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授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード   Course Code 1FC0005301
授業開講年度   Year of Class 2024年度
授業形態   Course Mode 講義(対面授業)
授業名称   Class Name 初級ミクロ経済学1
テーマ   Theme
科目名   Name of Subject 初級ミクロ経済学1
英字科目名
English Name of Subject
Introductory Microeconomics 1
身につく能力
Ability to be Acquired in This Class
◎=科目に最も関連する能力
〇=科目に関連する能力
知識・理解 幅広い教養
知識・理解 経済理論の基礎と、経済現象の体系的理解
汎用的技能 情報収集能力
汎用的技能 分析力
態度・志向性 主体的な対応能力
態度・志向性 社会的責任をもって他者と協調する能力
統合的な学習経験と創造的思考力 主体的に対応できる自立した経済人としての能力
科目単位数   Credit 2
履修期   Term 春学期
教員氏名   Name of Teacher 大石 尊之
開講キャンパス   Campus 白金
曜時   Day and Period 木曜3時限(春学期)
授業概要   Course Description ミクロ経済学は、簡潔に言うと、市場における各経済主体、具体的には消費者や企業の行動分析に立脚して、主に資源配分に関わる問題を分析する学問です。ミクロ経済学を学ぶことで、市場が関与する様々な経済問題をより明快に理解できるようになります。この講義では、特に消費者理論に焦点を当てて、理論の基本的な考え方を解説し、消費者理論を現実のさまざまな現象や経済問題に応用します。なお授業で扱うテーマは授業計画で提示されていますが、授業の進捗状況によっては一部扱わない場合や内容を変更する場合もあります。
到達目標   Class Goals 現代経済では、市場の有効利用が広く認識されています。市場を有効利用するためには、市場の機能に関する基本的な理解が欠かせません。授業では、このような市場の機能(特に市場の資源配分機能)に関する基本的な知識を修得し、市場経済に対する洞察力を養うことを目標とします。グローバル経済時代における社会・経済の諸問題に対して、ミクロ経済学的な視点で基礎的な分析ができるようになることを目指します。特に、本講義では消費者理論の分析手法の基礎とその応用を修得することを、具体的な目標としています。
授業言語   Language 日本語
アクティブ・ラーニング   Active Learning アクティブ・ラーニング対応
授業計画
Daily Class Schedule
【第1回】 授業内容
Content/Topic
市場とは何か:市場のスペクトラム
予習内容
Preparation for Class
授業資料を読んで、自分が理解できる部分とそうでない部分を明確にしておいてください。また、現実との対応関係も自分なりに考えてみてください。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
manabaの小テストあるいはレポート機能で、授業内容の理解度を確認しますので、その内容を通じて復習してください。 目安時間
Hours
2 時間
【第2回】 授業内容
Content/Topic
現実の問題を部分均衡分析で考える:価格規制・課税・豊作貧乏
予習内容
Preparation for Class
授業資料を読んで、自分が理解できる部分とそうでない部分を明確にしておいてください。また、現実との対応関係も自分なりに考えてみてください。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
manabaの小テストあるいはレポート機能で、授業内容の理解度を確認しますので、その内容を通じて復習してください。 目安時間
Hours
2 時間
【第3回】 授業内容
Content/Topic
現実の問題を部分均衡分析で考える:風評被害
予習内容
Preparation for Class
授業資料を読んで、自分が理解できる部分とそうでない部分を明確にしておいてください。また、現実との対応関係も自分なりに考えてみてください。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
manabaの小テストあるいはレポート機能で、授業内容の理解度を確認しますので、その内容を通じて復習してください。 目安時間
Hours
2 時間
【第4回】 授業内容
Content/Topic
消費者理論の基礎:需要と限界原理
予習内容
Preparation for Class
授業資料を読んで、自分が理解できる部分とそうでない部分を明確にしておいてください。また、現実との対応関係も自分なりに考えてみてください。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
