シラバス情報

授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード   Course Code 1HF1020000
授業開講年度   Year of Class 2024年度
授業形態   Course Mode 講義(対面授業)
授業名称   Class Name SWBAS204社会福祉調査
テーマ   Theme
科目名   Name of Subject SWBAS204社会福祉調査
英字科目名
English Name of Subject
Social Welfare Research
身につく能力
Ability to be Acquired in This Class
◎=科目に最も関連する能力
〇=科目に関連する能力
知識・理解 人間とそれをとりまく社会に対する幅広い教養
知識・理解 社会福祉の政策・制度・理論・実践法の理解
汎用的技能 調査技能、社会福祉の理論の習得と実践
態度・志向性 基本的人権の尊重、諸問題に対峙する志向性
統合的な学習経験と創造的思考力 福祉社会に寄与する能力・感性・創造的思考
科目単位数   Credit 2
履修期   Term 秋学期
教員氏名   Name of Teacher 和気 康太
開講キャンパス   Campus 白金
曜時   Day and Period 火曜3時限(秋学期)
授業概要   Course Description 社会福祉調査では、学習目標を達成するために、社会福祉調査の技術的な面に焦点をあてて講義を行う。社会福祉調査も、広い意味での社会調査のひとつである以上、科学的な方法(method)を踏まえていなければならない。そこで、この講義では統計調査や事例調査、あるいは標本抽出の方法、データ収集の方法、質問紙・調査票の作成方法、調査の集計・分析の方法などの、さまざまな調査方法について、実際に行われた社会福祉調査をもとに講義を行う。なお、近年、社会福祉調査の分野でも、統計ソフト(SPSS等)を用いたより高度なデータ分析が求められているので、この講義ではその技法などについても説明をしていく。
到達目標   Class Goals 社会福祉調査は、社会福祉あるいはソーシャルワークにおいて必要不可欠な分野である。そこには、社会福祉政策・計画のための調査から、サービス利用者のニーズ調査やサービス(評価)調査まで、実に幅広い範囲の調査が含まれている。そこで、この講義では「専門援助技術」としての社会福祉調査(Social Work Research)を中心にして、その基本的かつ具体的な知識を修得することを目標としている。
授業言語   Language 日本語
アクティブ・ラーニング   Active Learning アクティブ・ラーニング対応
授業計画
Daily Class Schedule
【第1回】 授業内容
Content/Topic
社会福祉調査の概要:近年の社会福祉調査をめぐる社会環境などについて説明した上で、この授業の概要として、その目的や目標、あるいは具体的な内容などについて簡潔に説明する。また、授業を受けるにあたっての留意事項、教科書・参考文献、成績評価の基準などについても説明するので、履修生はそれらを理解する。
予習内容
Preparation for Class
初回の授業であるので、シラバスをしっかりと読んでくること。(想定必要時間:1時間) 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
初回の授業で示した教科書や参考書を図書館などで確認し、通読してくること。(想定必要時間:1時間) 目安時間
Hours
2 時間
【第2回】 授業内容
Content/Topic
社会福祉調査の基本的視点:社会福祉調査とは、単に社会福祉について調査することではない。そこにはいくつかの類型(type)があり、それぞれ役割・機能などがある。また、社会福祉調査も社会的行為であるため、そこには「意味」がある。この授業では、社会福祉調査についてこのような基本的視点を理解する。
予習内容
Preparation for Class
授業に際しては、事前に次回の授業のレジュメ(講義内容の要点を記述したプリント)を配布するので、履修生はそれを読んで、分からない点などを明確にしてくること。したがって、各回の授業につき事前に2時間程度の予習を行うこと。(想定必要時間:2時間) 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業終了後、授業に関して復習の要点などを指示する。また、それらに関連して、資料収集や、メモランダム・レポートの作成などの課題を出すので、履修生は次回の授業までにそれらを行ってくること。(想定必要時間:2時間) 目安時間
Hours
2 時間
【第3回】 授業内容
Content/Topic
社会福祉調査の方法論1:社会福祉調査の方法論(その1)として、統計調査と事例調査について説明する。この授業では社会福祉調査の方法である統計調査とはなにか、また事例調査とはなにかついて理解する。その上で、両者の特徴や相違点などについても理解する。
予習内容
Preparation for Class
