シラバス情報

授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード   Course Code 1KC1065001
授業開講年度   Year of Class 2024年度
授業形態   Course Mode 講義(対面授業)
授業名称   Class Name 憲法2-2
テーマ   Theme
科目名   Name of Subject 憲法2-2
英字科目名
English Name of Subject
Constitutional Law 2-2
身につく能力
Ability to be Acquired in This Class
◎=科目に最も関連する能力
〇=科目に関連する能力
知識・理解 歴史、文化、社会、自然、科学などに関する幅広い教養
知識・理解 法に関する基本的な知識および体系的な理解
汎用的技能 価値観の違いを理解しようとする姿勢
汎用的技能 公正、論理的判断と柔軟な思考による解決力
態度・志向性 社会貢献する意欲、価値観の違いの理解姿勢
統合的な学習経験と創造的思考力 社会貢献する意欲と、問題発見・解決力
科目単位数   Credit 2
履修期   Term 秋学期
教員氏名   Name of Teacher 宮地 基
開講キャンパス   Campus 白金
曜時   Day and Period 火曜4時限(秋学期)
授業概要   Course Description この講義では、憲法訴訟論を主に取り扱う。まず、違憲審査制度が生み出された歴史的背景と、現代におけるその存在意義を学んだ上で、各国の違憲審査制度を比較して日本の違憲審査制度の特徴を明らかにする。そのあと、実際に違憲審査が行われた様々な判例を取り上げて、そこに現れる問題点について考察する。
到達目標   Class Goals 基本的人権も法的な権利である以上、その侵害に対して究極的には裁判を通じた救済が求められる。日本では、人権侵害に対する救済を求める特別の訴訟形態は存在しないので、通常の刑事、民事、行政事件の裁判を通じて、その都度、人権侵害の有無、その救済手段が審査される。このように、通常の裁判の中で人権侵害その他の憲法違反が問題となった場合に、特に検討しなければならない様々な問題を体系的に学んでいく。
授業言語   Language 日本語
アクティブ・ラーニング   Active Learning アクティブ・ラーニング対応
授業計画
Daily Class Schedule
【第1回】 授業内容
Content/Topic
【第1回】 講義案内、参考文献紹介
予習内容
Preparation for Class
e-learningシステム上に公開される講義資料をよく読んで、内容を理解してください。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
e-learningシステムを通じて提示される復習課題に取り組んでください。 目安時間
Hours
2 時間
【第2回】 授業内容
Content/Topic
【第2回】 司法権と裁判所
 司法権とは何か
 司法権を行使する裁判所は、どのような仕組みで構成されているか
予習内容
Preparation for Class
e-learningシステムを通じて提示される予習課題を提出してください。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
e-learningシステムを通じて提示される復習課題に取り組んでください。 目安時間
Hours
2 時間
【第3回】 授業内容
Content/Topic
【第3回】 違憲審査制度(1)違憲審査制度とは何か この制度は何のためにあるのか
               この制度はなぜ世界に生まれ、どのように発展してきたか
予習内容
Preparation for Class
e-learningシステムを通じて提示される予習課題を提出してください。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
e-learningシステムを通じて提示される復習課題に取り組んでください。 目安時間
Hours
2 時間
【第4回】 授業内容
Content/Topic
【第4回】 違憲審査制度(2)世界各国の違憲審査制度の比較 日本の違憲審査制度の特徴
予習内容
Preparation for Class
e-learningシステムを通じて提示される予習課題を提出してください。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
e-learningシステムを通じて提示される復習課題に取り組んでください。 目安時間
Hours
2 時間
【第5回】 授業内容
Content/Topic
【第5回】 司法権の限界(1)社会に起きる紛争の中で、裁判所の権限が及ばないものはあるか
               1.法を適用して解決できない紛争 2.自律的団体内部の紛争
予習内容
Preparation for Class
e-learningシステムを通じて提示される予習課題を提出してください。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
e-learningシステムを通じて提示される復習課題に取り組んでください。 目安時間
Hours
2 時間
【第6回】 授業内容
Content/Topic
【第6回】 司法権の限界(2)統治行為論
予習内容
Preparation for Class
e-learningシステムを通じて提示される予習課題を提出してください。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
e-learningシステムを通じて提示される復習課題に取り組んでください。 目安時間
Hours
2 時間
【第7回】 授業内容
Content/Topic
【第7回】 違憲審査の対象(1) 条約・国際法の違憲審査
予習内容
Preparation for Class
e-learningシステムを通じて提示される予習課題を提出してください。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
e-learningシステムを通じて提示される復習課題に取り組んでください。 目安時間
