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授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード   Course Code 1KC1177500
授業開講年度   Year of Class 2024年度
授業形態   Course Mode 講義(対面授業)
授業名称   Class Name J-LTH372ドイツ法2
テーマ   Theme
科目名   Name of Subject J-LTH372ドイツ法2
英字科目名
English Name of Subject
German Law 2
身につく能力
Ability to be Acquired in This Class
◎=科目に最も関連する能力
〇=科目に関連する能力
知識・理解 歴史、文化、社会、自然、科学などに関する幅広い教養
知識・理解 法に関する基本的な知識および体系的な理解
汎用的技能 価値観の違いを理解しようとする姿勢
汎用的技能 公正、論理的判断と柔軟な思考による解決力
態度・志向性 社会貢献する意欲、価値観の違いの理解姿勢
統合的な学習経験と創造的思考力 社会貢献する意欲と、問題発見・解決力
科目単位数   Credit 2
履修期   Term 秋学期
教員氏名   Name of Teacher MENKHAUS Heinrich
開講キャンパス   Campus 白金
曜時   Day and Period 金曜4時限(秋学期)
授業概要   Course Description 日本におけるドイツ法の意義は主に次の3点に明確に表れる。第1に明治時代のドイツ法の継受以来、その後もドイツ法の変遷は日本で綿密に研究された。第2に現代ドイツと日本の顕著な共通点―経済大国、技術大国、少子高齢化が進むことなどを踏まえ両国相互間の幅広い学習が可能である。第3に、ドイツがEU創立加盟国であることからドイツ法観点によってEU法の発展の研究への寄与が可能。講義ではドイツ法の概要しか紹介できないが、日本法との比較によって理解しやすくなっている。
到達目標   Class Goals 日本国民法との比較でドイツの民事法の基本的な考え方を理解できること
授業言語   Language 日本語
アクティブ・ラーニング   Active Learning アクティブ・ラーニング対応
授業計画
Daily Class Schedule
【第1回】 授業内容
Content/Topic
不平等条約に基づいてドイツ民事法の日本での受け入れ
予習内容
Preparation for Class
日本民法の歴史を勉強する 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
フランス法系の旧民法とドイツ法系の民法典を比較する 目安時間
Hours
2 時間
【第2回】 授業内容
Content/Topic
権利と義務の種類
予習内容
Preparation for Class
権利と義務のリスト作ること 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
権利の種類を纏めること 目安時間
Hours
2 時間
【第3回】 授業内容
Content/Topic
権利と義務の発生と消滅
予習内容
Preparation for Class
権利と義務はどういうときに発生する、どいうときに消滅することについて考える 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
権利と義務の発生と消滅の種類を纏めること 目安時間
Hours
2 時間
【第4回】 授業内容
Content/Topic
権利主体
予習内容
Preparation for Class
権利主体としてわかる書類を考えること 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
権利主体の種類を纏めること 目安時間
Hours
2 時間
【第5回】 授業内容
Content/Topic
権利能力
予習内容
Preparation for Class
権利能力というコンセプトについてを読むこと 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
権利能力の発生時と消滅時を分かること 目安時間
Hours
2 時間
【第6回】 授業内容
Content/Topic
行為能力
予習内容
Preparation for Class
行為能力というコンセプトについてを読むこと 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
行為能力の疑問カテゴリの権利主体を分かること 目安時間
Hours
2 時間
【第7回】 授業内容
Content/Topic
法律行為
予習内容
Preparation for Class
法律行為というコンセプトについてを読むこと 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
法律行為の種類を分かること 目安時間
Hours
2 時間
【第8回】 授業内容
Content/Topic
意思表示
予習内容
Preparation for Class
意思表示というコンセプトについてを読むこと 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
意思表示の各問題を分かること 目安時間
Hours
2 時間
【第9回】 授業内容
Content/Topic
要式
予習内容
Preparation for Class
有効的な法律行為の締結のために定められている形式を読むこと 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
要式の種類を分かること 目安時間
Hours
2 時間
【第10回】 授業内容
Content/Topic
代表
予習内容
Preparation for Class
代表というコンセプトについてを読むこと 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
代表の種類を分かること 目安時間
Hours
2 時間
【第11回】 授業内容
Content/Topic
予習内容
Preparation for Class
物というコンセプトについてを読むこと 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
物の種類を分かること 目安時間
Hours
2 時間
【第12回】 授業内容
Content/Topic
無因主義
予習内容
Preparation for Class
無因主義というコンセプトについてを読むこと 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
無因主義はほんとにドイツ民事法の特徴であるかないかをわかること 目安時間
Hours
2 時間
【第13回】 授業内容
Content/Topic
時効消滅
予習内容
Preparation for Class
時効消滅というコンセプトについてを読むこと 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
時効消滅の発生、中断、停止などを分かること 目安時間
Hours
2 時間
【第14回】 授業内容
Content/Topic
民法総則と他の民法分野の関係
予習内容
Preparation for Class
民法総則の役割について読むこと 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
ドイツ民法典の体系を分かること 目安時間
Hours
2 時間
【第15回】 授業内容
Content/Topic
特別学習会
予習内容
Preparation for Class
授業中に取った自分のノートを繰り返し読んで、何をよく分かって、何をなかなか理解で出来なかったことについて考える 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
先生宛にメールで分からなかったことについて、あるいは良く理解できたことついて報告する 目安時間
Hours
2 時間
授業に関する注意事項   
Remarks for Class
ドイツ法に興味を持って,高等学校または大学一年,二年生でドイツ語を第一または第二外国語として勉強していることが望ましい。
教科書   Texts 日本民法が乗っている六法全書
ドイツ民法典の日本語訳 (https://dl.ndl.go.jp/pid/9214781/1/1)
参考書   Reference Books ドイツ連邦共和国外務省(編)『ドイツの実情』https://interactive.deutschland.de/epapertued/epaper-2023_Tatsachen_JP/tatsachen-2023-jap.html#12
村上淳一/守矢健一/マルチュケ・ハンス ぺータ(著)『ドイツ法入門』改訂第9版、有斐閣 2018年
円谷峻(訳)『ドイツ民法総論』成文堂 2008年
課題フィードバック方法区分
Assignment Feedback Method
授業時間内に講評・解説を行う
課題フィードバック方法内容
Assignment Feedback Method Content
成績評価の基準   
Evaluation Criteria
授業活発に参加(質問する、質問を答える)50%
定期試験50%
関連URL   Related URL
備考   Notes 2回目の授業から授業の毎回の始めに前回の授業の中身は質問に基づいて繰り返す。その時に学生で準備された前回授業についての質問も回答する。
添付ファイルの注意事項   Notice
更新日時   Date of  Update 2024年02月13日 11時23分03秒