授業に際しては、事前に次回の授業のレジュメ(講義内容の要点を記述したプリント)を配布するので、履修生はそれを読んで、分からない点などを明確にしてくること。したがって、各回の授業につき事前に2時間程度の予習を行うこと。(想定必要時間:2時間) 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業終了後、授業に関して復習の要点などを指示する。また、それらに関連して、資料収集や、メモランダム・レポートの作成などの課題を出すので、履修生は次回の授業までにそれらを行ってくること。(想定必要時間:2時間) 目安時間
Hours
2 時間
【第4回】 授業内容
Content/Topic
社会福祉調査の方法論2:社会福祉調査の方法論(その2)として、標本抽出(サンプリング)の方法について説明する。この授業では、統計調査に全数調査と標本調査があること、また標本調査では標本抽出に複数の種類があることを理解する。その上でそれぞれの特徴と長所・短所などについても理解する。
予習内容
Preparation for Class
授業に際しては、事前に次回の授業のレジュメ(講義内容の要点を記述したプリント)を配布するので、履修生はそれを読んで、分からない点などを明確にしてくること。したがって、各回の授業につき事前に2時間程度の予習を行うこと。(想定必要時間:2時間) 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業終了後、授業に関して復習の要点などを指示する。また、それらに関連して、資料収集や、メモランダム・レポートの作成などの課題を出すので、履修生は次回の授業までにそれらを行ってくること。(想定必要時間:2時間) 目安時間
Hours
2 時間
【第5回】 授業内容
Content/Topic
社会福祉調査の方法論3:社会福祉調査の方法論(その3)として、データ収集の方法である「観察法」について説明する。この授業では、観察法と呼ばれる方法に参与観察・非参与観察などのような手法があることを理解する。また、その上でそれぞれの特徴と長所・短所などについても理解する。
予習内容
Preparation for Class
授業に際しては、事前に次回の授業のレジュメ(講義内容の要点を記述したプリント)を配布するので、履修生はそれを読んで、分からない点などを明確にしてくること。したがって、各回の授業につき事前に2時間程度の予習を行うこと。(想定必要時間:2時間) 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業終了後、授業に関して復習の要点などを指示する。また、それらに関連して、資料収集や、メモランダム・レポートの作成などの課題を出すので、履修生は次回の授業までにそれらを行ってくること。(想定必要時間:2時間) 目安時間
Hours
2 時間
【第6回】 授業内容
Content/Topic
社会福祉調査の方法論4:社会福祉調査の方法論(その4)として、データ収集の方法である「質問法」について説明する。この授業では、質問法と呼ばれる方法に自由面接法・半構造化面接法などのような手法があることを理解する。また、その上でそれぞれの特徴と長所・短所などについても理解する。
予習内容
Preparation for Class
授業に際しては、事前に次回の授業のレジュメ(講義内容の要点を記述したプリント)を配布するので、履修生はそれを読んで、分からない点などを明確にしてくること。したがって、各回の授業につき事前に2時間程度の予習を行うこと。(想定必要時間:2時間) 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業終了後、授業に関して復習の要点などを指示する。また、それらに関連して、資料収集や、メモランダム・レポートの作成などの課題を出すので、履修生は次回の授業までにそれらを行ってくること。(想定必要時間:2時間) 目安時間
Hours
2 時間
【第7回】 授業内容
Content/Topic
社会福祉調査の方法論5:社会福祉調査の方法論(その5)として、質問紙・調査票の作成方法について、実際に行われた社会福祉調査の具体例を挙げて説明する。また、この授業では、統計調査で用いる質問紙・調査票を作成する際にいくつかの「ルール」(ダブルバーレルの質問など)があることについても理解する。
予習内容
Preparation for Class
授業に際しては、事前に次回の授業のレジュメ(講義内容の要点を記述したプリント)を配布するので、履修生はそれを読んで、分からない点などを明確にしてくること。したがって、各回の授業につき事前に2時間程度の予習を行うこと。(想定必要時間:2時間) 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業終了後、授業に関して復習の要点などを指示する。また、それらに関連して、資料収集や、メモランダム・レポートの作成などの課題を出すので、履修生は次回の授業までにそれらを行ってくること。(想定必要時間:2時間) 目安時間
Hours
2 時間
【第8回】 授業内容
Content/Topic
