シラバス情報

授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード   Course Code 1FH0047000
授業開講年度   Year of Class 2024年度
授業形態   Course Mode 講義(対面授業)
授業名称   Class Name EGM&S305ビジネスエシックス
テーマ   Theme
科目名   Name of Subject EGM&S305ビジネスエシックス
英字科目名
English Name of Subject
Business Ethics
身につく能力
Ability to be Acquired in This Class
◎=科目に最も関連する能力
〇=科目に関連する能力
知識・理解 幅広い教養
知識・理解 経済学・経営学に関する知識
汎用的技能 情報収集能力や分析力
汎用的技能 自らの考えを日本語はもとより英語で表現できる能力
態度・志向性 諸問題に積極的に取り組む能力
態度・志向性 “Do for Others(他者への貢献)”の精神、高い倫理観
態度・志向性 コミュニケーション能力と対人関係を構築できる能力
統合的な学習経験と創造的思考力 現代社会の諸問題に積極的に取り組む能力
科目単位数   Credit 2
履修期   Term 秋学期
教員氏名   Name of Teacher 宮崎 裕子
開講キャンパス   Campus 白金
曜時   Day and Period 月曜4時限(秋学期)
授業概要   Course Description 昨今、「企業倫理」「ビジネスエシックス」という言葉をよく見聞きするようになっている。だが、企業においてなぜ「倫理」が昨今重視されるようになっているのか、深く考えたことはあるだろうか。また、実際の企業経営において、具体的にどのように企業倫理が実践されているか、もし倫理に関わる問題に自分が直面したら、どのように対応すべきなのかを主体的に考える機会はなかったもしれない。倫理的な意思決定をする力や問題を解決する力は、今後の企業経営において必須である。そこで、この授業では、企業倫理が重視されるようになった背景、企業倫理の実践のために構築された制度やシステム、日本国内外で実際に発生した企業の事例を参考に企業倫理を考えることを通じて、倫理的な意思決定や問題解決の能力を養う。加えて、企業の責任という観点から「サステナビリティ」「ESG」や企業倫理との関係で「コーポレートガバナンス」にも触れ、今後の学びの礎となるようにする。
到達目標   Class Goals "倫理的なビジネス実践に関する理解を深める。
社会的責任の重要性を認識し、持続可能なビジネスモデルに貢献する考え方を養う。
倫理的な意思決定や問題解決能力を向上させる。
倫理的なリーダーシップの原則を身につけ、将来のキャリアにおいて社会的価値を追求できるようにする。"
授業言語   Language 日本語
アクティブ・ラーニング   Active Learning アクティブ・ラーニング対応
授業計画
Daily Class Schedule
【第1回】 授業内容
Content/Topic
"オリエンテーション
・授業内容等(スケジュール、課題、評価方法等)の紹介
・学生・講師の自己紹介"
予習内容
Preparation for Class
ビジネスエシックス(企業倫理)が問われている新聞記事をGoogle検索などで調べ、興味を持った内容や記事などを、指名されたら回答できるようにしてくる。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
ビジネスエシックス(企業倫理)について、情報取得をこの授業の期間中、続ける方法を考える。 目安時間
Hours
2 時間
【第2回】 授業内容
Content/Topic
"企業倫理概説①:

企業倫理とは何か、その歴史、なぜ昨今より重視されているのかについての基本的な理解
"
予習内容
Preparation for Class
企業倫理とは何か、なぜ重要なのか、を自分なりに説明できるようにしておき、授業において他者の意見とすり合わせができるようにしてくる。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容の概要を次回以降の議論に使えるようにまとめておく。 目安時間
Hours
2 時間
【第3回】 授業内容
Content/Topic
"企業倫理概説②:功利主義、義務論、正義論、徳倫理
"
予習内容
Preparation for Class
功利主義、義務論、正義論、徳倫理の言葉の意味を調べておき、自分なりのイメージをもって臨む。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容の概要を次回以降の議論に使えるようにまとめておく。 目安時間
Hours
2 時間
【第4回】 授業内容
Content/Topic
"企業倫理の実践①企業倫理の制度化
企業倫理の制度化とは・企業制度化の意義・制度化の実例"
予習内容
Preparation for Class
一つの会社を取り上げ、その会社の企業倫理指針を読んでおく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容の概要を次回以降の議論に使えるようにまとめておく 目安時間
Hours
2 時間
【第5回】 授業内容
Content/Topic
企業倫理の実践②コーポレート・ガバナンス                コーポレートガバナンスとは                         組織内での倫理的な統治の重要性
予習内容
Preparation for Class
コーポレートガバナンスの概念について調べる。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
第1回から第5回までの内容を次回の小テストにおいて参照できるようにまとめておく。 目安時間
Hours
2 時間
【第6回】 授業内容
Content/Topic
"企業倫理の実践③ ステークホルダーマネージメント ステークホルダーの種類と関係性の理解
利益相反の解決とステークホルダーの期待への対応
透明性と責任の確保に向けたベストプラクティスの探求"
予習内容
Preparation for Class
企業をとりまくステークホルダーにどのような人がいるのかを調べておく 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容の概要を次回以降の議論に使えるようにまとめておく 目安時間
Hours
2 時間
【第7回】 授業内容
Content/Topic
企業倫理の実践④ 倫理的な企業を評価する投資の仕組み
予習内容
Preparation for Class
企業に投資するとはどういうことか説明できるようにしておく 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容の概要を次回以降の議論に使えるようにまとめておく 目安時間
Hours
2 時間
【第8回】 授業内容
Content/Topic
"戦略と倫理:                                実際のビジネスケースを通じた倫理的な問題解決を知る
倫理的なビジネス実践における成功事例と失敗事例の分析"
予習内容
Preparation for Class
第7回で示された内容の調査 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容の概要を次回以降の議論に使えるようにまとめておく 目安時間
Hours
2 時間
【第9回】 授業内容
Content/Topic
倫理的なマーケティングと広告:                       消費者への誠実な情報提供と倫理的な広告の原則                       マーケティング活動における倫理的な懸念と解決策の検討
予習内容
Preparation for Class
広告に関して企業倫理と問われた例を探し、概要をまとめておく 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容の概要を次回以降の議論に使えるようにまとめておく 目安時間
Hours
2 時間
【第10回】 授業内容
Content/Topic
"社会的責任と持続可能性:

