授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード Course Code |
1HF7352000
|
授業開講年度 Year of Class |
2024年度
|
授業形態 Course Mode |
演習(対面授業)
|
授業名称 Class Name |
SWSEP401ソーシャルワーク演習2
|
テーマ Theme |
|
科目名 Name of Subject |
SWSEP401ソーシャルワーク演習2
|
英字科目名 English Name of Subject |
Social Work Seminar 2
|
身につく能力
Ability to be Acquired in This Class
◎=科目に最も関連する能力
〇=科目に関連する能力
|
知識・理解
|
人間とそれをとりまく社会に対する幅広い教養
|
|
知識・理解
|
社会福祉の政策・制度・理論・実践法の理解
|
|
汎用的技能
|
調査技能、社会福祉の理論の習得と実践
|
◎
|
態度・志向性
|
基本的人権の尊重、諸問題に対峙する志向性
|
〇
|
統合的な学習経験と創造的思考力
|
福祉社会に寄与する能力・感性・創造的思考
|
〇
|
科目単位数 Credit |
4
|
履修期 Term |
通年
|
教員氏名 Name of Teacher |
宮﨑 理
|
開講キャンパス Campus |
白金
|
曜時 Day and Period |
金曜1時限(通年)
|
授業概要 Course Description |
演習を通じて、ソーシャルワークの実践に必要な知識と技術の統合を行い、専門的援助技術として概念化し理論化し体系立てていくことができる能力を習得する。
|
到達目標 Class Goals |
①社会福祉士に求められるソーシャルワークの価値規範を理解し、倫理的な判断能力を備えている。②支援を必要とする人を中心とした分野横断的な総合的かつ包括的な支援について実践的に理解している。③地域の特性や課題を把握し解決するための、地域アセスメントや評価等の仕組みを実践的に理解している。
|
授業言語 Language |
日本語
|
アクティブ・ラーニング Active Learning |
アクティブ・ラーニング対応
|
授業計画 Daily Class Schedule
|
【第1回】
|
授業内容 Content/Topic
|
オリエンテーション
|
予習内容 Preparation for Class
|
実習機関の関連法規を読み込み、その機能について理解をする。や、事例のまとめなど、開講時に指示された内容及び、発表やディスカッションの準備をすること。(想定必要時間:2時間)
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
復習内容 Review of Class
|
指導教員の指導を受けて、各関連法規が具体的にどのように機能しているかを確認する。提出物の加筆修正を行い、提示された文献を精読すること。(想定必要時間:2時間)
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
【第2回】
|
授業内容 Content/Topic
|
自己覚知について学ぶ
|
予習内容 Preparation for Class
|
社会福祉士に必要な自己覚地について、検討する。自らがなぜ社会福祉を志したのか、そのきっかけについて、まとめておく。
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
復習内容 Review of Class
|
自己覚知の意味を再度検討し、自らが自己覚知することの意義を再度検討しておく。
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
【第3回】
|
授業内容 Content/Topic
|
コミュニケーション技術および面接技術の深化・発展について相談援助事例を用いたロールプレイをとおして学ぶ
|
予習内容 Preparation for Class
|
事前に配布した事例をよく読み、自らの対応について検討をしておく。なぜ、自分はどのような対応を支持するのかについて、説明ができるようにしておく。
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
復習内容 Review of Class
|
他のメンバーとのやり取りを再検討し、自らの見解との違い、それが対象者のその後にどのような違いを生じるかを検討する。
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
【第4回】
|
授業内容 Content/Topic
|
コミュニケーション技術および面接技術の深化・発展について相談援助事例を用いたロールプレイをとおして学ぶ(継続)
|
予習内容 Preparation for Class
|
事前に配布した事例をもとに、ジェノグラムとエコマップを作成しておく。そしてkey personを検討し、誰が一番良いかかわりをするのか、その理由を記載しておく。
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
復習内容 Review of Class
|
他のメンバーとの議論から、本事例の全体像をまとめ、今後の支援方法について考察を加える。
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
【第5回】
|
授業内容 Content/Topic
|
コミュニケーション技術および面接技術の深化・発展について相談援助事例を用いたロールプレイをとおして学ぶ(継続)
|
予習内容 Preparation for Class
|
コミュニケーション技術の基本を文献をもとにまとめておく。
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
復習内容 Review of Class
|
授業中のロールプレイを参考に、自らのコミュニケーション技術や面接技術について、再考する。
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
【第6回】
|
授業内容 Content/Topic
|
現場社会福祉士による講義をつうじて相談援助事例の実際を理解する
|
予習内容 Preparation for Class
|
社会福祉実習で関わることになる事例を、まとめておく。
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
復習内容 Review of Class
|
授業中の事例検討を通して、実際の自らの関わり方の課題を整理し、実際に応用する準備を行う。
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
【第7回】
|
授業内容 Content/Topic
|
現場社会福祉士による講義をつうじて相談援助事例の実際を理解する(継続)
|
予習内容 Preparation for Class
|
授業中の事例検討を通して、実際の自らの関わり方の課題を整理し、実際に応用してみて、利用者との関係がどのように変化したかを報告する準備を行う。
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
復習内容 Review of Class
|
授業中の参加者の意見を聞き、再度、どのようにかかわることが相談援助として必要かを検討する。
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
【第8回】
|
授業内容 Content/Topic
|
相談援助事例を用いた相談援助の体系理解
|
予習内容 Preparation for Class
|
実習中にスーパービジョンが必要と考えた新たな事例について、事例内容を報告できる形でまとめておく。問題点を明確化し、検討内容を事前に提示できる形にしておく。