社会福祉調査の方法論6:社会福祉調査の方法論(その6)として、質問紙・調査票で用いられるスケール(尺度)などについて、実際に行われた社会福祉調査の具体例を挙げて説明する。また、この授業では質問紙・調査票のなかにスケールを組み込む際の留意点などについても理解する。
予習内容
Preparation for Class
授業に際しては、事前に次回の授業のレジュメ(講義内容の要点を記述したプリント)を配布するので、履修生はそれを読んで、分からない点などを明確にしてくること。したがって、各回の授業につき事前に2時間程度の予習を行うこと。(想定必要時間:2時間) 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業終了後、授業に関して復習の要点などを指示する。また、それらに関連して、資料収集や、メモランダム・レポートの作成などの課題を出すので、履修生は次回の授業までにそれらを行ってくること。(想定必要時間:2時間) 目安時間
Hours
2 時間
【第9回】 授業内容
Content/Topic
社会福祉調査の方法論7:社会福祉調査の方法論(その7)として、統計調査における調査の集計・分析の方法について説明する。現地調査終了後、質問紙・調査票から調査データを集計し、分析していくには一定の、踏まえなければならない「プロセス」があることを理解する。
予習内容
Preparation for Class
授業に際しては、事前に次回の授業のレジュメ(講義内容の要点を記述したプリント)を配布するので、履修生はそれを読んで、分からない点などを明確にしてくること。したがって、各回の授業につき事前に2時間程度の予習を行うこと。(想定必要時間:2時間) 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業終了後、授業に関して復習の要点などを指示する。また、それらに関連して、資料収集や、メモランダム・レポートの作成などの課題を出すので、履修生は次回の授業までにそれらを行ってくること。(想定必要時間:2時間) 目安時間
Hours
2 時間
【第10回】 授業内容
Content/Topic
社会福祉調査の方法論8:社会福祉調査の方法論(その8)として、事例調査における調査の集計・分析の方法について説明する。現地調査終了後、質問法・観察法による調査データを集計し、分析していくには一定の、踏まえなければならない「プロセス」があることを
予習内容
Preparation for Class
授業に際しては、事前に次回の授業のレジュメ(講義内容の要点を記述したプリント)を配布するので、履修生はそれを読んで、分からない点などを明確にしてくること。したがって、各回の授業につき事前に2時間程度の予習を行うこと。(想定必要時間:2時間) 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業終了後、授業に関して復習の要点などを指示する。また、それらに関連して、資料収集や、メモランダム・レポートの作成などの課題を出すので、履修生は次回の授業までにそれらを行ってくること。(想定必要時間:2時間) 目安時間
Hours
2 時間
【第11回】 授業内容
Content/Topic
社会福祉調査の方法論9:社会福祉調査の方法論(その9)として、調査データを分析する際に重要となる「仮説」について説明する。この授業では、仮説にもいくつかの種類があり、それぞれが調査全体のプロセスのなかで、どのように活用されるかについて、社会福祉の理論と関連させて理解する。
予習内容
Preparation for Class
授業に際しては、事前に次回の授業のレジュメ(講義内容の要点を記述したプリント)を配布するので、履修生はそれを読んで、分からない点などを明確にしてくること。したがって、各回の授業につき事前に2時間程度の予習を行うこと。(想定必要時間:2時間) 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業終了後、授業に関して復習の要点などを指示する。また、それらに関連して、資料収集や、メモランダム・レポートの作成などの課題を出すので、履修生は次回の授業までにそれらを行ってくること。(想定必要時間:2時間) 目安時間
Hours
2 時間
【第12回】 授業内容
Content/Topic
社会福祉調査の方法論10:社会福祉調査の方法論(その10)として、調査データの分析方法である「単純集計と記述集計」について説明する。この授業では、単純集計とはなにか、記述集計とはなにかについて理解する。特に記述集計では、正規分布、平均値、分散、標準偏差などの基本用語を理解する。
予習内容
Preparation for Class
授業に際しては、事前に次回の授業のレジュメ(講義内容の要点を記述したプリント)を配布するので、履修生はそれを読んで、分からない点などを明確にしてくること。したがって、各回の授業につき事前に2時間程度の予習を行うこと。(想定必要時間:2時間) 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業終了後、授業に関して復習の要点などを指示する。また、それらに関連して、資料収集や、メモランダム・レポートの作成などの課題を出すので、履修生は次回の授業までにそれらを行ってくること。(想定必要時間:2時間) 目安時間
