授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード Course Code |
1HC3317001
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授業開講年度 Year of Class |
2024年度
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授業形態 Course Mode |
演習(対面授業)
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授業名称 Class Name |
演習1
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テーマ Theme |
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科目名 Name of Subject |
演習1
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英字科目名 English Name of Subject |
Seminar 1
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身につく能力
Ability to be Acquired in This Class
◎=科目に最も関連する能力
〇=科目に関連する能力
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知識・理解
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①社会学的な理論と概念に関する知識
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〇
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知識・理解
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②現代社会の諸問題に関する知識
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〇
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汎用的技能
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③社会調査の知識・技能
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◎
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態度・志向性
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⑤社会を論理的かつ批判的に考察する態度
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統合的な学習経験と創造的思考力
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⑥課題発見力・問題解決力
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〇
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科目単位数 Credit |
4
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履修期 Term |
通年
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教員氏名 Name of Teacher |
野沢 慎司
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開講キャンパス Campus |
白金
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曜時 Day and Period |
月曜3時限(通年)
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授業概要 Course Description |
この演習1では、「多様化する家族と子どもの育ちを支えるネットワークと制度を考える」をテーマに掲げる。戦後日本の高度経済成長期に着目し、家族が画一化する側面について学んだ上で、近年の家族の「多様化」と言われる現象が何を意味しているのかを考える。とくに、子どもが育つ環境としての家族に注目し、現代の子どもたちが経験する家族変化(family transitions)を検討していきたい。例えば、親の離婚・再婚・継親子関係を経験するステップファミリーの子どもたちとその親子関係の複雑さとその社会的な背景に眼を向ける。さらに、難民・移民など国境を越える経験や国際結婚によって複数文化圏に関わりを持つ家族で育つ子ども(および親)の経験にも関心を拡げたい。その際、子どもや親にとっての重要な個人間ネットワーク、当事者支援(セルフヘルプ)組織や公的支援機関、さらには法制度や社会政策の役割にも注目したい。
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到達目標 Class Goals |
上記のテーマに関する基礎知識を身につける。関連文献を読みながら、既存研究を批判的に読み、正当に批評する能力を身につける。また、自らのフィールドワークの結果や既存の統計データなどを組み合わせて、多角的に分析できることを目指す。そのために、授業でのプレゼンテーション、グループ・ディスカッション、ゼミ合宿でのディベート実践、個人/グループでの研究報告、個人/グループでのフィールドワークに参加する。同時に個人の活動として文献リサーチを継続的に実施し、個人研究テーマを探索・設定し、秋学期前に中間レポート(6000字以上)を、学年末に最終レポート(ゼミ論/12000字以上)を作成すること、つまり卒論研究への基礎を作ることが到達すべき目標である。
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授業言語 Language |
日本語
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アクティブ・ラーニング Active Learning |
アクティブ・ラーニング対応
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授業計画 Daily Class Schedule
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【第1回】
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授業内容 Content/Topic
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演習での学びへの導入/自己紹介/今年度および今学期の計画(課題の確認) 主体的に学ぶこと、集団的に学ぶこと。 演習テーマ「多様化する家族と子どもの育ちを支えるネットワークと制度を考える」についての導入
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予習内容 Preparation for Class
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シラバスを読み、授業の概要について十分に理解しておく。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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テキスト、落合恵美子, 2019, 『21世紀家族へ―家族の戦後体制の見かた・超えかた』[第4版]有斐閣を購入する。野沢宛に挨拶メールを出す(添付資料1「大人のメール作法」を参照する)。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第2回】
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授業内容 Content/Topic
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ビデオ動画資料を見ながら、家族と子どもについて考え、全体討議。
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予習内容 Preparation for Class
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テキスト:落合(2019)『21世紀家族へ―家族の戦後体制の見かた・超えかた』[第4版]のプロローグ~2章までを少なくとも読んでおく。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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授業中の議論について振り返り、現代日本の家族を巡る議論に関して最近のニュースを調べてみる。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第3回】
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授業内容 Content/Topic
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テキスト:落合(2019)のプロローグ~2章の論点整理と議論。報告者が著者の議論のポイントと議論すべき論点を整理し、全体に提示する。
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予習内容 Preparation for Class
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テキストの該当部分を読み、疑問点、批判点、論点を洗い出す。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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文献を読み直し、授業の議論を振り返る。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第4回】
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授業内容 Content/Topic
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テキスト:落合(2019)の3~4章の論点整理と議論。報告者が著者の議論のポイントと議論すべき論点を整理し、全体に提示する。全体討論。
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予習内容 Preparation for Class
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テキストの該当部分を読み、疑問点、批判点、論点を洗い出す。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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文献を読み直し、授業の議論を振り返る。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第5回】
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授業内容 Content/Topic
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テキスト:落合(2019)の5~6章の論点整理と議論。報告者が著者の議論のポイントと議論すべき論点を整理し、全体に提示する。全体討論。
