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授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード   Course Code 1KC1007000
授業開講年度   Year of Class 2024年度
授業形態   Course Mode 講義(対面授業)
授業名称   Class Name J-CIL231債権総論1
テーマ   Theme
科目名   Name of Subject J-CIL231債権総論1
英字科目名
English Name of Subject
Law of Obligations 1
身につく能力
Ability to be Acquired in This Class
◎=科目に最も関連する能力
〇=科目に関連する能力
知識・理解 歴史、文化、社会、自然、科学などに関する幅広い教養
知識・理解 法に関する基本的な知識および体系的な理解
汎用的技能 価値観の違いを理解しようとする姿勢
汎用的技能 公正、論理的判断と柔軟な思考による解決力
態度・志向性 社会貢献する意欲、価値観の違いの理解姿勢
統合的な学習経験と創造的思考力 社会貢献する意欲と、問題発見・解決力
科目単位数   Credit 2
履修期   Term 秋学期
教員氏名   Name of Teacher 岡田 康夫
開講キャンパス   Campus 白金
曜時   Day and Period 月曜5時限(秋学期)
授業概要   Course Description  債権総論は、民法典第3編債権の第1章債権総則が講義対象となります。契約や不法行為によって生じた債権(人に対する権利)について、その効力や種類、実現の仕方などを規律しています。債権に関する共通事項を定めているのでいささか抽象的な内容が多く、理解しづらい面のある分野です。その一方、実生活と重要な関わりをもった制度も多く、しかも利息規制、保証、ATMによる預金の出し入れ、電子登録債権など近時様々な法制定・法改正がなされている分野でもあります。さらに2017年の改正で民法の規定が大きく変わりました。
この債権総論1では、債権総則の前半部分、すなわち債権の目的と債権の効力(第399条~第426条)を取り上げます。基本事項の十分な理解を目指しつつ、最近の問題点や判例などを多く取り上げてゆく予定です。
到達目標   Class Goals 債権総論全体の構造を正しく理解できるようになる。
債権の種類・債務不履行・責任財産保全制度について、基本的な内容を理解できるようになる。
債権総論に関わる重要な判例を理解できるようになる。
授業言語   Language 日本語
アクティブ・ラーニング   Active Learning アクティブ・ラーニング非対応
授業計画
Daily Class Schedule
【第1回】 授業内容
Content/Topic
〔テーマ〕ガイダンス・債権法序論・債権法の特質
〔扱う内容〕債権の意義、物権と債権の異同、債権法の特質
予習内容
Preparation for Class
教科書の該当箇所(序章)を読み、授業での学習ポイントを絞る。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業で学習した内容に基づき、教科書該当箇所の熟読及び授業内容を学び直して、知識の定着を図る。 目安時間
Hours
2 時間
【第2回】 授業内容
Content/Topic
〔テーマ〕債権の目的①
〔扱う内容〕債権の目的、債権の種類、特定物債権、種類債権
予習内容
Preparation for Class
教科書の該当箇所(第1章、第2章1~3)を読み、授業での学習ポイントを絞る。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業で学習した内容に基づき、教科書該当箇所の熟読及び授業内容、特に授業で紹介された判例を学び直して、知識の定着を図る。 目安時間
Hours
2 時間
【第3回】 授業内容
Content/Topic
〔テーマ〕債権の目的②
〔扱う内容〕金銭債権、利息債権、選択債権
予習内容
Preparation for Class
教科書の該当箇所(第2章4~6)を読み、授業での学習ポイントを絞る。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業で学習した内容に基づき、教科書該当箇所の熟読及び授業内容、特に授業で紹介された判例を学び直して、知識の定着を図る。 目安時間
Hours
2 時間
【第4回】 授業内容
Content/Topic
〔テーマ〕債権の効力①
〔扱う内容〕債権の効力の概観、債務の履行、履行の提供、受領遅滞
予習内容
Preparation for Class
教科書の該当箇所(第3章、第4章)を読み、授業での学習ポイントを絞る。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業で学習した内容に基づき、教科書該当箇所の熟読及び授業内容、特に授業で紹介された判例を学び直して、知識の定着を図る。 目安時間
Hours
2 時間
【第5回】 授業内容
Content/Topic
〔テーマ〕債権の効力②
〔扱う内容〕履行の請求、履行の強制
予習内容
Preparation for Class
教科書の該当箇所(第5章)を読み、授業での学習ポイントを絞る。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業で学習した内容に基づき、教科書該当箇所の熟読及び授業内容、特に授業で紹介された判例を学び直して、知識の定着を図る。 目安時間
Hours
2 時間
【第6回】 授業内容
Content/Topic
〔テーマ〕債権の効力③
〔扱う内容〕債務不履行とは何か、損害賠償の要件
予習内容
Preparation for Class
教科書の該当箇所(第6章1・2)を読み、授業での学習ポイントを絞る。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業で学習した内容に基づき、教科書該当箇所の熟読及び授業内容、特に授業で紹介された判例を学び直して、知識の定着を図る。 目安時間
Hours
2 時間
【第7回】 授業内容
Content/Topic
