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授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード   Course Code 1HF8010001
授業開講年度   Year of Class 2024年度
授業形態   Course Mode 講義(対面授業)
授業名称   Class Name 障害児・者心理学概論A
テーマ   Theme
科目名   Name of Subject 障害児・者心理学概論A
英字科目名
English Name of Subject
Psycho of the persons with disabilitiesA
身につく能力
Ability to be Acquired in This Class
◎=科目に最も関連する能力
〇=科目に関連する能力
知識・理解 人間とそれをとりまく社会に対する幅広い教養
知識・理解 社会福祉の政策・制度・理論・実践法の理解
汎用的技能 調査技能、社会福祉の理論の習得と実践
態度・志向性 基本的人権の尊重、諸問題に対峙する志向性
統合的な学習経験と創造的思考力 福祉社会に寄与する能力・感性・創造的思考
科目単位数   Credit 2
履修期   Term 夏季第1期
教員氏名   Name of Teacher 菅野 敦
開講キャンパス   Campus 白金
曜時   Day and Period 集中(夏1)
授業概要   Course Description 障害児・者心理学概論Aを受講する学生は、以下の事項①障害とは?(障害の定義と、障害のとらえ方)、②障害児の発達と教育・支援(障害の発見と療育から学校教育へ)、③知的障害と肢体不自由の心理と教育・支援の考え方、④障害児教育の実際(特別支援教育とその教育課程)について学ぶ。学修の進め方は、予習課題を通して学生が自ら問題意識を持ち → 教科書や参考書を調べることで考えをまとめ → 復習課題を解決するかたちをとる。
到達目標   Class Goals 障害児・者心理学概論Aでは、障害児・者の教育、支援のために必要な障害児・者の心理を学び、さらに、児童、生徒の教育に関して深める。この講義に一貫するキーワードは「障害児・者の教育評価・アセスメントと教育の方法、そして教育課程」である。授業では、特別支援教育の対象である障害(なかでも肢体不自由と知的障害)の特徴・特性を理解し、心理特性とそれに基づく教育・支援について理解する。
授業言語   Language 日本語
アクティブ・ラーニング   Active Learning アクティブ・ラーニング対応
授業計画
Daily Class Schedule
【第1回】 授業内容
Content/Topic
障害とは・・障害のとらえ方とICFにみる障害の定義
予習内容
Preparation for Class
ICFにおける環境因子、個人因子、機能と構造、活動と参加について 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
障害を支援するとは 目安時間
Hours
2 時間
【第2回】 授業内容
Content/Topic
障害と障害者
予習内容
Preparation for Class
障害者基本法における障害と障害者について 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
障害者を支援するとは? 目安時間
Hours
2 時間
【第3回】 授業内容
Content/Topic
知的機能に関する制限と制約・・知的障害者とは
予習内容
Preparation for Class
知的障害の定義とその原因について 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
知的障害と知的障害者の違いは? 目安時間
Hours
2 時間
【第4回】 授業内容
Content/Topic
知的障害者への支援
予習内容
Preparation for Class
知的障害の分類と心理・行動特徴について 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
障害と障害者の違いから知的障害者を支援するとは 目安時間
Hours
2 時間
【第5回】 授業内容
Content/Topic
知的障害児の発達と教育支援
予習内容
Preparation for Class
発達期に応じた支援の場と支援の特徴について 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
知的障害の程度に応じた支援の考え方と具体的な目標と内容 目安時間
Hours
2 時間
【第6回】 授業内容
Content/Topic
知的障害を合わせ有する自閉症障害スペクトラムの心理と教育支援
予習内容
Preparation for Class
自閉症スペクトラム障害の定義(診断) 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
自閉症スペクトラム障害の心理特性と支援の考え方 目安時間
Hours
2 時間
【第7回】 授業内容
Content/Topic
運動機能に関する制限と制約・・肢体不自由者とは
予習内容
Preparation for Class
運動機能の制限と制約とは 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
肢体不自由と、その原因 目安時間
Hours
2 時間
【第8回】 授業内容
Content/Topic
肢体不自由者の心理と支援
予習内容