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予習内容 Preparation for Class
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テキストの該当部分を読み、疑問点、批判点、論点を洗い出す。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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文献を読み直し、授業の議論を振り返る。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第6回】
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授業内容 Content/Topic
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テキスト:落合(2019)の7~8章の論点整理と議論。報告者が著者の議論のポイントと議論すべき論点を整理し、全体に提示する。全体討論。
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予習内容 Preparation for Class
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テキストの該当部分を読み、疑問点、批判点、論点を洗い出す。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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文献を読み直し、授業の議論を振り返る。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第7回】
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授業内容 Content/Topic
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テキスト:落合(2019)の9~10章の論点整理と議論。報告者が著者の議論のポイントと議論すべき論点を整理し、全体に提示する。全体討論。
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予習内容 Preparation for Class
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テキストの該当部分を読み、疑問点、批判点、論点を洗い出す。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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文献を読み直し、授業の議論を振り返る。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第8回】
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授業内容 Content/Topic
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テキスト:落合(2019)の11~12章+エピローグの論点整理と議論。報告者が著者の議論のポイントと議論すべき論点を整理し、全体に提示する。全体討論。
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予習内容 Preparation for Class
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テキストの該当部分を読み、疑問点、批判点、論点を洗い出す。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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文献を読み直し、授業の議論を振り返る。 ★この本全体の書評をmanabaに提出。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第9回】
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授業内容 Content/Topic
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現代の家族や子どもの支援や制度改革について活動する団体などからゲストを迎えてお話しをうかがう。その後に質疑応答、議論を行う。(ゲストの都合により、スケジュールが前後する可能性がある。)
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予習内容 Preparation for Class
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関連の資料を事前に読んで、質問すべきことを考える。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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★授業での議論を振り返り、コメントを作成してmanabaに提出する(ゲストにフィードバックする予定)。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第10回】
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授業内容 Content/Topic
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テキスト:野沢慎司・菊地真理(2021)『ステップファミリー―子どもから見た離婚・再婚』角川新書)のはじめにと1-3章を読む。報告者が著者の議論のポイントと議論すべき論点を整理し、全体に提示する。全体討論。
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予習内容 Preparation for Class
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文献を批判的を読んで批判点を考える。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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文献を読み直し、授業の議論を振り返る。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第11回】
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授業内容 Content/Topic
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テキスト:野沢慎司・菊地真理(2021)の4-5章とおわりにを読む。報告者が著者の議論のポイントと議論すべき論点を整理し、全体に提示する。全体討論。
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予習内容 Preparation for Class
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文献を批判的を読んで批判点を考える。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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文献を読み直し、授業の議論を振り返る。 ★この本全体の書評をmanabaに提出。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第12回】
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授業内容 Content/Topic
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テキスト(落合2019)と(野沢・菊地2021)を振り返りながら、各自のテーマを探る。提出された仮テーマ、文献リサーチの結果を報告し、どのようなテーマを想定しているかをディスカッション。
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予習内容 Preparation for Class
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★「レポート・テーマ設定のための課題:文献リサーチ」を作成してmanabaに提出する。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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仮テーマ、文献リサーチの結果を再検討。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第13回】
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授業内容 Content/Topic
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ゼミ合宿で、あるいはそれに代わる対面あるいはオンラインの設定で行うディベート大会の論題検討。これまでの学びを振り返り、残された重要課題を論題として設定するディスカッションを行う。
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予習内容 Preparation for Class
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これまで取り上げた文献、動画資料を振り返り、ディベートすべき論題案を考えてくる。またその論題を考える上で役立つ重要文献を探してくる。授業時に提出。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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ディベート論題に相応しい文献を手に入れて読む。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第14回】
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授業内容 Content/Topic
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夏休み明けに提出する中間レポートのテーマ案を報告する。レポートの書き方を指導する。参考書として上野(2018)に眼を通す。各自がテーマ案(問題意識)と対象文献リストを書いた簡単な配布レジュメを用意して短いプレゼンを行う。
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予習内容 Preparation for Class
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テーマ案と対象文献リストを書いた簡単な配布レジュメを準備する。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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授業中の指導に応じて、中間レポートの作成計画を立て、文献を読み始める。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第15回】
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授業内容 Content/Topic
