授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード Course Code |
1HC3071002
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授業開講年度 Year of Class |
2024年度
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授業形態 Course Mode |
講義(対面授業)
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授業名称 Class Name |
数量データ分析
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テーマ Theme |
※人数制限授業
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科目名 Name of Subject |
数量データ分析
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英字科目名 English Name of Subject |
Quantitative Data Analysis Methods
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身につく能力
Ability to be Acquired in This Class
◎=科目に最も関連する能力
〇=科目に関連する能力
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知識・理解
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①社会学的な理論と概念に関する知識
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知識・理解
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②現代社会の諸問題に関する知識
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汎用的技能
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③社会調査の知識・技能
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◎
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態度・志向性
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⑤社会を論理的かつ批判的に考察する態度
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〇
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統合的な学習経験と創造的思考力
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⑥課題発見力・問題解決力
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科目単位数 Credit |
2
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履修期 Term |
秋学期
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教員氏名 Name of Teacher |
鬼頭 美江
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開講キャンパス Campus |
白金
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曜時 Day and Period |
水曜2時限(秋学期)
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授業概要 Course Description |
社会調査によって量的なデータを収集した際には、統計的な分析が必要となる。この授業では、統計的な分析の中でも、特に複数の要因を扱う多変量解析について学ぶ。各分析方法に関する講義の後、統計ソフトウェア(主にHAD)を使用し、実際にデータを解析する。学習する統計手法は、重回帰分析、三重クロス表、多元配置分散分析などである。
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到達目標 Class Goals |
-多変量解析の意義と目的、方法を理解する -多変量解析における分析方法、分析結果を解釈し理解する力をつける -統計ソフトウェア(主にHAD)を利用した統計解析方法を身につける -分析結果をレポートにまとめる方法を身につける
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授業言語 Language |
日本語
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アクティブ・ラーニング Active Learning |
アクティブ・ラーニング対応
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授業計画 Daily Class Schedule
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【第1回】
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授業内容 Content/Topic
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イントロダクション:授業の進め方、および多変量解析について
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予習内容 Preparation for Class
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シラバスを読む 履修済みの社会調査士関連科目のうち、量的調査に関連する内容を復習しておく 教科書第3章 pp.51-67を読む
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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教科書第3章 pp.51-67を読む 授業資料を振り返る
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第2回】
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授業内容 Content/Topic
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量的調査の手続き、仮説の構築
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予習内容 Preparation for Class
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教科書第3章pp.67-75を読む
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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教科書第3章pp.67-75を読む 授業資料を熟読する
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第3回】
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授業内容 Content/Topic
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統計ソフトウェアの操作方法、統計の基礎:記述統計
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予習内容 Preparation for Class
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教科書第7章pp.193-198、SPSS・HAD操作マニュアルの記述統計の章を読む
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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教科書第7章pp.193-198を読む HADを使って記述統計を算出する練習をする
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第4回】
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授業内容 Content/Topic
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変数の加工、尺度の因子分析・信頼性分析
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予習内容 Preparation for Class
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SPSS・HAD操作マニュアルの該当する章を読む
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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HADを使って、変数の加工と尺度の信頼性分析の練習をする
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第5回】
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授業内容 Content/Topic
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三重クロス表
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予習内容 Preparation for Class
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教科書第7章pp.183-193, 198-202、SPSS・HAD操作マニュアルのクロス集計の章を読む
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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教科書第7章pp.183-193, 198-202を読む HADを使って、三重クロス表の練習をする
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第6回】
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授業内容 Content/Topic
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データ分析実習1:因子分析、三重クロス表を用いて分析を行い、分析結果をレポートにまとめる
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予習内容 Preparation for Class
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SPSS・HAD操作マニュアルの該当する章を読む
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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データ分析実習の内容を復習する
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第7回】
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授業内容 Content/Topic
