授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード Course Code |
1KC1169503
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授業開講年度 Year of Class |
2024年度
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授業形態 Course Mode |
講義(対面授業)
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授業名称 Class Name |
教会法
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テーマ Theme |
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科目名 Name of Subject |
教会法
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英字科目名 English Name of Subject |
Canon Law
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身につく能力
Ability to be Acquired in This Class
◎=科目に最も関連する能力
〇=科目に関連する能力
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知識・理解
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異文化を柔軟に理解する能力
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〇
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知識・理解
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法的知識
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◎
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汎用的技能
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情報伝達能力
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汎用的技能
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言語を用いた実践的表現力
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態度・志向性
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異文化理解力、発信能力、グローバルな視野
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統合的な学習経験と創造的思考力
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法的問題解決力、 法的基準を見いだす能力
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科目単位数 Credit |
2
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履修期 Term |
秋学期
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教員氏名 Name of Teacher |
源河 達史
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開講キャンパス Campus |
白金
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曜時 Day and Period |
月曜1時限(秋学期)
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授業概要 Course Description |
契約、訴訟、相続、刑事罰といった基本的な法制度を、自動販売機にお金を入れたら出てくる商品のように受け取り「消費する」のではなく、当該制度の歴史的・文化的背景を学ぶことで、なぜそのような法制度を持つのか、主体的に考える力を養う。
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到達目標 Class Goals |
法制度の誕生に関わる資料を読解し、法制度の有した意味を理解し、現在の制度と比較する。
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授業言語 Language |
日本語
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アクティブ・ラーニング Active Learning |
アクティブ・ラーニング対応
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授業計画 Daily Class Schedule
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【第1回】
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授業内容 Content/Topic
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教会法とは何か1―教会法とは、その名の通り、人的集団としての教会を規律する規範を指します。では、教会とは何か。その教会が法を持つとはどういうことなのか。カトリック教会法の基本的な概念と考え方を説明します。
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予習内容 Preparation for Class
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講義資料を読む
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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宗教と法の関係を考える
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第2回】
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授業内容 Content/Topic
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教会法とは何か2―第2回講義の続きです。プロテスタント教会法について、基本的な概念と考え方を説明します。
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予習内容 Preparation for Class
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講義資料を読む
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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宗教と法の関係を考える
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第3回】
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授業内容 Content/Topic
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教会法の歴史―教会法の歴史を概観します。教会法にとって歴史的な理解が何故重要となるのかを考えてみたいと思います。通史のスタンダードな見方を説明した上で、具体的な制度を例として取り上げます。
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予習内容 Preparation for Class
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講義資料を読む
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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歴史的なものの見方を知る
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第4回】
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授業内容 Content/Topic
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教会法の歴史を問う-利息の禁止を例に
今日、キリスト教の特徴と考えられている事柄の多くは、中世(11-14世紀)教会法の中で明確な形をとったものです。11世紀終わりから、ヨーロッパは急速な経済発展の時期を迎えます。12世紀半ば以降その発展はスピードを上げ、それに伴い様々な変化が生まれてきます。法において最も重要な変化は、立法という形式が発展したことです。経済発展とそれに伴う立法の発展を、「利息の禁止」という規範に即して見てみたいと思います。
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予習内容 Preparation for Class
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講義資料を読む
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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立法という法定立形式の意味を考える
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第5回】
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授業内容 Content/Topic
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経済発展と社会の変化(2)-新しい思想としての清貧、チャリティーの思想(1)
12世紀後半から13世紀初頭の時期は、ヨーロッパの経済発展が都市を中心とする新しい文化を生み出した時期でもあります。この時期の思想史的発展の一つとして、経済活動により蓄積された富をめぐる考察が積み重ねられ、そこから「富を捨てる」という発想が生まれてきたことが挙げられます。自ら貧しさを実践する清貧の思想と、他者に富を分け与えるチャリティーの思想が代表的なものです。今日まで欧米の文化の中に根差すこれら2つの思想を、その誕生に即して考察したいと思います。
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予習内容 Preparation for Class
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講義資料を読む
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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「富」を捨てる思想に意味はあるかを考える
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第6回】
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授業内容 Content/Topic
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経済発展と社会の変化(3)-新しい思想としての清貧、チャリティーの思想(2)
第5回講義の続きです。
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予習内容 Preparation for Class
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講義資料を読む
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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今日におけるチャリティーの根拠と役割を考える
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第7回】
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授業内容 Content/Topic
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新しい修道会の成立(1)ー清貧を制度化する
ヨーロッパの歴史の中で、13世紀は中世の最盛期と位置付けられています。その最も特徴的なことの一つは、新しい修道会であるフランチェスコ会とドミニコ会の成立です。特に前者は、清貧とチャリティーを実践する組織で、言わば清貧を制度化したものです。清貧を個々人の生き方にとどめるのではなく、法的な枠組みを与えるということですが、13世紀のヨーロッパ、より正確には、13世紀の教会は、何故このような制度を必要としたのでしょうか。ある制度を持つということがより大きな枠組みの中でどのように理解されるのか、考えてみたいと思います。
