授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード Course Code |
1HF3043000
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授業開講年度 Year of Class |
2024年度
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授業形態 Course Mode |
講義(対面授業)
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授業名称 Class Name |
SWSWP202ソーシャルワーク2A
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テーマ Theme |
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科目名 Name of Subject |
SWSWP202ソーシャルワーク2A
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英字科目名 English Name of Subject |
Social Work 2A
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身につく能力
Ability to be Acquired in This Class
◎=科目に最も関連する能力
〇=科目に関連する能力
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知識・理解
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人間とそれをとりまく社会に対する幅広い教養
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〇
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知識・理解
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社会福祉の政策・制度・理論・実践法の理解
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◎
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汎用的技能
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調査技能、社会福祉の理論の習得と実践
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態度・志向性
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基本的人権の尊重、諸問題に対峙する志向性
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〇
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統合的な学習経験と創造的思考力
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福祉社会に寄与する能力・感性・創造的思考
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〇
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科目単位数 Credit |
2
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履修期 Term |
春学期
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教員氏名 Name of Teacher |
宮﨑 理
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開講キャンパス Campus |
白金
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曜時 Day and Period |
金曜3時限(春学期)
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授業概要 Course Description |
本講義は、ミクロ・レベルのソーシャルワークのうち、個人や家族を中心とした実践の展開過程の特徴と支援の方法を学ぶ。講義で中心となるのは、クライエントとともにどのようにして問題解決を図るのかという、ジェネラリスト・ソーシャルワーカーとして基本的な知識を修得することである。あわせて、本講義を通じて「ソーシャルワークとは何か」を自分の言葉で表現できるようになり、ソーシャルワーカーとしてのアイデンティティの獲得につながることを期待する。
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到達目標 Class Goals |
① ソーシャルワーク実践における人と環境の交互作用についての考え方を説明できる。 ② ソーシャルワークの基本的な展開過程を説明できる。 ③ 面接や記録の方法など、ミクロ・レベルのソーシャルワーク実践に必要な基礎的な技法について説明できる。 ④ 個人や家族に焦点を当てつつアクチュアルな課題に関する理解を深め、ソーシャルワーク実践の課題について論じることができる。
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授業言語 Language |
日本語
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アクティブ・ラーニング Active Learning |
アクティブ・ラーニング非対応
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授業計画 Daily Class Schedule
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【第1回】
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授業内容 Content/Topic
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はじめに:本講義のテーマの共有
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予習内容 Preparation for Class
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「ソーシャルワークの基礎」「ソーシャルワークの理解」等の科目で学んだことを明確化しておく。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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講義内容を振り返り、本講義全体のテーマと授業計画を確認する。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第2回】
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授業内容 Content/Topic
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「人間」をどのように理解するのか(人と環境の交互作用)
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予習内容 Preparation for Class
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人の生活の構成要素について調べておく。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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人と環境の交互作用について、その限界も含めて自分の言葉で説明できるように整理する。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第3回】
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授業内容 Content/Topic
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ソーシャルワークの展開過程①(導入期)
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予習内容 Preparation for Class
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ソーシャルワークの展開過程における導入期とはどのような段階であるのか調べておく。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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導入期の段階において必要な視点と留意事項について整理する。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第4回】
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授業内容 Content/Topic
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ソーシャルワークの展開過程②(アセスメント)
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予習内容 Preparation for Class
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ソーシャルワークの展開過程におけるアセスメントとはどのような段階であるのか調べておく。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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アセスメントの段階において必要な視点と留意事項について整理する。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第5回】
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授業内容 Content/Topic
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ソーシャルワークの展開過程③(支援計画の作成と実施)
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予習内容 Preparation for Class
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ソーシャルワークの展開過程における支援計画の作成と実施とはどのような段階であるのか調べておく。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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支援計画の作成と実施の段階において必要な視点と留意事項について整理する。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第6回】
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授業内容 Content/Topic
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ソーシャルワークの展開過程④(モニタリング・終結とアフターケア)
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予習内容 Preparation for Class
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ソーシャルワークの展開過程における評価と支援のモニタリング・終結とアフターケアとはどのような段階であるのか調べておく。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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モニタリング・終結とアフターケアの段階において必要な視点と留意事項について整理する。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第7回】
