シラバス情報

授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード   Course Code 1HF7750000
授業開講年度   Year of Class 2024年度
授業形態   Course Mode 実験・実習・実技(対面授業)
授業名称   Class Name SWSEP413ソーシャルワーク実習2/SWSEP405ソーシャルワーク実習
テーマ   Theme
科目名   Name of Subject SWSEP413ソーシャルワーク実習2
英字科目名
English Name of Subject
Social Work Field Work 2
身につく能力
Ability to be Acquired in This Class
◎=科目に最も関連する能力
〇=科目に関連する能力
知識・理解 人間とそれをとりまく社会に対する幅広い教養
知識・理解 社会福祉の政策・制度・理論・実践法の理解
汎用的技能 調査技能、社会福祉の理論の習得と実践
態度・志向性 基本的人権の尊重、諸問題に対峙する志向性
統合的な学習経験と創造的思考力 福祉社会に寄与する能力・感性・創造的思考
科目単位数   Credit 4
履修期   Term 通年集中
教員氏名   Name of Teacher 竹沢 昌子
開講キャンパス   Campus 白金
曜時   Day and Period 集中(通集)
授業概要   Course Description ソーシャルワークの実践に必要な各科目の知識を統合し、社会福祉士としての価値と倫理に基づく支援を行うための実践能力を養うため、25日以上、200時間以上の実習を行う。
到達目標   Class Goals ①支援を必要とする人や地域の状況を理解し、生活課題(ニーズ)の理解、支援計画の作成、支援の実施、評価を行うことができる。②施設・機関等が地域社会の中で果たす役割を実践的に理解している。③総合的かつ包括的に多職種・多機関、地域住民等との連携のあり方と具体的方法を実践的に理解している。
授業言語   Language 日本語
アクティブ・ラーニング   Active Learning アクティブ・ラーニング対応
授業計画
Daily Class Schedule
【第1回】 授業内容
Content/Topic
基本的コミュニケーションや人との付き合い方などの人間関係形成を行う -1
予習内容
Preparation for Class
実習先機関の根拠法、実習先法人の設立経緯、設置地域の特性等から明らかになった利用者の社会福祉ニーズに関する仮説を立てる。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
実習先との事前面談への対応を、授業内容から具体的に身に着けて行けるように振り返りを行う。 目安時間
Hours
2 時間
【第2回】 授業内容
Content/Topic
基本的コミュニケーションや人との付き合い方などの人間関係形成を行う -2
予習内容
Preparation for Class
実習事前面談で、指導者から出された課題等について自主的に取り組むこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業で行ったロールプレイを実習指導者からの課題等と関わらせて、自分自身の態度に反映させるため振り返りを行う。 目安時間
Hours
2 時間
【第3回】 授業内容
Content/Topic
利用者やその関係者(家族・親族・友人等)との援助関係の形成
予習内容
Preparation for Class
今日の利用者およびその家族の状況について理解する。『子供・若者白書』『高齢社会白書』『障害者白書』等の『白書』の関係する箇所を読んでおく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
『白書』の記述と、自身が感じている利用者の生活との齟齬がどこから生じるのかを検討してまとめておく。 目安時間
Hours
2 時間
【第4回】 授業内容
Content/Topic
実習の状況報告:実習に入った学生の実習報告を行い、各実習機関の差を検討する。
予習内容
Preparation for Class
実習の意味を、授業時間に配布した資料を読み、理解する。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業を踏まえ、自らの実習について次週までの準備をする。 目安時間
Hours
2 時間
【第5回】 授業内容
Content/Topic
利用者やその関係者との援助関係の形成
予習内容
Preparation for Class
実習先でケース記録を拝見し、利用者の抱える問題状況を理解しておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
ケース記録と実際の利用者との関わりのなかで感じる、「その人らしさ」について、検討する。 目安時間
Hours
2 時間
【第6回】 授業内容
Content/Topic
利用者やその関係者への権利擁護および支援とその評価について学ぶ -1
予習内容
Preparation for Class
実習先での虐待事例を中心として、利用者の権利擁護の実際について、実習指導者と共に検討する。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
利用者の権利擁護について、授業中の議論からまとめておく。 目安時間
Hours
2 時間
【第7回】 授業内容
Content/Topic
利用者やその関係者への権利擁護および支援とその評価について学ぶ -2
予習内容
Preparation for Class
利用者家族の権利擁護や支援が必要な理由について、実習先の事例から学習をしておく。具体的に実習指導者との見解を得ておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
利用者家族と権利擁護や支援について、実習指導者ともに明確にしておく。 目安時間
Hours
2 時間
【第8回】 授業内容
Content/Topic
利用者理解とそのニーズの把握および支援計画作成 -1
予習内容
Preparation for Class
個別の利用者に対する支援計画の作成準備を、実習指導とともに行う。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
利用者の支援計画を作成するために必要な情報について、どのような方法で得られるかを検討する。 目安時間
Hours
2 時間
【第9回】 授業内容
Content/Topic