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予習内容 Preparation for Class
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講義資料を読む
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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制度とは何か、制度化の意義は何かを考える
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第8回】
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授業内容 Content/Topic
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新しい修道会の成立(2)-「富」を「持つ」とは何を意味するのか
フランチェスコ会の史料を読みながら、制度化された清貧の中身を考えてみたいと思います。具体的には、フランチェスコ会の創設者である聖フランチェスコの考える清貧と、それが様々に解釈される中で法的にとらえなおされていく過程を観察し、日常的な言語と法的な言語の違いを考えてみたいと思います。
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予習内容 Preparation for Class
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講義資料を読む
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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日常的な言語と法的な言語の違いを考える
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第9回】
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授業内容 Content/Topic
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清貧と蓄財を両立させる法制度(1)-信託(13世紀)
ここからしばらくは、聖フランチェスコの考えた清貧が様々に解釈される中で生み出されていった法的仕組みを考察していきたいと思います。言葉は悪いですが、法を破る行為が新たな法を生み出す、その過程を見てみたいと思います。最初に取り上げるのは、信託です。ここ20年くらいの間に日本でも随分と注目されている法制度ですが、その誕生を考察してみます。
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予習内容 Preparation for Class
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講義資料を読む
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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法的仕組みの弱点を考える(1)
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第10回】
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授業内容 Content/Topic
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清貧と蓄財を両立させる制度(2)-法人格の理論(1)(13世紀) 信託を発展させる過程で法人格の理論が必要とされます。ここではまず、法人理論の発展を史料に即して見てみたいと思います。ローマ法の相続法が重要な役割を果たします。
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予習内容 Preparation for Class
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講義資料を読む
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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法的仕組みの弱点を考える(2)
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第11回】
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授業内容 Content/Topic
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清貧と蓄財を両立させる制度(3)-法人格の理論(2)(13世紀)
第10回講義の続きです。信託と法人理論が組み合わされることにより新たな法理が生まれる、その仕組みを考察します。
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予習内容 Preparation for Class
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講義資料を読む
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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脱法行為とは何かを考える
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第12回】
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授業内容 Content/Topic
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清貧と蓄財は本当に両立可能か(1)-「富」を「持つ」とは何を意味するのか、再考(14世紀)
第11回講義まで、清貧の教えを様々に解釈する過程で生まれたいくつかの法制度を検討してきました。それは創造的な営みですが、法を破ることを正当化する営みでもあります。そのような解釈行為には当然、清貧の思想に反しているのでは、という疑いが付きまといます。清貧の思想に反する、と考えるほうも、そのような疑いを向けられたほうも、当然「清貧」の意味、「富」を「持つ」「持たない」の意味を再考する必要に迫られます。そのような議論を史料にそくしてたどり、「所有」とは何を意味するのか、考えてみたいと思います。
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予習内容 Preparation for Class
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講義資料を読む
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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日常的な言語と法的な言語の違いを考える
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第13回】
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授業内容 Content/Topic
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清貧と蓄財は本当に両立可能か(2)-立法者の地位(1)
清貧が制度化されるとは、法的な枠組みが与えられることであり、それは広い意味での立法により可能となります。「清貧」が反省されるにあたり、この法的な枠組みが何を意味するのか、正当なものかどうかが議論されることになります。この議論は当然、そのような法的枠組みを与える者、すなわち立法者の地位をも問題にすることとなります。その中で、今日の我々がもつ憲法理論につながる議論が生まれてきます。広い意味での「主権者」なるものの誕生を考察します。
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予習内容 Preparation for Class
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講義資料を読む
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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立法の可能な範囲を考える
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第14回】
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授業内容 Content/Topic
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清貧と蓄財は本当に両立可能か(3)-立法者の地位(2)
第13回講義の続きです。
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予習内容 Preparation for Class
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講義資料を読む
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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主権者の地位を考える
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目安時間 Hours
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2 時間
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【第15回】
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授業内容 Content/Topic
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今日に生きる教会法(オンライン)
全体のまとめです。11世紀から14世紀までの議論が、どのように現代につながっていくか、巨視的な観点から見てみたいと思います。
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予習内容 Preparation for Class
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講義資料を読む
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目安時間 Hours
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2 時間
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復習内容 Review of Class
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全体をまとめる
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目安時間 Hours
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2 時間
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授業に関する注意事項 Remarks for Class |
試験終了後、試験内容の解説を行う
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教科書 Texts |
manabaで史料を配布する
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参考書 Reference Books |
manabaで資料名を指示する
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課題フィードバック方法区分 Assignment Feedback Method |
授業時間内に講評・解説を行い、授業時間外はmanabaで行う
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課題フィードバック方法内容 Assignment Feedback Method Content |
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成績評価の基準 Evaluation Criteria |
レポート2回50パーセント 授業への積極的参加50パーセント
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関連URL Related URL |
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備考 Notes |
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添付ファイルの注意事項 Notice |
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更新日時 Date of Update |
2024年03月19日 15時00分39秒
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