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授業内容 Content/Topic
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ソーシャルワークにおける面接技法
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予習内容 Preparation for Class
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一般的な会話とソーシャルワークにおける面接の違いについて調べておく。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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講義で学んだ面接技法を、実際に用いることを想定して振り返る。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第8回】
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授業内容 Content/Topic
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ソーシャルワークにおける記録の技法
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予習内容 Preparation for Class
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記録がソーシャルワーク実践において持つ意味について調べておく。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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講義で学んだ記録の技法を、実際に用いることを想定して振り返る。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第9回】
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授業内容 Content/Topic
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ソーシャルワークにおけるグループダイナミクスの活用
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予習内容 Preparation for Class
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グループダイナミクスを活用した支援には、どのようなものがあるのか調べておく。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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グループダイナミクスを用いた支援の方法と留意点を、実践を想定して振り返る。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第10回】
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授業内容 Content/Topic
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社会的・歴史的文脈とソーシャルワーク
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予習内容 Preparation for Class
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社会的・歴史的文脈を踏まえた人間理解とはどのようなものなのか調べておく。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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社会的・歴史的文脈を踏まえた人間理解に基づくソーシャルワークの視座とはどのようなものなのか、自分の言葉で説明できるように整理する。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第11回】
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授業内容 Content/Topic
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ハンセン病とソーシャルワーク
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予習内容 Preparation for Class
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ハンセン病の社会問題的な側面について調べておく
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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ハンセン病の社会問題的な側面が想起させるソーシャルワークの価値や倫理の課題について自分の言葉で説明できるように整理する。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第12回】
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授業内容 Content/Topic
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多様な性の人びとへのソーシャルワーク
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予習内容 Preparation for Class
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社会の中で多様な性の人びとがどのような現状に置かれているのかを調べておく。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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多様な性の人びとが直面する生活課題と社会問題、ソーシャルワーク実践上の課題について自分の言葉で説明できるように整理する。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第13回】
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授業内容 Content/Topic
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在日朝鮮人とソーシャルワーク
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予習内容 Preparation for Class
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社会の中で在日朝鮮人がどのような現状に置かれているのかを調べておく。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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在日朝鮮人が直面する生活課題と社会問題、ソーシャルワーク実践上の課題について自分の言葉で説明できるように整理する。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第14回】
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授業内容 Content/Topic
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気候変動とソーシャルワーク
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予習内容 Preparation for Class
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気候変動がどのような社会問題であるのかを調べておく。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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気候変動の問題とソーシャルワーク実践上の課題の関係について自分の言葉で説明できるように整理する。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第15回】
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授業内容 Content/Topic
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本講義のまとめ
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予習内容 Preparation for Class
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本講義全体で何を学んだのか振り返っておく。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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シラバスに掲げられた到達目標を達成できたかどうか、自己評価する。
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目安時間 Hours
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2 時間
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授業に関する注意事項 Remarks for Class |
・予習復習に努めること。 ・ソーシャルワークに関する他の講義や演習・実習との関連を意識しながら主体的に学ぶこと。 ・各回毎にmanaba経由でリアクションの提出を求める。①講義の感想、②学んだこと、③疑問に思ったことを記入してもらう。次の回の冒頭でそれらに対して担当教員がコメントし、可能な限り双方向的なやりとりが成立するよう努める。
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教科書 Texts |
使用しない。必要に応じて資料を配布する。
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参考書 Reference Books |
授業時に紹介する。
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課題フィードバック方法区分 Assignment Feedback Method |
授業時間内に講評・解説を行う
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課題フィードバック方法内容 Assignment Feedback Method Content |
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成績評価の基準 Evaluation Criteria |
リアクションに基づく平常点30%、レポート課題70%の合計により評価する。なお、各評価項目について、60%以上の得点を求める。
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関連URL Related URL |
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備考 Notes |
・次年度ソーシャルワーク2Bを履修する予定の学生は、本科目を履修することを推奨する(ソーシャルワーク2Bは、2Aの内容を理解していることを前提に展開する)。 ・授業計画は、進捗状況によって変更することがある。
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添付ファイルの注意事項 Notice |
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更新日時 Date of Update |
2024年02月16日 17時18分59秒
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