授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード Course Code |
1HC2013000
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授業開講年度 Year of Class |
2024年度
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授業形態 Course Mode |
講義(対面授業)
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授業名称 Class Name |
SGLEC204社会学史
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テーマ Theme |
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科目名 Name of Subject |
SGLEC204社会学史
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英字科目名 English Name of Subject |
History of Sociology
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身につく能力
Ability to be Acquired in This Class
◎=科目に最も関連する能力
〇=科目に関連する能力
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知識・理解
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①社会学的な理論と概念に関する知識
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◎
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知識・理解
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②現代社会の諸問題に関する知識
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汎用的技能
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③社会調査の知識・技能
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汎用的技能
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④社会学的考察を伝える実践力
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〇
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態度・志向性
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⑤社会を論理的かつ批判的に考察する態度
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〇
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統合的な学習経験と創造的思考力
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⑥課題発見力・問題解決力
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科目単位数 Credit |
2
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履修期 Term |
春学期
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教員氏名 Name of Teacher |
稲葉 振一郎
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開講キャンパス Campus |
白金
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曜時 Day and Period |
水曜2時限(春学期)
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授業概要 Course Description |
「社会学それ自体の歴史」よりもむしろ「(学問・思想・社会の)歴史のなかの社会学」に重点を置いて考察していく。科学方法論も併せて論じる。
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到達目標 Class Goals |
社会学という学問の歴史的な意義について理解を深める。理論・思想の歴史だけではなく、実証研究のストラテジーについても一定の時間を割く。
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授業言語 Language |
日本語
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アクティブ・ラーニング Active Learning |
アクティブ・ラーニング非対応
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授業計画 Daily Class Schedule
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【第1回】
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授業内容 Content/Topic
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社会学以前の話(1)社会契約論と啓蒙思想
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予習内容 Preparation for Class
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『入門』第5講を読んでおく。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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教科書と講義内容をすり合わせ、自分なりの論点を見つける。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第2回】
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授業内容 Content/Topic
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社会学以前の話(2)経済学の誕生と進化論
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予習内容 Preparation for Class
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『入門』第6講を読んでおく。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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教科書と講義内容をすり合わせ、自分なりの論点を見つける。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第3回】
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授業内容 Content/Topic
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社会学以前の話(3)モダニズム
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予習内容 Preparation for Class
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『入門』第7、8講を読んでおく。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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教科書と講義内容をすり合わせ、自分なりの論点を見つける。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第4回】
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授業内容 Content/Topic
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社会学の揺籃期(1)デュルケーム
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予習内容 Preparation for Class
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『入門』第9講を読んでおく。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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教科書と講義内容をすり合わせ、自分なりの論点を見つける。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第5回】
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授業内容 Content/Topic
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社会学の揺籃期(2)ウェーバー
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予習内容 Preparation for Class
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『入門』第10講を読んでおく。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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教科書と講義内容をすり合わせ、自分なりの論点を見つける。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第6回】
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授業内容 Content/Topic
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「現代社会論」(1)20世紀マルクス主義と後期資本主義論
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予習内容 Preparation for Class
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『入門』第11講、『妖怪』第1章を読んでおく。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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教科書と講義内容をすり合わせ、自分なりの論点を見つける。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第7回】
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授業内容 Content/Topic
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「現代社会論」(2)マルクス主義批判としての産業社会論
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予習内容 Preparation for Class
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『妖怪』第3章を読んでおく。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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教科書と講義内容をすり合わせ、自分なりの論点を見つける。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第8回】
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授業内容 Content/Topic
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「現代社会論」(3)「産業社会」か「資本主義」か?
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予習内容 Preparation for Class
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『妖怪』第3章を読んでおく。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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教科書と講義内容をすり合わせ、自分なりの論点を見つける。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第9回】
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授業内容 Content/Topic
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「現代社会論」(4)「新自由主義」がなぜ「産業社会論」をすたれさせたのか
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予習内容 Preparation for Class
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『妖怪』第3章を読んでおく。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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教科書と講義内容をすり合わせ、自分なりの論点を見つける。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第10回】
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授業内容 Content/Topic
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社会調査の考え方と方法 (1)実証研究の眼目としての因果推論
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予習内容 Preparation for Class
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『中級編』第1章を読んでおく。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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社会調査関連科目を受けていた場合、その内容を復習する。受けていない場合は、統計的因果推論について、参考書などから学ぶ。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第11回】
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授業内容 Content/Topic
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社会調査の考え方と方法 (2))実験・「量的」調査・「質的」調査
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予習内容 Preparation for Class
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『中級編』第2章を読んでおく。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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社会調査関連科目を受けていた場合、その内容を復習する。受けていない場合は、統計的因果推論について、参考書などから学ぶ。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第12回】
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授業内容 Content/Topic
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社会調査の考え方と方法 (3)「質的」調査の眼目・構築主義
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予習内容 Preparation for Class
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『中級編』第3章を読んでおく。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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社会調査関連科目を受けていた場合、その内容を復習する。受けていない場合は、フィールドワークやケーススタディーについて、参考書などから学ぶ。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第13回】
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授業内容 Content/Topic
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社会調査の考え方と方法 (4)構築主義(続)、社会調査と機能主義
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予習内容 Preparation for Class
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『中級編』第5章を読んでおく。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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社会調査関連科目を受けていた場合、その内容を復習する。受けていない場合は、フィールドワークやケーススタディーについて、参考書などから学ぶ。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第14回】
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授業内容 Content/Topic
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社会調査の考え方と方法 (5)マクロ社会学、比較歴史社会学
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予習内容 Preparation for Class
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『中級編』を読み返しておく。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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歴史学と社会科学の関係について、他の事例を調べてみる。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第15回】
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授業内容 Content/Topic
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まとめ
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予習内容 Preparation for Class
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授業全体を復習する。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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理論と調査の関係についてまとめておく。
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目安時間 Hours
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2 時間
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授業に関する注意事項 Remarks for Class |
共通科目の社会学、経済学、心理学、社会科学基礎論、社会学科基礎演習、社会調査の基礎の復習をしておくとよい。
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教科書 Texts |
稲葉振一郎『社会学入門』(NHKブックス) 稲葉『社会学入門・中級編』(有斐閣) 稲葉『「新自由主義」の妖怪』(亜紀書房)
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参考書 Reference Books |
筒井淳也・前田泰樹『社会学入門』(有斐閣) 久米郁男『原因を推論する』(有斐閣) 中室牧子・津川友介『「原因と結果」の経済学』(ダイヤモンド社) 西内啓『統計学が最強の学問である』(ダイヤモンド社) 岸政彦・石岡上昇・丸山里美『質的社会調査の方法』(有斐閣) 赤川学『社会問題の社会学』弘文堂
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課題フィードバック方法区分 Assignment Feedback Method |
授業時間内に講評・解説を行う
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課題フィードバック方法内容 Assignment Feedback Method Content |
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成績評価の基準 Evaluation Criteria |
期末テスト100%の予定だが、感染症の動向によっては変更もありうる。
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関連URL Related URL |
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備考 Notes |
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添付ファイルの注意事項 Notice |
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更新日時 Date of Update |
2024年02月06日 20時03分19秒
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