シラバス情報

授業情報
※身につく能力について
複数の学科・専攻・コースで開講されている科目は、開講を担当する学科・専攻・コースの定めた「身につく能力」を表示しているため、履修要項・大学院要覧記載の「身につく能力」とは異なるものが表示されていることがあります。
授業によっては、「身につく能力」の記載がない場合もあります。
そのため「身につく能力」については履修要項・大学院要覧も確認するようにしてください。
授業コード   Course Code 1KE1020200
授業開講年度   Year of Class 2024年度
授業形態   Course Mode 講義(対面授業)
授業名称   Class Name J-INL350国際取引法
テーマ   Theme
科目名   Name of Subject J-INL350国際取引法
英字科目名
English Name of Subject
International Trade Law
身につく能力
Ability to be Acquired in This Class
◎=科目に最も関連する能力
〇=科目に関連する能力
知識・理解 異文化を柔軟に理解する能力
知識・理解 法的知識
汎用的技能 情報伝達能力
汎用的技能 言語を用いた実践的表現力
態度・志向性 異文化理解力、発信能力、グローバルな視野
統合的な学習経験と創造的思考力 法的問題解決力、 法的基準を見いだす能力
科目単位数   Credit 2
履修期   Term 秋学期
教員氏名   Name of Teacher 小野木 尚
開講キャンパス   Campus 白金
曜時   Day and Period 月曜3時限(秋学期)
授業概要   Course Description 今日のグローバル化社会において、国境を越えた様々な種類の取引(国際取引)が、個人または会社によって活発に行われている。ところが、法は国によって異なるため、①国際取引を規律する法は何か、②取引の主体となる会社はどの国の法によって規律されるのか、あるいは③国際取引をめぐって紛争が発生したときにどのように解決すればよいのかといった問題が生じうる。この授業では、各種の国際取引の実態について考察した上で、国際取引に特有の法律問題のうち、契約の成立、企業の国境を越えた営業活動、貿易の決済方法等について検討する。
到達目標   Class Goals 国際取引の基本的な仕組みと、国際取引紛争の解決方法に関する基本的な枠組みについて理解し、国際取引をめぐる法律問題について根拠を示しながら理論的に説明できる。
授業言語   Language 日本語
アクティブ・ラーニング   Active Learning アクティブ・ラーニング非対応
授業計画
Daily Class Schedule
【第1回】 授業内容
Content/Topic
国際取引法とは何か
国際私法及び国際民事手続法との関係、法源、民間統一規則について検討する。
予習内容
Preparation for Class
教科書の授業内容に関連する頁を授業前に読んでおく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
配布レジュメを熟読する。教科書等を活用して、配布レジュメやノートのメモを補足する。 目安時間
Hours
2 時間
【第2回】 授業内容
Content/Topic
国際契約
契約、準拠法、法の適用に関する通則法について検討する。
予習内容
Preparation for Class
教科書の授業内容に関連する頁を授業前に読んでおく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
配布レジュメを熟読する。教科書等を活用して、配布レジュメやノートのメモを補足する。 目安時間
Hours
2 時間
【第3回】 授業内容
Content/Topic
国際的企業活動(1)
会社の従属法、外国会社の規律、外国人法、認許について検討する。
予習内容
Preparation for Class
教科書の授業内容に関連する頁を授業前に読んでおく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
配布レジュメを熟読する。教科書等を活用して、配布レジュメやノートのメモを補足する。 目安時間
Hours
2 時間
【第4回】 授業内容
Content/Topic
国際的企業活動(2)
擬似外国会社、タックスヘイブン、事業活動の自由、友好通商航海条約について検討する。
予習内容
Preparation for Class
教科書の授業内容に関連する頁を授業前に読んでおく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
配布レジュメを熟読する。教科書等を活用して、配布レジュメやノートのメモを補足する。 目安時間
Hours
2 時間
【第5回】 授業内容
Content/Topic
国際的企業活動(3)
EU機能条約、開業の自由、ヨーロッパ司法裁判所について検討する。
予習内容
Preparation for Class
教科書の授業内容に関連する頁を授業前に読んでおく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
配布レジュメを熟読する。教科書等を活用して、配布レジュメやノートのメモを補足する。 目安時間
Hours
2 時間
【第6回】 授業内容
Content/Topic
国際売買(1)
荷為替信用状を用いた取引の概要、インコタームズについて検討する。
予習内容
Preparation for Class
教科書の授業内容に関連する頁を授業前に読んでおく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
配布レジュメを熟読する。教科書等を活用して、配布レジュメやノートのメモを補足する。 目安時間
Hours
2 時間
【第7回】 授業内容
