授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード Course Code |
1KC1074001
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授業開講年度 Year of Class |
2024年度
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授業形態 Course Mode |
講義(対面授業)
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授業名称 Class Name |
不法行為法
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テーマ Theme |
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科目名 Name of Subject |
不法行為法
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英字科目名 English Name of Subject |
Law of Torts
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身につく能力
Ability to be Acquired in This Class
◎=科目に最も関連する能力
〇=科目に関連する能力
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知識・理解
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歴史、文化、社会、自然、科学などに関する幅広い教養
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知識・理解
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法に関する基本的な知識および体系的な理解
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◎
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汎用的技能
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価値観の違いを理解しようとする姿勢
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汎用的技能
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公正、論理的判断と柔軟な思考による解決力
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〇
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態度・志向性
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社会貢献する意欲、価値観の違いの理解姿勢
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〇
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統合的な学習経験と創造的思考力
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社会貢献する意欲と、問題発見・解決力
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〇
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科目単位数 Credit |
2
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履修期 Term |
秋学期
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教員氏名 Name of Teacher |
阿部 満
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開講キャンパス Campus |
白金
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曜時 Day and Period |
火曜2時限(秋学期)
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授業概要 Course Description |
授業の対象は、民法債権編第3章から第5章の事務管理・不当利得・不法行為。主に不法行為法に基づく損害賠償制度について、その目的・機能、法律上の要件・効果を判例報告を通じて学ぶ。
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到達目標 Class Goals |
私人間の紛争処理の最終手段である損害賠償制度の基本ルールを理解すること、判例を読み、整理することで民事裁判の特質を理解すること、法的なリスク管理を分析・検討する能力を養うこと。
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授業言語 Language |
日本語
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アクティブ・ラーニング Active Learning |
アクティブ・ラーニング対応
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授業計画 Daily Class Schedule
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【第1回】
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授業内容 Content/Topic
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イントロダクション 授業の対象 法定債権あるいは契約外債権の特色 事務管理
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予習内容 Preparation for Class
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教科書の全体の構成を事前に目を通しておくこと。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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授業で扱った議論を整理しておくこと。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第2回】
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授業内容 Content/Topic
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不当利得制度(制度の目的、給付利得と侵害利得の違い,703条の解釈,不法原因給付)
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予習内容 Preparation for Class
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教科書の該当部分を事前に読んでくること。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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判例で取り扱った議論を整理しておくこと。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第3回】
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授業内容 Content/Topic
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不法行為制度の概要 不法行為の仕組み、全体像、目的、保険など他の制度との関係
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予習内容 Preparation for Class
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教科書の該当部分、素材とする判例は事前に読んでくること。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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判例で取り扱った議論を整理しておくこと。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第4回】
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授業内容 Content/Topic
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日本の不法行為法の特色 一般不法行為規定民法709条
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予習内容 Preparation for Class
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教科書の該当部分、素材とする判例は事前に読んでくること。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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判例で取り扱った議論を整理しておくこと。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第5回】
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授業内容 Content/Topic
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違法性1 違法性の必要性を学ぶ。 雲右衛門事件、大学湯事件
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予習内容 Preparation for Class
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教科書の該当部分、素材とする判例は事前に読んでくること。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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判例で取り扱った議論を整理しておくこと。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第6回】
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授業内容 Content/Topic
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違法性2 相関関係説の理解。 国立景観訴訟を素材に公益訴訟の可能性を考える。
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予習内容 Preparation for Class
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教科書の該当部分、素材とする判例は事前に読んでくること。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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判例で取り扱った議論を整理しておくこと。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第7回】
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授業内容 Content/Topic
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過失1 注意義務の内容 大阪アルカリ事件、水俣病損害賠償事件
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予習内容 Preparation for Class
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教科書の該当部分、素材とする判例は事前に読んでくること。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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判例で取り扱った議論を整理しておくこと。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第8回】
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授業内容 Content/Topic
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過失2 注意義務の程度 未熟児網膜症事件
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予習内容 Preparation for Class
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教科書の該当部分、素材とする判例は事前に読んでくること。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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判例で取り扱った議論を整理しておくこと。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第9回】
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授業内容 Content/Topic
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因果関係 原因競合、立証問題 東大ルンバール事件
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予習内容 Preparation for Class
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教科書の該当部分、素材とする判例は事前に読んでくること。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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判例で取り扱った議論を整理しておくこと。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第10回】
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授業内容 Content/Topic
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損害論 損害賠償の目的、損害賠償請求権者について学ぶ。
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予習内容 Preparation for Class
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教科書の該当部分、素材とする判例は事前に読んでくること。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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判例で取り扱った議論を整理しておくこと。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第11回】
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授業内容 Content/Topic
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損害賠償の算定1 積極損害・消極損害、人身賠償の算定方法、損益相殺について学ぶ。
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予習内容 Preparation for Class
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教科書の該当部分、素材とする判例は事前に読んでくること。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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判例で取り扱った議論を整理しておくこと。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第12回】
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授業内容 Content/Topic
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損害賠償の算定2 過失相殺と素因競合について学ぶ。
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予習内容 Preparation for Class
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教科書の該当部分、素材とする判例は事前に読んでくること。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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判例で取り扱った議論を整理しておくこと。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第13回】
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授業内容 Content/Topic
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使用者責任 使用者責任の判例を素材に代位責任と企業責任の観点を学ぶ。
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予習内容 Preparation for Class
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教科書の該当部分、素材とする判例は事前に読んでくること。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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判例で取り扱った議論を整理しておくこと。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第14回】
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授業内容 Content/Topic
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共同不法行為 共同不法行為の拡張現象を公害、自動車事故を例に学ぶ。
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予習内容 Preparation for Class
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教科書の該当部分、素材とする判例は事前に読んでくること。
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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判例で取り扱った議論を整理しておくこと。
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第15回】
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授業内容 Content/Topic
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まとめ 詳細は第14回の授業で指示する
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予習内容 Preparation for Class
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これまでの学習内容を振り返っておく
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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全体を復習し、定期試験に備える
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目安時間 Hours
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2 時間
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授業に関する注意事項 Remarks for Class |
対面方式で、学生の判例報告を入れながら、問答形式で授業をおこなう。授業内容についての課題を毎回をmanabaで提出してもらう。積極的に参加して欲しい。
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教科書 Texts |
吉村良一『不法行為法』(有斐閣 第6版)
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参考書 Reference Books |
適宜指示
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課題フィードバック方法区分 Assignment Feedback Method |
授業時間内に講評・解説を行い、授業時間外はmanabaで行う
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課題フィードバック方法内容 Assignment Feedback Method Content |
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成績評価の基準 Evaluation Criteria |
毎回の課題:50%、定期試験:50%を基本に、授業に積極的に参加すれば加点し、欠席が確認出来た場合は減点する。また、問題なく判例報告が出来た場合は10点相当加点する。
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関連URL Related URL |
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備考 Notes |
授業進行は変更がありうる。変更の場合は、開講次に配布するシラバス、および毎回の授業で指示する。
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添付ファイルの注意事項 Notice |
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更新日時 Date of Update |
2024年03月19日 15時00分39秒
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