シラバス情報

授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード   Course Code 1HC2030000
授業開講年度   Year of Class 2024年度
授業形態   Course Mode 講義(対面授業)
授業名称   Class Name SGLEC213社会人類学/SGLEC213エスニシティ論B
テーマ   Theme
科目名   Name of Subject SGLEC213社会人類学
英字科目名
English Name of Subject
Social Anthropology
身につく能力
Ability to be Acquired in This Class
◎=科目に最も関連する能力
〇=科目に関連する能力
知識・理解 ①社会学的な理論と概念に関する知識
知識・理解 ②現代社会の諸問題に関する知識
汎用的技能 ③社会調査の知識・技能
汎用的技能 ④社会学的考察を伝える実践力
態度・志向性 ⑤社会を論理的かつ批判的に考察する態度
統合的な学習経験と創造的思考力 ⑥課題発見力・問題解決力
科目単位数   Credit 2
履修期   Term 秋学期
教員氏名   Name of Teacher 松波 康男
開講キャンパス   Campus 白金
曜時   Day and Period 火曜1時限(秋学期)
授業概要   Course Description  人類学はさまざまな環境下に生きる人々の生を理解しようとする学問である。この授業ではおおまかに3つのパートに分けて、人類学の理論や実践について学ぶ。第一部では人類学の重要な学説・理論について学びます。具体的には、社会組織を機能に注目して分析する(構造)機能主義や、文化間の差異を優劣ではなくヴァリエーションとして横並びに捉える文化相対主義といった理論の特徴やそれに対する批判・課題について説明する。第二部では、人類学者ヴィクター・ターナーに焦点を当てて、彼の提唱した動態的な構造論について理解を深める。儀礼、巡礼、音楽フェス、演劇などを事例に出しつつ彼の提唱した分析枠組みを適用し解説する。第三部では呪術と科学について掘り下げる。前者を後者の発展の前段階としての「劣った科学」と理解するのではなく、呪術概念がわたしたちの普段の生活とも無縁でないことについて議論する。
到達目標   Class Goals 1. 理論の習得と批判的思考の発展
・履修生は人類学の主要な理論や学説を習得し、それに対して批判的思考を養う。
・理論を具体的な事例に適用し、異なる視点から社会や文化を分析するスキルを身につける。
2. 異なる文化への理解と尊重
・履修生は異なる社会や文化に対する理解を深め、文化相対主義の視点、態度を強化する。
・異なる文化を具体的な事例を通じて探求し、異なる視点に対する柔軟性と尊重の態度を発展させる。
授業言語   Language 日本語
アクティブ・ラーニング   Active Learning アクティブ・ラーニング対応
授業計画
Daily Class Schedule
【第1回】 授業内容
Content/Topic
オリエンテーション
予習内容
Preparation for Class
・シラバスを熟読しておく。
・授業を履修した動機を説明できるようにまとめておく。
目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
・授業を踏まえたうえで教科書を再読し、理解を定着させる。
・疑問が解消されない場合は、次回授業で質問できるように整理しておく。
目安時間
Hours
2 時間
【第2回】 授業内容
Content/Topic
第一部 機能主義と文化相対主義
社会組織の機能(機能主義1)
予習内容
Preparation for Class
・授業で扱う範囲を事前に読んでおく。
・疑問点を洗い出しておく。
目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
・授業を踏まえたうえで教科書を再読し、理解を定着させる。
・疑問が解消されない場合は、次回授業で質問できるように整理しておく。
目安時間
Hours
2 時間
【第3回】 授業内容
Content/Topic
第一部 機能主義と文化相対主義
社会組織の機能(機能主義2)
予習内容
Preparation for Class
・授業で扱う範囲を事前に読んでおく。
・疑問点を洗い出しておく。
目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
・授業を踏まえたうえで教科書を再読し、理解を定着させる。
・疑問が解消されない場合は、次回授業で質問できるように整理しておく。
目安時間
Hours
2 時間
【第4回】 授業内容
Content/Topic
第一部 機能主義と文化相対主義
文化の差異を理解する(文化相対主義1)
予習内容
Preparation for Class
・授業で扱う範囲を事前に読んでおく。
・疑問点を洗い出しておく。
目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
・授業を踏まえたうえで教科書を再読し、理解を定着させる。
・疑問が解消されない場合は、次回授業で質問できるように整理しておく。
目安時間
Hours
2 時間
【第5回】 授業内容
Content/Topic
第一部 機能主義と文化相対主義
文化の差異を理解する(文化相対主義2)
予習内容
Preparation for Class
・授業で扱う範囲を事前に読んでおく。
・疑問点を洗い出しておく。
目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
・授業を踏まえたうえで教科書を再読し、理解を定着させる。
・疑問が解消されない場合は、次回授業で質問できるように整理しておく。
目安時間
Hours
2 時間
【第6回】 授業内容
Content/Topic
第二部:V. ターナーの象徴人類学
社会の構造を動的に捉える(象徴と社会プロセス1)
予習内容
Preparation for Class
・授業で扱う範囲を事前に読んでおく。
・疑問点を洗い出しておく。
目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
・授業を踏まえたうえで教科書を再読し、理解を定着させる。
・疑問が解消されない場合は、次回授業で質問できるように整理しておく。
目安時間
Hours
2 時間
【第7回】 授業内容
Content/Topic
第二部:V. ターナーの象徴人類学
