シラバス情報

授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード   Course Code 1FF0047001
授業開講年度   Year of Class 2024年度
授業形態   Course Mode 講義(対面授業)
授業名称   Class Name 経営学特講(イノベーションとクリエイティビティ)
テーマ   Theme
科目名   Name of Subject 経営学特講(イノベーションとクリエイティビティ)
英字科目名
English Name of Subject
Special Study in Business Administration
身につく能力
Ability to be Acquired in This Class
◎=科目に最も関連する能力
〇=科目に関連する能力
知識・理解 幅広い教養
知識・理解 経営学分野の基礎的知識とそれらを横断的にとらえる能力
汎用的技能 知識や体験に基づいて的確に課題を解決するための情報収集力
汎用的技能 知識や体験に基づいて的確に課題を解決するための思考力・分析力
態度・志向性 諸問題に積極的に取り組む姿勢
態度・志向性 本学の教育理念である“Do for Others(他者への貢献)”の精神
態度・志向性 他者と協業して課題解決にあたるためのコミュニケーション能力
統合的な学習経験と創造的思考力 現代社会に生起する諸問題に積極的に取り組む力
科目単位数   Credit 2
履修期   Term 春学期
教員氏名   Name of Teacher 山田 壮夫
開講キャンパス   Campus 白金
曜時   Day and Period 火曜1時限(春学期)
授業概要   Course Description もしあなたが「わたしにはクリエイティブな才能がない」「そんな仕事は関係がない」と考えているとしたら、それは大きな間違いです。なぜなら皆さんが将来、世の中で出会うだろう問題の多くには「正解」などがなく、それを解決するためには「創造力」が不可欠だからです。
広告業界(電通)の経験と経営学の知見をベースにした方法論を基に、出来るだけ平易な言葉で、皆さんと一緒に「イノベーション」について考えたいと思います。
到達目標   Class Goals ① 学問の本質でもある「批判的思考」について、体験的に会得すること。
② 個別具体の向こうにある「抽象」の世界で思考する視点を身につけること。
③ 多くの人の前で積極的に自分の意見を表明し、議論できるようになること。
授業言語   Language 日本語
アクティブ・ラーニング   Active Learning アクティブ・ラーニング対応
授業計画
Daily Class Schedule
【第1回】 授業内容
Content/Topic
講義全体のオリエンテーションと、併せて「正解のない問題」について考え始めます。
※履修の場合は、必ず出席してください。(欠席の場合は単位取得に大きな支障が出ますので、必ず講師に連絡ください)
予習内容
Preparation for Class
特になし 目安時間
Hours
0 時間
復習内容
Review of Class
「正解のない問題」で求められる「答え」の正体、その「答え」を導き出すために必要な「批判的思考」(の存在)、さらには「正解のない問題」に取り組まなければならない理由について理解してください。 目安時間
Hours
1 時間
【第2回】 授業内容
Content/Topic
「正解のない問題」に取り組んでみよう①
予習内容
Preparation for Class
第1回講義内で課される宿題に取り組んでください。 目安時間
Hours
3 時間
復習内容
Review of Class
アイデアは「思いつき」などではなく、考えるべきポイントが明確であること(=悲鳴に耳を傾け、ヒトとモノ・コトに間に新しいつながりを生むこと)を理解してください。 目安時間
Hours
1 時間
【第3回】 授業内容
Content/Topic
「正解のない問題」を解いてみよう②
予習内容
Preparation for Class
第2回講義内で課される宿題に取り組んでください。 目安時間
Hours
3 時間
復習内容
Review of Class
常識を覆すアイデアは、(常識にしばられた「客観」ではなく)必ず個人的な「主観」が出発点になること(だから「恥ずかしい」という感情を乗り越えることが必要なこと)を理解してください。 目安時間
Hours
1 時間
【第4回】 授業内容
Content/Topic
「正解のない問題」に取り組んでみよう③
予習内容
Preparation for Class
第3回講義内で課される宿題に取り組んでください。 目安時間
Hours
3 時間
復習内容
Review of Class
常識を覆すアイデアは、(個人的な主観から出発した後)「課題解決」という誰の目にも明らかな「客観」に昇華することでその姿を現すことを理解してください。 目安時間
Hours
1 時間
【第5回】 授業内容
Content/Topic
「正解のない問題」に取り組んでみよう④
予習内容
Preparation for Class
第4回講義内で課される宿題に取り組んでください。 目安時間
Hours
3 時間
復習内容
Review of Class
常識を覆すアイデアは、価格を下げるのではなく、価値を上げるためのものだということ。そしてそれは、小手先でどうにかなるものではなく、全身全霊の取組みによって初めて埋めれるものだということ、その二つを理解してください。 目安時間
Hours
1 時間
【第6回】 授業内容
Content/Topic
「正解のない問題」に取り組んでみよう⑤
予習内容
Preparation for Class
第5回講義で課される宿題に取り組んでください。 目安時間
Hours
3 時間
復習内容
Review of Class
第6回終了(復習含む)までに、「常識の破り方」(=「その手があったか!」をつくる思考法)について、「こんな感じ」という体感を確実に身につけてもらいます。(それが出来ない学生は、この先の理論的整理に進めません) 目安時間
Hours