環境、社会、ガバナンス(ESG)の考慮とビジネスへの影響
持続可能なビジネスモデルの構築と社会的価値の創造"
予習内容
Preparation for Class
ESG経営とは何かを調べ、説明できるようにしておく 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
第6回から第10回の内容を次回の小テストで参照できるようにまとめておく 目安時間
Hours
2 時間
【第11回】 授業内容
Content/Topic
"技術と倫理:

データプライバシー、サイバーセキュリティ、AIなどの技術の倫理的側面
技術の進化に伴う倫理的な懸念とその解決策の検討"
予習内容
Preparation for Class
AIの活用に関して倫理が問われている例を2,3挙げられるようにしておく 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容の概要をまとめておく 目安時間
Hours
2 時間
【第12回】 授業内容
Content/Topic
"グローバルビジネスと多文化の中での倫理:

異文化間での倫理的な挑戦と相互理解の重要性
グローバルなビジネス環境での倫理的なリーダーシップの発展"
予習内容
Preparation for Class
グローバルビジネス企業を一つ取り上げ、企業倫理がどのように実践されているか、異文化に対してどのように配慮しているかを調べる 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容の概要をまとめておく 目安時間
Hours
2 時間
【第13回】 授業内容
Content/Topic
企業倫理が問われた事例の研究
予習内容
Preparation for Class
企業倫理が問われた事例の概要をまとめてくる 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
第14回で行う小テストの準備をする。 目安時間
Hours
2 時間
【第14回】 授業内容
Content/Topic
"組織の倫理風土とリーダーシップ:倫理的なリーダーの特徴と役割の理解
倫理的なリーダーシップの原則と実践方法の探求"
予習内容
Preparation for Class
企業におけるリーダーシップの在り方が問われた例を調査し、発表できるようにまとめておく 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容の概要をまとめておく 目安時間
Hours
2 時間
【第15回】 授業内容
Content/Topic
特別学修日:今までの小テストや自分のノートを使い、本授業で学んだことをまとめ、今後の学びにどのように使うかを考える。
予習内容
Preparation for Class
第2回から第14回までの内容を一度読んでくる。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
本授業で学習した内容を今後のキャリアにおいて活かせる方法を考える。 目安時間
Hours
2 時間
授業に関する注意事項   
Remarks for Class
授業の録画・録音は禁止する。
教科書   Texts なし
参考書   Reference Books "「企業不祥事とビジネス倫理―ESG、SDGsの基礎としてのビジネス倫理」
井上 泉著(文眞堂)
「理論とケースで学ぶ 企業倫理入門」高浦 康有 (編集), 藤野 真也 (編集)(白桃書房)
「インテグリティ コンプライアンスを超える組織論」中山達樹著(中央経済社)
「企業不正の調査報告書を読む ESGの時代に生き残るガバナンスとリスクマネジメント」(日経BP)
・「サステナビリティ・ガバナンス改革」内ケ崎茂、川本裕子、渋谷高弘著(日系新聞出版)"
課題フィードバック方法区分
Assignment Feedback Method
授業時間内に講評・解説を行う
課題フィードバック方法内容
Assignment Feedback Method Content
成績評価の基準   
Evaluation Criteria
提出物や授業への参加度50%、授業内テスト50%
関連URL   Related URL
備考   Notes
添付ファイルの注意事項   Notice
更新日時   Date of  Update 2024年02月26日 09時05分11秒