シラバス情報

授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード   Course Code 1HF7170001
授業開講年度   Year of Class 2024年度
授業形態   Course Mode 演習(対面授業)
授業名称   Class Name ソーシャルワーク演習1A
テーマ   Theme
科目名   Name of Subject ソーシャルワーク演習1A
英字科目名
English Name of Subject
Social Work Seminar 1A
身につく能力
Ability to be Acquired in This Class
◎=科目に最も関連する能力
〇=科目に関連する能力
知識・理解 人間とそれをとりまく社会に対する幅広い教養
知識・理解 社会福祉の政策・制度・理論・実践法の理解
汎用的技能 調査技能、社会福祉の理論の習得と実践
態度・志向性 基本的人権の尊重、諸問題に対峙する志向性
統合的な学習経験と創造的思考力 福祉社会に寄与する能力・感性・創造的思考
科目単位数   Credit 2
履修期   Term 春学期
教員氏名   Name of Teacher 大瀧 敦子
開講キャンパス   Campus 白金
曜時   Day and Period 火曜5時限(春学期)
授業概要   Course Description ソーシャルワーカー(社会福祉士)に求められるソーシャルワーク実践を展開する際の「基礎的」な知識の習得を目指し、1.自己理解、2.他者理解、3.専門的倫理、4.コミュニケーション技法、5.面接技術、6.ソーシャルワークの展開方法、7.グループダイナミクス、8.記録法、9プレゼンテーション技術等について学習する。
到達目標   Class Goals 「ソーシャルワーク実習1」に臨む際に求められるソーシャルワークの基礎的な知識や技術を身体化できるようにする。特に、習得した知識や技術を「ソーシャルワーク実習1」等のかかわり場面で取り組むことができるように努める。
授業言語   Language 日本語
アクティブ・ラーニング   Active Learning アクティブ・ラーニング対応
授業計画
Daily Class Schedule
【第1回】 授業内容
Content/Topic
オリエンテーション(授業概要及び到達目標の意義を読み解く)
予習内容
Preparation for Class
シラバスを読み授業の概要を理解するとともに、自身にとってのソーシャルワークを学ぶ意味を整理しておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
オリエンテーションの内容を踏まえ、本授業に関する自身の課題や目標を明確にする。 目安時間
Hours
2 時間
【第2回】 授業内容
Content/Topic
自己理解を促す(1.これまでの人生の振り返りを通して現在の自分を理解する)
予習内容
Preparation for Class
自身のこれまでの人生を振り返り、ライフヒストリーとしてまとめておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業での気付きを踏まえ、ライフヒストリーを再度検討し、完成させる。 目安時間
Hours
2 時間
【第3回】 授業内容
Content/Topic
自己理解を促す(2.自分の性格や価値観を他者との比較から理解する)
予習内容
Preparation for Class
自分の性格や内在する価値観に影響を及ぼしたと思える事柄について整理しておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
多様な価値観があることを理解し、自分の性格や価値観を相対化できるよう振り返りを行う。 目安時間
Hours
2 時間
【第4回】 授業内容
Content/Topic
他者理解(1.相手の立場に立つ)
予習内容
Preparation for Class
他者を理解するために必要な情報とは何か、自身の考えを整理しておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容を振り返り、「相手の立場に立つ」とはどういうことか検討する。 目安時間
Hours
2 時間
【第5回】 授業内容
Content/Topic
他者理解(2.自分の生活とは異なる領域の疑似体験をする)
予習内容
Preparation for Class
貧困、虐待、いじめ、暴力、孤独(死)、障害を抱えること、異文化等に関連するニュース(新聞記事)に目を通しておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容を振り返り、当事者にとって「支援」を受けるとはどういうことか、考えをまとめる。 目安時間
Hours
2 時間
【第6回】 授業内容
Content/Topic
他者理解(3.当事者の聞き取りや語り、事例からコンテキストを理解する)
予習内容
Preparation for Class
図書館やヘボン館10Fの実習資料室に配架されている当事者の思いや語りが綴られている書籍をよみ、他者理解について感じたことをまとめておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容を振り返り、他者理解に求められる「姿勢」について、考えをまとめる。 目安時間
Hours
2 時間
【第7回】 授業内容
Content/Topic
専門的倫理の理解(社会福祉専門職に求められる倫理と役割を理解する)
予習内容
Preparation for Class
ソーシャルワーカーに課せられる専門職倫理について、医療職、心理職、看護職等の連携職種の倫理綱領との違いを整理しておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容を振り返り、ソーシャルワーカーの倫理綱領に基づいた実習が行えるよう、内容を自分のものにする。 目安時間