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
復習内容 Review of Class
|
授業中に得た、多様な意見について、それらの意見を取り入れられるとするとどのようなかかわりが可能であるかについて、検討を加える。実習先の指導者に意見を求められるように、書式を整理する。
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
【第9回】
|
授業内容 Content/Topic
|
相談援助事例を用いた相談援助の体系理解(継続)
|
予習内容 Preparation for Class
|
実習先の指導者に意見を求めた結果について、授業で報告が可能なように整理する。授業での見解が取り入れられなかった場合はその理由を明確にする。
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
復習内容 Review of Class
|
事例への対応について、再度、検討した内容を整理する。他機関との連携について検討する。
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
【第10回】
|
授業内容 Content/Topic
|
相談援助事例を用いた相談援助の体系理解(継続)
|
予習内容 Preparation for Class
|
他機関との連携の基本として、事例にかかわる必要のある専門機関リストを作成し、その専門機関の誰と、どのようなかかわりをしていくのか、そのためのネットワークについて検討する。
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
復習内容 Review of Class
|
他機関とのかかわり方について、具体的な名称が上がった機関の機能を整理する。
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
【第11回】
|
授業内容 Content/Topic
|
専門的技術としての体系化
|
予習内容 Preparation for Class
|
「援助関係の構築」に関する文献を読みまとめておく。
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
復習内容 Review of Class
|
実際の事例からソーシャルワークの専門的技術である「援助関係」を検討する。
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
【第12回】
|
授業内容 Content/Topic
|
専門的技術とその体系化(継続)
|
予習内容 Preparation for Class
|
「意図的な感情表現(クライエントの感情を大切にする)」に関する文献を読みまとめておく。
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
復習内容 Review of Class
|
専門職としてのソーシャルワーカーがクライエントの感情を大切にする点を、授業の事例および自らの事例からまとめる。
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
【第13回】
|
授業内容 Content/Topic
|
体験を一般化するための記録方法、振り返体験を一般化するための記録方法、振り返り方法の学習を通じた専門技術としての体系化
|
予習内容 Preparation for Class
|
ケース記録の意味について、これまでの事例研究から必要項目を抽出して、なぞその項目を抽出したのかの理由を明記する。
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
復習内容 Review of Class
|
授業中の討論で明らかになった、記録の意味を再確認して、必要項目を再度検討する。
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
【第14回】
|
授業内容 Content/Topic
|
体験を一般化するための記録方法、振り返り方法の学習を通じた専門技術としての体系化(継続)
|
予習内容 Preparation for Class
|
「ケース記録」を適切にまとめるために必要な要素を検討しておく。
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
復習内容 Review of Class
|
事例を検討するなかで、記録の大切さについて理解し、自らの記録を書き直してみる。
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
【第15回】
|
授業内容 Content/Topic
|
春学期のまとめ
|
予習内容 Preparation for Class
|
専門職として求められる倫理と基本姿勢に関する文献を読んでまとめておく。
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
復習内容 Review of Class
|
これまでの授業で検討して事例の取り上げ方、専門職としてのクライエントとのかかわりについて、全体的にまとめておく。
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
【第16回】
|
授業内容 Content/Topic
|
秋学期オリエンテーション
|
予習内容 Preparation for Class
|
各自の実習先施設・機関の機能と役割について調べておく。
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
復習内容 Review of Class
|
実習先施設・機関での具体的な事例をまとめる。
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
【第17回】
|
授業内容 Content/Topic
|
実習施設・機関の共通点と個別性について理解する(グループ討議)
|
予習内容 Preparation for Class
|
実習先の個別事例を再確認する。
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
復習内容 Review of Class
|
クライエントを非難しない実際の例を、かかわった事例からまとめておく。
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
【第18回】
|
授業内容 Content/Topic
|
クライエントとのかかわり方を実習先の違いから理解する。
|
予習内容 Preparation for Class
|
「クライエントの自己決定」について文献を読みまとめておく。
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
復習内容 Review of Class
|
自己決定が可能なクライエントと困難な場合の対応について、授業中の討議から検討しておく。
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
【第19回】
|
授業内容 Content/Topic
|
クライエントの秘密を保持することの大切さを学ぶ
|
予習内容 Preparation for Class
|
「クライエントの秘密を保持すること」について文献を読みまとめておく。
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
復習内容 Review of Class
|
個人の秘密とは何を指すのか、個人情報保護法をのかかわりを整理しておく。
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
