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授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード   Course Code 1KC1008001
授業開講年度   Year of Class 2024年度
授業形態   Course Mode 講義(対面授業)
授業名称   Class Name 債権総論2
テーマ   Theme
科目名   Name of Subject 債権総論2
英字科目名
English Name of Subject
Law of Obligations 2
身につく能力
Ability to be Acquired in This Class
◎=科目に最も関連する能力
〇=科目に関連する能力
知識・理解 歴史、文化、社会、自然、科学などに関する幅広い教養
知識・理解 法に関する基本的な知識および体系的な理解
汎用的技能 価値観の違いを理解しようとする姿勢
汎用的技能 公正、論理的判断と柔軟な思考による解決力
態度・志向性 社会貢献する意欲、価値観の違いの理解姿勢
統合的な学習経験と創造的思考力 社会貢献する意欲と、問題発見・解決力
科目単位数   Credit 2
履修期   Term 春学期
教員氏名   Name of Teacher 竹田 智志
開講キャンパス   Campus 白金
曜時   Day and Period 月曜3時限(春学期)
授業概要   Course Description 本講義が対象とする「総論」は、債権の発生原因である「各論」とは遮断されて抽象的に規定されているので難解極まりなく厄介である。また講義形式の授業であるが、採用textの構成からの理解を最優先と考え、①当該制度の概観、②「case」による設例・判例を用いて解説する。「債権総論」は債権法序論、債権の目的、債権の効力、多数当事者の債権関係、債権関係の変動、債権の消滅の六つの柱によって構成される。春学期は後三者(多数当事者の債権関係、債権関係の変動、債権の消滅)を講義予定とする。
到達目標   Class Goals 債権総論2では、債権総論1で学習した債権の目的・効力を踏まえて、多数当事者の債権関係、債権関係の変動、債権の消滅を学習することを目的とする。
授業言語   Language 日本語
アクティブ・ラーニング   Active Learning アクティブ・ラーニング対応
授業計画
Daily Class Schedule
【第1回】 授業内容
Content/Topic
〔テーマ〕ガイダンス・多数当事者の債権関係① …〔扱う内容〕債権総論2の講義に置いて説明する項目の披露、多数当事者の債権関係の概説   
〔扱う項目〕第4章 多数当事者の債権および債務、意義ほか(分割債権・債務、不可分債権・債務)。
予習内容
Preparation for Class
あらかじめ教科書該当箇所を読み、授業での学習ポイントを掴んでおくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業で学習した内容に基づき、教科書該当箇所の熟読および授業で紹介された判例を判例百選などの判例集ないし評釈を熟読して、知識を定着させる。Mynoteの作成を心がけよう。 目安時間
Hours
2 時間
【第2回】 授業内容
Content/Topic
テーマ〕多数当事者の債権関係②…〔扱う内容〕連帯債権、連帯債務   
 〔扱う項目〕第4章 多数当事者の債権および債務、第4節 連帯債権、第5節 連帯債務
予習内容
Preparation for Class
あらかじめ教科書該当箇所を読み、授業での学習ポイントを掴んでおくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業で学習した内容に基づき、教科書該当箇所の熟読および授業で紹介された判例を判例百選などの判例集ないし評釈を熟読して、知識を定着させる。Mynoteを作成しよう。 目安時間
Hours
2 時間
【第3回】 授業内容
Content/Topic
〔テーマ〕多数当事者の債権関係③…〔扱う内容〕連帯債務の効力、不真正連帯債務   
〔扱う項目〕第4章 多数当事者の債権および債務、第5節 連帯債務、連帯債務の効力
予習内容
Preparation for Class
あらかじめ教科書該当箇所を読み、授業での学習ポイントを掴んでおくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業で学習した内容に基づき、教科書該当箇所の熟読および授業で紹介された判例を判例百選などの判例集ないし評釈を熟読して、知識を定着させる。Mynoteの作成を行う。 目安時間
Hours
2 時間
【第4回】 授業内容
Content/Topic
〔テーマ〕多数当事者の債権関係④…〔扱う内容〕保証債務の意義・性質、保証債務の成立、保証債務の効力 
〔扱う項目〕第4章 多数当事者の債権および債務、第6節 保証債務、保証債務の意義・性質、保証債務の成立・効力
予習内容
Preparation for Class