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【特別学修回】ディベートのやり方、チームの準備についての指導。関連の資料を共有するのでそれを読んで、ディベートの準備を進める。
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予習内容 Preparation for Class
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ディベートの方法とテーマについての文献を集めて読む。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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チーム内で討議し、疑問点を教員にメールなどで質問する。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第16回】
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授業内容 Content/Topic
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秋学期の計画と最終目標の確認。中間レポートの提出とその事後指導。 ビデオ「公園デビュー」を観て、ネットワーク論への導入。
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予習内容 Preparation for Class
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★中間レポートを完成させ、manabaに提出する。
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目安時間 Hours
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10 時間
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復習内容 Review of Class
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授業内で共有したレポートの書き方の理解を再確認する。必要に応じてレポートの修正を行い、再提出する。配布された「公園デビュー」に関する文献を読む。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第17回】
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授業内容 Content/Topic
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レポートの振り返りとテーマ群によるグループ作成。 『リーディングス ネットワーク論』2章(ボット論文)を批判的に読む。報告グループが議論のポイントと論点を整理する。グループ単位で感想、批判を共有し、全体に提示する。グループワークの進捗を報告しあう。
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予習内容 Preparation for Class
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ボット論文を読んで批判点を考える。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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ボット論文を読み直し、授業の論点を振り返る。グループワークの準備をグループごとに進める。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第18回】
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授業内容 Content/Topic
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『リーディングス ネットワーク論』4章(グラノヴェター論文)を批判的に読む。報告グループが全体の要約、著者の議論のポイントを整理する。グループ単位で感想、批判を共有し、全体に提示する。グループワークの進捗を報告しあう。
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予習内容 Preparation for Class
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グラノヴェター論文を読んで批判点を考える。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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グラノヴェター論文を読み直し、授業の論点を振り返る。グループワークの準備をグループごとに進める。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第19回】
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授業内容 Content/Topic
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『リーディングス ネットワーク論』5章(ウェルマン論文)を批判的に読む。報告グループが全体の要約、著者の議論のポイントを整理する。グループ単位で感想、批判を共有し、全体に提示する。グループワークの進捗を報告しあう。
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予習内容 Preparation for Class
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ウェルマン論文を読んで批判点を考える。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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ウェルマン論文を読み直し、授業の論点を振り返る。グループワークをグループごとに進める。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第20回】
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授業内容 Content/Topic
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『リーディングス ネットワーク論』6章(コールマン論文)を批判的に読む。報告グループが全体の要約、著者の議論のポイントを整理する。グループ単位で感想、批判を共有し、全体に提示する。グループワークの進捗を報告しあう。
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予習内容 Preparation for Class
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コールマン論文を読んで批判点を考える。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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コールマン論文を読み直し、授業の論点を振り返る。グループワークをグループごとに進める。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第21回】
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授業内容 Content/Topic
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『リーディングス ネットワーク論』7章(バート論文)を批判的に読む。報告グループが全体の要約、著者の議論のポイントを整理する。グループ単位で感想、批判を共有し、全体に提示する。グループワークの進捗を報告しあう。
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予習内容 Preparation for Class
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バート論文を読んで批判点を考える。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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バート論文を読み直し、授業の論点を振り返る。グループワークの成果まとめをグループごとに進める。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第22回】
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授業内容 Content/Topic
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グループワークのひとつ、あるいは複数のテーマに関わるゲストを招いての講話あるいは関連する機関や団体を訪問するフィールドワークを行う。
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予習内容 Preparation for Class
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ゲストあるいは訪問先についての事前資料を読んで予備知識を得る。 各自の研究テーマと関連する重要文献について、アップデートしたリストと構想案を課題レポートとして授業時に(あるいは授業前にメールで)提出する。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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学んだことをリアクションペーパーとしてまとめ、提出する。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第23回】
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授業内容 Content/Topic
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グループワークのひとつ、あるいは複数のテーマに関わるゲストを招いての講話あるいは関連する機関や団体を訪問するフィールドワークを行う。
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予習内容 Preparation for Class
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ゲストあるいは訪問先についての事前資料を読んで予備知識を得る。 各自の研究テーマと関連する重要文献について、アップデートしたリストと構想案を課題レポートとして授業時に(あるいは授業前にメールで)提出する。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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学んだことをリアクションペーパーとしてまとめ、提出する。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第24回】
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授業内容 Content/Topic
