授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード Course Code |
1HC2314001
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授業開講年度 Year of Class |
2024年度
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授業形態 Course Mode |
講義(対面授業)
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授業名称 Class Name |
消費の社会学
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テーマ Theme |
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科目名 Name of Subject |
消費の社会学
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英字科目名 English Name of Subject |
Sociology of Consumption
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身につく能力
Ability to be Acquired in This Class
◎=科目に最も関連する能力
〇=科目に関連する能力
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知識・理解
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①社会学的な理論と概念に関する知識
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知識・理解
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②現代社会の諸問題に関する知識
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◎
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汎用的技能
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③社会調査の知識・技能
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態度・志向性
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⑤社会を論理的かつ批判的に考察する態度
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統合的な学習経験と創造的思考力
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⑥課題発見力・問題解決力
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科目単位数 Credit |
2
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履修期 Term |
秋学期
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教員氏名 Name of Teacher |
石川 洋行
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開講キャンパス Campus |
白金
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曜時 Day and Period |
火曜4時限(秋学期)
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授業概要 Course Description |
消費の観点から戦後日本社会史を概観する。それを通じ、消費社会論の歴史についても学ぶ。
とりわけ「文化と政治」の関係性に焦点を当て、1920年代から3.11以後までの社会史を振り返る。それは必然的に、1950年代に形成された日本特殊的な政治-経済システム(日本型消費社会)の形成過程とその現在地を理解し、その先を考える作業となる。授業は以下3部構成をとる。
〔第1部〕消費社会論の系譜(1-5回) 消費社会論においては、ヴェブレンの顕示的消費にはじまり、フランクフルト学派の文化産業論、ガルブレイスの依存効果論、ボードリヤールの消費記号論などの理論が都度紹介されてきた。これらはすべて、「近代社会に対する自己意識」として生まれた社会学の、現代的応答の形である。これら「最も純化された社会批評」である社会理論の歴史を通じ、戦間期ヨーロッパ・戦後アメリカ・80年代日本といった各時代状況に接近する。
〔第2部〕消費社会史からみる戦後日本(6-9回) 音楽とサブカルチャーを題材に、戦後史を概観する。フォークソングの表現形式がニューミュージックに継承される過程や、80年代アイドルが新人類の代弁者となる状況は、各世代の社会意識を如実に反映した好例である。これに関連し、「広告の世紀」1980年代の分析は必須である。 この点、とりわけ〈1968〉学生運動が与えた影響を無視することはできない。「政治の季節」は人口成長期における最後の世界的高揚であったが、それゆえ豊穣な文化と後の社会的リーダーの輩出にもつながった。他方、その後消費社会と脱政治化の更なる進展は、社会運動の高齢化とあらゆる無関心を引き起こしている。こうして「失われた30年」を経て到達した自己啓発型社会の系譜を辿り、我々をとりまく閉塞感の原因を探る。
〔第3部〕消費社会と政治(10回-14回) 消費者運動や公害史を題材に、消費者と政治の関係性を扱う。とりわけ3.11以後、「風評被害」「復興」という行政用語が連呼され、科学的基準の無視と非科学的な政策決定が強行されることで、被害地域では棄民と分断が続き、全国的には問題の不可視化が起っている。この背景には、業界(産官学)をあげた被害否認があり、その「カガクテキ」言説の多くは行政宣伝と一体化したPRとして、市民科学と対立している。こうした状況下では、消費者としての私たちは、流通を通して皆「政治的に巻き込まれている」ことを前提すべきであり、「賢い消費者」等のスローガンを越えた、確実かつ公正な社会行動が模索される必要がある。とりいそぎ、原発事故をめぐる消費者問題(食をめぐる分断と「風評」の擬似社会問題化)を手掛かりに、「文系と理系」「半径5メートルと政治」等の敷居を取去り、これからを生き抜くための実践知を模索する。
post-truthと呼ばれるなか、「現実が先を行く」状況が続いている。こうした下では、知の確実さを更新し社会に応答していく姿勢は必須である。原発事故後の科学論や、陰謀論政治の登場といった主題は、こうした問題を考える試金石となるだろう。また、必然的に、「応援消費」「推し消費」といった近年の消費分析の問題点も自ずと明らかになる。
社会的事実に基づいて思考することに貪欲な学生を歓迎する。
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到達目標 Class Goals |
(1)現代消費社会を理論と実証の双方から総体的に理解する。 (2)戦後日本の社会史について、とりわけ大衆音楽史/メディア史、社会運動史/政治史の観点から読み解く視点を得る。 (3)3.11以後顕在化した科学の言葉の歪み・政治をめぐる混乱を踏まえ、明晰な言語認識に基づいた学際知を身につけ、日常生活レベルで実践的に使用できるようになる。
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授業言語 Language |
日本語
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アクティブ・ラーニング Active Learning |
アクティブ・ラーニング対応
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授業計画 Daily Class Schedule
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【第1回】
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授業内容 Content/Topic
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ガイダンス:17世紀帝国主義と「消費社会」の誕生
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予習内容 Preparation for Class
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授業参考書に指定した文献を何冊か図書館で入手しておく(大学所蔵書は予約混雑が予想されるので、地元の公共図書館等をうまく使うこと)。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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授業配布資料を読解し、課題演習に回答する。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第2回】
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授業内容 Content/Topic
