シラバス情報

授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード   Course Code 1KC1001002
授業開講年度   Year of Class 2024年度
授業形態   Course Mode 講義(対面授業)
授業名称   Class Name 憲法1-1
テーマ   Theme
科目名   Name of Subject 憲法1-1
英字科目名
English Name of Subject
Constitutional Law 1-1
身につく能力
Ability to be Acquired in This Class
◎=科目に最も関連する能力
〇=科目に関連する能力
知識・理解 歴史、文化、社会、自然、科学などに関する幅広い教養
知識・理解 法に関する基本的な知識および体系的な理解
汎用的技能 価値観の違いを理解しようとする姿勢
汎用的技能 公正、論理的判断と柔軟な思考による解決力
態度・志向性 社会貢献する意欲、価値観の違いの理解姿勢
統合的な学習経験と創造的思考力 社会貢献する意欲と、問題発見・解決力
科目単位数   Credit 2
履修期   Term 秋学期
教員氏名   Name of Teacher 宮地 基
開講キャンパス   Campus 白金
曜時   Day and Period 火曜3時限(秋学期)
授業概要   Course Description 秋学期に開講する憲法1-2とあわせて、日本国憲法のうち、基本的人権に関する部分を解説します。春学期の授業では、基本的人権を学ぶ上で不可欠の前提的知識として、憲法の意味、歴史的展開、基本原理について学んだあと、日本国憲法が保障するすべての基本的人権に共通して生ずる問題を取り扱います。その後、適用範囲の広い一般的人権に関する問題を取り上げる予定です。授業で用いる資料は、e-learningシステムを通じて配布します。
到達目標   Class Goals 憲法は、単なる紙の上に書かれた文書ではなく、社会を動かす生きた法です。この授業では、条文の意味、歴史的背景を知るだけでなく、実際にあった裁判の実例(判例)を題材として、憲法が現実の社会において果たしている役割を理解することをねらいとしています。取り上げた事件の当事者、裁判官になったつもりで、妥当な解決方法を考える習慣をつけて下さい。
授業言語   Language 日本語
アクティブ・ラーニング   Active Learning アクティブ・ラーニング対応
授業計画
Daily Class Schedule
【第1回】 授業内容
Content/Topic
【第1回】講義案内
 講義の進め方、内容、予習・復習の方法、教材、成績判定の方法について説明します。
予習内容
Preparation for Class
e-learningシステムを通じて公開される講義資料をよく読んで、内容を理解してください。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
e-learningシステムを通じて提示される復習課題に取り組んでください。 目安時間
Hours
2 時間
【第2回】 授業内容
Content/Topic
【第2回】憲法総論(1)憲法の意義と歴史的起源
 この授業で学ぶ「憲法」とは何か
 憲法は、いつ頃、なぜ世界に誕生したのか
予習内容
Preparation for Class
e-learningシステムを通じて提示される予習課題を提出してください。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
e-learningシステムを通じて提示される復習課題に取り組んでください。 目安時間
Hours
2 時間
【第3回】 授業内容
Content/Topic
【第3回】憲法総論(2)憲法の歴史的発展と現代立憲主義の基本原理
 初期の憲法は、現在までにどのように変化しているか。
 その変化はなぜ生じたのか
予習内容
Preparation for Class
e-learningシステムを通じて提示される予習課題を提出してください。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
e-learningシステムを通じて提示される復習課題に取り組んでください。 目安時間
Hours
2 時間
【第4回】 授業内容
Content/Topic
【第4回】憲法総論(3)日本の憲法の歴史的発展
 日本ではじめて制定された憲法はどのような憲法だったのか
 それはなぜ制定されたのか、そして現在までになぜ、どのように変化してきたか
予習内容
Preparation for Class
e-learningシステムを通じて提示される予習課題を提出してください。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
e-learningシステムを通じて提示される復習課題に取り組んでください。 目安時間
Hours
2 時間
【第5回】 授業内容
Content/Topic
【第5回】平和主義(1)
 日本国憲法の平和主義の原理はどのような内容を持っているか
 その原理はなぜ採用され、現在までにどのように変化してきたか
予習内容
Preparation for Class
e-learningシステムを通じて提示される予習課題を提出してください。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
e-learningシステムを通じて提示される復習課題に取り組んでください。 目安時間
Hours
2 時間
【第6回】 授業内容
Content/Topic
【第6回】平和主義(2)
 現在の国際状況において、日本国憲法の平和主義はどのような課題に直面しているか
予習内容
Preparation for Class
e-learningシステムを通じて提示される予習課題を提出してください。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
e-learningシステムを通じて提示される復習課題に取り組んでください。 目安時間
Hours
2 時間
【第7回】 授業内容
Content/Topic
【第7回】基本的人権総論(1)基本的人権の分類と性格
 日本国憲法にはどのような基本的人権が保障されているか
 それぞれの基本的人権は、どのような特徴を持っているか
予習内容
Preparation for Class
e-learningシステムを通じて提示される予習課題を提出してください。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
e-learningシステムを通じて提示される復習課題に取り組んでください。 目安時間
Hours
2 時間
【第8回】 授業内容
Content/Topic
