授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード Course Code |
1CH0162000
|
授業開講年度 Year of Class |
2024年度
|
授業形態 Course Mode |
講義(対面授業)
|
授業名称 Class Name |
LAGEN106文化史B
|
テーマ Theme |
|
科目名 Name of Subject |
LAGEN106文化史B
|
英字科目名 English Name of Subject |
History of Civilization B
|
身につく能力
Ability to be Acquired in This Class
◎=科目に最も関連する能力
〇=科目に関連する能力
|
知識・理解
|
芸術・表現活動、文化・社会の基礎的教養
|
◎
|
知識・理解
|
芸術に関する個別専門領域の体系的知識
|
|
汎用的技能
|
問題解決を提案する分析力・構想力・表現力
|
〇
|
態度・志向性
|
社会志向、知的好奇心、柔軟な感性
|
|
統合的な学習経験と創造的思考力
|
専攻領域で新たに問題提起する力
|
|
統合的な学習経験と創造的思考力
|
専攻領域で新たに問題解決を提案する力
|
|
科目単位数 Credit |
2
|
履修期 Term |
春季講座
|
教員氏名 Name of Teacher |
本橋 哲也
|
開講キャンパス Campus |
白金
|
曜時 Day and Period |
集中(春季)
|
授業概要 Course Description |
英米文学のひとつの重要なジャンルとして、人口に膾炙した「童話」があります。その童話の詩学と力学を分析するために、プリンセスを主人公としたディズニー映画を題材として取り上げます。ディズニー映画は、20世紀と21世紀の英米文化を考えるうえで有効な参照点を提供します。それは作品として創作当時の英米文化の力学を映し出している点において、伝統的な童話の支配力をいまだに誇示しながら、同時に私たち自身の生きる現代における文化革命の可能性も示唆しているからです。この授業では、「プリンセス」を主人公としたディズニー映画を8作品取り上げ、その内容を徹底的に分析することで、英米文化の底流である家父長制度や異性愛主義や人種・階級・ジェンダーによる分断といった現代の私たちをもとらえて離さない力学を変革する可能性を探っていきます。
|
到達目標 Class Goals |
身近で多くの人気も集めている「プリンセス映画」という題材を通して、自らが生きる社会の文化力学に敏感となり、文化表象が持つ支配力や変革の展望に目覚めることを目標とする。 授業中に適宜、レポートや学生の発言について、フィードバックを行う。 到達目標として、文学作品において使用されている様々な英語表現について理解すること、文学作品で描かれている、英語が使われている国や地域の文化について理解すること、および英語で書かれた代表的な文学について理解することが、目指される。
|
授業言語 Language |
日本語
|
アクティブ・ラーニング Active Learning |
アクティブ・ラーニング対応
|
授業計画 Daily Class Schedule
|
【第1回】
|
授業内容 Content/Topic
|
序論:「プリンセス神話」とは何か?
|
予習内容 Preparation for Class
|
教科書の「はじめに」の熟読
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
復習内容 Review of Class
|
教科書の通読
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
【第2回】
|
授業内容 Content/Topic
|
『白雪姫』
|
予習内容 Preparation for Class
|
映画の視聴
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
復習内容 Review of Class
|
教科書の復習
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
【第3回】
|
授業内容 Content/Topic
|
『シンデレラ』
|
予習内容 Preparation for Class
|
映画の視聴
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
復習内容 Review of Class
|
教科書の復習
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
【第4回】
|
授業内容 Content/Topic
|
『眠りの森の美女』
|
予習内容 Preparation for Class
|
映画の視聴
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
復習内容 Review of Class
|
教科書の復習
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
【第5回】
|
授業内容 Content/Topic
|
『魔法にかけられて』と魔女
|
予習内容 Preparation for Class
|
映画の視聴
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
復習内容 Review of Class
|
教科書の復習
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
【第6回】
|
授業内容 Content/Topic
|
『魔法にかけられて』と勇気
|
予習内容 Preparation for Class
|
映画の視聴
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
復習内容 Review of Class
|
教科書の復習
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
【第7回】
|
授業内容 Content/Topic
|
『アナと雪の女王』と異性愛主義
|
予習内容 Preparation for Class
|
映画の視聴
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
復習内容 Review of Class
|
教科書の復習
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
【第8回】
|
授業内容 Content/Topic
|
『アナと雪の女王』と姉妹愛
|
予習内容 Preparation for Class
|
映画の視聴
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
復習内容 Review of Class
|
教科書の復習
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
【第9回】
|
授業内容 Content/Topic
|
『マレフィセント』と青春
|
予習内容 Preparation for Class
|
映画の視聴
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
復習内容 Review of Class
|
教科書の復習
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
【第10回】
|
授業内容 Content/Topic
|
『マレフィセント』と乳母
|
予習内容 Preparation for Class
|
映画の視聴
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
復習内容 Review of Class
|
教科書の復習
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
【第11回】
|
授業内容 Content/Topic
|
『イントゥー・ザ・ウッズ』と森
|
予習内容 Preparation for Class
|
映画の視聴
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
復習内容 Review of Class
|
教科書の復習
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
【第12回】
|
授業内容 Content/Topic
|
『イントゥー・ザ・ウッズ』と物語
|
予習内容 Preparation for Class
|
映画の視聴
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
復習内容 Review of Class
|
教科書の復習
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
【第13回】
|
授業内容 Content/Topic
|
『シンデレラ』と労働
|
予習内容 Preparation for Class
|
映画の視聴
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
復習内容 Review of Class
|
教科書の復習
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
【第14回】
|
授業内容 Content/Topic
|
『シンデレラ』と継母
|
予習内容 Preparation for Class
|
映画の視聴
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
復習内容 Review of Class
|
教科書の復習
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
【第15回】
|
授業内容 Content/Topic
|
ディズニー・プリンセスの行方とプリンスの未来
|
予習内容 Preparation for Class
|
映画の視聴
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
復習内容 Review of Class
|
教科書の復習
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
授業に関する注意事項 Remarks for Class |
集中講義なので授業参加が必須である。 日程は2025年2月18日(火)、20日(木)、21日(金)1限~5限の予定。
|
教科書 Texts |
本橋哲也『ディズニー・プリンセスのゆくえ――『白雪姫』から『マレフィセント』まで』(ナカニシヤ出版)
|
参考書 Reference Books |
授業中に適宜指示する。
|
課題フィードバック方法区分 Assignment Feedback Method |
授業時間内に講評・解説を行う
|
課題フィードバック方法内容 Assignment Feedback Method Content |
|
成績評価の基準 Evaluation Criteria |
授業への参加(50%)と授業終了後の筆記試験(50%)によって総合的に評価する。
|
関連URL Related URL |
|
備考 Notes |
|
添付ファイルの注意事項 Notice |
|
更新日時 Date of Update |
2024年03月18日 09時57分56秒
|