あらかじめ教科書該当箇所を読み、授業での学習ポイントを掴んでおくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業で学習した内容に基づき、教科書該当箇所の熟読および授業で紹介された判例を判例百選などの判例集ないし評釈を熟読して、知識を定着させる。Mynoteの作成を行う。 目安時間
Hours
2 時間
【第5回】 授業内容
Content/Topic
〔テーマ〕多数当事者の債権関係⑤…〔扱う内容〕保証人の求償権、保証人の保護策の拡充、連帯保証                         〔扱う項目〕第4章 多数当事者の債権および債務、第6節 保証債務、保証人の求償権、保証人保護策の拡充、第7節 特殊の保証、連帯保証、共同保証、継続的保証
予習内容
Preparation for Class
あらかじめ教科書該当箇所を読み、授業での学習ポイントを掴んでおくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業で学習した内容に基づき、教科書該当箇所の熟読および授業で紹介された判例を判例百選などの判例集ないし評釈を熟読して、知識を定着させる。Mynoteの作成を行う。 目安時間
Hours
2 時間
【第6回】 授業内容
Content/Topic
〔テーマ〕債権と債務の変動①…〔扱う内容〕債権・債務関係の移転可能性、債権の譲渡方法と債権の形態、債権の譲渡(前段)
〔扱う項目〕第5章1、2、3節。債権譲渡の要件、法律上の譲渡制限、将来債権の譲渡、将来債権譲渡の要件
予習内容
Preparation for Class
あらかじめ教科書該当箇所を読み、授業での学習ポイントを掴んでおくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業で学習した内容に基づき、教科書該当箇所の熟読および授業で紹介された判例を判例百選などの判例集ないし評釈を熟読して、知識を定着させる。Mynoteの作成を行う。 目安時間
Hours
2 時間
【第7回】 授業内容
Content/Topic
〔テーマ〕債権と債務の変動②…〔扱う内容〕債権の譲渡(中段)
〔扱う項目〕第5章3節。意思表示による譲渡制限、債権的効力の原則、物権的効力を認める場合、譲渡制限の意思表示の撤回、悪意の譲受人からの善意の転得者、善意の譲受人からの悪意の転得者、将来債権の譲渡後に譲渡制限の意思表示が付された場合
予習内容
Preparation for Class
あらかじめ教科書該当箇所を読み、授業での学習ポイントを掴んでおくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業で学習した内容に基づき、教科書該当箇所の熟読および授業で紹介された判例を判例百選などの判例集ないし評釈を熟読して、知識を定着させる。Mynoteの作成を行う。 目安時間
Hours
2 時間
【第8回】 授業内容
Content/Topic
〔テーマ〕債権と債務の変動③…〔扱う内容〕債権の譲渡(後段)
〔扱う項目〕第5章3節。債権譲渡の合意(意思主義の原則)、債権譲渡の対抗要件の意義、債務者に対する対抗要件、債権譲渡における対抗要件の特例、債権差押えの対抗要件
予習内容
Preparation for Class
あらかじめ教科書該当箇所を読み、授業での学習ポイントを掴んでおくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業で学習した内容に基づき、教科書該当箇所の熟読および授業で紹介された判例を判例百選などの判例集ないし評釈を熟読して、知識を定着させる。Mynoteの作成を行う。 目安時間
Hours
2 時間
【第9回】 授業内容
Content/Topic
〔テーマ〕債権と債務の変動④…〔扱う内容〕債権の譲渡(後々段)
〔扱う項目〕第5章3節。通知の法的性質、承諾の法的性質、債務者に対する対抗要件具備と抗弁の対抗、債権発生原因の無効・取消し・解除ほか
予習内容
Preparation for Class
あらかじめ教科書該当箇所を読み、授業での学習ポイントを掴んでおくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業で学習した内容に基づき、教科書該当箇所の熟読および授業で紹介された判例を判例百選などの判例集ないし評釈を熟読して、知識を定着させる。Mynoteの作成を行う。 目安時間
Hours
2 時間
【第10回】 授業内容
Content/Topic
〔テーマ〕債権と債務の変動⑤…〔扱う内容〕有価証券の譲渡、債務引受、契約上の地位の移転
〔扱う項目〕第5章4節。証券と結合された債権、民法上の有価証券、指図証券とその譲渡、記名証券とその譲渡、無記名証券とその譲渡、債務引受の意義、併存的債務引受、免責的債務引受、履行の引受、契約上の地位の移転(原則と例外)
予習内容
Preparation for Class
あらかじめ教科書該当箇所を読み、授業での学習ポイントを掴んでおくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業で学習した内容に基づき、教科書該当箇所の熟読および授業で紹介された判例を判例百選などの判例集ないし評釈を熟読して、知識を定着させる。Mynoteの作成を行う。 目安時間
Hours
2 時間
【第11回】 授業内容