Hours
2 時間
【第13回】 授業内容
Content/Topic
社会福祉調査の方法論11:社会福祉調査の方法論(その11)として、調査データの分析方法である「クロス分析と相関分析」について説明する。この授業では、クロス分析とはなにか、相関分析とはなにかついて理解する。特にクロス分析ではχ2値、相関分析では相関係数などの基本用語を理解する。
予習内容
Preparation for Class
授業に際しては、事前に次回の授業のレジュメ(講義内容の要点を記述したプリント)を配布するので、履修生はそれを読んで、分からない点などを明確にしてくること。したがって、各回の授業につき事前に2時間程度の予習を行うこと。(想定必要時間:2時間) 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業終了後、授業に関して復習の要点などを指示する。また、それらに関連して、資料収集や、メモランダム・レポートの作成などの課題を出すので、履修生は次回の授業までにそれらを行ってくること。(想定必要時間:2時間) 目安時間
Hours
2 時間
【第14回】 授業内容
Content/Topic
社会福祉調査の方法論12:社会福祉調査の方法論(その12)として、調査データの分析方法である「多変量解析法」について説明する。この授業では、多変量解析法とはなにかについて理解する。特に基本的な多変量解析法である分散分析、回帰分析、因子分析などの基本用語を理解する。
予習内容
Preparation for Class
授業に際しては、事前に次回の授業のレジュメ(講義内容の要点を記述したプリント)を配布するので、履修生はそれを読んで、分からない点などを明確にしてくること。したがって、各回の授業につき事前に2時間程度の予習を行うこと。(想定必要時間:2時間) 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業終了後、授業に関して復習の要点などを指示する。また、それらに関連して、資料収集や、メモランダム・レポートの作成などの課題を出すので、履修生は次回の授業までにそれらを行ってくること。(想定必要時間:2時間) 目安時間
Hours
2 時間
【第15回】 授業内容
Content/Topic
社会福祉調査のまとめ:この授業全体のまとめを行う。これまでの授業内容を振り返りながら、社会福祉調査法の重要なポイントについて再確認を行う。また、履修生は自らの関心に応じて、社会福祉調査を「設計」する。
予習内容
Preparation for Class
授業に際しては、事前に社会福祉調査の設計という課題(レジュメ形式もしくはレポート形式)を出すので、それを履修生は行ってくること。(想定必要時間:2時間) 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業で行った課題について復習すること。履修生は、必要があれば課題(レジュメもしくはレポート)を適宜、修正して、担当教員に提出すること。 目安時間
Hours
2 時間
授業に関する注意事項   
Remarks for Class
社会福祉調査は、累積的な講義である。ここでいう「累積的」とは、1回ごとに講義内容が完結していくオムニバス方式の講義とは異なり、前回の講義内容が理解できていないと、その日のそれが理解できないという意味である。履修者は、その点をよく理解し、講義後にできるだけ疑問を残さないようにしてほしい。
教科書   Texts 社会福祉調査は、教科書を特に指定しないで講義を進める。ただし、原田勝弘・水谷史男・和気康太編『社会調査論―フィールドワークの技法』学文社、などの「社会調査」の教科書は手元にあると便利である。
参考書   Reference Books 参考書は、講義の初回に<参考文献リスト>を提示して説明する。なお、社会福祉調査の参考書は多岐にわたるので、講義中に適宜、紹介・説明していくことにしたい。
課題フィードバック方法区分
Assignment Feedback Method
授業時間内に講評・解説を行い、授業時間外はmanabaで行う
課題フィードバック方法内容
Assignment Feedback Method Content
成績評価の基準   
Evaluation Criteria
成績は、原則として学期末のレポートによって評価する。なお、この講義では履修者の理解の度合いを確かめるために「授業内最終試験」(小テスト)を行い、それも成績の評価に組み込むことにしている。成績は、授業内最終試験30%、学期末のレポート70%で評価する。
関連URL   Related URL (1)厚生労働省:http://www.mhlw.go.jp/toukei/ (2)厚生統計協会:http://www.hws-kyokai.or.jp/ (3)福祉医療機構(WAM-NET):http://www.wam.go.jp/
備考   Notes
添付ファイルの注意事項   Notice
更新日時   Date of  Update 2024年03月01日 15時56分46秒