〔テーマ〕債権の効力③
〔扱う内容〕損害賠償の要件(続き)
予習内容
Preparation for Class
教科書の該当箇所(第6章1・2)を読み、授業での学習ポイントを絞る。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業で学習した内容に基づき、教科書該当箇所の熟読及び授業内容、特に授業で紹介された判例を学び直して、知識の定着を図る。 目安時間
Hours
2 時間
【第8回】 授業内容
Content/Topic
〔テーマ〕債権の効力⑤
〔扱う内容〕損害賠償の効果
予習内容
Preparation for Class
教科書の該当箇所(第6章3)を読み、授業での学習ポイントを絞る。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業で学習した内容に基づき、教科書該当箇所の熟読及び授業内容、特に授業で紹介された判例を学び直して、知識の定着を図る。 目安時間
Hours
2 時間
【第9回】 授業内容
Content/Topic
〔テーマ〕責任財産の保全①
〔扱う内容〕責任財産保全制度の意義・機能、債権者代位権の要件
予習内容
Preparation for Class
教科書の該当箇所(第7章1・2)を読み、授業での学習ポイントを絞る。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業で学習した内容に基づき、教科書該当箇所の熟読及び授業内容、特に授業で紹介された判例を学び直して、知識の定着を図る。 目安時間
Hours
2 時間
【第10回】 授業内容
Content/Topic
〔テーマ〕責任財産の保全②
〔扱う内容〕債権者代位権の効果、特定債権保全型の債権者代位権
予習内容
Preparation for Class
教科書の該当箇所(第7章3・4)を読み、授業での学習ポイントを絞る。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業で学習した内容に基づき、教科書該当箇所の熟読及び授業内容、特に授業で紹介された判例を学び直して、知識の定着を図る。 目安時間
Hours
2 時間
【第11回】 授業内容
Content/Topic
〔テーマ〕責任財産の保全
〔扱う内容〕詐害行為取消権の意義・機能、詐害行為取消権の要件
予習内容
Preparation for Class
教科書の該当箇所(第8章1・2)を読み、授業での学習ポイントを絞る。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業で学習した内容に基づき、教科書該当箇所の熟読及び授業内容、特に授業で紹介された判例を学び直して、知識の定着を図る。 目安時間
Hours
2 時間
【第12回】 授業内容
Content/Topic
〔テーマ〕責任財産の保全
〔扱う内容〕詐害行為取消権の要件(特則)、詐害行為取消権の行使
予習内容
Preparation for Class
教科書の該当箇所(第8章3・4)を読み、授業での学習ポイントを絞る。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業で学習した内容に基づき、教科書該当箇所の熟読及び授業内容、特に授業で紹介された判例を学び直して、知識の定着を図る。 目安時間
Hours
2 時間
【第13回】 授業内容
Content/Topic
〔テーマ〕責任財産の保全
〔扱う内容〕詐害行為取消権の効果
予習内容
Preparation for Class
教科書の該当箇所(第8章5)を読み、授業での学習ポイントを絞る。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業で学習した内容に基づき、教科書該当箇所の熟読及び授業内容、特に授業で紹介された判例を学び直して、知識の定着を図る。 目安時間
Hours
2 時間
【第14回】 授業内容
Content/Topic
〔テーマ〕債権の第三者に対する効力
〔扱う内容〕第三者による債権侵害
予習内容
Preparation for Class
教科書の該当箇所(第9章)を読み、授業での学習ポイントを絞る。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業で学習した内容に基づき、教科書該当箇所の熟読及び授業内容、特に授業で紹介された判例を学び直して、知識の定着を図る。 目安時間
Hours
2 時間
【第15回】 授業内容
Content/Topic
〔テーマ〕全体の総括
〔扱う内容〕債権総論1の学習内容を振り返ってまとめる
予習内容
Preparation for Class
債権総論1の講義プリントを読み直して講義内容全体を確認する。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
これまでの授業で学習した内容に基づき、教科書及び授業で紹介された判例を学び直して、知識の定着を図る。 目安時間
Hours
2 時間
授業に関する注意事項   
Remarks for Class
対面授業で行う。講義プリント等の資料は事前にmanaba~ダウンロードしておくこと(教場では配付しない)。小テストや課題は期限内に必ず提出すること。
教科書   Texts 片山直也・白石大・荻野奈緒著『民法4債権総論〔第2版〕』(有斐閣、アルマシリーズ)
参考書   Reference Books 必携書:六法(デイリー六法あるいはポケット六法などのコンパクト版でよい)
窪田充見・森田仁基編『民法判例百選Ⅱ[第9版]』(有斐閣)
田高寛貴・白石大・山城一真『民法③債権総論 判例30![増補版]』(有斐閣)
課題フィードバック方法区分
Assignment Feedback Method
授業時間外にmanabaで行う
課題フィードバック方法内容
Assignment Feedback Method Content
講評をmanabaに掲載します。
成績評価の基準   
Evaluation Criteria
①小テスト(単元ごとに行う)及び課題 40%
②定期試験 60%
関連URL   Related URL
備考   Notes
添付ファイルの注意事項   Notice
更新日時   Date of  Update 2024年02月25日 18時08分00秒