【第20回】
|
授業内容 Content/Topic
|
事例検討1
|
予習内容 Preparation for Class
|
実習中に学んだ事例を発表できるようにまとめておく。
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
復習内容 Review of Class
|
事例検討で学んだ内容を整理し、必要な文献等を精読する。
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
【第21回】
|
授業内容 Content/Topic
|
事例検討2
|
予習内容 Preparation for Class
|
実習中に学んだ事例を報告できるようにまとめておく。
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
復習内容 Review of Class
|
事例検討で学んだ内容を整理し、必要な文献等を精読する。
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
【第22回】
|
授業内容 Content/Topic
|
事例検討3
|
予習内容 Preparation for Class
|
実習中に学んだ事例を報告できるようにまとめておく。
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
復習内容 Review of Class
|
事例検討で学んだ内容を整理し、必要な文献等を精読する。
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
【第23回】
|
授業内容 Content/Topic
|
事例検討4
|
予習内容 Preparation for Class
|
実習中に学んだ事例を報告できるようにまとめておく。
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
復習内容 Review of Class
|
事例検討で学んだ内容を整理し、必要な文献等を精読する。
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
【第24回】
|
授業内容 Content/Topic
|
事例検討5
|
予習内容 Preparation for Class
|
実習中に学んだ事例を報告できるようにまとめておく。
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
復習内容 Review of Class
|
実習中に学んだ事例を報告できるようにまとめておく。
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
【第25回】
|
授業内容 Content/Topic
|
事例検討6
|
予習内容 Preparation for Class
|
実習中に学んだ事例を報告できるようにまとめておく。
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
復習内容 Review of Class
|
実習中に学んだ事例を報告できるようにまとめておく。
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
【第26回】
|
授業内容 Content/Topic
|
実習で行った相談援助技術に関する総括 1
|
予習内容 Preparation for Class
|
実際に利用者にかかわった中で、指導者から指摘された状況を再考出来る形でまとめておく。
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
復習内容 Review of Class
|
相談援助技術をしてどのようなものを中心としていたかについて、各メンバーの報告から検討しておく。
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
【第27回】
|
授業内容 Content/Topic
|
実習で行った相談援助技術に関する総括 2
|
予習内容 Preparation for Class
|
実習中に見学した利用者の相談場面で、指導者はどのような援助技術を駆使していたかを、場面の詳細とともに報告できるようにまとめておく。
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
復習内容 Review of Class
|
どのような場面で、どのような相談援助技術を活用していたのかについて、授業でのメンバーの報告からまとめておく。相談援助技術の基本を再考しておく。
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
【第28回】
|
授業内容 Content/Topic
|
卒業論文執筆指導 1
|
予習内容 Preparation for Class
|
これまでの授業のなかで検討した事例を中心として、仕上げた卒業論文を提出できる形式にしておく。
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
復習内容 Review of Class
|
授業で指摘された部分の訂正と記述の追加を行う。
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
【第29回】
|
授業内容 Content/Topic
|
卒業論文執筆指導 2
|
予習内容 Preparation for Class
|
卒業論文の提出に向けた、内容、形式を整える。
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
復習内容 Review of Class
|
卒業論文の提出書類の最終確認を行う。
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
【第30回】
|
授業内容 Content/Topic
|
卒業論文報告会
|
予習内容 Preparation for Class
|
各自で提出した卒業論文の要約を行っておく。
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
復習内容 Review of Class
|
メンバーの卒業論文の内容から、福祉の現状について、考察をおこなう。
|
目安時間 Hours
|
2 時間
|
授業に関する注意事項 Remarks for Class |
卒業論文作成にむけて各自配属実習先での体験をまとめるとともに、必要な関連法規、制度についても学習を深めること。ロールプレイなどクラスワークには積極的に参加し、無遅刻無欠席で出席すること。
|
教科書 Texts |
開議時に指示する。
|
参考書 Reference Books |
開講時指示する。
|
課題フィードバック方法区分 Assignment Feedback Method |
授業時間内に講評・解説を行う
|
課題フィードバック方法内容 Assignment Feedback Method Content |
|
成績評価の基準 Evaluation Criteria |
授業への参加度(70%)及びクラスでの発表等(30%)によって評価する。なお、欠席(遅刻)が授業回数(15回)の3分の1を超える場合(6回)はN評価とする。卒業論文執筆にあたっては、担当教員の指導を必ず受けること。卒業論文が提出できなかった者は、本科目の単位は取得できない。
|
関連URL Related URL |
開講時指示する。
|
備考 Notes |
遅刻については状況を勘案して欠席回数(概ね2回で欠席1回)に算入する場合がある。
|
添付ファイルの注意事項 Notice |
|
更新日時 Date of Update |
2024年02月26日 14時39分08秒
|