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重回帰分析1:回帰分析の考え方、単回帰分析の分析例
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予習内容 Preparation for Class
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教科書第7章pp.202-207を読む
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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教科書第7章pp.202-207を読む 授業資料を熟読し、回帰分析の考え方を理解する
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第8回】
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授業内容 Content/Topic
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重回帰分析2:重回帰分析の考え方や結果の解釈
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予習内容 Preparation for Class
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SPSS・HAD操作マニュアルの重回帰分析の章を読む
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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HADを使って、重回帰分析の練習をする
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第9回】
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授業内容 Content/Topic
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t検定:参加者内要因と参加者間要因の説明、平均値の比較
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予習内容 Preparation for Class
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SPSS・HAD操作マニュアルの該当する章を読む
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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HADを使って、t検定の練習をする
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第10回】
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授業内容 Content/Topic
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データ分析実習2:t検定、重回帰分析を用いて分析を行い、分析結果をレポートにまとめる
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予習内容 Preparation for Class
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t検定と重回帰分析に関するこれまでの授業資料、教科書の該当箇所を復習する
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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データ分析実習の内容を復習する
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第11回】
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授業内容 Content/Topic
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多元配置分散分析1(2元配置:対応なしx対応なし)
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予習内容 Preparation for Class
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SPSS・HAD操作マニュアルの分散分析(多変量解析)の章を読む
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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HADを使って、1元配置分散分析、2元配置分散分析(対応なしx対応なし)の練習をする
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第12回】
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授業内容 Content/Topic
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多元配置分散分析2(2元配置:対応ありx対応なし)
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予習内容 Preparation for Class
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SPSS・HAD操作マニュアルの分散分析(多変量解析)の章を読む
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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HADを使って、2元配置分散分析(対応ありx対応なし)の練習をする
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第13回】
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授業内容 Content/Topic
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多元配置分散分析3(2元配置:対応ありx対応あり)
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予習内容 Preparation for Class
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SPSS・HAD操作マニュアルの分散分析(多変量解析)の章を読む
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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HADを使って、2元配置分散分析(対応ありx対応あり)の練習をする
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第14回】
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授業内容 Content/Topic
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適切な分析方法の選び方
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予習内容 Preparation for Class
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これまで学習した分析に関する資料を復習する
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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様々な予測を検証するために適切な分析方法を選択する練習をする
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第15回】
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授業内容 Content/Topic
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データ分析実習3:分散分析を用いて分析を行い、分析結果をレポートにまとめる
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予習内容 Preparation for Class
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分散分析に関する資料を復習する
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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データ分析実習の内容を復習する
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目安時間 Hours
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2 時間
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授業に関する注意事項 Remarks for Class |
授業資料は、履修者のために作成されています。転送やSNS等への投稿は禁止します。
統計の学習は知識の積み重ねなので、各授業で学習した分析方法を次の授業までに復習して、理解しておいてください。
統計ソフトの操作方法は、使っていないと忘れてしまうので、マニュアルを使用して復習しておいてください。
授業の録画、板書の撮影は禁止します。必要な事情がある場合は担当教員に相談すること。
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教科書 Texts |
大谷信介・木下栄二・後藤範章・小松洋編, 2023, 『最新・社会調査へのアプローチ:論理と方法』ミネルヴァ書房.
『社会学を学ぶ学生のためのSPSS・HAD操作マニュアル』明治学院大学社会学部社会学科社会調査実習室. (授業内で配布します)
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参考書 Reference Books |
必要に応じて、授業内に指定します。
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課題フィードバック方法区分 Assignment Feedback Method |
授業時間内に講評・解説を行い、授業時間外はmanabaで行う
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課題フィードバック方法内容 Assignment Feedback Method Content |
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成績評価の基準 Evaluation Criteria |
授業課題(40%)、データ分析実習(60%)
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関連URL Related URL |
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備考 Notes |
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添付ファイルの注意事項 Notice |
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更新日時 Date of Update |
2024年03月19日 15時00分36秒
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