Content/Topic
国際売買(2)
ウィーン売買条約、条約の適用範囲、契約の成立、売主・買主の義務、救済について検討する。
予習内容
Preparation for Class
教科書の授業内容に関連する頁を授業前に読んでおく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
配布レジュメを熟読する。教科書等を活用して、配布レジュメやノートのメモを補足する。 目安時間
Hours
2 時間
【第8回】 授業内容
Content/Topic
国際売買(3)
ウィーン売買条約、条約の適用範囲、契約の成立、売主・買主の義務、救済について検討する。
予習内容
Preparation for Class
教科書の授業内容に関連する頁を授業前に読んでおく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
配布レジュメを熟読する。教科書等を活用して、配布レジュメやノートのメモを補足する。 目安時間
Hours
2 時間
【第9回】 授業内容
Content/Topic
国際運送(1)
国際海上物品運送法、法の適用範囲、傭船契約、個品運送契約について検討する。
予習内容
Preparation for Class
教科書の授業内容に関連する頁を授業前に読んでおく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
配布レジュメを熟読する。教科書等を活用して、配布レジュメやノートのメモを補足する。 目安時間
Hours
2 時間
【第10回】 授業内容
Content/Topic
国際運送(2)
国際海上物品運送法、船荷証券の意義・効力、運送人の責任、損害賠償額の決定について検討する。
予習内容
Preparation for Class
教科書の授業内容に関連する頁を授業前に読んでおく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
配布レジュメを熟読する。教科書等を活用して、配布レジュメやノートのメモを補足する。 目安時間
Hours
2 時間
【第11回】 授業内容
Content/Topic
国際運送(3)
国際航空運送、モントリオール条約、運送人の責任について検討する。
予習内容
Preparation for Class
教科書の授業内容に関連する頁を授業前に読んでおく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
配布レジュメを熟読する。教科書等を活用して、配布レジュメやノートのメモを補足する。 目安時間
Hours
2 時間
【第12回】 授業内容
Content/Topic
国際的支払・信用状
為替手形、信用状、信用状統一規則、コルレス契約について検討する。
予習内容
Preparation for Class
教科書の授業内容に関連する頁を授業前に読んでおく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
配布レジュメを熟読する。教科書等を活用して、配布レジュメやノートのメモを補足する。 目安時間
Hours
2 時間
【第13回】 授業内容
Content/Topic
国際金融取引
債権の証券化、サブプライム・ローン、特別目的会社について検討する。
予習内容
Preparation for Class
教科書の授業内容に関連する頁を授業前に読んでおく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
配布レジュメを熟読する。教科書等を活用して、配布レジュメやノートのメモを補足する。 目安時間
Hours
2 時間
【第14回】 授業内容
Content/Topic
国際取引紛争の解決方法
国際裁判管轄、仲裁制度について検討する。
予習内容
Preparation for Class
教科書の授業内容に関連する頁を授業前に読んでおく。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
配布レジュメを熟読する。教科書等を活用して、配布レジュメやノートのメモを補足する。 目安時間
Hours
2 時間
【第15回】 授業内容
Content/Topic
まとめ
予習内容
Preparation for Class
これまで配布したレジュメの内容を整理し、不明な点や理解の足りない点を洗い出す。 目安時間
Hours
2 時間
復習内容
Review of Class
授業内容を振り返り、試験に備えてより深い理解を得る。 目安時間
Hours
2 時間
授業に関する注意事項   
Remarks for Class
国際私法及び民法(とくに債権法)の各講義を受講済みであることが望ましい。
(授業内では未受講の学生も受講していることを前提として講義するが、これらの知識があればより理解が深まる)
教科書   Texts 松岡博編『レクチャー国際取引法 第3版』(法律文化社、2022年)
ISBN 978-4589042309
参考書   Reference Books 澤田ほか編『マテリアルズ国際取引法 第3版』(有斐閣、2014年)
渡辺・野村編『論点解説 国際取引法』(法律文化社、2002年)
野村美明編『新・ケースで学ぶ国際私法』(法律文化社、2020年)
課題フィードバック方法区分
Assignment Feedback Method
授業時間内に講評・解説を行う
課題フィードバック方法内容
Assignment Feedback Method Content
成績評価の基準   
Evaluation Criteria
定期試験60%、コメントシート20%、授業への貢献度20%を基に総合的に評価する。
関連URL   Related URL
備考   Notes
添付ファイルの注意事項   Notice
更新日時   Date of  Update 2024年02月16日 11時11分27秒