社会の構造を動的に捉える(象徴と社会プロセス2)
予習内容
Preparation for Class
・授業で扱う範囲を事前に読んでおく。
・疑問点を洗い出しておく。
目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
・授業を踏まえたうえで教科書を再読し、理解を定着させる。
・疑問が解消されない場合は、次回授業で質問できるように整理しておく。
目安時間
Hours
2 時間
【第8回】 授業内容
Content/Topic
第二部:V. ターナーの象徴人類学
日常の構造からの解放と他者との繋がり(構造と反構造1)
予習内容
Preparation for Class
・授業で扱う範囲を事前に読んでおく。
・疑問点を洗い出しておく。
目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
・授業を踏まえたうえで教科書を再読し、理解を定着させる。
・疑問が解消されない場合は、次回授業で質問できるように整理しておく。
目安時間
Hours
2 時間
【第9回】 授業内容
Content/Topic
第二部:V. ターナーの象徴人類学
日常の構造からの解放と他者との繋がり(構造と反構造2)
予習内容
Preparation for Class
・授業で扱う範囲を事前に読んでおく。
・疑問点を洗い出しておく。
目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
・授業を踏まえたうえで教科書を再読し、理解を定着させる。
・疑問が解消されない場合は、次回授業で質問できるように整理しておく。
目安時間
Hours
2 時間
【第10回】 授業内容
Content/Topic
第三部:呪術と科学
身の回りの呪術的思考
予習内容
Preparation for Class
・授業で扱う範囲を事前に読んでおく。
・疑問点を洗い出しておく。
目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
・授業を踏まえたうえで教科書を再読し、理解を定着させる。
・疑問が解消されない場合は、次回授業で質問できるように整理しておく。
目安時間
Hours
2 時間
【第11回】 授業内容
Content/Topic
第三部:呪術と科学
社会システムとしての妖術
予習内容
Preparation for Class
・授業で扱う範囲を事前に読んでおく。
・疑問点を洗い出しておく。
目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
・授業を踏まえたうえで教科書を再読し、理解を定着させる。
・疑問が解消されない場合は、次回授業で質問できるように整理しておく。
目安時間
Hours
2 時間
【第12回】 授業内容
Content/Topic
第三部:呪術と科学
秩序をつくる
予習内容
Preparation for Class
・授業で扱う範囲を事前に読んでおく。
・疑問点を洗い出しておく。
目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
・授業を踏まえたうえで教科書を再読し、理解を定着させる。
・疑問が解消されない場合は、次回授業で質問できるように整理しておく。
目安時間
Hours
2 時間
【第13回】 授業内容
Content/Topic
第三部:呪術と科学
ネットワークをつくる
予習内容
Preparation for Class
・授業で扱う範囲を事前に読んでおく。
・疑問点を洗い出しておく。
目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
・授業を踏まえたうえで教科書を再読し、理解を定着させる。
・疑問が解消されない場合は、次回授業で質問できるように整理しておく。
目安時間
Hours
2 時間
【第14回】 授業内容
Content/Topic
授業内試験
予習内容
Preparation for Class
・課題に取り組んだ過程で出てきた疑問点を整理しておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
・疑問が解消されない場合は、manabaで質問する。 目安時間
Hours
2 時間
【第15回】 授業内容
Content/Topic
【特別学修回】試験のフィードバック
予習内容
Preparation for Class
・課題に取り組んだ過程で出てきた疑問点を整理しておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
・疑問が解消されない場合は、manabaで質問する。 目安時間
Hours
2 時間
授業に関する注意事項   
Remarks for Class
・授業の録画・録音は原則、禁止とする。必要な事情がある場合は担当教員に相談すること。
教科書   Texts ・プリントを配布する。
参考書   Reference Books 第一部 竹沢尚一郎(2007)『人類学的思考の歴史』世界思想社。
    岸上伸啓ほか(2018)『はじめて学ぶ文化人類学』ミネルヴァ書房。
第二部 ターナー, W.(1996)『儀礼の過程』新思索社。
第三部 松村圭一郎ほか(2019)『文化人類学の思考法』世界思想社。
    エヴァンズ=プリチャード, E.(2001)『アザンデ人の世界』みすず書房。
課題フィードバック方法区分
Assignment Feedback Method
授業時間内に講評・解説を行う
課題フィードバック方法内容
Assignment Feedback Method Content
成績評価の基準   
Evaluation Criteria
・リアクションペーパー:20%
・小テスト:30%
・期末試験:50%
関連URL   Related URL
備考   Notes ▪️出欠
・30分以上の遅刻は欠席とする。遅刻は2回で欠席1回に換算。やむを得ない理由での遅刻は当日の授業後に限り対応する。
・出席を取る授業10回のうち4回以上欠席したものは期末テストを受験できない。
▪️リアクションペーパー
・締め切りは授業翌日の深夜。翌週の授業の冒頭にフィードバックする。
▪️小テスト
・学期中に2度実施。持ち込み不可。再試は行わない。manabaにアクセスできる端末で受験。
▪️期末試験
・授業期間内(第14回)に実施。持ち込み不可。履修者数が少なければレポートに変更する可能性がある。
添付ファイルの注意事項   Notice
更新日時   Date of  Update 2024年02月16日 15時18分32秒