授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード Course Code |
1HF1005000
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授業開講年度 Year of Class |
2024年度
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授業形態 Course Mode |
講義(対面授業)
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授業名称 Class Name |
SWBAS202社会福祉史B
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テーマ Theme |
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科目名 Name of Subject |
SWBAS202社会福祉史B
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英字科目名 English Name of Subject |
History of Social Welfare B
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身につく能力
Ability to be Acquired in This Class
◎=科目に最も関連する能力
〇=科目に関連する能力
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知識・理解
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人間とそれをとりまく社会に対する幅広い教養
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知識・理解
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社会福祉の政策・制度・理論・実践法の理解
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◎
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汎用的技能
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調査技能、社会福祉の理論の習得と実践
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態度・志向性
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基本的人権の尊重、諸問題に対峙する志向性
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統合的な学習経験と創造的思考力
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福祉社会に寄与する能力・感性・創造的思考
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科目単位数 Credit |
2
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履修期 Term |
秋学期
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教員氏名 Name of Teacher |
小笠原 強
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開講キャンパス Campus |
白金
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曜時 Day and Period |
月曜5時限(秋学期)
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授業概要 Course Description |
本講義では、1920年代から40年代前半の日本と諸国間における社会福祉事業について学ぶ。国際情勢の変化や日本の大陸進出に伴う事例を中心に紹介し、社会福祉の歴史について理解する。
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到達目標 Class Goals |
社会福祉を学ぶにあたり、基本的な歴史的知識を習得すること。また、どのような歴史的変遷や時代背景があって、社会福祉に関する制度が成立したのか、歴史的側面より説明できる。
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授業言語 Language |
日本語
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アクティブ・ラーニング Active Learning |
アクティブ・ラーニング非対応
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授業計画 Daily Class Schedule
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【第1回】
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授業内容 Content/Topic
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本授業のオリエンテーション―1920~40年代の世界
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予習内容 Preparation for Class
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1920~40年代の日本やアジア諸国史について確認する。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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授業で配布したレジュメやメモを確認する。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第2回】
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授業内容 Content/Topic
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大正~昭和戦前期の社会事業概観
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予習内容 Preparation for Class
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大正期から昭和期にかけての社会事業について確認する。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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授業で配布したレジュメやメモを確認する。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第3回】
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授業内容 Content/Topic
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1920年代の対外社会事業1―1920~22年ポーランド児童救済事業
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予習内容 Preparation for Class
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1920年代前後の世界の歴史を確認する。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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授業で配布したレジュメやメモを確認する。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第4回】
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授業内容 Content/Topic
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1920年代の対外社会事業2―1920年華北大飢饉
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予習内容 Preparation for Class
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1920年代前後の中国の歴史を確認する。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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授業で配布したレジュメやメモを確認する。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第5回】
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授業内容 Content/Topic
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日本植民地下での社会事業1―台湾
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予習内容 Preparation for Class
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台湾が日本の植民地となった歴史的背景や植民地後の台湾について確認する。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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授業で配布したレジュメやメモを確認する。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第6回】
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授業内容 Content/Topic
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植民地下での社会事業2―朝鮮
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予習内容 Preparation for Class
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朝鮮が日本の植民地となった歴史的背景や植民地後の朝鮮について確認する。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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授業で配布したレジュメやメモを確認する。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第7回】
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授業内容 Content/Topic
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朝鮮人の「内地居住」1
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予習内容 Preparation for Class
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1910~20年代に日本に居住していた朝鮮人の人々の生活について確認する。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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授業で配布したレジュメやメモを確認する。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第8回】
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授業内容 Content/Topic
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朝鮮人の「内地居住」2
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予習内容 Preparation for Class
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戦時体制下での朝鮮人の人々の日本での生活について確認する。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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授業で配布したレジュメやメモを確認する。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第9回】
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授業内容 Content/Topic
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戦争の時代と社会事業
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予習内容 Preparation for Class
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1930年代から40年代にかけての日本の戦争の歴史を確認する。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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授業で配布したレジュメやメモを確認する。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第10回】
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授業内容 Content/Topic
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日本軍占領地での社会事業1―「満洲国」社会事業
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予習内容 Preparation for Class
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満州事変以降の日本での社会事業や「満洲国」について確認する。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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授業で配布したレジュメやメモを確認する。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第11回】
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授業内容 Content/Topic
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日本軍占領地での社会事業2―中国占領地社会事業(1)
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予習内容 Preparation for Class
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日中戦争前後の日本での社会事業と日中戦争について確認する。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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授業で配布したレジュメやメモを確認する。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第12回】
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授業内容 Content/Topic
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日本軍占領地での社会事業3―中国占領地社会事業(2)
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予習内容 Preparation for Class
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日中戦争下の日本軍占領地についてやアジア太平洋戦争期の世界情勢を確認する。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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授業で配布したレジュメやメモを確認する。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第13回】
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授業内容 Content/Topic
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日中戦争下の中国人孤児救済1
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予習内容 Preparation for Class
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日中戦争前後の日本にあった児童養護施設について確認する。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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授業で配布したレジュメやメモを確認する。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第14回】
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授業内容 Content/Topic
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日中戦争下の中国人孤児救済2
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予習内容 Preparation for Class
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日中戦争当時の日本での児童養護政策について確認する。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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授業で配布したレジュメやメモを確認する。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第15回】
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授業内容 Content/Topic
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課題回収と授業の総括―1920~40年代の日本による社会福祉とは
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予習内容 Preparation for Class
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これまでの授業で配布したレジュメやメモを再度確認する。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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授業で配布したレジュメやメモを確認する。
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目安時間 Hours
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2 時間
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授業に関する注意事項 Remarks for Class |
本授業では毎回レジュメを配布して使用する。中学・高校程度の歴史知識を必要とする。前期開講の社会福祉史Aも受講していることを前提として授業を展開する。授業の録画、板書の撮影は基本的に禁止するが、許可する場合もある。その際は授業内で説明を行なう。
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教科書 Texts |
教科書は使用しない。毎回の授業でレジュメを配布する。
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参考書 Reference Books |
金子光一『社会福祉のあゆみ 社会福祉思想の軌跡』(有斐閣、2005年) 田中和男・石井洗二・倉持史朗編『社会福祉の歴史 地域と世界から読み解く』(法律文化社、2017年) 西尾祐吾・塚口伍喜夫監修・川崎順子・辻尾朋子・荻田藍子著『歴史との対話~現代福祉の源流を探る~』(大学教育出版、2018年) 宇都榮子・小笠原強・桜井昭男・菅田理一・村上葵編著『ポーランド児童救済事業の記録―『波蘭児童関係日誌』一九二〇~一九二二年』(彩流社、2021年)
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課題フィードバック方法区分 Assignment Feedback Method |
授業時間内に講評・解説を行う
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課題フィードバック方法内容 Assignment Feedback Method Content |
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成績評価の基準 Evaluation Criteria |
授業期間内のレポート課題60%、リアクションペーパー40%
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関連URL Related URL |
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備考 Notes |
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添付ファイルの注意事項 Notice |
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更新日時 Date of Update |
2024年02月10日 09時45分22秒
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