授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード Course Code |
1HC2025002
|
授業開講年度 Year of Class |
2024年度
|
授業形態 Course Mode |
講義(対面授業)
|
授業名称 Class Name |
エスニシティ論A
|
テーマ Theme |
|
科目名 Name of Subject |
エスニシティ論A
|
英字科目名 English Name of Subject |
Theories of Race and Ethnicity A
|
身につく能力
Ability to be Acquired in This Class
◎=科目に最も関連する能力
〇=科目に関連する能力
|
知識・理解
|
①社会学的な理論と概念に関する知識
|
|
知識・理解
|
②現代社会の諸問題に関する知識
|
〇
|
汎用的技能
|
③社会調査の知識・技能
|
|
態度・志向性
|
⑤社会を論理的かつ批判的に考察する態度
|
◎
|
統合的な学習経験と創造的思考力
|
⑥課題発見力・問題解決力
|
|
科目単位数 Credit |
2
|
履修期 Term |
春学期
|
教員氏名 Name of Teacher |
松波 康男
|
開講キャンパス Campus |
白金
|
曜時 Day and Period |
火曜1時限(春学期)
|
授業概要 Course Description |
1. エスニシティ(⺠族、⺠族集団)と社会をめぐる諸課題を取り上げ、それに関連する学説や理論の形成過程を検討する。これまでの研究の進展とともに生じた批判や未解決の課題に焦点を当て、深化した理解を目指す。 2. 民族、国民、国家といった概念の歴史的変遷を追跡し、これらがどのようにして社会において使用されるようになったかを明らかにする。これらの概念が抱える現実の複雑さや関連する課題について理解を深め、多元的な視点からアプローチする。 3. 「人種」の概念に焦点を当て、この概念が身体的特徴や生まれつきの属性に基づいて人間を分類する際にどのように使用されてきたかを検討する。生物学や科学的な根拠を持たないがゆえに客観的な事実ではなく、社会的な概念であるという視点から「人種」概念がいかにして形成され、何によって構築されたかを詳細に探求する。
|
到達目標 Class Goals |
1. エスニシティに関する理論的な洞察を深める: エスニシティに関する主要な学説や理論を理解し、それらが社会における諸課題とどのように関連しているかを把握し、説明できるようになる。そのために、歴史的な背景や理論の形成過程を通じて、エスニシティにまつわる知識を深化させ、批判的な視点から問題に取り組む力を養う。 2. 多元的な視点からエスニシティや人種に関する課題を理解する:民族、国民、国家といった概念の変遷を把握し、これらがどのようにして社会に影響を与えてきたかを把握し、説明できるようになる。また「人種」の概念に焦点を当て、その社会的な構築過程や問題点について理解を深める。異なる文化や価値観を尊重しながら、エスニシティや「人種」にまつわる課題に対する理解を促進する。
|
授業言語 Language |
日本語
|
アクティブ・ラーニング Active Learning |
アクティブ・ラーニング非対応
|
授業計画 Daily Class Schedule
|
【第1回】
|
授業内容 Content/Topic
|
オリエンテーション
|
予習内容 Preparation for Class
|
・シラバスを熟読しておく。 ・授業を履修した動機を説明できるようにまとめておく。
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
復習内容 Review of Class
|
・疑問がある場合は質問できるように整理しておく。
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
【第2回】
|
授業内容 Content/Topic
|
「日本人」とは誰のことか?(1)
|
予習内容 Preparation for Class
|
・授業で扱う範囲を事前に読んでおく。 ・疑問点を洗い出しておく。
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
復習内容 Review of Class
|
・授業を踏まえたうえでテキストを再読し、理解を定着させる。 ・疑問が解消されない場合は、次回授業で質問できるように整理しておく。
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
【第3回】
|
授業内容 Content/Topic
|
「日本人」とは誰のことか?(2)
|
予習内容 Preparation for Class
|
・授業で扱う範囲を事前に読んでおく。 ・疑問点を洗い出しておく。
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
復習内容 Review of Class
|
・授業を踏まえたうえでテキストを再読し、理解を定着させる。 ・疑問が解消されない場合は、次回授業で質問できるように整理しておく。
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
【第4回】
|
授業内容 Content/Topic
|
「日本人」とは誰のことか?(3) 映像資料鑑賞
|
予習内容 Preparation for Class
|
・第2回、第3回授業内容を再度確認し、理解を定着させる。 ・疑問点を洗い出しておく。
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
復習内容 Review of Class
|
・疑問が解消されない場合は、次回授業で質問できるように整理しておく。
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
【第5回】
|
授業内容 Content/Topic
|
民族、国民、国家(1) 民族とネイション
|
予習内容 Preparation for Class
|
・授業で扱う範囲を事前に読んでおく。 ・疑問点を洗い出しておく。
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
復習内容 Review of Class
|
・授業を踏まえたうえでテキストを再読し、理解を定着させる。 ・疑問が解消されない場合は、次回授業で質問できるように整理しておく。
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
【第6回】
|
授業内容 Content/Topic
|
民族、国民、国家(2) 民族とネイション 小テスト回
|
予習内容 Preparation for Class
|
・授業で扱う範囲を事前に読んでおく。 ・疑問点を洗い出しておく。
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
復習内容 Review of Class
|
・授業を踏まえたうえでテキストを再読し、理解を定着させる。 ・疑問が解消されない場合は、次回授業で質問できるように整理しておく。
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
【第7回】
|
授業内容 Content/Topic
|
民族、国民、国家(3) 国民と民族
|
予習内容 Preparation for Class
|
・授業で扱う範囲を事前に読んでおく。 ・疑問点を洗い出しておく。
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