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フランクフルト学派と〈神話〉との闘い:1920-30年代ヨーロッパ
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予習内容 Preparation for Class
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「消費社会における認識問題」第1・2節を読んだうえで、映画「17歳のヴィーン:フロイト教授人生のレッスン」(ニコラウス・ライトナー、2020年)を視聴しておく。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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授業配布資料を読解し、課題演習に回答する。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第3回】
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授業内容 Content/Topic
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リースマン・ガルブレイスと戦後消費社会の繁栄:1950年代アメリカ
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予習内容 Preparation for Class
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「消費社会における認識問題」第2節を読んだうえで、地元図書館でフィッツジェラルド「グレート・ギャッツビー」を読む。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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授業配布資料を読解し、課題演習に回答する。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第4回】
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授業内容 Content/Topic
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ボードリヤールと構造主義の革命:1960年代フランス
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予習内容 Preparation for Class
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映画「地下鉄のザジ」(ルイ・マル、1960年)を視聴しておく。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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授業配布資料を読解し、課題演習に回答する。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第5回】
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授業内容 Content/Topic
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戦後成長の終焉と「新中間大衆」の登場:1970-80年代日本
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予習内容 Preparation for Class
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「消費社会における認識問題」第4節を読んだうえで、居住選挙区の衆院選選挙結果(政党と票数)を20年分確認する。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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授業配布資料を読解し、課題演習に回答する。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第6回】
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授業内容 Content/Topic
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音楽と消費社会① 余暇の不可能性と70年代フォークの政治的変節
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予習内容 Preparation for Class
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記録映画「だからここに来た!全日本フォークジャンボリーの記録」を視聴しておく。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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授業配布資料を読解し、課題演習に回答する。その際、授業内で紹介した音楽を一通り視聴しておく(岡林信康、小室等、井上陽水、Yello Magic Orchestra、松任谷由実、山口百恵など)
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第7回】
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授業内容 Content/Topic
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音楽と消費社会② 80年代アイドル:若者の「個性化」と強いられる自分探し
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予習内容 Preparation for Class
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中間課題(書評レポート)対象書の読解。加えて「ザ・ベストテン」について簡単に調べてくる。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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授業配布資料を読解し、課題演習に回答する。その際、授業内で紹介した音楽を一通り視聴しておく(松田聖子・中森明菜の全シングル、その他柏原芳恵、小泉今日子、菊池桃子、斉藤由貴、おニャン子クラブ、本田美奈子など)。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第8回】
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授業内容 Content/Topic
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1980年代ユースカルチャーとマーケティングの世紀:新人類・臨教審・広告化社会
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予習内容 Preparation for Class
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中間課題(書評レポート)対象書の読解。加えて堤清二について簡単に調べてくる。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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授業配布資料を読解し、課題演習に回答する。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第9回】
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授業内容 Content/Topic
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1990年代ユースカルチャーと「癒し」を求める若者たち:オウム・就活・自己啓発
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予習内容 Preparation for Class
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中間課題(書評レポート)の作成。加えてオウム真理教事件について簡単に調べてくる。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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授業配布資料を読解し、課題演習に回答する。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第10回】
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授業内容 Content/Topic