Hours
2 時間
【第8回】 授業内容
Content/Topic
【第8回】 違憲審査の対象(2) 立法不作為・国の私法上の行為
予習内容
Preparation for Class
e-learningシステムを通じて提示される予習課題を提出してください。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
e-learningシステムを通じて提示される復習課題に取り組んでください。 目安時間
Hours
2 時間
【第9回】 授業内容
Content/Topic
【第9回】 違憲主張の利益 当事者による憲法違反の主張を裁判所が取り上げない場合
予習内容
Preparation for Class
e-learningシステムを通じて提示される予習課題を提出してください。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
e-learningシステムを通じて提示される復習課題に取り組んでください。 目安時間
Hours
2 時間
【第10回】 授業内容
Content/Topic
【第10回】 司法積極主義と司法消極主義(1)
 司法積極主義・司法消極主義とは何か この二つの態度はなぜ生まれ、どのように発展してきたか
予習内容
Preparation for Class
e-learningシステムを通じて提示される予習課題を提出してください。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
e-learningシステムを通じて提示される復習課題に取り組んでください。 目安時間
Hours
2 時間
【第11回】 授業内容
Content/Topic
【第11回】 司法積極主義と司法消極主義(2)
 日本の裁判所は、どのような裁判でどのような態度をとってきたか
予習内容
Preparation for Class
e-learningシステムを通じて提示される予習課題を提出してください。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
e-learningシステムを通じて提示される復習課題に取り組んでください。 目安時間
Hours
2 時間
【第12回】 授業内容
Content/Topic
【第12回】 合憲性審査基準論
 憲法違反の疑いのある法律・行政行為をどのような基準で審査するか
予習内容
Preparation for Class
e-learningシステムを通じて提示される予習課題を提出してください。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
e-learningシステムを通じて提示される復習課題に取り組んでください。 目安時間
Hours
2 時間
【第13回】 授業内容
Content/Topic
【第13回】 違憲判決の方法と効力
 憲法違反と判断された法律・行政行為はどうなるのか
 憲法違反の法律の基づいてすでに行われた行為はどうするか
予習内容
Preparation for Class
e-learningシステムを通じて提示される予習課題を提出してください。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
e-learningシステムを通じて提示される復習課題に取り組んでください。 目安時間
Hours
2 時間
【第14回】 授業内容
Content/Topic
【第14回】 違憲審査の実際
 最近下された違憲判決を題材として、憲法訴訟論がどのように反映されているかを実証する
予習内容
Preparation for Class
e-learningシステムを通じて提示される予習課題を提出してください。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
e-learningシステムを通じて提示される復習課題に取り組んでください。 目安時間
Hours
2 時間
【第15回】 授業内容
Content/Topic
【第15回】まとめと定期試験の解説
 過年度の定期試験問題を題材として、manaba上で定期試験に向けた勉強方法、注意点を解説します。
予習内容
Preparation for Class
e-learning上で公開される過年度の定期試験問題をよく読んで、自分なりの答案を作成してください。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
e-learning上に公開される過年度の定期試験問題の解説、注意点をよく読んで、自分の作成した答案を改善してください。 目安時間
Hours
2 時間
授業に関する注意事項   
Remarks for Class
新たに制定された法令や新しく下された判例を扱うため、あるいは現実の憲法政治の変動に対応するために、授業計画を変更することがあります。授業で用いる資料はe-learningシステムを通じて配布します。なお、憲法1-1、憲法1-2、2-1で扱った問題については、習得済であることを前提に授業を進めますので、憲法1-1、憲法1-2または憲法2-1を履修していない人は、各自で教科書の該当部分を熟読して補ってください。
教科書   Texts 戸松秀典・初宿正典『憲法判例(第8版)』(2018 有斐閣)
浦部法穂『憲法学教室(全訂第3版)』(2016 日本評論社)
参考書   Reference Books 開講時に指示します。
課題フィードバック方法区分
Assignment Feedback Method
授業時間外にmanabaで行う
課題フィードバック方法内容
Assignment Feedback Method Content
成績評価の基準   
Evaluation Criteria
定期試験(100%)による。ただし、毎回の予習課題・復習課題を半分以上提出した者には、20点以内で定期試験の成績に加算する。
関連URL   Related URL
備考   Notes この授業は、法学部の教育目標に沿って、憲法に関する正確な法的知識と、能動的な市民として直面することになる憲法問題に弱者の立場に立って対応する能力を養うことを目的としています。
添付ファイルの注意事項   Notice
更新日時   Date of  Update 2024年03月19日 15時00分39秒