復習内容 Review of Class
|
・授業を踏まえたうえでテキストを再読し、理解を定着させる。 ・疑問が解消されない場合は、次回授業で質問できるように整理しておく。
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
【第8回】
|
授業内容 Content/Topic
|
民族、国民、国家(4) 国民と民族
|
予習内容 Preparation for Class
|
・授業で扱う範囲を事前に読んでおく。 ・疑問点を洗い出しておく。
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
復習内容 Review of Class
|
・授業を踏まえたうえでテキストを再読し、理解を定着させる。 ・疑問が解消されない場合は、次回授業で質問できるように整理しておく。
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
【第9回】
|
授業内容 Content/Topic
|
民族、国民、国家(5) 人の移動とエスニシティ
|
予習内容 Preparation for Class
|
・授業で扱う範囲を事前に読んでおく。 ・疑問点を洗い出しておく。
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
復習内容 Review of Class
|
・授業を踏まえたうえでテキストを再読し、理解を定着させる。 ・疑問が解消されない場合は、次回授業で質問できるように整理しておく。
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
【第10回】
|
授業内容 Content/Topic
|
民族、国民、国家(6) 人の移動とエスニシティ 小テスト回
|
予習内容 Preparation for Class
|
・授業で扱う範囲を事前に読んでおく。 ・疑問点を洗い出しておく。
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
復習内容 Review of Class
|
・授業を踏まえたうえでテキストを再読し、理解を定着させる。 ・疑問が解消されない場合は、次回授業で質問できるように整理しておく。
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
【第11回】
|
授業内容 Content/Topic
|
民族、国民、国家(7) 映像資料鑑賞
|
予習内容 Preparation for Class
|
・授業で扱う範囲を事前に読んでおく。 ・疑問点を洗い出しておく。
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
復習内容 Review of Class
|
・授業を踏まえたうえでテキストを再読し、理解を定着させる。 ・疑問が解消されない場合は、次回授業で質問できるように整理しておく。
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
【第12回】
|
授業内容 Content/Topic
|
「人種」は存在しない(1) 「人種主義」
|
予習内容 Preparation for Class
|
・授業で扱う範囲を事前に読んでおく。 ・疑問点を洗い出しておく。
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
復習内容 Review of Class
|
・授業を踏まえたうえでテキストを再読し、理解を定着させる。 ・疑問が解消されない場合は、次回授業で質問できるように整理しておく。
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
【第13回】
|
授業内容 Content/Topic
|
「人種」は存在しない(2) 「人種主義」
|
予習内容 Preparation for Class
|
・授業で扱う範囲を事前に読んでおく。 ・疑問点を洗い出しておく。
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
復習内容 Review of Class
|
・授業を踏まえたうえでテキストを再読し、理解を定着させる。 ・疑問が解消されない場合は、次回授業で質問できるように整理しておく。
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
【第14回】
|
授業内容 Content/Topic
|
授業内テストおよび総括
|
予習内容 Preparation for Class
|
・試験に備えてこれまでのテキストを再読し、理解を確認しておく。
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
復習内容 Review of Class
|
・疑問が解消されない場合は、次回授業で質問できるように整理しておく。
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
【第15回】
|
授業内容 Content/Topic
|
【特別学修回】総括
|
予習内容 Preparation for Class
|
・これまでの授業や、試験に出題された問題についての疑問を整理しておく。
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
復習内容 Review of Class
|
・疑問が解消されない場合は、manabaで質問する。
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
授業に関する注意事項 Remarks for Class |
・授業の録画・録音は原則、禁止とする。必要な事情がある場合は担当教員に相談すること。
|
教科書 Texts |
・プリントを配布する。
|
参考書 Reference Books |
・宮岡真央子・渋谷努・中村八重・兼城糸絵(2021)『日本で学ぶ文化人類学』昭和堂。 ・塩川伸明(2008)『民族とネイション』岩波書店。 ・前川一郎編(2023)『歴史学入門』昭和堂。 ・中坂恵美子・池田賢市編(2021)『人の移動とエスニシティ』明石書店。 ・ベルトラン・ジョルダン(2013)『人種は存在しない』山本敏充監・林昌宏訳、中央公論新社。 ・オレリア・ミシェル(2021)『黒人と白人の世界史』児玉しおり訳、明石書店。
|
課題フィードバック方法区分 Assignment Feedback Method |
授業時間内に講評・解説を行う
|
課題フィードバック方法内容 Assignment Feedback Method Content |
|
成績評価の基準 Evaluation Criteria |
・リアクションペーパー:20% ・小テスト:30% ・期末試験:50%
|
関連URL Related URL |
|
備考 Notes |
▪️出欠 ・30分以上の遅刻は欠席とする。遅刻は2回で欠席1回に換算。やむを得ない理由での遅刻は当日の授業後に限り対応する。 ・出席を取る授業10回のうち4回以上欠席したものは期末テストを受験できない。 ▪️リアクションペーパー ・締め切りは授業翌日の深夜。翌週の授業の冒頭にフィードバックする。 ▪️小テスト ・学期中に2度実施。持ち込み不可。再試は行わない。manabaにアクセスできる端末で受験。 ▪️期末試験 ・授業期間内(第14回)に実施。持ち込み不可。履修者数が少なければレポートに変更する可能性がある。
|
添付ファイルの注意事項 Notice |
|
更新日時 Date of Update |
2024年03月19日 15時00分36秒
|