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グループワーク(フィールドワーク)の報告会1。グループごとにレジュメ/スライドを用意してプレゼンテーションを行い、質疑応答を行う。
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予習内容 Preparation for Class
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グループごとに報告資料の準備。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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報告の成果や修正すべき点を考え、個人研究にどう活かせるかを検討する。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第25回】
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授業内容 Content/Topic
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グループワーク(フィールドワーク)の報告会2。グループごとにレジュメ/スライドを用意してプレゼンテーションを行い、質疑応答を行う。
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予習内容 Preparation for Class
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グループごとに報告資料の準備。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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報告の成果や修正すべき点を考え、個人研究にどう活かせるかを検討する。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第26回】
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授業内容 Content/Topic
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ゼミ論構想報告1(2名程度)。レジュメ等を用意して、個人のゼミ論構想を中間報告する。
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予習内容 Preparation for Class
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各自のゼミ論構想を練る。報告者はレジュメの準備。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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報告結果を踏まえて、ゼミ論のための文献の批判的読みを進める。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第27回】
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授業内容 Content/Topic
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ゼミ論構想報告2(2名程度)。レジュメ等を用意して、個人のゼミ論構想を中間報告する。
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予習内容 Preparation for Class
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各自のゼミ論の下書きを書く。報告者はレジュメの準備。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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報告結果を踏まえて、ゼミ論のための文献の批判的読みを進める。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第28回】
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授業内容 Content/Topic
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ゼミ論構想報告3(2名程度)。レジュメ等を用意して、個人のゼミ論構想を中間報告する。 ゼミ論の初稿を提出する。
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予習内容 Preparation for Class
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各自のゼミ論の下書きをひとまず完成させる。報告者はレジュメの準備。
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目安時間 Hours
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5 時間
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復習内容 Review of Class
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現状の反省点を踏まえて、書き直しを進める。
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目安時間 Hours
|
2 時間
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【第29回】
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授業内容 Content/Topic
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ゼミ論の書き方、文献批評の仕方についての最終的な指導。
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予習内容 Preparation for Class
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さらに文献批評を書き進め、書き直した原稿を持ち寄る。グループのフィールドワークや個人のフィールドワークの成果を活かせる場合はその成果をゼミ論に書き加える。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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指導に従って書き直し、文献の追加などを行う。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第30回】
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授業内容 Content/Topic
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【特別学修回】ゼミ論原稿の最終チェックと書き方についての資料を提示。
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予習内容 Preparation for Class
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ゼミ論原稿を作成。
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目安時間 Hours
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5 時間
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復習内容 Review of Class
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疑問点をメールで質問する。
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目安時間 Hours
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2 時間
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授業に関する注意事項 Remarks for Class |
講義科目「社会的ネットワーク論」と「家族社会学」をすでに履修していることが望ましい。そうでない場合は3年次に必ず履修してほしい。さらに、ゼミ論(および4年次の卒論研究)で調査活動を実践するために、「データ分析入門」や「質的データ分析」「数量データ分析」など社会調査関連科目の履修を強く推奨。
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教科書 Texts |
・落合恵美子, 2019, 『21世紀家族へ―家族の戦後体制の見かた・超えかた』[第4版]有斐閣. ・野沢慎司・菊地真理, 2021, 『ステップファミリー―子どもから見た離婚・再婚』角川新書. (ほかに論文などを追加する予定) 〈秋学期〉 ・野沢慎司編・監訳, 2006, 『リーディングス ネットワーク論』勁草書房.(履修者との相談で変更や追加の可能性がある)
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参考書 Reference Books |
上野千鶴子, 2018, 『情報生産者になる』ちくま新書.神原文子・杉井潤子・竹田美知編, 2016, 『よくわかる現代家族』第2版、ミネルヴァ書房.
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課題フィードバック方法区分 Assignment Feedback Method |
授業時間内に講評・解説を行い、授業時間外はmanabaで行う
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課題フィードバック方法内容 Assignment Feedback Method Content |
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成績評価の基準 Evaluation Criteria |
夏休み明け中間レポート評価20%、最終レポート(ゼミ論)評価40%、それ以外の小レポート(書評・リアクションペーパーなど)の合計評価20%、授業での報告・議論でのパフォーマンス20%。中間及び最終のレポート両方の提出が単位取得の必要条件(十分条件ではない)。
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関連URL Related URL |
野沢(ゼミ)について〔http://soc.meijigakuin.ac.jp/gakka/staff/nozawa.html〕
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備考 Notes |
ゼミでの議論の内容、ゼミ生の関心の方向性などによって、ゼミの内容やスケジュールを一部変更する場合がある。
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添付ファイルの注意事項 Notice |
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更新日時 Date of Update |
2024年03月19日 15時00分37秒
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