Preparation for Class
運動機能の障害と肢体不自由者とは 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
肢体不自由者の心理特性とそれに応じた支援の考え方 目安時間
Hours
2 時間
【第9回】 授業内容
Content/Topic
重症心身障害者の心理とその支援について
予習内容
Preparation for Class
重症心身障害と医療的ケア児の定義(診断)について 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
重症心身障害と医療的ケア児の心理特性とそれに応じた支援の考え方 目安時間
Hours
2 時間
【第10回】 授業内容
Content/Topic
肢体不自由者への支援
予習内容
Preparation for Class
肢体不自由の分類・程度と心理・行動特徴について 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
肢体不自由の分類・程度の違いにもとづく支援の具体 目安時間
Hours
2 時間
【第11回】 授業内容
Content/Topic
障害特性と心理のとらえ方としてのアセスメントの実際について
予習内容
Preparation for Class
アセスメントと評価の違い 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
手続きから見たアセスメントの分類について 目安時間
Hours
2 時間
【第12回】 授業内容
Content/Topic
障害児教育の実際(学校教育と教育課程)
予習内容
Preparation for Class
特別支援教育とは 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
普通教育との連続性と一貫性について 目安時間
Hours
2 時間
【第13回】 授業内容
Content/Topic
障害児教育としての知的障害と知的障害を合わせ有する障害児の教育
予習内容
Preparation for Class
知的障害と知的障害を合わせ有する障害児の教育の特殊性について 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
知的障害と知的障害を合わせ有する障害児の特徴と教育課程について 目安時間
Hours
2 時間
【第14回】 授業内容
Content/Topic
重症心身障害者、医療的ケア児の教育について
予習内容
Preparation for Class
自立活動とは? 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
知的障害を合わせ有する肢体不自由児の教育課程 目安時間
Hours
2 時間
【第15回】 授業内容
Content/Topic
(集中講義であるので、教室で実施)
まとめ:障害児・者の心理と教育
予習内容
Preparation for Class
知的障害を合わせ有する児の教育の特殊性についてのまとめ 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
特別支援教育の教育課程についてのまとめ 目安時間
Hours
2 時間
授業に関する注意事項   
Remarks for Class
授業で話された内容は、必ずその日のうちに教科書等で確認、理解し、学習内容を復習レポートとしてまとめ、次回授業時に提出すること。特に、理解できなかったことは必ず、次の授業の最初の時間に質問すること。これらの課題に関し、授業の冒頭ないし、終わりの時間に解説する
集中講義でもあることから、欠席や遅刻なく出席することが非常に重要である。遅刻なく出席して、しっかりノートを作成することで始めて学修できるということを意識して授業を受けてください。
教科書   Texts 菅野敦他 編著「特別支援教育における教育実践の方法 -発達障害のある子どもへの個に応じた支援と校内・地域連携システムの構築」ナカニシヤ出版
菅野敦他 編著「特別支援教育の基礎知識 -障害児のアセスメントと支援 コーディネートのために-」明治図書
参考書   Reference Books 障害者福祉研究会 編著「国際生活機能分類 WHO 国際障害分類改訂版」中央法規出版
文部科学省 平成30年3月告示 特別支援学校教育要領解説 総則編(幼稚部・小学部・中学部)
文部科学省 平成30年3月告示 特別支援学校教育要領解説 自立活動編(幼稚部・小学部・中学部)
文部科学省 平成30年3月告示 特別支援学校学習指導要領解説 総則等編(高等部)
その他 以下の法律も参考資料として用いる
 障害者基本法、身体障害者福祉法、知的障害者福祉法、精神保健福祉法、教育基本法、
学校教育法、障害者総合支援法
課題フィードバック方法区分
Assignment Feedback Method
授業時間内に講評・解説を行う
課題フィードバック方法内容
Assignment Feedback Method Content
成績評価の基準   
Evaluation Criteria
評価は、授業内容の理解度を評価するために提出してもらう復習レポートと事前学習の予習レポートの提出状況、及び、定期試験等により総合的に評価する。なお、レポートは、基本的に手書き以外の印刷されたもので提出してもらう。
(予習レポート10%、復習レポート10%、定期試験80%)
関連URL   Related URL
備考   Notes
添付ファイルの注意事項   Notice
更新日時   Date of  Update 2024年03月19日 15時00分38秒