manabaの小テストあるいはレポート機能で、授業内容の理解度を確認しますので、その内容を通じて復習してください。 目安時間
Hours
2 時間
【第5回】 授業内容
Content/Topic
消費者理論の基礎:消費選好と無差別曲線
予習内容
Preparation for Class
授業資料を読んで、自分が理解できる部分とそうでない部分を明確にしておいてください。また、現実との対応関係も自分なりに考えてみてください。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
manabaの小テストあるいはレポート機能で、授業内容の理解度を確認しますので、その内容を通じて復習してください。 目安時間
Hours
2 時間
【第6回】 授業内容
Content/Topic
消費者理論の基礎:消費者の効用最大化モデル
予習内容
Preparation for Class
授業資料を読んで、自分が理解できる部分とそうでない部分を明確にしておいてください。また、現実との対応関係も自分なりに考えてみてください。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
manabaの小テストあるいはレポート機能で、授業内容の理解度を確認しますので、その内容を通じて復習してください。 目安時間
Hours
2 時間
【第7回】 授業内容
Content/Topic
消費者理論の基礎:需要関数・所得効果・代替効果
予習内容
Preparation for Class
授業資料を読んで、自分が理解できる部分とそうでない部分を明確にしておいてください。また、現実との対応関係も自分なりに考えてみてください。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
manabaの小テストあるいはレポート機能で、授業内容の理解度を確認しますので、その内容を通じて復習してください。 目安時間
Hours
2 時間
【第8回】 授業内容
Content/Topic
消費者理論の基礎の振り返り
予習内容
Preparation for Class
第1回から第7回までのすべての内容を再度確認してください。 目安時間
Hours
7 時間
復習内容
Review of Class
中間課題を通じて、ここまでの内容を振り返ります。 目安時間
Hours
1 時間
【第9回】 授業内容
Content/Topic
消費者理論の応用:需要の価格弾力性と差別価格
予習内容
Preparation for Class
授業資料を読んで、自分が理解できる部分とそうでない部分を明確にしておいてください。また、現実との対応関係も自分なりに考えてみてください。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
manabaの小テストあるいはレポート機能で、授業内容の理解度を確認しますので、その内容を通じて復習してください。 目安時間
Hours
2 時間
【第10回】 授業内容
Content/Topic
消費者理論の応用:通時的な消費者行動の分析
予習内容
Preparation for Class
授業資料を読んで、自分が理解できる部分とそうでない部分を明確にしておいてください。また、現実との対応関係も自分なりに考えてみてください。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
manabaの小テストあるいはレポート機能で、授業内容の理解度を確認しますので、その内容を通じて復習してください。 目安時間
Hours
2 時間
【第11回】 授業内容
Content/Topic
消費者理論の応用:純粋交換経済とは
予習内容
Preparation for Class
授業資料を読んで、自分が理解できる部分とそうでない部分を明確にしておいてください。また、現実との対応関係も自分なりに考えてみてください。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
manabaの小テストあるいはレポート機能で、授業内容の理解度を確認しますので、その内容を通じて復習してください。 目安時間
Hours
2 時間
【第12回】 授業内容
Content/Topic
消費者理論の応用:純粋交換経済の相対取引
予習内容
Preparation for Class
授業資料を読んで、自分が理解できる部分とそうでない部分を明確にしておいてください。また、現実との対応関係も自分なりに考えてみてください。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
manabaの小テストあるいはレポート機能で、授業内容の理解度を確認しますので、その内容を通じて復習してください。 目安時間
Hours
2 時間
【第13回】 授業内容
Content/Topic
消費者理論の応用:純粋交換経済モデルの競争均衡と契約曲線
