授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
| 授業コード Course Code |
1HF8125000
|
| 授業開講年度 Year of Class |
2024年度
|
| 授業形態 Course Mode |
講義(対面授業)
|
| 授業名称 Class Name |
SWAVF209精神保健福祉の原理B
|
| テーマ Theme |
|
| 科目名 Name of Subject |
SWAVF209精神保健福祉の原理B
|
英字科目名
English Name of Subject |
Principle of Social Work for Mental Disabled B
|
身につく能力
Ability to be Acquired in This Class
◎=科目に最も関連する能力
〇=科目に関連する能力
|
知識・理解
|
人間とそれをとりまく社会に対する幅広い教養
|
|
| 知識・理解
|
社会福祉の政策・制度・理論・実践法の理解
|
◎
|
| 汎用的技能
|
調査技能、社会福祉の理論の習得と実践
|
|
| 態度・志向性
|
基本的人権の尊重、諸問題に対峙する志向性
|
〇
|
| 統合的な学習経験と創造的思考力
|
福祉社会に寄与する能力・感性・創造的思考
|
|
| 科目単位数 Credit |
2
|
| 履修期 Term |
秋学期
|
| 教員氏名 Name of Teacher |
田村 綾子
|
| 開講キャンパス Campus |
白金
|
| 曜時 Day and Period |
火曜１時限(秋学期)
|
| 授業概要 Course Description |
国家資格である精神保健福祉士の中核科目のうち特に専門職としての価値基盤と業務遂行のための基本的視点を習得する科目である。「精神保健福祉の原理A」を履修した後に受講することが望ましい。
①「精神保健福祉士」の資格化の経緯（精神医学ソーシャルワーカーの歴史）
②精神保健福祉の原理と理念（精神保健福祉士の目的及び倫理）
③精神保健福祉士の機能と役割（精神保健福祉士法）
④精神保健福祉士の職域と業務
※教科書を使用しますので授業に持参してください。
|
| 到達目標 Class Goals |
真摯な態度で受講し、以下を習得することを目標とする。
①精神障害者へのかかわりについて、精神医学ソーシャルワーカーが構築してきた固有の価値を学び、精神保健福祉士の存在意義を理解して職業的アイデンティティの基礎を築く。
②現在の精神保健福祉士の基本的枠組み（理念・視点・関係性）と倫理綱領に基づく職責について理解する。
③精神保健福祉士を規定する法律と倫理綱領を把握し、求められる機能や役割を理解する。
④近年の精神保健福祉の動向を踏まえ、精神保健福祉士の職域と業務特性を理解する。
|
| 授業言語 Language |
日本語
|
| アクティブ・ラーニング Active Learning |
アクティブ・ラーニング対応
|
授業計画
Daily Class Schedule
|
|
【第1回】
|
授業内容
Content/Topic
|
オリエンテーション（精神保健福祉の原理を学ぶ意義と目的の理解）
|
予習内容
Preparation for Class
|
シラバスを読み、授業の目的や内容を理解し履修する動機を明確にしておくこと。
|
目安時間
Hours
|
2 時間
|
復習内容
Review of Class
|
授業内容を振り返り、特に考察したことを書き留めたり、理解不十分な事項を教科書等で調べて確認しておくこと。
|
目安時間
Hours
|
2 時間
|
|
【第2回】
|
授業内容
Content/Topic
|
「精神保健福祉士」の資格化に至る経緯
１．精神医学ソーシャルワーカー協会の歴史に学ぶ（協会の設立／Ｙ問題の発生と対応）
|
予習内容
Preparation for Class
|
該当箇所について教科書を参照し、疑問点等について自分なりに考えたうえで授業で深めたいポイントを明確にしておくこと。
|
目安時間
Hours
|
2 時間
|
復習内容
Review of Class
|
授業内容を振り返り、特に考察したことを書き留めたり、理解不十分な事項を教科書等で調べて確認しておくこと。
|
目安時間
Hours
|
2 時間
|
|
【第3回】
|
授業内容
Content/Topic
|
「精神保健福祉士」の資格化に至る経緯
２．倫理綱領の規定の経緯（精神保健福祉士の国家資格創設化に至る経緯）
|
予習内容
Preparation for Class
|
該当箇所について教科書を参照し、疑問点等について自分なりに考えたうえで授業で深めたいポイントを明確にしておくこと。
|
目安時間
Hours
|
2 時間
|
復習内容
Review of Class
|
授業内容を振り返り、特に考察したことを書き留めたり、理解不十分な事項を教科書等で調べて確認しておくこと。
|