利用者理解とその需要の把握および支援計画作成 -2
予習内容
Preparation for Class
個別支援計画作成のための準備として、利用者のケース記録の閲覧を行う。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
ケース記録の閲覧から明らかになったニーズと施設・機関で提供されている支援との関わりを明確にする。 目安時間
Hours
2 時間
【第10回】 授業内容
Content/Topic
利用者理解とその需要の把握および支援計画作成 -3
予習内容
Preparation for Class
個別支援計画作成のための利用者との面接準備を行う。利用者にどのような方法で質問をするのか、利用者が回答しやすい質問の仕方などについて、実習指導者とともに検討する。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
実際に利用者と面接をした結果、個別支援計画作成に必要な情報がえられたのかどうか、得られない場合はどこに問題があったかを明らかにする。 目安時間
Hours
2 時間
【第11回】 授業内容
Content/Topic
利用者理解とその需要の把握および支援計画作成 -4
予習内容
Preparation for Class
実際に個別支援計画を作成する。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
作成した個別支援計画が、利用者のどのようなニーズに対して実際に有効であるのかを実習指導者とともに検討を行う。 目安時間
Hours
2 時間
【第12回】 授業内容
Content/Topic
利用者理解とそのニーズの把握および支援計画作成 -5
予習内容
Preparation for Class
実際の個別支援計画と、実習生として立てた個別支援計画との差がなぜ生じたのかについて、検討をする。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
実際の個別支援計画の内容を吟味し、自らの計画との違いを明確にする。 目安時間
Hours
2 時間
【第13回】 授業内容
Content/Topic
他職種・他機関連携をはじめとするチームアプローチを学ぶ -1
予習内容
Preparation for Class
利用者支援に必要な多職種・多機関連携について、実際のケース記録を閲覧する。その中から、要因を自分なりに明らかにする。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
実際にチームアプローチの場に立ち会った状況をまとめておく。 目安時間
Hours
2 時間
【第14回】 授業内容
Content/Topic
多職種・多関連携をはじめとするチームアプローチを学ぶ -2
予習内容
Preparation for Class
利用者支援に必要な多職種・多機関連携について、実際のケース記録を閲覧する。その中から、要因を自分なりに明らかにする。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
実際にチームアプローチの場に立ち会った状況をまとめておく。 目安時間
Hours
2 時間
【第15回】 授業内容
Content/Topic
多職種・多機関連携をはじめとするチームアプローチを学ぶ -3
予習内容
Preparation for Class
利用者支援に必要な多職種・多機関連携について、実際のケース記録を閲覧する。その中から、要因を自分なりに明らかにする。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
実際にチームアプローチの場に立ち会った状況をまとめておく。 目安時間
Hours
2 時間
【第16回】 授業内容
Content/Topic
社会福祉士としての職業倫理、施設・事業者等の職員の就業などに関する規定について理解し、その役割と責任について理解する -1
予習内容
Preparation for Class
ソーシャルワーク専門職のグローバル定義を読み込んでおく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
ソーシャルワーク専門職のグローバル定義が実際のケースでどのように当てはまったかを検討する。 目安時間
Hours
2 時間
【第17回】 授業内容
Content/Topic
社会福祉士としての職業倫理、施設・事業者等の職員の就業などに関する規定について理解し、その役割と責任について理解する -2
予習内容
Preparation for Class
日本社会福祉士会の倫理綱領、実習先の施設で掲示している倫理綱領について、その関連性を理解する。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
施設や機関の倫理綱領に沿った職員の動きについて、具体的にまとめておく。 目安時間
Hours
2 時間
【第18回】 授業内容
Content/Topic
施設・事業者等での経営やサービスの管理運営の実際を学ぶ -1
予習内容
Preparation for Class
制度・法律上の施設・機関の経営について資料から明確化する。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
実際の経営について、実習の中から検討してみる。 目安時間
Hours
2 時間
【第19回】 授業内容
Content/Topic
施設・事業者等での経営やサービスの管理運営の実際を学ぶ -2
予習内容
Preparation for Class
職員・利用者に対する事業者としての責任について、学習する。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
施設・機関の運営として職員・利用者への関わり方の実際をまとめておく。 目安時間
Hours
2 時間
【第20回】 授業内容
Content/Topic
当該実習先が地域社会の中の施設・事業者等であることの理解を深める -1
予習内容
Preparation for Class
実習先の施設・機関がある地域の特性とその地域での施設・機関の活動について理解する。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
具体的な地域社会との関わりについて、まとめておく。 目安時間
Hours
2 時間
【第21回】 授業内容
Content/Topic
当該実習先が地域社会の中の施設・事業者等であることの理解を深める -2
予習内容
Preparation for Class