Content/Topic
〔テーマ〕債権の消滅①…〔扱う内容〕債権消滅の意味と原因、弁済
〔扱う項目〕第6章1節。債権の消滅の意味、原因、弁済総説、弁済に関する民法の補充規定、弁済の提供
予習内容
Preparation for Class
あらかじめ教科書該当箇所を読み、授業での学習ポイントを掴んでおくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業で学習した内容に基づき、教科書該当箇所の熟読および授業で紹介された判例を判例百選などの判例集ないし評釈を熟読して、知識を定着させる。Mynoteの作成を行う。 目安時間
Hours
2 時間
【第12回】 授業内容
Content/Topic
〔テーマ〕債権の消滅②…〔扱う内容〕弁済の提供、受領遅滞
〔扱う項目〕第6章2節、3節。弁済の提供、受領遅滞、第三者の弁済と弁済による代位、弁済受領権者、弁済の充当・証明
予習内容
Preparation for Class
あらかじめ教科書該当箇所を読み、授業での学習ポイントを掴んでおくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業で学習した内容に基づき、教科書該当箇所の熟読および授業で紹介された判例を判例百選などの判例集ないし評釈を熟読して、知識を定着させる。Mynoteの作成を行う。 目安時間
Hours
2 時間
【第13回】 授業内容
Content/Topic
〔テーマ〕債権の消滅③…〔扱う内容〕代物弁済、供託
〔扱う項目〕第6章3節、4節。代物弁済の意義・要件、供託の意義・要件・効果・取戻し
予習内容
Preparation for Class
あらかじめ教科書該当箇所を読み、授業での学習ポイントを掴んでおくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業で学習した内容に基づき、教科書該当箇所の熟読および授業で紹介された判例を判例百選などの判例集ないし評釈を熟読して、知識を定着させる。Mynoteの作成を行う。 目安時間
Hours
2 時間
【第14回】 授業内容
Content/Topic
〔テーマ〕債権の消滅④…〔扱う内容〕相殺ほか
〔扱う項目〕第6章5節、6節。相殺の意義・要件・禁止、差押えと相殺、判例の動き・効果、債権譲渡と相殺供託、の更改・免除・混同の意義・性質
予習内容
Preparation for Class
あらかじめ教科書該当箇所を読み、授業での学習ポイントを掴んでおくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業で学習した内容に基づき、教科書該当箇所の熟読および授業で紹介された判例を判例百選などの判例集ないし評釈を熟読して、知識を定着させる。Mynoteの要約にかかる。 目安時間
Hours
2 時間
【第15回】 授業内容
Content/Topic
〔テーマ〕多数当事者の債権関係、債権と債務の変動、債権の消滅…〔扱う内容〕全体の要約
〔扱う項目〕多数当事者の債権関係、債権譲渡及び債務引受、債権の消滅に関する論述問題演習と解説
予習内容
Preparation for Class
あらかじめ教科書該当箇所を読み、授業での学習ポイントを掴んでおくこと。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業で学習した内容に基づき、教科書該当箇所の熟読および授業で紹介された判例を判例百選などの判例集ないし評釈を熟読して、知識を定着させる。Mynoteの要約。 目安時間
Hours
2 時間
授業に関する注意事項   
Remarks for Class
対面授業が原則的だが、オンデマンド型の授業にいつでもシフト可能な対応を準備。履修生は、manaba上の情報を常にチェック下さい。
教科書   Texts 松尾弘、松井和彦、古関健三郎、原田昌和「新ハイブリッド民法3債権総論」法律文化社を使用。マルシェ、有斐閣Sシリーズを持っている人はそれでも可です。(判例付きの)六法は必携。
参考書   Reference Books 窪田充見・森田宏樹編『民法判例百選Ⅱ〔第8版〕』別冊ジュリ238号(有斐閣、2018年)
内田貴『民法3債権総論・担保物権〔第4版〕』(東京大学出版会、2020年)
近江幸治『民法講義4債権総論〔第4版〕』(成文堂)等
課題フィードバック方法区分
Assignment Feedback Method
授業時間内に講評・解説を行い、授業時間外はmanabaで行う
課題フィードバック方法内容
Assignment Feedback Method Content
成績評価の基準   
Evaluation Criteria
対面授業の場合は原則、中間・定期試験を実施(50%+50%)します。やむを得ない事情が発生した場合は(コロナ類似)、毎回行う「小テスト」(50%)と定期試験期日を締切とする「定期試験に代わる課題レポート」の提出(50%)で評価する事にします。
関連URL   Related URL
備考   Notes 試験範囲が広範とならないよう「中間」「定期」試験を準備するつもりである。
添付ファイルの注意事項   Notice
更新日時   Date of  Update 2024年03月19日 15時00分38秒