【第8回】基本的人権総論(2)人権の享有主体①――外国人の人権
 日本国憲法の基本的人権は、日本に住んでいる外国人にどの程度保障されるか
予習内容
Preparation for Class
e-learningシステムを通じて提示される予習課題を提出してください。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
e-learningシステムを通じて提示される復習課題に取り組んでください。 目安時間
Hours
2 時間
【第9回】 授業内容
Content/Topic
【第9回】基本的人権総論(3)人権の享有主体②――法人・団体の人権
 日本国憲法の基本的人権は、国内の法人や団体にどの程度保障されるか
予習内容
Preparation for Class
e-learningシステムを通じて提示される予習課題を提出してください。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
e-learningシステムを通じて提示される復習課題に取り組んでください。 目安時間
Hours
2 時間
【第10回】 授業内容
Content/Topic
【第10回】基本的人権総論(4)私人間における人権侵害と解決方法
 一般市民同士の間で人権侵害が起きた場合、憲法の規定はどのように適用されるか
 一般市民同士の人権侵害はどのように解決されるのか
予習内容
Preparation for Class
e-learningシステムを通じて提示される予習課題を提出してください。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
e-learningシステムを通じて提示される復習課題に取り組んでください。 目安時間
Hours
2 時間
【第11回】 授業内容
Content/Topic
【第11回】基本的人権総論(5)人権の限界
 基本的人権は、どのような場合に、どの程度制限されるか
 基本的人権を制限する法律や行政行為が憲法違反かどうかは、どのように判定されるか
予習内容
Preparation for Class
e-learningシステムを通じて提示される予習課題を提出してください。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
e-learningシステムを通じて提示される復習課題に取り組んでください。 目安時間
Hours
2 時間
【第12回】 授業内容
Content/Topic
【第12回】基本的人権各論(1)幸福追求権
 憲法13条で保障されている「幸福追求権」とはどのような権利か
 この条文をめぐって、どんな裁判が争われてきたか
予習内容
Preparation for Class
e-learningシステムを通じて提示される予習課題を提出してください。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
e-learningシステムを通じて提示される復習課題に取り組んでください。 目安時間
Hours
2 時間
【第13回】 授業内容
Content/Topic
【第13回】基本的人権各論(2)法の下の平等①
 憲法14条で保障されている「法の下の平等」とはどのような権利か
 「合理的な区別」と「不合理な差別」とはどう違うのか
予習内容
Preparation for Class
e-learningシステムを通じて提示される予習課題を提出してください。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
e-learningシステムを通じて提示される復習課題に取り組んでください。 目安時間
Hours
2 時間
【第14回】 授業内容
Content/Topic
【第14回】基本的人権各論(3)法の下の平等②
 憲法14条「法の下の平等」をめぐってどんな裁判が争われてきたか
 それぞれの裁判の結論は、妥当だったといえるだろうか
予習内容
Preparation for Class
e-learning上で公開される過年度の定期試験問題をよく読んで、自分なりの答案を作成してください。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
e-learningシステムを通じて提示される復習課題に取り組んでください。 目安時間
Hours
2 時間
【第15回】 授業内容
Content/Topic
【第15回】まとめと定期試験の解説
 過年度の定期試験問題を題材として、manaba上で定期試験に向けた勉強方法、注意点を解説します。
予習内容
Preparation for Class
e-learningシステムを通じて提示される予習課題を提出してください。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
e-learning上に公開される過年度の定期試験問題の解説、注意点をよく読んで、自分の作成した答案を改善してください。 目安時間
Hours
2 時間
授業に関する注意事項   
Remarks for Class
授業では、できるだけ多くの判例を紹介するため、理論的な説明はなるべく簡略にします。受講者が各自で教科書・参考書を通読して、体系的な理解に役立てることが必要になります。ですから毎回の予習・復習が大切です。具体的な予習・復習のやり方はe-learningシステムを通じて指しますから、課題に沿って学習して下さい。
教科書   Texts 戸松秀典・初宿正典『憲法判例(第8版)』(2018 有斐閣)
浦部法穂『憲法学教室(全訂第3版)』(2016 日本評論社)
参考書   Reference Books 開講時に指示します。
授業の資料はe-learningシステムを通じて配布します
課題フィードバック方法区分
Assignment Feedback Method
授業時間外にmanabaで行う
課題フィードバック方法内容
Assignment Feedback Method Content
成績評価の基準   
Evaluation Criteria
定期試験(100%)による。ただし、毎回の予習課題・復習課題を半分以上提出した者には、20点以内で定期試験の成績に加算する。
関連URL   Related URL
備考   Notes この授業は、法学部の教育目標に沿って、憲法に関する正確な法的知識と、能動的な市民として直面することになる憲法問題に弱者の立場に立って対応する能力を養うことを目的としています。できるだけ新しい問題を取り扱いたいと思いますので、新たに制定された法令や新しく下された判例を扱うために、あるいは現実の憲法政治の変動に対応するために、授業計画を変更することがあります。
添付ファイルの注意事項   Notice
更新日時   Date of  Update 2024年03月19日 15時00分38秒