シラバス情報

授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード   Course Code 1FH0037000
授業開講年度   Year of Class 2024年度
授業形態   Course Mode 講義(対面授業)
授業名称   Class Name EGT&I201貿易論1
テーマ   Theme
科目名   Name of Subject EGT&I201貿易論1
英字科目名
English Name of Subject
International Trade 1
身につく能力
Ability to be Acquired in This Class
◎=科目に最も関連する能力
〇=科目に関連する能力
知識・理解 幅広い教養
知識・理解 経済学・経営学に関する知識
汎用的技能 情報収集能力や分析力
汎用的技能 自らの考えを日本語はもとより英語で表現できる能力
態度・志向性 諸問題に積極的に取り組む能力
態度・志向性 “Do for Others(他者への貢献)”の精神、高い倫理観
態度・志向性 コミュニケーション能力と対人関係を構築できる能力
統合的な学習経験と創造的思考力 現代社会の諸問題に積極的に取り組む能力
科目単位数   Credit 2
履修期   Term 春学期
教員氏名   Name of Teacher 中澤 栄一
開講キャンパス   Campus 白金
曜時   Day and Period 水曜3時限(春学期)
授業概要   Course Description 経済学の研究方法は大きく分けて、(1)理論分析、(2)実証分析、(3)制度分析、の3つに分けられますが、前期の授業では、国際貿易にかかわる問題を、(1)の理論面を中心に分析する方法を身につけることを目標とします。その理由は、制度面は書籍を読むことによって、表面的な理解はできますが、現実経済の背景にある本質的な仕組みを深く知るためには、理論的な分析の訓練が必要で、このような能力を独力で身につけることはかなり困難だからです。
講義の前半では、より容易な部分均衡分析(一つの市場のみを扱う分析方法)を用いた関税や輸出補助金などの具体的な国際貿易政策の問題を扱い、後半では、より複雑な一般均衡分析(複数の市場を同時に扱う分析方法)を用いた伝統的な貿易理論を扱います。
到達目標   Class Goals いわゆる「米中貿易戦争」の問題や、国際紛争に伴う輸入品の価格高騰など、現実に起きている貿易にかかわる問題を、自分で理論的に分析できるようになることを到達目標とします。
授業言語   Language 日本語
アクティブ・ラーニング   Active Learning アクティブ・ラーニング非対応
授業計画
Daily Class Schedule
【第1回】 授業内容
Content/Topic
授業の概要説明(授業の進め方、成績評価方法など)/ミクロ経済学の基礎(1)
予習内容
Preparation for Class
経済学概論2(またはミクロ経済学)の復習 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
中間試験に備えて、授業中にノートに描いたグラフを、自力でreproduceできるように練習する。 目安時間
Hours
2 時間
【第2回】 授業内容
Content/Topic
ミクロ経済学の基礎(2)
予習内容
Preparation for Class
経済学概論2(またはミクロ経済学)の復習 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
中間試験に備えて、授業中にノートに描いたグラフを、自力でreproduceできるように練習する。 目安時間
Hours
2 時間
【第3回】 授業内容
Content/Topic
国際貿易政策:関税の効果(小国のケース)
予習内容
Preparation for Class
経済学概論2(またはミクロ経済学)の復習 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
中間試験に備えて、授業中にノートに描いたグラフを、自力でreproduceできるように練習する。 目安時間
Hours
2 時間
【第4回】 授業内容
Content/Topic
国際貿易政策:関税の効果(大国のケース)
予習内容
Preparation for Class
経済学概論2(またはミクロ経済学)の復習 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
中間試験に備えて、授業中にノートに描いたグラフを、自力でreproduceできるように練習する。 目安時間
Hours
2 時間
【第5回】 授業内容
Content/Topic
国際貿易政策:輸入数量割当の効果
予習内容
Preparation for Class
経済学概論2(またはミクロ経済学)の復習 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
中間試験に備えて、授業中にノートに描いたグラフを、自力でreproduceできるように練習する。 目安時間
Hours
2 時間
【第6回】 授業内容
Content/Topic
国際貿易政策:輸出補助金の効果
予習内容
Preparation for Class
経済学概論2(またはミクロ経済学)の復習 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
中間試験に備えて、授業中にノートに描いたグラフを、自力でreproduceできるように練習する。 目安時間
Hours
2 時間
【第7回】 授業内容
Content/Topic
レポート課題の説明と中間試験
予習内容
Preparation for Class
経済学概論2(またはミクロ経済学)の復習 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
レポート作成のテーマを決める。 目安時間
Hours
2 時間
【第8回】 授業内容
Content/Topic
技術と貿易:リカード・モデル(1)
予習内容
Preparation for Class
経済学概論2(またはミクロ経済学)の復習 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
レポート作成のテーマについて先行研究を調べる。 目安時間
Hours
2 時間
【第9回】 授業内容
Content/Topic
技術と貿易:リカード・モデル(2)
予習内容
Preparation for Class
経済学概論2(またはミクロ経済学)の復習 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
レポート作成のテーマについてファクト・ファインディングを行う(データ、図表等)。 目安時間
Hours
2 時間
【第10回】 授業内容
Content/Topic
資源と貿易:ヘクシャー=オリーン・モデル(1)
予習内容
Preparation for Class
経済学概論2(またはミクロ経済学)の復習 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
レポート作成のための分析作業を開始する。 目安時間
Hours
2 時間
【第11回】 授業内容
Content/Topic
資源と貿易:ヘクシャー=オリーン・モデル(2)
予習内容
Preparation for Class
経済学概論2(またはミクロ経済学)の復習 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
レポート作成のための分析結果をまとめる。 目安時間
Hours
2 時間
【第12回】 授業内容
Content/Topic
規模の経済と貿易:新貿易理論モデル(1)
予習内容
Preparation for Class
経済学概論2(またはミクロ経済学)の復習 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
レポートを執筆する。 目安時間
Hours
2 時間
【第13回】 授業内容
Content/Topic
規模の経済と貿易:新貿易理論モデル(2)
予習内容
Preparation for Class
経済学概論2(またはミクロ経済学)の復習 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
レポートの完成 目安時間
Hours
2 時間
【第14回】 授業内容
Content/Topic
企業の異質性と貿易:「新新」貿易理論モデル
予習内容
Preparation for Class
経済学概論2(またはミクロ経済学)の復習 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
レポートを見直す。 目安時間
Hours
2 時間
【第15回】 授業内容
Content/Topic
レポート課題のフィードバック
予習内容
Preparation for Class
レポートを見直す。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
レポートを修正する。 目安時間
Hours
2 時間
授業に関する注意事項   
Remarks for Class
授業中の録画や写真撮影は禁止します。
必ず自分でノートを取ること。
なお、授業中にはたくさんグラフを描きますので、色鉛筆か色ペンを持ってきてください。
教科書   Texts 必要に応じて、授業資料を掲載または配布します。
参考書   Reference Books Feenstra and Taylor, International Economics, Worth Publishers, 2008.
課題フィードバック方法区分
Assignment Feedback Method
その他
課題フィードバック方法内容
Assignment Feedback Method Content
履修者の人数と出席状況に応じて、対面授業かオンライン授業のいずれかにするかを決定します。
成績評価の基準   
Evaluation Criteria
中間試験(50%)と学期末レポート(50%)で評価します。
関連URL   Related URL
備考   Notes 経済学概論または初歩のミクロ経済学を履修済みであることを前提とします。貿易の実務面については、貿易実務1・2を履修してください。この授業は対面授業です。オンライン授業は行いません。
添付ファイルの注意事項   Notice
更新日時   Date of  Update 2024年02月14日 13時34分34秒