予習内容
Preparation for Class
授業資料を読んで、自分が理解できる部分とそうでない部分を明確にしておいてください。また、現実との対応関係も自分なりに考えてみてください。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
manabaの小テストあるいはレポート機能で、授業内容の理解度を確認しますので、その内容を通じて復習してください。 目安時間
Hours
2 時間
【第14回】 授業内容
Content/Topic
消費者理論の応用:純粋交換経済における厚生経済学の基本定理
予習内容
Preparation for Class
授業資料を読んで、自分が理解できる部分とそうでない部分を明確にしておいてください。また、現実との対応関係も自分なりに考えてみてください。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
manabaの小テストあるいはレポート機能で、授業内容の理解度を確認しますので、その内容を通じて復習してください。 目安時間
Hours
2 時間
【第15回】 授業内容
Content/Topic
総括
予習内容
Preparation for Class
これまで学んできたことが、どのように社会経済問題に関連するのかについて、資料をアップロードするので、資料を通じて自主学修をしてもらう。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
manabaの小テストあるいはレポート機能で、自主学修内容の理解度を確認しますので、その内容を通じて復習してください。 目安時間
Hours
2 時間
授業に関する注意事項   
Remarks for Class
対面授業を実施します。授業資料は毎回の授業日前日までにはmanabaを通じてアップロードする予定です。また、毎回の授業後に、manabaの小テストあるいはレポート機能で、授業内容の理解度を確認する予定です。
授業内容に関する質問は原則、オフィスアワーによる対面で対応します。質問が多かった内容については、その解説を授業中に受講者全員にフィードバックするようにします。
なお、授業の進捗状況によっては一部扱わない場合や内容を変更する場合もありますが、その場合は授業中やmanabaを通じて事前に告知します。
教科書   Texts 教科書は使用せず、各トピックの授業資料はmanabaを通じて配信します。ただし、授業資料だけで授業内容は完結しません。あくまでも対面授業での解説があってこそ、授業資料はその内容を完結することになります。
参考書   Reference Books テキストは指定しませんが、以下の書籍を参考図書として挙げます。ミクロ経済学を本格的に学び始める学生の通読に適しているのは1です。2はミクロ経済学の理解を深めるのに最適なテキストです。いずれのテキストもぜひ一度は読んでみることをお勧めします。

1: 矢野誠『ミクロ経済学の基礎』岩波書店、2001年.
2: 神取道宏『ミクロ経済学の力』日本評論社、2014年.
課題フィードバック方法区分
Assignment Feedback Method
授業時間内に講評・解説を行う
課題フィードバック方法内容
Assignment Feedback Method Content
成績評価の基準   
Evaluation Criteria
授業平常点、中間課題および期末課題をもとに評価します。
授業平常点は、毎回の授業内容の確認のための提出物(例えば、サマリーレポート)がmanaba上で提出されているどうかを中心にして評価します。
中間および期末課題は、すべて授業内容の基礎にした応用問題をベースに出題し、形式は制限時間付きの複数選択問題(問題数は概ね25問から30問程度で、各設問の答えに該当する選択肢をすべて選ばないと正解にならない形式)を予定しています。 課題はすべてmanabaで出題、回収を行います。ここでいう「応用問題」とは、授業で学んだ内容を自分の中で完全に理解したうえで、その内容を有機的に組み合わせながら、思考力と論証力をもとに対処しなければならないような問題を意味します。従って、暗記型の勉強では対応できない問題となりますが、目安の予習及び復習時間をこなすこと、および必要に応じてオフィスアワーを積極的に利用することで、応用問題に対応できる真の学力が身につくはずです。
また、毎回の授業参加は、この応用問題に対処できる経済学の素養を身に着けるためには必須です。学部4年時にこの科目の履修を検討している学生は特に、上記の内容を十分理解したうえで履修してください。


授業平常点、中間課題と期末課題の評価の重みはそれぞれ、10パーセント程度、40パーセント程度、50パーセント程度とし、全体で100パーセントになるように評価する予定です。成績評価の詳細はmanabaを通じて告知します。
関連URL   Related URL
備考   Notes
添付ファイルの注意事項   Notice
更新日時   Date of  Update 2024年03月19日 15時00分34秒