目安時間
Hours
|
2 時間
|
|
【第4回】
|
授業内容
Content/Topic
|
精神保健福祉士の原理・価値
社会的復権と権利擁護（自己決定の原理／社会正義／ごく当たり前の生活の実現）
|
予習内容
Preparation for Class
|
該当箇所について教科書を参照し、疑問点等について自分なりに考えたうえで授業で深めたいポイントを明確にしておくこと。
|
目安時間
Hours
|
2 時間
|
復習内容
Review of Class
|
授業内容を振り返り、特に考察したことを書き留めたり、理解不十分な事項を教科書等で調べて確認しておくこと。
|
目安時間
Hours
|
2 時間
|
|
【第5回】
|
授業内容
Content/Topic
|
精神保健福祉士の観点・視点
人と環境の相互作用／生活者の視点／エンパワメント／リカバリー／アンチスティグマ／ハームリダクションなど
|
予習内容
Preparation for Class
|
該当箇所について教科書を参照し、疑問点等について自分なりに考えたうえで授業で深めたいポイントを明確にしておくこと。
|
目安時間
Hours
|
2 時間
|
復習内容
Review of Class
|
授業内容を振り返り、特に考察したことを書き留めたり、理解不十分な事項を教科書等で調べて確認しておくこと。
|
目安時間
Hours
|
2 時間
|
|
【第6回】
|
授業内容
Content/Topic
|
精神保健福祉士とクライエントの関係性
加害者性の認識／援助関係のあり方／間主観（相互主体性）の理解／協働関係の構築など
|
予習内容
Preparation for Class
|
該当箇所について教科書を参照し、疑問点等について自分なりに考えたうえで授業で深めたいポイントを明確にしておくこと。
|
目安時間
Hours
|
2 時間
|
復習内容
Review of Class
|
授業内容を振り返り、特に考察したことを書き留めたり、理解不十分な事項を教科書等で調べて確認しておくこと。
|
目安時間
Hours
|
2 時間
|
|
【第7回】
|
授業内容
Content/Topic
|
精神保健福祉士法①
精神保健福祉士法制定と改訂の経緯／法の目的／精神保健福祉士の定義／義務規定
|
予習内容
Preparation for Class
|
該当箇所について教科書を参照し、疑問点等について自分なりに考えたうえで授業で深めたいポイントを明確にしておくこと。
|
目安時間
Hours
|
2 時間
|
復習内容
Review of Class
|
授業内容を振り返り、特に考察したことを書き留めたり、理解不十分な事項を教科書等で調べて確認しておくこと。
|
目安時間
Hours
|
2 時間
|
|
【第8回】
|
授業内容
Content/Topic
|
精神保健福祉士法②
誠実義務／信用失墜行為の禁止／秘密保持／連携等／資質向上の責務
「社会福祉士法及び介護福祉士法」と「精神保健福祉士法」との関係
|
予習内容
Preparation for Class
|
該当箇所について教科書を参照し、疑問点等について自分なりに考えたうえで授業で深めたいポイントを明確にしておくこと。
|
目安時間
Hours
|
2 時間
|
復習内容
Review of Class
|
授業内容を振り返り、特に考察したことを書き留めたり、理解不十分な事項を教科書等で調べて確認しておくこと。
|
目安時間
Hours
|
2 時間
|
|
【第9回】
|
授業内容
Content/Topic
|
精神保健福祉士の職業倫理
倫理綱領／倫理的ジレンマ／専門職団体の意義と役割
|
予習内容
Preparation for Class
|
該当箇所について教科書を参照し、疑問点等について自分なりに考えたうえで授業で深めたいポイントを明確にしておくこと。
|
目安時間
Hours
|
2 時間
|
復習内容
Review of Class
|
授業内容を振り返り、特に考察したことを書き留めたり、理解不十分な事項を教科書等で調べて確認しておくこと。
|
目安時間
Hours
|
2 時間
|
|
【第10回】
|
授業内容
Content/Topic
|
精神保健福祉士の業務特性①
価値、理念、視点、知識、技術による業務構成／ミクロ・メゾ・マクロの連続性（包括的アプローチ）①
|
予習内容
Preparation for Class
|
該当箇所について教科書を参照し、疑問点等について自分なりに考えたうえで授業で深めたいポイントを明確にしておくこと。
|
目安時間
Hours
|
2 時間
|
復習内容
Review of Class
|
授業内容を振り返り、特に考察したことを書き留めたり、理解不十分な事項を教科書等で調べて確認しておくこと。
|
目安時間
Hours
|
2 時間
|
|
【第11回】
|
授業内容
Content/Topic
|
精神保健福祉士の業務特性②