1 時間
【第7回】 授業内容
Content/Topic
コンセプトについて①
予習内容
Preparation for Class
第6回講義で課される宿題に取り組んでください。 目安時間
Hours
3 時間
復習内容
Review of Class
いままで経験的に学んできたことの正体が「コンセプト創造」であり、そこに生まれる「新しい意味」を言語化する価値を理解してください。 目安時間
Hours
1 時間
【第8回】 授業内容
Content/Topic
コンセプトについて②
予習内容
Preparation for Class
第7回講義で課される宿題に取り組んでください。 目安時間
Hours
3 時間
復習内容
Review of Class
実務として価値創造をしていく際に大きなポイントとなる「コンセプトの品質評価」について理解し、自ら日常生活でそれを実践し始めてください。 目安時間
Hours
1 時間
【第9回】 授業内容
Content/Topic
コンセプトについて③
予習内容
Preparation for Class
第8回講義で課される宿題に取り組んでください。 目安時間
Hours
3 時間
復習内容
Review of Class
「コンセプトの品質評価」について事例を踏まえ、理解を深めてください。 目安時間
Hours
1 時間
【第10回】 授業内容
Content/Topic
コンセプトについて④
予習内容
Preparation for Class
第9回講義で課される宿題に取り組んでください。 目安時間
Hours
3 時間
復習内容
Review of Class
特に失敗事例から「コンセプトの品質評価」の理解を深めてください。 目安時間
Hours
1 時間
【第11回】 授業内容
Content/Topic
コンセプトについて⑤
予習内容
Preparation for Class
【重要】第10回講義で課される宿題に取り組んでください。 目安時間
Hours
5 時間
復習内容
Review of Class
実際に自分たちで収集した「コンセプト」を品質評価することで、自分で価値創造する場合の「目標品質」を確立してください。 目安時間
Hours
3 時間
【第12回】 授業内容
Content/Topic
コンセプトについて⑥
予習内容
Preparation for Class
第11回講義で課される宿題に取り組んでください。 目安時間
Hours
3 時間
復習内容
Review of Class
すぐれた「コンセプト」は(単なる思いつきなどではなく)最終的に数字(収益)が見えること。そして、つまりそれが(第4回でお話しした)「主観」と(ビジネスという)「客観」をつなぐ大きな役割を負うことを理解してください。 目安時間
Hours
1 時間
【第13回】 授業内容
Content/Topic
コンセプトについて(まとめ)
予習内容
Preparation for Class
第12回講義で課される宿題に取り組んでください。 目安時間
Hours
3 時間
復習内容
Review of Class
期末課題を題材に、いままで学んできた「常識の破り方」とその結果得られる「コンセプトの品質管理」のありようについて、徹底的に体験を深めてください。 目安時間
Hours
1 時間
【第14回】 授業内容
Content/Topic
経営学的まとめ
予習内容
Preparation for Class
第13回講義で課される宿題に取り組んでください。 目安時間
Hours
3 時間
復習内容
Review of Class
「経営戦略」をめぐる二つの立場(学派)と「コンセプト」の関係を体系的に理解してください。 目安時間
Hours
1 時間
【第15回】 授業内容
Content/Topic
【特別学修回】自由な対話で理解を深める(オンデマンドで実施)
予習内容
Preparation for Class
この講義を振り返り、また期末課題に取り組む中で、不明点を洗い出して来てください。 目安時間
Hours
20 時間
復習内容
Review of Class
期末課題に取り組む中で、講義全体を徹底的に復習し、自分の頭で考えてください。 目安時間
Hours
100 時間
授業に関する注意事項   
Remarks for Class
※講義中は徹底的に発言を求めます。そしてそれに答えるためには、毎回、宿題を含めた膨大な準備をする必要があります。「ただ、単位を取得する」というだけなら極めて効率が悪く、オススメできません。その代わり積極的に参加してくださる方には、一年後の飛躍的な成長をお約束します。
※講義内容は皆さんの習熟度合いや、ゲストの都合等で変わる場合があります。
教科書   Texts 山田壮夫『コンセプトのつくり方 たとえば商品開発にも役立つ電通の方法論』朝日新聞出版
参考書   Reference Books 山田壮夫『〈アイデア〉の教科書 電通式ぐるぐる思考』朝日新聞出版
※その他については授業時に適宜指示します。
課題フィードバック方法区分
Assignment Feedback Method
授業時間内に講評・解説を行い、授業時間外はmanabaで行う
課題フィードバック方法内容
Assignment Feedback Method Content
成績評価の基準   
Evaluation Criteria
毎回講義内で行う小テスト(全14回):30%
授業中の発言:30%
期末課題:40%

※積極的な講義への参加による「貢献」を評価し、テストのみで単位を取得することは出来ません。
※期末課題がレポートか試験かは未定です。
関連URL   Related URL
備考   Notes ※履修登録期間に、Webでの申し込み「先着50名」の定員を設けます。
※秋学期(火1)「経営学特講(イノベーションとクリエイティビティ2)」を履修するためには本講義、あるいは昨年度以前に「経営学特講(イノベーションとクリエイティビティ)」あるいは「経営学特講(イノベーションとクリエイティビティ1)」の単位を取得していることが条件となります。
添付ファイルの注意事項   Notice
更新日時   Date of  Update 2024年03月19日 15時00分35秒