Hours
2 時間
【第8回】 授業内容
Content/Topic
コミュニケーション技法の理解(1.コミュニケーションの構造を理解する)
予習内容
Preparation for Class
ソーシャルワーカーと利用者・当事者との間で「信頼関係」が醸成される要件について、自身の考えをまとめておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容を振り返り、コミュニケーションの基本的な構造について整理する。 目安時間
Hours
2 時間
【第9回】 授業内容
Content/Topic
コミュニケーション技法の理解(2.コミュニケーションの技法を理解する)
予習内容
Preparation for Class
ソーシャルワーカーと利用者・当事者との間に豊かな「関係性」が生成される要件について、自身の考えをまとめておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容を振り返り、自らのコミュニケーションの特徴や課題を整理する。 目安時間
Hours
2 時間
【第10回】 授業内容
Content/Topic
基本的な面接技術
予習内容
Preparation for Class
通常のコミュニケーションと面接の違いについて、自身の考えを整理しておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
面接とは何か、また面接の際に必要とされる技術・知識について授業内容をもとに再考する。 目安時間
Hours
2 時間
【第11回】 授業内容
Content/Topic
ソーシャルワークの展開方法
予習内容
Preparation for Class
ソーシャルワークの基本的な展開過程について整理しておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容を振り返り、ケースの発見、インテーク、アセスメント、プランニング、支援の実施、モニタリング、支援の終結と事後評価、アフターケアの各段階の内容をまとめ、自分のものとする。 目安時間
Hours
2 時間
【第12回】 授業内容
Content/Topic
グループダイナミクス(構成と展開方法)
予習内容
Preparation for Class
グループダイナミクスを活用した支援方法(グループワーク)について調べ、意義や具体的な方法を整理しておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容を踏まえ、実習先においてグループダイナミクスを活用した支援がどのように展開されているか検討する。 目安時間
Hours
2 時間
【第13回】 授業内容
Content/Topic
記録する技法の理解(記録の意義、技法を理解する)
予習内容
Preparation for Class
ソーシャルワーカーとして支援過程における変化や事実等を、なぜ・どのように、記録するのかについて、自身の考えをまとめておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容を振り返り、記録の意義・技法を整理するとともに、自らの記録の特徴や課題を整理する。 目安時間
Hours
2 時間
【第14回】 授業内容
Content/Topic
プレゼンテーション技術
予習内容
Preparation for Class
ソーシャルワーカーとしてプレゼンテーションを行う場面、内容を想定し、自身の課題を整理しておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容を振り返り、プレゼンテーションの種類・場面ごとに求められる技術を整理する。 目安時間
Hours
2 時間
【第15回】 授業内容
Content/Topic
授業のまとめ:合同授業(卒業生の話)
予習内容
Preparation for Class
これまでの授業において学んだことを整理しておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
これまでの授業と、卒業生からの話を振り返り、学びの総括と自己評価を行う。 目安時間
Hours
2 時間
授業に関する注意事項   
Remarks for Class
積極的に授業に参加するため事前に指示を受けた課題に取り組み授業に臨むこと。各回、授業内容の振り返りを行うとともに、紹介された文献を読み、授業で習得した知識と技術の定着を図ること。「ソーシャルワーク実習1」の配属先に関連する職員の業務内容や関連法規、制度について整理し、ソーシャルワーク実践のイメージを明確にしておくこと。無遅刻無欠席で授業に臨むこと。
教科書   Texts 授業時に指示する。
参考書   Reference Books ヘボン館10階「実習資料室」の本、雑誌、資料等を活用することを勧める。
課題フィードバック方法区分
Assignment Feedback Method
授業時間内に講評・解説を行う
課題フィードバック方法内容
Assignment Feedback Method Content
成績評価の基準   
Evaluation Criteria
授業への参加度(70%)及びクラスでの発表等(30%)によって評価する。なお、欠席(遅刻)が授業回数(15回)の3分の1を超える場合(6回)はN評価とする。
関連URL   Related URL
備考   Notes 遅刻については状況を勘案して欠席回数(概ね2回で欠席1回)に算入する場合がある。
第15回(特別学修回)については、補講期間中の2024年7月26日(金)5限に対面で行う。
添付ファイルの注意事項   Notice
更新日時   Date of  Update 2024年03月19日 15時00分38秒