ミクロ・メゾ・マクロの連続性（包括的アプローチ）②／連携（多職種連携・多機関連携）における精神保健福祉士の役割
|
予習内容
Preparation for Class
|
該当箇所について教科書を参照し、疑問点等について自分なりに考えたうえで授業で深めたいポイントを明確にしておくこと。
|
目安時間
Hours
|
2 時間
|
復習内容
Review of Class
|
授業内容を振り返り、特に考察したことを書き留めたり、理解不十分な事項を教科書等で調べて確認しておくこと。
|
目安時間
Hours
|
2 時間
|
|
【第12回】
|
授業内容
Content/Topic
|
精神保健福祉士の職場・職域①
配置状況：医療（病院・診療所）／福祉（障害福祉サービス等事業所）等
|
予習内容
Preparation for Class
|
該当箇所について教科書を参照し、疑問点等について自分なりに考えたうえで授業で深めたいポイントを明確にしておくこと。
|
目安時間
Hours
|
2 時間
|
復習内容
Review of Class
|
授業内容を振り返り、特に考察したことを書き留めたり、理解不十分な事項を教科書等で調べて確認しておくこと。
|
目安時間
Hours
|
2 時間
|
|
【第13回】
|
授業内容
Content/Topic
|
精神保健福祉士の職場・職域②
配置状況：行政（精神保健福祉センター・保健所・市町村・保護観察所）／教育分野／司法分野／産業分野等
|
予習内容
Preparation for Class
|
該当箇所について教科書を参照し、疑問点等について自分なりに考えたうえで授業で深めたいポイントを明確にしておくこと。
|
目安時間
Hours
|
2 時間
|
復習内容
Review of Class
|
授業内容を振り返り、特に考察したことを書き留めたり、理解不十分な事項を教科書等で調べて確認しておくこと。
|
目安時間
Hours
|
2 時間
|
|
【第14回】
|
授業内容
Content/Topic
|
精神保健福祉士の業務内容と業務指針①
精神保健福祉士の業務指針及び業務分類
|
予習内容
Preparation for Class
|
該当箇所について教科書を参照し、疑問点等について自分なりに考えたうえで授業で深めたいポイントを明確にしておくこと。
|
目安時間
Hours
|
2 時間
|
復習内容
Review of Class
|
授業内容を振り返り、特に考察したことを書き留めたり、理解不十分な事項を教科書等で調べて確認しておくこと。
|
目安時間
Hours
|
2 時間
|
|
【第15回】
|
授業内容
Content/Topic
|
精神保健福祉士の業務内容と業務指針②
精神保健福祉士の業務指針に基づく業務の展開例
|
予習内容
Preparation for Class
|
該当箇所について教科書を参照し、疑問点等について自分なりに考えたうえで授業で深めたいポイントを明確にしておくこと。
|
目安時間
Hours
|
2 時間
|
復習内容
Review of Class
|
授業内容を振り返り、特に考察したことを書き留めたり、理解不十分な事項を教科書等で調べて確認しておくこと。
|
目安時間
Hours
|
2 時間
|
授業に関する注意事項
Remarks for Class |
「精神保健福祉の原理A」を踏まえた内容であるため、この科目を履修し終えていることが望ましい。真摯な態度で受講し、特に精神疾患や障害、メンタルヘルスの課題を抱える人びとへの支援に対する関心や学びの意欲をもつこと。全回の３分の１以上欠席した者は単位取得を認めない。
|
| 教科書 Texts |
最新精神保健福祉士養成講座５「精神保健福祉の原理」日本ソーシャルワーク教育学校連盟編集 中央法規出版 ISBN：978-4-8058-8256-6
|
| 参考書 Reference Books |
日本精神保健福祉士協会監修「精神保健福祉士の実践知に学ぶソーシャルワークシリーズ第４巻実習指導とスーパービジョンにおける思考過程」中央法規出版 ISBN:978-4-8058-8203-0
|
課題フィードバック方法区分
Assignment Feedback Method |
授業時間内に講評・解説を行い、授業時間外はmanabaで行う
|
課題フィードバック方法内容
Assignment Feedback Method Content |
|
成績評価の基準
Evaluation Criteria |
全授業の３分の１以上の出席があることを前提とし、毎回の授業終了時に提出リアクション内容から授業の理解度を評価(40%)し、期末試験の結果(60%)と併せて総合的に評価する。
|
| 関連URL Related URL |
https://www.jamhsw.or.jp/ 公益社団法人日本精神保健福祉士協会
|
| 備考 Notes |
|
| 添付ファイルの注意事項 Notice |
|
| 更新日時 Date of Update |
2024年02月24日 20時16分27秒
|