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消費者の政治史① 「消費者」の誕生と戦間期リベラリズム:賀川豊彦の蹉跌
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予習内容 Preparation for Class
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中間課題(書評レポート)の作成。加えて賀川豊彦の活動について簡単に調べてくる。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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授業配布資料を読解し、課題演習に回答する。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第11回】
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授業内容 Content/Topic
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消費者の政治史② 「生活者」の歴史と90年代日本政治:生協から民主党政権まで
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予習内容 Preparation for Class
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中間課題(書評レポート)の作成。加えて在住地域の生活協同組合(COOP)の活動について調べてくる。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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授業配布資料を読解し、課題演習に回答する。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第12回】
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授業内容 Content/Topic
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フクシマ以後の消費① リスクの押しつけと「風評」の標的化
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予習内容 Preparation for Class
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「消費社会における認識問題」第1章第5節を読んだうえで、影浦峡『3.11以後の放射能「安全」報道を読み解く』(現代企画室)を読んでくる。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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授業配布資料を読解し、課題演習に回答する。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第13回】
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授業内容 Content/Topic
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フクシマ以後の消費② 消費社会論から科学技術社会論(STS)へ
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予習内容 Preparation for Class
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指定したドキュメンタリー映画を視聴し、簡単な感想を書いてくる
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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授業配布資料を読解し、課題演習に回答する。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第14回】
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授業内容 Content/Topic
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陰謀論・トランプ主義・ネット右翼:2010年代における「虚偽の消費」とシミュラークルの政治化
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予習内容 Preparation for Class
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映画「マトリックス」(ウォシャウスキー兄弟、1999年)を視聴しておく。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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授業配布資料を読解し、課題演習に回答する。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第15回】
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授業内容 Content/Topic
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(※特別学修日)
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予習内容 Preparation for Class
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試験に向けた全授業内容の確認・復習
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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試験に向けた全授業内容の確認・復習
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目安時間 Hours
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2 時間
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授業に関する注意事項 Remarks for Class |
(1)教員含め共に学び合う存在であることを忘れず、他者に対する対話と敬意をもって授業に臨むこと。 (2)必ずノートを取ること(授業資料は事後公開とする)。 (3)設問(クイズ)・映像視聴・質疑応答を交えた双方向的授業を展開する。受け身の受講は卒業すること。 (4)高校までの知識(特に世界史・政経・倫理)を都度確認する癖をつけておくこと。 (5)ゲストスピーカーを招くことがある。見知らぬ他者の活動に対して敬意を持って接すること。 (6)積極的に質問すること。
扱う領域は社会学ほか、哲学、人類学、宗教学、政治学、経済学、メディア論、環境学、精神分析、フェミニズム、科学史、科学技術社会論(STS)等多岐に渡る。「知の大海を冒険する」ことを厭わず、貪欲に本を読み、社会経験を増やしていくこと。やわらかい感性を持った学生の積極的参加を歓迎します。
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教科書 Texts |
永田大輔・松永伸太朗・中村香住編『消費と労働の文化社会学』(ナカニシヤ出版)。ただし、授業説明部分はコピーを配布するので購入必須ではない。
なお、授業後半で、以下のいずれかを選択し紹介する中間レポート[書評形式]を課すので、計画的に読み進めること。
(1)見田宗介『現代社会の理論』(岩波新書) (2)大澤真幸『増補 虚構の時代の果て』(ちくま学芸文庫) (3)堤清二『無印ニッポン』(中公新書)+辻井喬・上野千鶴子『ポスト消費社会のゆくえ』(文春新書)(※) (4)影浦峡『信頼の条件――原発事故をめぐることば』(岩波科学ライブラリー)
※堤清二は対談本のため2冊。『ポスト消費社会のゆくえ』は辻井喬『詩が生まれるとき』(講談社現代新書)と代えても良いが、絶版のため図書館・古書店などで探すこと。
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参考書 Reference Books |
どれも重要なので、大学4年間で頃合いを見て少しずつ揃えていくのが望ましい。その他適宜紹介する。
(第1部:消費社会の理論) ベンヤミン『ボードレール 他』野村修訳(1994)岩波文庫. リースマン『孤独な群衆 上・下』加瀬秀俊訳(2013)みすず書房. ボードリヤール『消費社会の神話と構造 新装版』今村仁司・塚原史訳(1979)紀伊国屋書店. 見田宗介『社会学入門』(2006)岩波新書. 内田隆三『消費社会と権力』(1987)岩波書店. 稲葉振一郎『「新自由主義」の妖怪――資本主義史論の試み』(2018)亜木書房. 松原隆一郎『消費資本主義のゆくえ――コンビニから見た日本経済』(2000)ちくま新書.