実習先の施設・機関がある地域の特性とその地域での施設・機関の活動について理解する。特に地域の行事への参加の意義について理解を深めておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
地域行事への参加の目的について、また参加することによる効果について、検討する。 目安時間
Hours
2 時間
【第22回】 授業内容
Content/Topic
当該実習先が地域社会の中の施設・事業者等であることの理解を深める -3
予習内容
Preparation for Class
実習先の施設・機関がある地域の特性とその地域での施設・機関の活動について理解する。地域住民を施設や機関に来てもらう活動の意味について理解する。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
地域住民が施設や機関に出入りすることの意義について、実習先の状況を踏まえてまとめておく。 目安時間
Hours
2 時間
【第23回】 授業内容
Content/Topic
地域社会への働きかけとしてのアウトリーチ、ネットワーキングを理解する -1
予習内容
Preparation for Class
実習先施設や機関が行う、地域社会への働きかけの方法や効果について学習する。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
実習先の施設・機関の説明から、実習生からみた効果を検討する。 目安時間
Hours
2 時間
【第24回】 授業内容
Content/Topic
地域社会への働きかけとしてのアウトリーチ、ネットワーキングを理解する -2
予習内容
Preparation for Class
実習先施設や機関が行う、地域社会への働きかけの方法や効果について学習する。実際の場面に係わるための準備をしておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
実習先の施設・機関の説明から、実習生として実際に係わった場合の反省点を明らかにする。 目安時間
Hours
2 時間
【第25回】 授業内容
Content/Topic
地域社会への働きかけとしての社会資源の活用・調整・開発を理解する
予習内容
Preparation for Class
利用者の生活を豊かにするために地域に在る社会資源をどのように生かすかについて、学習する。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
地域資源を開発する必要性と開発する方法について、検討する。 目安時間
Hours
2 時間
【第26回】 授業内容
Content/Topic
ソーシャルワーカーが行うソーシャルアクションを理解する
予習内容
Preparation for Class
ソーシャルアクションについて、文献や事例から学習する。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
ソーシャルアクションについて、具体的な状況から検討する。 目安時間
Hours
2 時間
【第27回】 授業内容
Content/Topic
実習内容全体を振り返り、具体的事例を通して課題を整理する -1
予習内容
Preparation for Class
実習を通じ、実習課題に沿った事例を整理する。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
事例の整理を通して、実習生としての関わりとしてどのような反省点があるかを検討する。 目安時間
Hours
2 時間
【第28回】 授業内容
Content/Topic
実習内容全体を振り返り、具体的事例を通して課題を整理する -2
予習内容
Preparation for Class
実習を通して、利用者との関わりが中心となった場面での状況を具体的にまとめる。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
利用者との関わりで、実習生として得たこと、反省点をまとめる。 目安時間
Hours
2 時間
【第29回】 授業内容
Content/Topic
実習内容全体を振り返り、施設や機関の課題を整理する
予習内容
Preparation for Class
実習を通して知ることが出来た施設や機関が抱える課題をまとめておく。それらの課題はどのようにすることで解決できるかも検討しておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
実際の実習場面での職員の関わりから、今後の課題解決について自分なりにまとめておく。 目安時間
Hours
2 時間
【第30回】 授業内容
Content/Topic
振り返りを通して、今後の自己の課題についてのまとめを行う
予習内容
Preparation for Class
実習全体を通して、当初の計画と実際の実習とがどのようにかみ合っていたのかを整理して、今後の課題をまとめておく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
実習で得たことを今後の活動にどのように生かせるかについて、検討し、まとめておく。 目安時間
Hours
2 時間
授業に関する注意事項   
Remarks for Class
これまで学習した社会福祉の専門知識及び事前指導の内容を十分に振り返り、実習現場においてそれらに基づき、積極的態度で臨むこと。また、社会人として求められる常識に則って行動すること。実習中には、所定のとおり巡回指導、および帰校日指導を行う。
教科書   Texts 実習指導者の指示に従うこと
参考書   Reference Books 実習指導者の指示に従うこと
課題フィードバック方法区分
Assignment Feedback Method
授業時間内に講評・解説を行う
課題フィードバック方法内容
Assignment Feedback Method Content
成績評価の基準   
Evaluation Criteria
所定の実習日数及び時間数を満たすこと、実習期間中の記録を提出することが、単位取得のための必須事項である。成績評価は実習評価表(50%)、提出物の内容(30%)、授業(実習)の取り組み状況(20%)とするが、最終評価はこれらに基づき担当教員が行う。また、実習を通しての最終的な学びの集大成として卒業論文を執筆すること。
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備考   Notes
添付ファイルの注意事項   Notice
更新日時   Date of  Update 2024年02月26日 14時44分52秒