者たち、あるいはカントやヘーゲル、ニーチェやショーペンハウアー、フッサールやハイデガーなどの現代においても重要な哲学者たちの本を読んだことのある日本人は(一部の研究者をのぞいて)どれくらいいるのでしょうか?おそらく、ごくわずかだと言わざるを得ません。では、ドイツ文学や思想は、現代日本において失われてしまったと考えられるでしょうか?
そうだとは思いません。
なぜなら、現在の日本人の生活・思考・基本的生活の基本的概念の少なからぬものが、ドイツの先人たちの絶え間ぬ努力の結晶として日本社会には残されているからです(だいたい「(アル)バイト」という言葉自体、本来のドイツ語の意味から派生したものなのはご存知の方も多いことでしょう)。さらには、「本」というメディアから比喩的に連想される「テクスト」という概念は、現在における別の様々な社会的問題(環境、地政学、資本主義と社会主義の対立、ジェンダー、個人主義、AI技術における「作者の死」 etc.)と密接に関連しているからです。

こうした問題意識から出発して、現代日本におけるドイツ文学や思想の影響などを、具体的な事例を紹介したり、あるいは実際にテクストに触れたりしながら解説していきたいと思います。

また芸術学科開講講義ですので、ドイツの重要かつ基本的な「芸術理論」なども紹介していくつもりです。どうか楽しみにしていてください。

*なお、下記の講義計画はシラバス執筆時点のものであり、実際の講義では変更となる場合があります。
到達目標   Class Goals ドイツ文学・思想に関する造詣を深めること。大学の研究活動において活用可能な情報を得ること。
授業言語   Language 日本語
アクティブ・ラーニング   Active Learning アクティブ・ラーニング対応
授業計画
Daily Class Schedule
【第1回】 授業内容
Content/Topic
導入
予習内容
Preparation for Class
シラバスをよく読んでおくこと 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
講義内解説の振り返り 目安時間
Hours
2 時間
【第2回】 授業内容
Content/Topic
ヘッセと「青春小説」
予習内容
Preparation for Class
講義内で指示 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
講義内解説の振り返り 目安時間
Hours
2 時間
【第3回】 授業内容
Content/Topic
トーマス・マンと古典主義
予習内容
Preparation for Class
講義内で指示 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
講義内での解説の振り返り 目安時間
Hours
2 時間
【第4回】 授業内容
Content/Topic
ヴァイマール古典主義
予習内容
Preparation for Class
講義内で指示 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
講義内での解説の振り返り 目安時間
Hours
2 時間
【第5回】 授業内容
Content/Topic
疾風怒濤とロマン主義(1)
予習内容
Preparation for Class
講義内で指示 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
講義内での解説の振り返り 目安時間
Hours
2 時間
【第6回】 授業内容
Content/Topic
疾風怒濤とロマン主義(2)
予習内容
Preparation for Class
講義内で指示 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
講義内での解説の振り返り 目安時間
Hours
2 時間
【第7回】 授業内容
Content/Topic
ロマン主義時代の非・ロマン主義者たち
予習内容
Preparation for Class
講義内で指示 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
講義内での解説の振り返り 目安時間
Hours
2 時間
【第8回】 授業内容
Content/Topic
自然科学と写実主義(1)
予習内容
Preparation for Class
講義内で指示 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
講義内での解説の振り返り 目安時間
Hours
2 時間
【第9回】 授業内容
Content/Topic
自然科学と写実主義(2) *予備日
予習内容
Preparation for Class
講義内で指示 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
講義内での解説の振り返り 目安時間
Hours
2 時間
【第10回】 授業内容
Content/Topic
自然主義とその思想 *予備日
予習内容
Preparation for Class
講義内で指示 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
講義内での解説の振り返り 目安時間
Hours
2 時間
【第11回】 授業内容
Content/Topic
機械技術における魂の抑圧と表現主義 *予備日
予習内容
Preparation for Class
講義内で指示 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
講義内での解説の振り返り 目安時間
Hours
2 時間
【第12回】 授業内容
Content/Topic
ニーチェ *予備日
予習内容
Preparation for Class
講義内で指示 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
講義内での解説の振り返り 目安時間
Hours
2 時間
【第13回】 授業内容
Content/Topic
機械技術と表現主義
予習内容
Preparation for Class
講義内で指示 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
講義内での解説の振り返り 目安時間
Hours
2 時間
【第14回】 授業内容
Content/Topic
学期の総括、あるいは「作者の死」について *予備日
予習内容
Preparation for Class
講義内で指示 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
学期の学習内容再確認 目安時間
Hours
2 時間
【第15回】 授業内容
Content/Topic
学期のまとめ(オンデマンド)
予習内容
Preparation for Class
講義内で指示 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
講義内での解説の振り返り 目安時間
Hours
2 時間
授業に関する注意事項   
Remarks for Class
教科書や参考書は必要な場合、適宜こちらから配布します。
ただ、予習として配布したテクストを自宅にてあらかじめ読んできてもらう場合があります。
教科書   Texts なし
参考書   Reference Books なし
課題フィードバック方法区分
Assignment Feedback Method
授業時間内に講評・解説を行う
課題フィードバック方法内容
Assignment Feedback Method Content
成績評価の基準   
Evaluation Criteria
講義内でのリアクションペーパーの記述内容50%、レフェラート(発表)50%で評価します。
レフェラートは上記*予備日に実施予定です。
関連URL   Related URL
備考   Notes
添付ファイルの注意事項   Notice
更新日時   Date of  Update 2024年02月24日 14時20分43秒