(第2部:消費社会と戦後日本) 大木晴子・鈴木一志編『1969――新宿西口地下広場』(2014)新宿書房. 三浦展『郊外・原発・家族――万博がプロパガンダした消費社会』(2015)勁草書房. 中川右介『増補 松田聖子と中森明菜』(2014)朝日文庫. 内田隆三『TVCMを読み解く』(1997)講談社新書. 辻井喬・上野千鶴子『ポスト消費社会のゆくえ』(2008)文春新書. 三浦展・上野千鶴子『消費社会から格差社会へ――1980年代からの変容』(2010)ちくま文庫. 北田暁大『広告の誕生――近代メディア文化の歴史社会学』(2000)岩波書店. 北田暁大『増補 広告都市・東京』(2011)ちくま学芸文庫. 浅野智彦『若者とは誰か――アイデンティティの30年』(2018)河出書房新社. 若林幹夫『郊外の社会学――現代を生きる形』(2007)ちくま新書. 吉見俊哉『リアリティ・トランジット――情報消費社会の現在』(1996)紀伊国屋書店. 井上俊編『現代文化を学ぶ人のために』(2014)世界思想社. 難波功士『「広告」への社会学』(2000)世界思想社. 小谷敏編『若者論を読む』(1993)世界思想社. 大澤真幸『増補 虚構の時代の果て』(2011)ちくま学芸文庫. 高山文彦『麻原彰晃の誕生』(2018)新潮文庫.
(第3部:消費社会と政治、そしてこれから) 天野正子『「生活者」とはだれか――自律的市民像の系譜』(1996)中央公論新社. 影浦峡『3.11後の放射能「安全」報道を読み解く』(2011)現代企画室. 牧野淳一郎『原発事故と科学的方法』(2013)岩波科学ライブラリー. 牧野淳一郎『被曝評価と科学的方法』(2015)岩波科学ライブラリー. 日野行介・尾松亮『フクシマ6年後 消されゆく被害――歪められたチェルノブイリ・データ』(2017)人文書院. 日野行介『福島原発事故 県民健康管理調査の闇』(2013)岩波新書. 日野行介『福島原発事故 被災者支援政策の欺瞞』(2014)岩波新書. 津田敏秀『医学者は公害事件で何をしてきたのか』(2014)岩波現代文庫. 青木美希『なぜ日本は原発を止められないのか?』(2023)文春新書. 三原由起子『歌集 土地に呼ばれる』(2022)木阿弥書店. 石川洋行「権力の不快なねじれ――「陰謀論」論序説」『情況』2021年秋号 ハンナ・アーレント『全体主義の起源 1・2・3(新版)』大島通義・大島かおり訳(2017)みすず書房.
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課題フィードバック方法区分 Assignment Feedback Method |
授業時間内に講評・解説を行い、授業時間外はmanabaで行う
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課題フィードバック方法内容 Assignment Feedback Method Content |
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成績評価の基準 Evaluation Criteria |
平常点(10%)、中間ブックレポート(30%)、試験(60%)
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関連URL Related URL |
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備考 Notes |
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添付ファイルの注意事項 Notice |
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更新日時 Date of Update |
2024年03月19日 15時00分36秒
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